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ブックマーク / www.mac.or.jp (1)

  • (2020年7月発行)生体におけるタウリンの役割

    タウリンと言えば、栄養ドリンクに含まれる栄養成分として名前が知られており、化粧品、シャンプー、粉ミルク、キャットフードなどにも添加されているが、これらはすべて化学合成されたものである。タウリンは、もともと哺乳類をはじめ生物の体内に存在するアミノ酸誘導体であり、浸透圧調節、タンパク質安定化、Ca2+調節、抗酸化・抗炎症作用などを介して生体の恒常性維持において重要な役割を果たしていると考えられている。生体のタウリンは体内で生合成されるか、摂取する物を介して補給される。材の中では、タウリンは魚介類に豊富に含まれる。タウリンの腸管での吸収や細胞内への取り込みには、特異的なタウリン輸送体(タウリントランスポーター)が関与している。タウリンはほぼ全身の細胞に分布しているが、心臓、肝臓、腎臓、脳、筋肉、網膜などに高濃度で存在し、免疫細胞(好中球など)における濃度はミリモルオーダーに達する。ヒトではこ

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    pikio 2024/01/28
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