米ニューヨーク地裁で有罪評決を受けた後、記者会見に向かうドナルド・トランプ前大統領(2024年5月30日撮影)。(c)Steven Hirsch / POOL / AFP 【5月31日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領(77)が不倫の口止め料をめぐり業務記録を改ざんしたとされる事件で、ニューヨーク州地裁の陪審は30日、全34の罪状で有罪評決を下した。米大統領経験者への有罪評決は初めて。11月の大統領選で再選を目指すトランプ氏にとって打撃となる。 トランプ氏は、2016年大統領選の前に、過去に不倫関係にあったポルノ俳優ストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんへの口止め料支払いをめぐり業務記録を改ざんした罪に問われた。 トランプ氏は、すぐには反応せず、肩を落としてじっと言い渡しを聞いていた。 同氏はほぼ確実に控訴するとみられている。この評決によ