3月9日、英国の研究者が、チョコレートや野菜などを基にした燃料で走るレーシングカーを製造した。5日撮影(2010年 ロイター/Adam Hunger) [ボストン 9日 ロイター] 英ウォーリック大学の研究者が、チョコレートや野菜などを基にした燃料で走るレーシングカーを製造し、米マサチューセッツ工科大学で開催されている会議で公開した。世界初とされるこの「エコなレーシングカー」は、自動車レースF3に参戦する。 同マシンは、BMW社製のガソリンエンジンをディーゼル用に改造したもので、チョコレート工場から出た廃棄物や植物油を基に作られた燃料で走行可能。 エンジン以外の部品も、多くに産業廃棄物を利用するというエコ仕様で、カシューナッツを原料としたブレーキパッドも、現在開発中という。 さらに、ラジエーターにはオゾンを酸素に変換する機能もあり、製造チームのスティーブ・マグス氏は「走りながら(空気