ベルリン発--世界中の注目を集めている2006FIFAワールドカップドイツ大会だが、現地時間6月10日のアルゼンチン対コートジボワール(グループC)の対戦で、試合開始14分、アルゼンチンが放ったヘディングシュートはゴールポストに跳ね返り、コートジボワール側のキーパーの両手の中に納まった。しかし、その前にボールはゴールラインを越えたようにも見えた。 ゴールだったのだろうか?アルゼンチン側はそう思ったし、コンピュータを使用してドイツのテレビ局が再現したリプレーでもそう見えた。しかし、審判はこれをノーゴールの判定を下して、そのまま試合続行となった。 同様の問題が18日のフランス対韓国の試合でも持ち上がった。フランスチームのシュートが韓国のゴールラインを越えたように見えたが、ゴールとみなされなかったのだ。結局、この試合は1対1の引き分けに終わった。 ブロガーやスポーツファンの間で絶え間なく議論の的