重力波に関するptolemychanのブックマーク (3)

  • 「重力波発見」の裏話──(1)「狂騒」曲の始まり(的川泰宣) - 個人 - Yahoo!ニュース

    「重力波発見」の裏話──(1)「狂騒」曲の始まり おそらく十数億年前のこと、二つの巨大なブラックホールが近づき、お互いのまわりを周回し始めました。数億年の間は、こうしてまるでダンスをしているような状態が続いていましたが、二つのブラックホールは徐々に接近して行きました。今から13億年ほど前になった頃、互いの距離が数百kmまで達すると、そのスピードは光の速さの半分くらいになり、激しい振動を伴いながらエネルギーが重力波として解放されていきました。時空の歪みも激しくなり、とうとう二つは衝突して更に巨大な一つのブラックホールが形成されました。衝突は20ミリ秒ほどのアッという間に起こりました。新たに形成されたブラックホールの質量は太陽の62倍!大きさは北海道よりちょっと大きいくらい。放たれたパワーは、この宇宙のあらゆる星が放つパワーを合わせたよりも50倍も大きなものと推定されます。やがて「ゲップ」のよ

    「重力波発見」の裏話──(1)「狂騒」曲の始まり(的川泰宣) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 重力波天文学がはじまる - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常

    ブラックホールの衝突に伴う重力波が観測されたというニュースが世界中を駆け巡った。洞窟に残された簡素な暦にはじまる天文学3万年の歴史においても特別な瞬間だ。 今から約400年前,ガリレオが望遠鏡という発明品を使って天体観測を行い,肉眼の限界を超えた宇宙の深淵に至る扉を開いた。近代天文学の到来である。人類が知る宇宙は劇的に広くなった。 今から約100年前,可視光以外の電磁波を観測する望遠鏡がまったく異なる宇宙を人類に見せた。ブラックホール ,分子雲,星間磁場,さまざまなものに満ちた宇宙,20世紀を特徴づける全波長天文学のはじまりである。20世紀末には光子以外の粒子を使った天体観測も急速に発達した。 そしてついに究極の透過力を誇る重力波を使った新たな宇宙観測への扉が開かれた。 LIGOで観測された重力波 A. 重力波はどんなものか まず,電磁波を既知として,重力波がどのようなものか比較してみよう

    重力波天文学がはじまる - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
  • 129. 重力波検出の意義と今後の進展(2016/2/12)

    130. 重力波検出の意義と今後の進展(2016/2/12) 重力波が検出されました。ここではその科学的意義と今後するべきサイエンス について解説し、私見を述べます。 まず、何がどのようにして観測されたか、ですが、 論文 にあるように、 36 太陽質量(太陽の質量の36倍)のブラックホールと 29太陽質量のブラックホール同士の合体です。起こった場所は正確にはわから ないですが、我々からの距離はわかっていて13億光年です。 何故重力波を観測したというだけでブラックホールであるとか質量とか距離が いきなりわかるのか、というと、ブラックホールの合体、というイベントを考 えると、その最重要なパラメータは質量です。合計の質量で最後の合体の瞬間 にでてくる重力波の周期が決まり、質量の比もわかると振幅の絶対値が決まります。 さらに、最後の合体の前の数回転でどれくらいの速さで軌道が縮んだか、とい うことか

  • 1