「ピラニアはどうってことない。やっぱり、一番怖いのはエレクトリックイールだな!」 そのエレクトリックイール、すなわちデンキウナギを探してアマゾンを訪れた際に、現地の漁師が語った言葉である。 ※この記事は、生物採集の専門サイト「Monsters Pro Shop 」の記事を一般向けにリライトしたものです。
花の都・パリを流れるセーヌ川。 誰もが知るあの水辺に、なんと体長2メートル以上に達する巨大ナマズが生息しているという。 エッフェル!ルーブル!大ナマズ!明らかに浮いた存在な気がするのだが…。 本当にそんなのいるのかね?確かめるべく釣りに行ってきた。 正真正銘、パリのど真ん中!! フランスの首都・パリに人知れず巨大魚が潜む…。なんとも都市伝説めいた話題である。 パリ市街中心部を流れるセーヌ川。こんなところに大ナマズが…? まず、セーヌ川も日本人の感覚からするとかなり大きく長い河川である。 上流へ上流へと遡っていけば、やがて自然に囲まれた「なんかデカい魚くらい普通にいそう」な景色にたどり着く。 大ナマズの噂もどうせそういう「セーヌ川(※大自然、ど田舎)」での話なのだろうと最初は思っていた。 「東京でクマが出た!→奥多摩だけどね」みたいなね。 釣り場の移動はには地下鉄を使う。 しかし!今回の件に
漢字で「海月」とも書くようにクラゲは海に暮らす生き物である。 と、思いがちだが実は淡水の池にもいないことはないのだ。
世界一巨大なイカと言えばダイオウイカだ。深海の生き物なので身近とは言えない存在だが近頃は特に頻繁にメディアで取り上げられていることもあり、誰もがよく知っている。 一方で世界一巨大なタコはそこまで有名ではない。日本近海にいて、魚屋にも並んでいるのに。どんなものか見に行った。ついでに食べた。
世の中には名前に「タイ(鯛)」とつく魚がたくさん存在する。 しかしその中にはあまり「鯛っぽくない」ものも少なからず含まれるのだ。今日はいろんな「⚪︎⚪︎ダイ(鯛)」を羅列し、鯛として認定されるための境界を探ってみタイ。 そしてタイとしての特徴を備えていない「名ばかり鯛」たちの面白さを知らしめタイ。 海水魚界の超メジャーどころ はい!突然ですが海の魚の代表格といえばなんでしょうか。いちばんのメジャーどころといえばなんでしょうか。 マグロ?あー、悪くないけどちょっとね。外洋性であんまり身近な感じしないのがちょっとね? じゃあ身近でおいしいイワシ?…はぁ。あんたもし国対抗国際魚選手権があったらイワシを我が国代表に選ぶか?選ばないだろ? アジ?マジで言ってる? いやいやいや。公平な目で見りゃあここはもうあの魚一択でしょ。 これよ!タイよ。マダイよ。 タイでしょ。鯛。タイしかないっしょ。 これはあく
小学生の頃、房総の食文化について書かれた本の中で不思議な料理の写真を見かけた。見た目はけんちん汁に似た澄まし汁で、具は砕いた豆腐のようなものだけであった。 だが説明文を読んで驚愕した。その料理はモクズガニというカニを丸ごと砕いてエキスだけを抽出し、煮込んだものだという。豆腐のように見えたものは熱で固まったカニエキスだったのだ。 なんだそれ。絶対うまいだろう。試す。
砂浜で打ち上げられた深海魚が拾える。 数年前に静岡でそんな信じられない情報を仕入れた。 しかもその魚はものすごく特徴的な食感で、一度食べると良くも悪くも忘れられないという。 それは興味深い。ぜひぜひ拾おう。食べよう。
2019年のこと。仕事でスペインはバルセロナへ行く機会があった。 無事に日程をこなして帰途につく日、日本行きのフライトまでちょこっとばかり時間に余裕があることに気づいた。 こういうときはあれだ。市場を覗くのがベストな振る舞いであると相場が決まっているのだ。 …「スペインの台所」を徘徊する そもそも、この時の仕事はテレビ番組のロケ協力でバルセロナ郊外に生息する巨大ナマズ(ヨーロッパオオナマズ)を捕まえて紹介するというものだった。 こんなナマズ。 その仕事は全うできたのだが、ナマズ以外の魚をあまり拝めなかったのが少々の心残りだった。 特に、現場が川のほとりだったので、当然ではあるが海の魚にはまったく出会えずじまいであった。 もっと魚見たかった…。 その欲求不満を解消するためにも、やはり市場へ行くほかないのだ。 サグラダファミリアも見た。すごかった。 そこで日本人のコーディネーターさんにおすすめ
深海魚の中には高値で売れる魚も多く、それらを獲ることを生業としている漁業者やあるいは趣味の遊漁対象として狙う釣り人たちがいる。 そうした人々が深海1000m付近で本命の高級魚を狙う折に、『怪獣』と呼ばれる魚が招かれざる客として釣れてしまうことがあるという。 深海の怪獣…。市場価値はどうあれ、ビジュアルはさぞカッコいい魚なのだろう。釣って食べてきた。 水深1000mの釣りはなかなか大変! というわけで魚好きの友人らと連れ立って早朝の三浦半島へ。 夜が明けるかどうかのうちに出船。港からポイントまでは片道およそ1時間。 深海魚を釣るにはかなり沖合の海域を攻める必要があるので、必然的に漁船や釣り船に乗り込むことになる。三浦半島からは相模灘の深場へアクセスが良いため、深海漁師も多いのだ。 そしてそのほとんどがメヌケ類(深海性の大きな赤いメバルの仲間。高くて美味い。)やアブラボウズなどの高価な魚を狙う
夏の大阪湾ではシュモクザメが釣れるらしいという噂を耳にした。大きく張り出した頭部が特徴の、いわゆるハンマーヘッドシャークというやつだ。 しかも今回の企画は大阪ガスのスマートコンロとのコラボのため、最新の調理機器が借りられるという。これは生きたシュモクザメを観察し、その上おいしくいただけるまたとないチャンスではないか。 いざ大阪へ!
浜に打ちあがったり定置網に入り込んだりしてしばしば話題になる「サケガシラ」という深海魚がいる。銀色のボディーと赤いヒレが特徴的な、リュウグウノツカイに似たかっこいい魚である。 もはやニュース番組や新聞では馴染みの顔だが、ぜひ生で見てみたい。触ってみたい。食べてみたい。 と言うわけで釣り船をチャーターした。
沖縄生まれ沖縄育ち、変な生き物はだいたい友達という友人に、「トカゲ釣り」なる遊びを教わった。 キノボリトカゲという日本本土では見られないトロピカルな容貌のトカゲをちょっと変わった方法で捕まえるのだが、なんでも沖縄の子供たちには本土におけるザリガニ釣りと同じようによく親しまれている遊びであるという。なかなか楽しそうであったので実践してみた。
大分と言えば別府に湯布院と有名な温泉地を抱える日本屈指の湯の里だ。そんな温泉での癒しとくつろぎを求めて、国内はもちろん最近では海外からの観光客も増えているそうだ。 しかし、これらの温泉街に長期滞在を決め込んでいる海外からのお客さんは人間だけではないという。あの有名な熱帯魚、グッピーである。
沖縄の海に「ユニコーンフィッシュ」という魚がいる。その名の通り、魚類でありながら額にツノが生えているのだ。…すごくないですか?見てみたくないですか?なんなら食べてみたくないですか? 魚なのにツノが生えてる ツノっぽく見える突起がある、とか、ヒレの一部が長くてツノに見える、とかいうレベルの代物ではない。 完全にツノ。ツノ以外の何者でもない。 そんなご立派ホーンの持ち主なのだ。沖縄のユニコーンは。 屋我地島から出発。ドラキュラ釣りでもお世話になった遊漁船バディーの与那城船長に案内してもらった。 沖へと船を出し、潮通しがよく大岩が点在するポイントへ。 ユニコーンフィッシュに限らず、こういう場所には魚が集まりやすいのだ。 さすが沖縄の海。お目当てのユニコーン以外にも色々な魚が釣れる。これはウメイロモドキ。 ポイントに到着したら、オキアミをパラパラと少しずつ撒いていく。 これが潮に乗って流れていくと
岐阜県恵那市串原では毎年11月のはじめに「ヘボ祭り」という奇妙な名前のイベントが催されているという。 なんでも「ヘボ」とはクロスズメバチとういうハチの一種を指す地方名であり、古くからこの地方では食用に供されてきたのだそうだ。ヘボの収穫期に行われるこの行事ではヘボを使用した料理を楽しめるだけでなく、各地の腕自慢たちがこの日のために育ててきた蜂の巣の大きさを競うコンテストも見ることができるという。これはぜひ行ってみたい。
先週、沖縄で外来の毒グモが大量発生しているというニュースが駆け巡った。 それは気になる。どんな具合にはびこっているのか視察しに行ってみよう。個人的に。 ※注意:ハイイロゴケグモやセアカゴケグモは有毒です。見つけても素手で触らないようにしましょう。また、どちらも特定外来生物に指定されており生きたままの輸送や飼育は禁止されています その名はハイイロゴケグモ 今沖縄を騒がせているのはハイイロゴケグモというアフリカ大陸や中南米が原産とされる(原産地については諸説ありハッキリしない)クモだ。 90年代に外来毒グモとして話題をさらったセアカゴケグモに近縁な種でもある。 これはオーストラリア原産のセアカゴケグモ。関西へ侵入して早20年。いまや各地に広がっている。 沖縄本島ではこれまでもチラホラと見つかっていたクモだが、この度は沖縄市のよりによって公園内で大量に発見されたことで話題になっている。 ハイイロ
小学生の頃だったか。自然体験学習のようなものに参加した際、引率のおじさんに「ちょっとあの草をかじってみてごらん?」と道端の雑草を半ば無理やり食べさせされたことがある。見た目には何の変哲もない草だったが、歯を立てた瞬間に舌の上に強い酸味が広がった。あふれ出た唾と一緒に葉っぱを吐き出すと、おじさんは「ハハハ、すっぱいだろう!」とさも有用な知識を伝授したかのように得意げに笑った。
沖縄の川にはなんとイチゴの香りがする虫がいるらしいと聞いた。 本当にイチゴなんだろうか。なんでイチゴなんだろうか。そういうのがカワイイとか思ってるんだろうか。 ぜひ見てみたい。というか嗅いでみたい。 タモ網を片手に渓流探検に出かけることにした。 (平坂 寛) イチゴの香りを確認しておく 出かける前にイチゴを買ってきた。 実はそもそも日頃そんなにイチゴを食べる機会が無いのでイチゴの香りがはっきりと思い出せなかったのだ。 ところで話は逸れるが、どうして他の果物は実の中に種が入っているのにイチゴだけは実の表面に種が付いているのかご存じだろうか。 僕自身昔から不思議に思っていたのだが、知人から聞いた話によると、なんとあの種に見えるつぶつぶはそれ自体が果実であり、種子はさらにその内側に入っているのだという。では今まで果実だと思って食べていた甘くておいしいあの部分は一体何だったのかというと、あれは花托
伊豆では本来日本にはいない動物であるハリネズミがたくさん繁殖していると聞いた。 あのハリネズミが日本にいる!?外来種問題が取り沙汰される中、実にけしからんことである。だがそれはそれとして、本当にかの有名な観光地をハリネズミが闊歩しているならちょっと見てみたい。
南米にはまるで甲殻類のように全身を硬い鱗で覆われた『ヨロイナマズ』なるナマズがいると聞いた。 いつか食べてみたいなぁと思っていたところ、南米ではなくなぜか北米・フロリダ半島で見つけてしまった。果たして本当にカニ味なのか!? 南米出身フロリダ在住のカニ味(魚類) さて、まずざっと説明しておくとヨロイナマズというのはカリクティス亜科という分類群に属すナマズの日本における総称である。なお、本記事で扱うのは観賞魚としても知られるHoplosternum littoraleという種である。 ……はい!難しい感じの話はここまで!これだけ!もうあとは変な魚を捕って食ってウマイかマズイかウェ~~イ!!ってだけの話なので安心して読み進めてください。 これが南米奥地のジャングルに生息するという鎧をまとったナマズ、ヨロイナマズだ!!(川口浩探検隊風) 前述のとおりヨロイナマズは南米原産の魚であり、本来は北米大陸
磯遊びをしていると、たまにやたらとデカいヤドカリに遭遇することがある。大きなサザエとか、時にはホラガイなんかの殻を背負っているようなやつらだ。 ヤドカリもエビやカニに近い動物なので、これだけ大きければ食べられるのではないかと思いリサーチしてみたところ、やはり食用にできることがわかった。 しかも、かなりおいしいらしい。しかもしかも、彼らを食べた後に水を飲むと、ただの水がまるで砂糖水のように甘く感じられるというのだ。これは試してみなければ。
平坂さんは生き物を捕まえるために離島や海外に行ってます。 記事ではいきなり海外から始まりますが、そこまでどうやって行っているのか、なにを持っていっているのか、普段はなにを食べているのかなど記事には書いてない部分を聞きました。 短期集中連載のまとめです。 いちばん好きなのはマックのポテト 平坂: いま、道の駅的なところにいます。 林: それはなぜでしょう? 平坂: 記事を書きたくて。もうすぐ締め切りなんですが自宅では全然はかどらないので。 自然が豊かなところへ行きたいなあっていう。 すみませんロハスな感じで。 林: 平坂さんがロハスでも誰も怒らないですよ。そういうイメージでもおかしくない。 平坂: ロハスのイメージなんか複雑だなあ。 林: でもふだんの話を聞くとそんなでもないですよね。 平坂: 全然そんなことないですよ。いちばん好きな食べ物マックのポテトですからね。 林: みんな平坂さんはふ
「雑魚」。あまり積極的には利用されないタイプの小魚の総称だ。転じて、取るに足らない人物を意味することも。どちらにしろ、ネガティブな意味合いの強い語である。だが、この雑魚に由来する「Zacco platypus」という学名をつけられてしまった(現在は改名)ちょっとかわいそうな魚がいる。だが、その魚が実はとても綺麗なのだ。逆名前負けと言おうか。 さらに、その「雑魚の中の雑魚」の近縁には「おいしい魚」という意味の直球ポジティブな学名を与えられた魚もいたりする。この格差! 捕まえて、食べて、両者を比較してみた。
一番シルエットがかっこいい昆虫はハチだと思う。クワガタやカブトムシなどの重量級たちとはまた違ったシャープでスタイリッシュなかっこよさがある。また、ミツバチみたいにかわいい種類も多い。 飼って間近で観察してみたいが、カブトムシなどと違って素人が気安く手を出せるものでもない。 では飼うことはできなくても、彼らを自宅に招く方法はないだろうか。実はあるのだ。
夏だ!クワガタ採りの季節だ! 樹液の出ている木を探したり、街灯を見回ったり…。 子どもの頃からいろいろな方法でクワガタを採って遊んできた僕だが、最近になってとある採集法にハマっている。 『発生木』の見回りだ。 いろんな採集法がある クワガタムシといえば昆虫界きっての人気者であり、その探し方・捕まえ方も古くから研究されてきたものだ。 代表的なものはまず、彼らのエサとなるクヌギやコナラなどの広葉樹から滲み出る樹液を見回るものだろう。 「樹液採集」と呼ばれる方法だ。 クヌギの樹液に集まるツシマヒラタクワガタ 樹液が出ている木が見つからない、初めて挑む土地でクワガタが好む樹種がわからない…。 などという場合には、焼酎をぶっかけて発酵させたバナナやパイナップルを仕掛けて餌場をでっち上げる「バナナトラップ」「パイントラップ」もたいへん効果的である。 バナナトラップ ほかには、灯りに向かって飛翔する修正
ティラピアという外来魚をご存じだろうか。アフリカ原産で、ナイルティラピア、モザンビークティラピア(カワスズメ)、ジルティラピアの三種がいる。いずれも食用魚として持ち込まれたが食卓には受け入れられず、今では日本各地の温泉地や温排水の流れる川に野良ピアとして住み着いている。 酷い話であるが、聞くところによると導入当初は「淡水魚なのに姿も味も鯛にそっくり!」ということで「イズミダイ」という素敵な名前で売り出されたというではないか。そりゃ美味そうだ。食べてみよう。
沖縄でハブを見つけたので拾って食べてみたらすごくおいしかった。 そういうおはなし。 絶対に真似しないでください。 ※編集部注:専門的な知識と経験のあるライターが取材しています!
長崎県の対馬では特殊な養蜂が盛んである。 一般的なセイヨウミツバチではなく、日本在来のニホンミツバチを伝統的な「蜂洞(はちどう)」という巣箱で育てるのだ。 そしてニホンミツバチの巣から取れるハチミツは…抜群に美味い。今回は対馬式養蜂の実態を探ろうと思う。 『蜂洞』探して対馬へ! 我々が普段食べているハチミツのほとんどは飼育が容易かつ蜜の収量が多いセイヨウミツバチ由来のものである。手間がかかり採蜜効率の悪いニホンミツバチを飼育する養蜂家は非常に少ない。 地域ぐるみで伝統的なニホンミツバチ飼育を続けハチミツを採っているのは日本広しといえど対馬くらいのものなのだ。 ニホンミツバチのハチミツ(和蜜とも)は対馬の特産品。かなり色合いが濃いのが特徴だ。 というわけで9月下旬の対馬へとやってきた。 だが今回は渡航当日に対馬へ台風が直撃、歴史的な好天に見舞われてしまった。蜂への影響が気になるところだが、果
シイタケは「ホダ木」と呼ばれる丸太に菌糸を打ち込んで栽培する。ホダ木が畑の役割を果たすわけだ。ただし、ホダ木は畑と違って耕したり肥料を足したりすることができない。一定の量を収穫し終えると生産力が激減し、廃材と化してしまう。 だが、シイタケが獲れなくなると今度はアレが採れるようになる。虫だ。シイタケと虫の二毛作ができるのだ。
「オオイカリナマコ」というナマコがいる。日本では沖縄本島をはじめとする南西諸島の沿岸域に多く見られる種で、なんと全長2メートルにも達する。食材として馴染みのあるマナマコはせいぜい20センチほどなので実に10倍である。巨大だ。 もしこれがマナマコばりに美味しかったら大変なことだ。ナマコ業界がひっくり返るぜ。ビッグビジネスの匂いがする。…そんな夢を見ていた。 ※骨片によって口腔内を傷つけたり、サポニンで体調を崩す可能性もあります。真似する意味も無いですが、真似しないでください。
子供の頃は虫採りが好きで、友達と一緒に野山を駆け回っていろいろな虫を捕まえて遊んでいた。 子供たちに人気だった虫はカブトムシやクワガタムシをはじめ、トンボやセミ、バッタ、タマムシなど体が大きくて見栄えのするものだった。そんな大型昆虫の中でも幼少の僕がとりわけ強い憧れを抱き、探し求めたがついに出会えなかった虫がいる。それが日本最大の水生昆虫タガメである。
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く