参院選で初めて議席を獲得した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首と、旧みんなの党代表で無所属の渡辺喜美元行革担当相は30日、国会内で記者会見し、参院で会派「みんなの党」を結成すると発表した。会派代表となる渡辺氏は「これを第一歩として、みんなの党を復活させたい」と述べた。 渡辺氏はN国には入党せず、法案への賛否は、2人がそれぞれ独自に決める。希望する委員会に入る可能性を上げ、国会での質問時間を確保すること…
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保身のみの立憲は不要な存在 立憲民主党と国民民主党の合流協議の結果として、玉木雄一郎代表が記者会見で「分党」するに至った旨を発表した。そのうえで、玉木氏自身は立憲民主党には合流しないと言う。 筆者は玉木氏の判断は正しいと思う。消費税減税という政策の一丁目一番地、そもそも「税金」という民主主義の基本的な理念の部分で一致しない野合など存在するべきではない。 旧民主党の支持基盤である連合が立憲支持の総評系と国民支持の同盟系に分かれて久しく、総選挙の噂が駆け巡る中、選挙のことしか頭にない政治屋集団が合流に急いだことは、政治家の本能としては理解できる。そして、自民党長期政権から政権交代を求めるだけの支持者がそれを是とするのも分からないでもない。最後まで消費税減税に拘った玉木氏が実質的に政治屋の所属国会議員に梯子を外されることもある程度は予測できたことだった。 しかし、そのような単なる権力亡者の集団が
昭和47年静岡県生まれ。静岡聖光学院高校卒業、国際基督教大学(ICU)教養学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科修了(法学修士)。 総務省、株式会社三井物産戦略研究所、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、みんなの党代表(当時)渡辺喜美衆議院議員政策担当秘書、外資系コンサルティング会社等を経て、政策コンサルタントとして独立、室伏政策研究室(「◯◯と政策をつなぐ研究室」)を設立し現在に至る。 政財官での実績を生かし、国会議員、地方議員の政策アドヴァイザーや民間企業・団体向けの政策の企画・立案、対政府渉外活動の支援、政治・政策関連のメディア活動等に従事。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 今回の参院選で1議席を獲得して話題となった「NHKから国民を守る党」、通称N
渡辺喜美氏(右)と握手するNHKから国民を守る党の立花孝志代表。新会派「みんなの党」を結成する=30日午前、国会 参院選で初議席を得たNHKから国民を守る党の立花孝志代表は30日、無所属の渡辺喜美元行政改革担当相と国会内で記者会見し、参院で新会派「みんなの党」を結成すると発表した。渡辺氏が会派の代表を務める。立花氏は入党を打診したが、渡辺氏は断った。 会見で渡辺氏は「会派結成を第一歩として、みんなの党を復活させたい」と表明。「もう一度、輝ける成長国家にするのが、私のミッションだ」とも強調した。 立花氏は、渡辺氏と会派を組んだ理由について「希望する委員会に入れる可能性がある」ことなどを挙げた。 渡辺氏は第1次安倍政権では行政改革担当相を務めた。
渡辺喜美・元行革担当相(参院・無所属)が「NHKから国民を守る党」(N国)と、参院の新会派「みんなの党」を組むと発表した。懐かしい名前の「復活」に、ネット上で注目が集まっている。 渡辺氏といえば、かつては「第三極」の中心にあった、政党としての「みんなの党」の創設者。2014年に解党されたが、永田町に目を向けると、ここ最近「元みんな」の政治家が、相次いで話題になっている。 いまも地方議員を抱える「みんなの党」 渡辺氏は19年7月30日、N国・立花孝志代表(参院議員)と記者会見して、新会派を組むと発表した。ツイッターなどでは「復活だ」と盛り上がっているが、実は「みんなの党」は、すでに渡辺氏が率いる政治団体として復活している。政治団体としての「みんな」では、19年1月に公認候補が、愛知県田原市議会議員に当選。春の統一地方選にも、公認候補を擁立していた。今回の会派結成により、「みんなの党」は、かつ
■保身のみの立憲は不要な存在 立憲民主党と国民民主党の合流協議の結果として、玉木雄一郎代表が記者会見で「分党」するに至った旨を発表した。そのうえで、玉木氏自身は立憲民主党には合流しないと言う。 【この記事の画像を見る】 筆者は玉木氏の判断は正しいと思う。消費税減税という政策の一丁目一番地、そもそも「税金」という民主主義の基本的な理念の部分で一致しない野合など存在するべきではない。 旧民主党の支持基盤である連合が立憲支持の総評系と国民支持の同盟系に分かれて久しく、総選挙の噂が駆け巡る中、選挙のことしか頭にない政治屋集団が合流に急いだことは、政治家の本能としては理解できる。そして、自民党長期政権から政権交代を求めるだけの支持者がそれを是とするのも分からないでもない。最後まで消費税減税に拘った玉木氏が実質的に政治屋の所属国会議員に梯子を外されることもある程度は予測できたことだった。 しかし、その
まず最初に、私は岸田文雄の2Aないし3A傀儡政権は論外であり、衆院選は野党に議席を伸ばしてもらわなければならないと考えている。これが大前提だ。しかし、だからといって現在の野党のあり方に無批判でいることもまた許されない。 ことに、このところ立憲民主党が「先祖返り」というべきか、新自由主義的な傾向をどんどん強めていることを強く警戒している。私の見るところ、その元凶は江田憲司であって、枝野幸男は呆れたことにこの元「みんなの党」幹部に立民の経済政策を任せているという。私はかつて、小沢一郎が自らの党の安全保障政策を元公明党にしてオスプレイを絶賛した論外の東祥三に任せていることを知って激怒し、ブログで東の呼称を「オスプレイ東」と書いて何度も非難した。民主党政権時代後半の2012年のことだ。分野は違うとはいえ、小沢にせよ枝野にせよ、保守政治家たちはどうしてこういう危険な火遊びをしたがるのだろうか。そして
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