男性が屋根に登った東海道新幹線の最後部車両=15日午前、JR新横浜駅(共同)15日午前5時40分ごろ、横浜市港北区篠原町の東海道新幹線新横浜駅の下りホームで、同駅始発の新幹線の屋根に男性がよじ登って感電、線路内に転落した。港北署などによると、男性は東京都あきる野市の無職男性(25)で、全身やけどの重傷を負ったが、意識はあるという。 JR東海によると、この新幹線は、同6時発の広島行き「ひかり493号」(16両編成)。男性が最後部車両のボンネットによじ登り、屋根の上に立ち入るのを車掌が目撃した。男性が架線に触れたため、同駅構内で停電が発生。品川-小田原間の同新幹線の運転を上下線で約1時間見合わせた。この影響で、上下線計153本で最大約90分遅れ、約16万人に影響した。 同駅から約300メートル離れた住宅街で新聞配達をしていた男性(57)は「突然、『ボン』という大きい音が聞こえて振り返ると、もの