並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

361 - 400 件 / 660件

新着順 人気順

やまもといちろうの検索結果361 - 400 件 / 660件

  • 出版依頼と編集者との打ち合わせと出版未遂|山本一郎(やまもといちろう)

    忙中移動の手慰みにて乱文ご容赦…。 編集者さん「ワイちゃん、最近本を出しておらんな?」 ワイ「クソ忙しい。書く暇ないねん」 編集者さん「でもワイちゃんたくさん記事書いとるやん」 ワイ「連載の契約がある以上原稿落としたらあかんやろ」 編集者さん「なんJ民なら原稿落としまくってネタにしろや」 ワイ「他人に迷惑かけてネタ作ってどないするねんあほんだら。締め切りはまあまあ守るんや」 編集者さん「そんなわけでウチで本出さない?」 ワイ「忙しい言うとるやろ。耳に垢でも詰まっとるのか」 編集者さん「忙しいのは分かっとる! ライターさん出すから、その人に3時間ぐらいしゃべってくれれば本が出せるって寸法や。どや」 ワイ「えー」 編集者さん「ええやんけ。簡単な仕事や。テーマは『書くこと』でいこや」 ワイ「書くこと? しゃべって本を出すのに?」 編集者さん「こまけぇこたぁいいんだよ。いいから時間くれ」 ワイ「ん

      出版依頼と編集者との打ち合わせと出版未遂|山本一郎(やまもといちろう)
    • 「日本SF大賞」スポンサー降板騒動で日本SF作家クラブが公式ツイートを削除

      やまもといちろう氏の公式ブログにおいて「川上量生さん、ドワンゴ社の皆さん、ありがとう #川上量生」という記事が投稿され三崎尚人氏が大暴露だと拡散しました。 三崎尚人 @nmisaki 山本一郎砲。ドワンゴが、日本SF大賞のスポンサーを受賞発表のわずか3ヶ月前にメール一本で降りたことを大暴露。どんなご縁があったのか、後釜でお金を集めたのが山本一郎氏というのは面白すぎるが、この通りならドワンゴ酷『川上量生さん、ドワンゴ社の皆さん、ありがとう』lineblog.me/yamamotoichiro… 2020-01-31 18:24:19

        「日本SF大賞」スポンサー降板騒動で日本SF作家クラブが公式ツイートを削除
      • AMラジオ34局放送休止と潰れる老舗料理店|山本一郎(やまもといちろう)

        これもう16年以降「残す方針でいくなら基金でも作って電波塔などインフラは共通で整備しないと間に合わないですよね」ってずっと話していたまま7年が経過し「やっぱり駄目でした」で一気に無くなる方向という意味ではそりゃそうですよねって話だろうと思うんですよ。 と言っても民放連ほか私どもでほんのり関わりがあったのは19年まででしたから、5年間ほとんど議論としての進展はないまま死ぬべき時期がやってきたということなのでしょうか。 AMラジオそのものに思い入れのある人もいて、個人的には「それはあなたが好きなAMラジオの話であって、AMラジオ局という事業全体の話ではないですよね」みたいなことを申し上げ怒られた記憶も蘇ります。やだやだ。 どうせこういうことになるなら、もう少し前倒しで結論を出してあげさえすれば、こんなに赤字を垂れ流してみんな悲しい思いをすることなく最後に思い出パーティーでも地元のホテルでやって

          AMラジオ34局放送休止と潰れる老舗料理店|山本一郎(やまもといちろう)
        • 詐欺被害を防ぐには「家族や周囲に相談」というけれど|山本一郎(やまもといちろう)

          特殊詐欺や宗教勧誘などのトラブルに巻き込まれる被害者の人物像について各種調査をしている話はあるが、あんまりちゃんとした数字として出ていないのも事実です。 で、最近になってにわかにホスト規制の話が出て、ホストに貢ぎ過ぎて風俗堕ちする女性や家族が相談に来ているという話があるのですが、この手の社会的ハイリスク女性についてはようやく包括的調査をやるらしいので、その結果(と適切な形での公開)が待たれます。 ホスト規制新法の話は単なる理念法に過ぎず筋が悪いので具体的な解決策とセットで警察庁や各省庁との連絡会などでもモデルケースへの誘導をやるらしいのですが、見ていて「えっ」と思うのは「家族や友人、地域など、周辺に気軽に相談できる体制」なんてのが盛り込まれていそうで困る点です。 「この政策の方向性、どう思う」などと雑にぶん投げられがちな問題ですが、私の少ない経験から申しますと(女性経験が家内としかないとか

            詐欺被害を防ぐには「家族や周囲に相談」というけれど|山本一郎(やまもといちろう)
          • 米山隆一先生「一千食だろうが一万食だろうが、弁当はほぼ前日に作るんですよ」 やまもといちろう「作りません…」

            米山 隆一 @RyuichiYoneyama しかしこれ、マスコミ・野党が問題にしなかったら、組織委員会は、ボランティアがいないにも関わらず、大量の弁当を発注し、破棄し続けていた訳ですよね。3兆円を超える予算には、こういう「関係者を潤す為だけの無駄使い」がどれほどあるのかと、頭が痛くなります。 news.yahoo.co.jp/pickup/6399932 2021-07-28 07:20:30

              米山隆一先生「一千食だろうが一万食だろうが、弁当はほぼ前日に作るんですよ」 やまもといちろう「作りません…」
            • 新電力&ソーラー事業者からの抗議の内容証明着弾のお知らせ(訂正・お詫びあり) : やまもといちろう 公式ブログ

              「新電力は日本の電力安定供給の邪魔だから潰れちゃえよ」という趣旨の業界レターを書いたところ、お叱りと激怒の内容証明が届いたのが今年2月下旬のことでした。 彼らにも確かに言い分があって、経済産業省の電力自由化方針の下で割とザルな小売電気事業者に対する電力供給力確保義務のお陰で電力システム供給体制が不安定になったというのは、あくまで政策の不備であって、俺たちの経営がクソだったからではないという趣旨の話であります。 しかしながら、火力がゴミのようなメガソーラー発電の具となりサブ電源として変動する電力量を補助する側に回った結果、電力会社における火力発電所の操業が慢性的な赤字となり、改善がなされないことから、ベースロード電力の確保は原子力発電を主力にせざるを得ず、しかし原子力発電はリプレースがすぐには困難なことから、むしろメガソーラーを徐々に廃止し、LNG火力発電所を早期に新発してベースロード電力を

                新電力&ソーラー事業者からの抗議の内容証明着弾のお知らせ(訂正・お詫びあり) : やまもといちろう 公式ブログ
              • 遠山清彦元議員方面が出火のお陰で森喜朗さん面白人脈が炙り出されるの巻 : やまもといちろう 公式ブログ

                なんでこう東京オリンピックとコロナ対応、目前に迫った衆議院選挙でクソ忙しいときにこんな話がと思いますが、クソ忙しいからこそこういう話が出るのだということなのかもしれません。 公明・遠山清彦元議員の元秘書、貸金業法違反容疑 議員事務所捜索 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20210804/k00/00m/040/391000c [引用] 遠山元議員は緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れたなどとして今年2月に議員辞職。元秘書はその後に同党の吉田宣弘衆院議員(53)=比例九州=の秘書になった。 まあ確かに面倒な話ではあるんですが、公明党議員事務所のある議員会館へのガサ入れなどもあり、全体的にきな臭くなっています。貸金業法違反容疑で取り沙汰されている事業者は、いずれも公明党支持や特定の宗教の関係先ということでもなく、IR(滞在型リゾート;カジノ)関

                  遠山清彦元議員方面が出火のお陰で森喜朗さん面白人脈が炙り出されるの巻 : やまもといちろう 公式ブログ
                • 込み入ったペーパーを15分で作る価値|山本一郎(やまもといちろう)

                  もうジジイなので多くを語るのもなんですが、それでも混乱している状況だからこそできることは多いのではないかと思い、日々を過ごしております。まあ、どうせ上を目指すことも無ければ駄目でも路頭に迷うこともないニュートラルな状態だからこそ、無心で仕事ができるというのは幸せなことです。健康、財産、家庭、仕事、能力、全部備わっていないとこうはなりませんから。 で、偉い人から「これ問題になってるから紙作ってこい」と言われるわけです。そこには「忙しいところ悪いんだけど」とか「お前だから頼むのだが」みたいな、請ける側のモチベーションを保とうとするような言葉や社交辞令は皆無です。偉い人は、ただ威張るから偉い人なのです。偉いなあ。 ただ、そういう偉い人が何に関心があって、解決させるためにどういう道筋があるのか検討したいと考えるかは、うすうす予測がついています。まったく何事もないところで突然問題が勃発したのでない限

                    込み入ったペーパーを15分で作る価値|山本一郎(やまもといちろう)
                  • はあちゅうさんと血液クレンジング絡みの謎|山本一郎(やまもといちろう)

                    近大Picksの記事はこちらなんですが、出だしからはあちゅうさんが微妙に嘘くさいことを述べていて、私は悪くないオーラを濃厚に漂わせながら近畿大学の医学・法学の両専門家からの雨あられのような可愛がりに対応しておられました。 記事の冒頭から専門家である谷山佳弘准教授に真っ二つにされ、黒煙を上げて轟沈するはあちゅうさんを見て面白がる向きは多いと思うのですが、まず気になるのはここです。 言わずもがなですが、本件はおそらくは感想をブログ『はあちゅう主義。』に書いたのではなく、はあちゅうさんが当時所属していたトレンダーズ社の美容クーポンサイト『キレナビ』に出稿しているクリニックからのアフィリエイト(広告)収入を得るために頑張って「血液クレンジング」を拡散していたはずなんですよ。 事業のカラクリについては肉級さんがご解説されています。ですが、私がそれ以上に問題だと思うのは、この『キレナビ』オフィシャルの

                      はあちゅうさんと血液クレンジング絡みの謎|山本一郎(やまもといちろう)
                    • 政策論争と品格 : やまもといちろう 公式ブログ

                      先日、情報法制研究所の共同研究先でのシンポジウムや政策調整会議(らしきもの)があり、永田町をハシゴする機会がありました。 話自体はまっとうな内容であり、先生がたも相応に真剣に取り組まれる中で「いますぐ法律にして政治家としての仕事をまっとうすること」と「そうは言っても、現実はすでに悪化しているのだから、目の前で起きている問題が直接解決できること」との相克を乗り越えなければ「法律ができて、その問題がきちんと解決する」という救済にはならないわけです。 そうなると、現状維持でいいと考える人や、場合によっては利害関係において正反対の人たち両側からの議論を受けて審議することになるわけですけれども、例えばプロバイダ責任制限法があったとして、これの改正をするべきか、改正をするとしてどういう内容にするべきかという議論が出ます。もちろん、既存のプロバイダの人たちはこれ以上ネット上の変なことでいちいち法務対応す

                        政策論争と品格 : やまもといちろう 公式ブログ
                      • 裏切り、逮捕、反社問題渦巻く岐阜と自民の点と線 : やまもといちろう 公式ブログ

                        立憲民主党が擁立していた今井瑠々さんの件でブチ切れ除籍処分をしており、面白かったわけです。 立民、自民寝返りの今井瑠々氏を除籍処分 統一選準備も滑り出し悪く https://www.sankei.com/article/20230117-FLNGDY5QN5MGBALRPUOG2TI75M/ これ、立憲も凄く考えは分かるんですが、その遠因の一つは元社会党議員で議員特権で出ていたJR新幹線など無料で乗り放題の仕組みを悪用するなど、とかくまあ滅茶苦茶な地方組織の実態から考えたら政治家としての未来を考えたら造反されても仕方が内面はあるんじゃないかと思うんですよ。 元参院議員の悪用で注目 「JR無料パス」は不正の温床か https://www.sankei.com/article/20220510-RSDNXR6LKVJ7BGSZ52VGH4UHWI/ 他方、同じく自民岐阜県連では、野田聖子さんの

                          裏切り、逮捕、反社問題渦巻く岐阜と自民の点と線 : やまもといちろう 公式ブログ
                        • 『反日種族主義』(李栄薫・原著)は韓国世情解説本ではあってもヘイト本じゃなくない?|山本一郎(やまもといちろう)

                          タサヤマさんのnoteをふんふん読んでいて、途中で何故か本書『反日種族主義』がヘイト本扱いをされるような文脈で出てきて椅子から落ちそうになりました。 どうしてこうなってるんだろう。 確かにタイトルは煽り気味ではありますが、韓国でベストセラーになった本書は、むしろ実例を挙げながら煽動的な言論に左右されやすい韓国の国内世論についての警鐘も含めた世情解説をしているものであって、ダイレクトに韓国の反日活動を批判して韓国国民を侮辱するようなヘイト本とは言えないのではないか、と思います。 下手をすると、手に取ってしっかりお読みになっていないのではないかと…。 もちろん、タサヤマさんの一連の議論は興味深いところも多く、同時に首肯するところも多々ありますので、これはこれでご一読いただければと思うわけですけれども、永江本批判(『私は本屋が好きでした』)の文脈で『反日種族主義』が取り上げられているというのはち

                            『反日種族主義』(李栄薫・原著)は韓国世情解説本ではあってもヘイト本じゃなくない?|山本一郎(やまもといちろう)
                          • 【書評】『流行に踊る 日本の教育』(石井英真・編著ほか)に見る矜持と退廃 : やまもといちろう 公式ブログ

                            教育関係の人たちから酷評と絶賛という二つの不思議な評価を得ている本書が話題になっていたので、手に取ってみたわけですよ。 我が国の教育改革に対する教育学者たちの反駁、反論、反証の書であるので、教育専門家しか読んでて分からないかと言われればさにあらず。東洋館出版の編集者も苦労をしたのか、わざわざ強調すべき個所はしっかり太字にされていたり、目が滑りそうな表現はしっかり字句を開いたりと工夫の跡が散見されます。素晴らしい。 『流行に踊る日本の教育』(Amazonリンク;東洋館出版社) なぜか楽天ブックスでは取り扱いがないのでAmazonリンクでどうぞですが。 一章一章読み進めるごとに、教育学に精通しておられる各著者の主張に、おおいに膝を打ち、首肯し、そうだよなあと共感する部分が多々ある一方、言及されている内容がほとんど個別のケースの積み重ねによるものであって、これといった論拠、根拠がないものも多々並

                              【書評】『流行に踊る 日本の教育』(石井英真・編著ほか)に見る矜持と退廃 : やまもといちろう 公式ブログ
                            • 犬のクソみたいなオンラインゲームの外交の話|山本一郎(やまもといちろう)

                              くだらねえ…。 くだらねえと思いながらも、つい時間を使ってやってしまうのがオンラインゲーム、そのゲームに人が関わって軍団(ギルド)ができる以上、人の扱いに慣れた海千山千が集うのが軍団同士の外交の場、ということなんですよ。 そして、ゲームが詰まらなくなり、閉塞感が高まると、それまでアクティブだった人たちが引退し、活気のあった軍団は戦力が不足して限界集落のようになる… それがオンラインゲームの宿命であります。やり甲斐と引退の隣りあわせ、それが村ゲーム(村ゲ)であるならば、私たちはなぜ外交に力を注ぐのでしょう。ただでさえ、現実社会の人間関係や組織勤めはストレスフルなのに。 無関係の人も騒動に巻き込まれている人も、先に三行まとめを書いておくよ。より詳しく知りたい人は本文を読んでね。 <語句の説明> 三國志覇道… この記事で取り扱うオンラインゲーム。村ゲ。コーエーテクモ製。 コーエー株主会… 私が団

                                犬のクソみたいなオンラインゲームの外交の話|山本一郎(やまもといちろう)
                              • #08 サイバースペースからの挑戦状、その後 ──あの「1995」から四半世紀を経て・ 後編|GUEST|松永英明

                                石丸元章 『危ない平成史』 #08 サイバースペースからの挑戦状、その後 ──あの「1995」から四半世紀を経て・ 後編|GUEST|松永英明 GONZO作家・石丸元章が異形の客人と共に平成の「危ない」歴史を語り合う。松永英明(旧名:河上イチロー)をゲストに迎えての「平成のサイバースペース」対談の後編は、1990年代になぜあんなにも多くの人たちが「教団」に魅せられてしまったのか、をめぐって。 << サイバースペースからの挑戦状、その後(前編)を読む 断片化する情報としょこたんの先駆性 石丸 2000年代以降、松永さんはペンネームを現在の“松永英明”に変更されてブログ『絵文録ことのは』を始められました。あれはいつ頃の開設でしたか? 松永 2003年ごろですね。ちょうどアフィリエイトが盛り上がり始めた頃です。当時は主婦でもブログで月に30万円稼げるみたいな話をよく耳にしましたし、私自身、ブログ

                                  #08 サイバースペースからの挑戦状、その後 ──あの「1995」から四半世紀を経て・ 後編|GUEST|松永英明
                                • ポストコロナ時代へ向けてのNFI提言「新しい民主主義を形作るのは、新しい情報制度である」 : やまもといちろう 公式ブログ

                                  さっき、Nathanさんに金子勝せんせが馬鹿にされていたけれど、でも金子勝せんせの問題意識って国家が個人情報を利活用することには一定の理解は示しつつも、でも権力が国民を監視することは許せないという一件矛盾した心理をうまく表現していると思うんですよ。 https://twitter.com/Nathankirinoha/status/1254912773810577408 まあ、左派からすれば憎むほど憎い安倍晋三政権が為す横暴を目の当たりにして、個人情報を自由にさせるなんて許せない! って言いたいのも分かるんですけどね。 で、そんなすったもんだも含めて、コロナウイルス対策を機に国家による国民の情報をどう扱うべきかという論考を森田朗先生が執筆されています。 国家による保護と統制をどこまで許容できるか 令和版「この国のかたち」:NFIからの提言Vol.1(1/3) | JBpress(日本ビジネ

                                    ポストコロナ時代へ向けてのNFI提言「新しい民主主義を形作るのは、新しい情報制度である」 : やまもといちろう 公式ブログ
                                  • パワハラ訴訟で勝利的和解|山本一郎(やまもといちろう)

                                    22年10月に、パワーハラスメントでコンサルティング先の、その取引先に勤める女性幹部氏から某地裁で訴えられるという珍事がありました。 しかも、ついでにくっついていた求める賠償というのがそこそこビッグであり、福永活也200人分だったうえ、刑事告訴も辞さず的な内容だったので馬鹿じゃねえのと思っていたわけです。 そのコンサルティング先は私にとってはダイレクトにクライアントになりますが、幸か不幸か長年のお付き合いの中でずっと起用してくださっているのもあって、今回の件では法務部総出で頑張ってくださって助かりました。 結果的には先方にとってはゼロ回答で、私の完全なる勝利での和解であったものの、その道中は「え、女性がパワハラと感じたらパワハラだって認定を裁判所が心証で出しちゃうの」ってこともあり、こりゃ大変だぞと思ったわけですね。私もそういう会議では振り返りや議事録作成のために録音していることも多かった

                                      パワハラ訴訟で勝利的和解|山本一郎(やまもといちろう)
                                    • 【続報!五輪汚職】KADOKAWAからは内部資料が思い切り出てきていますが、次は「日当35万円」のパソナですかね?

                                      岸田さんが「やれ」と言えば、決算できると思いますよ。 やまもといちろう公式メルマガ「人間迷路」(新規購読者受付中!) https://yakan-hiko.com/kirik.html やまもといちろう主宰経営情報グループ「漆黒と灯火」(次期募集は未定です) https://yakan-hiko.com/meeting/yamamoto/ やまもといちろうオフィシャルブログ https://lineblog.me/yamamotoichiro/ やまもといちろうYahoo!個人記事一覧 https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/ やまもといちろう文春オンライン記事一覧 https://bunshun.jp/search/author/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%20%E4%B8%80%E9%83%8E 山本一郎Fac

                                        【続報!五輪汚職】KADOKAWAからは内部資料が思い切り出てきていますが、次は「日当35万円」のパソナですかね?
                                      • 元『FACTA』編集長の阿部重夫さん、人生最後の戦いが始まる : やまもといちろう 公式ブログ

                                        長らく闘病されていた元『FACTA』の編集長・発行人だった阿部重夫さんが、リハビリを兼ねて独立し、自分メディアを立ち上げて調査報道の原点を探る事業を始めるのだそうです。マジかよ。 新メディア名は『ストイカ(Σtoica)』とのこと。すでにパイロット版の募集が始まっているようで、一言、先に言ってくれればよかったのにと思うところ大であります。 阿部重夫 -note https://note.mu/stoica_0110 阿部さん、しばらくお加減が芳しくないことは存じていたのですが、骨の髄までジャーナリストなんだなあということで、率直に応援したいと思っています。 ストイカ(Σtoica)を創刊します|阿部 重夫|note(ノート) https://note.mu/stoica_0110/n/n60fce266091f 結局、私自身は『FACTA』には一本も寄稿することはなかったのですが(本当です

                                          元『FACTA』編集長の阿部重夫さん、人生最後の戦いが始まる : やまもといちろう 公式ブログ
                                        • コロナウイルス禍が拡大している中国、患者・死者数も計画的に増える? : やまもといちろう 公式ブログ

                                          Facebookで萩原雅之さんがこんなグラフを掲載しています。私が読み解くに「百度で公開されている、中国政府公式の武漢発新型コロナウイルスの患者数・死者数がほぼ完全に一定の二次関数にそって増えているなあ」という印象を拭えません。 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10221598978465149&set=a.1827887538305&type=3&theater 確かに発生が問題になった当初は、感染者数が概ね1,700人ぐらいずつ伸びていて、そのときは「きっと検査可能な能力がMAX1,700人ぐらいのため、フル回転で感染確認をしているからこうなっているのだろう」と思っていました。ですが、経過から2週間を過ぎてこの数字というのは何らか数字を管理しているのではないかという雰囲気にはなりますね。 もっとも、本件は社会不安を引き起こす感染症に関する

                                            コロナウイルス禍が拡大している中国、患者・死者数も計画的に増える? : やまもといちろう 公式ブログ
                                          • 新型コロナ「集団免疫」など夢のまた夢で迎える第二波と出口戦略 : やまもといちろう 公式ブログ

                                            5月15日現在、2万7,000人以上の死者を出したスペインですが、大規模な抗体検査を行ったものの抗体陽性は5%ほどで、検査方法や検査キットの精度の問題はあるかもしれませんがいずれにせよ絶望的な数字であることには間違いありません。 スペイン、抗体陽性は国民の5% 6万人検査、集団免疫「なし」 | 2020/5/14 - 共同通信 https://this.kiji.is/633421289230124129 これで、社会的にコロナウイルスに対する集団免疫を構築し、対策を打っていこうという試みは不可能になったと言えます。確実にこのコロナウイルス問題から足抜けをするにはワクチン開発を進めるか、COVID-19の変異が進んで弱毒化がメイン株となりインフルエンザウイルスのような季節性感冒ぐらいに落ち着いてくれるのを待つしかなくなったのではないでしょうか。 また、期待されたBCGはイスラエルの研究でほ

                                              新型コロナ「集団免疫」など夢のまた夢で迎える第二波と出口戦略 : やまもといちろう 公式ブログ
                                            • ライドシェア、怒りのゼロ回答(確かにタクシーは不足してるけど)|山本一郎(やまもといちろう)

                                              結論から言えば、タクシーがただ不足しているのではなくタクシー料金が安すぎるのでタクシードライバーさんの参入が減っているだけです。タクシードライバーを営んでいても喰えないのであれば人が増えないのは当然です。 副次的に、タクシードライバーさんの接客技術が地方ほど低く、顧客満足度がクソ低いのは地元の運送会社が地方財閥化している側面があるんですが(地方企業は人材教育にカネをかけない傾向が強い)、実のところこれもタクシーの運賃が低く抑えられ過ぎているからです。タクシー会社も儲からないのだから人材に投資をする意欲も湧かないわけで、廃れて当然と言えます。地方の需要に見合った柔軟な運賃体系にするべきですが、今度はタクシープールでの会社選別や運賃差の問題(後ろに並んでるタクシーのほうが運賃激安なら前の車両を飛ばして後ろに乗っちゃう問題)はあるんでしょう。ただそこは配車アプリでどうにかしろや。 もっと言うと、

                                                ライドシェア、怒りのゼロ回答(確かにタクシーは不足してるけど)|山本一郎(やまもといちろう)
                                              • なぜオタク叩きは政治抗争にして、宗教戦争になってしまったのか??

                                                確かに温泉むすめ自体が、叩かれやすい荒削りなコンテンツであったことは間違いない。 だが、犯行予告まで飛び出すほどの騒動になって、この手の騒動では珍しく「法的措置」をちらつかせるほどコンテンツを持つ企業が怒り出すなどフェミニストが糾弾したコンテンツの中でも最大規模の荒れ方をしてしまっている。 野党連合と急接近するフェミニスト達ついには、温泉むすめバッシングに前新潟県知事まで参戦していた。 その「ありがちな萌え絵ご当地キャラで地域起こし」にこんな経緯でお目にかかるとは思っていませんでしたが、国費をかけた「クールジャパン」が地方知事から見ても陳腐な手法で延々続いている事は、その現状を正に象徴していと思います。「官製即席日本凄いプロジェクト」はもう終わりでいいと思います — 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) November 16, 2021 温泉むすめは新潟の山奥の温泉までしっか

                                                  なぜオタク叩きは政治抗争にして、宗教戦争になってしまったのか??
                                                • 石川県知事・馳浩さん、休暇中にプロレスを楽しむ : やまもといちろう 公式ブログ

                                                  水面下でめっちゃ揉めておりまして、メディアに「批判的に取り上げて欲しい」とか「石川県の恥だ」と感情的な叫びがやってくるのに対し、私らとしては「え、知事が年末年始のお休み中にプロレスをして何があかんの」としか思わないわけです。 論争になっていたので、詳細を知ろうと思わず駆けつけた先は東京スポーツだったんですが、案の定ちゃんと取り上げていました。安心した。 【ノア】「X」は石川県知事の馳浩 2年ぶりリングで驚異のコンディション「プロだから当たり前」 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/249889 これ、例えばプロゴルファーが政治家に転身し、休暇中にオープンな場でゴルフに参戦していたなら問題にならないわけですよ。あるいは釣りとかサッカーとか野球とか。しかしプロレスは駄目だ、不謹慎だというのは、職業の貴賎をはっきり想定して文句を垂れているわけですよ

                                                    石川県知事・馳浩さん、休暇中にプロレスを楽しむ : やまもといちろう 公式ブログ
                                                  • 『鼓動』刊行記念対談<葉真中顕×速水健朗>「90年代の呪い――なぜ、僕たちは世代論を語ってしまうのか」ロスジェネ世代の二人が90年代と今を考察する | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

                                                    葉真中 私は一般に社会派ミステリーを書く人間だと思われていて、自分でもある程度はその意識でやっているんだけど、小説のネタとして社会問題を掘り起こすというスタンスだと、いまいちうまく書けないんですよ。どこか「自分事」として引きつけないと、筆が乗ってくれない。『鼓動』でも自分の過去をさらけ出すみたいな書き方をしています。犯人のロスジェネ世代の男性、草鹿(くさか)は自分の実体験をベースに書いていて、だからオタク寄りの文化系男子という設定なんですよ。それこそ「小説家になれなかった俺」ぐらいの勢いで書いているんです。速水さんが『1973年に生まれて』を書かれた時はどうでしたか。 速水 僕は葉真中さんと逆で、自分のことを書きたくなかったんです。『鼓動』と『1973年に生まれて』って扱われている項目はかなり重なっているじゃないですか。ある意味、双子みたいな本といっていい。 葉真中 そうですよね。『鼓動』

                                                      『鼓動』刊行記念対談<葉真中顕×速水健朗>「90年代の呪い――なぜ、僕たちは世代論を語ってしまうのか」ロスジェネ世代の二人が90年代と今を考察する | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-
                                                    • 仕上がったおっさんの人生相談に友人たちと乗ってたら友人ごとブロックされた話|山本一郎(やまもといちろう)

                                                      旧聞ネタが再度揉めていたので、分かる人には分かって欲しいという話を一般化して書いてみたいと思うんですけれども。 歳はとりたくないもので、麒麟も老いては駄馬にも劣るという諺(ことわざ)どおり、特定の業界では名うてのコンサルタント大先生が騒ぎを起こしておられました。さすがに問題勃発から二年以上と月日も経過したのですが、いまなお燻っておられるようで、良かれと思って関与した友人や、騒ぎを聞きつけて野次馬として集結した私たちまでフレンドを切られただけでなくブロックまでされるという惨事に発展してしまいました。 別に文句を言いたいわけではなく、功成り名遂げた、多額の資産を持つおっさんでもこのような事態になるというのは、まさに私たちの人生の行く末において他山の石とし、きちんと反省する材料にしていきたいと思う次第です。 もちろん、まだ弱冠47歳にすぎない浅学の身である私が、間接的とはいえ本件に触れるのはおこ

                                                        仕上がったおっさんの人生相談に友人たちと乗ってたら友人ごとブロックされた話|山本一郎(やまもといちろう)
                                                      • ギター侍2019

                                                        拙者…ギター侍じゃ… 俺は安倍晋三 美しい日本の総理です 「失われた豊かな日本をトリモロス!」…って言うじゃない? でもあんたが取り戻してるの、戦時中の日本ですから!残念! 一億総奴隷時代 斬り! 俺はムン・ジェイン 大韓民国大統領 「正しい歴史を正視しない憎き日本をやっつける!」…って言うじゃない? でも、あんたの言う「正しい歴史」は都合よく捻じ曲げられてますから!残念! 反日しかカードのない無能大統領 斬り! 俺は池田大作 創価学会会長です 「ニッポンの平和を祈って皆さんの豊かな人生指導します」…って言うじゃない? でもあんた、もう生きてるのか死んでるのかわかりませんから!残念! 10年間消息不明の大先生 斬り! 俺は川上量生 カドカワ・ドワンゴ社長です 「海賊版、規制し表現守ります」…って言うじゃない? でもあんたの運営してる、ニコニコ動画が日本最大の海賊版サイトですから!残念! ホ

                                                          ギター侍2019
                                                        • 【書評】小林製薬紅麹死亡事件があったからこそ読んでおきたい『教養としての発酵』|山本一郎(やまもといちろう)

                                                          今日いまほど小林製薬の紅麹関連のサプリで、紅麹菌の中のシトリニンと見られるカビ毒も含む何らかのコンタミが発生して思い腎臓疾患から2件目の死亡事故が発生する騒ぎがありました。 2010年、小林製薬が全ゲノム解析の報告として紅麹菌(Monascus pilosus)においてこのシトリニンを産出させない株を持っているような話をしておりました。世界的に市場規模が大きい高脂血症の治療効果が見込めるスタチン系薬ロバスタチン(モナコリンKなど)を生成するこの紅麹菌で小林製薬がこれらの抗コルステロール用途のサプリを展開したこと自体は、不思議なことではありません。 他方で、これらサプリメントが私たちの暮らしの中で生活改善を目的として日常的に売られ、使われる背景においても、本書『教養としての発酵』(村井裕一郎・著 あさ出版・刊)で取り扱われるこれら技術がどれだけ浸透しているかが分かろうというものです。一般的な

                                                            【書評】小林製薬紅麹死亡事件があったからこそ読んでおきたい『教養としての発酵』|山本一郎(やまもといちろう)
                                                          • 超新星・石川優実さんと「クソ本」「フェミ」/崩壊していくプロセスについて #kutoo|山本一郎(やまもといちろう)

                                                            他人同士の揉め事にクビを突っ込むとか無粋な人たちがネット社会には多いのは非常に残念なことです。問題の当事者でもない人たちがしたり顔でネット社会を評論するのはやめたほうがいいでしょうし、本人たちにとっても大変迷惑なことだと思うんですよね。しらべぇも、他人のことをどうこう言う以前に適当なネットリサーチを記事の具にしてさも普遍的な事実であるかのような記事を垂れ流すのはやめたほうがいいんじゃないでしょうか。 石川優実さんが執筆した本でその内容が第三者のツイートを無断流用・改変した件について揉めておりまして、先日来ずっと見物しておりました。 拡散依頼 本に掲載されると連絡はありませんでした 57人分を無断引用しています Twitter規約では、引用する場合は全文を引用する必要があるのに 部分引用をしており規約違反です 他人のTwitterを無断で使用し 本により印税収入を得たり、イベント出演など 経

                                                              超新星・石川優実さんと「クソ本」「フェミ」/崩壊していくプロセスについて #kutoo|山本一郎(やまもといちろう)
                                                            • 芳沢光雄さんのトンデモ記事で教育行政側が騒然としている件で|山本一郎(やまもといちろう)

                                                              芳沢光雄さんの指摘は制度論に原因を求めるもので、端的に言えば与太話なのですが、信じる人がいっぱい出て「いまの大学はどうなってるんだ」的な話がたくさん来ているので簡単に解説を試みます。 一応元記事をリンクしておきますが、内容はまあなんというか読むに堪えない内容なのでご参考までです。 まず、「塩25グラムを水100グラムに溶かすとき、食塩水の濃度を求めよ」で、次のように書かれています。 現在、日本の大学生で「25%」と答える者が少なくない。 いや、そう答える大学生は、どこの大学で学ぶ学生さんで、何%がそう答えるって話なんだよ…。もちろん、全体のグラム数は125gになるのだから、25g溶かしたら20%なのだが、ここで問題となるのは「そんなことも分からないのか」について 教え方が悪い→そういう教え方をした中学高校の教師が悪い と持っていく論理展開に問題があるわけです。 もちろん、そういう量の概念と

                                                                芳沢光雄さんのトンデモ記事で教育行政側が騒然としている件で|山本一郎(やまもといちろう)
                                                              • 山本一郎(Ichiro Yamamoto)🐱 on Twitter: "中国なんてPCR検査のためだけに集合住宅や社員寮にMPが討ち入りして、陽性ならスマホ取り上げて強制テント隔離とかするんすよ 日本でできるわけないじゃないですか https://t.co/XwrZTrgZVg"

                                                                中国なんてPCR検査のためだけに集合住宅や社員寮にMPが討ち入りして、陽性ならスマホ取り上げて強制テント隔離とかするんすよ 日本でできるわけないじゃないですか https://t.co/XwrZTrgZVg

                                                                  山本一郎(Ichiro Yamamoto)🐱 on Twitter: "中国なんてPCR検査のためだけに集合住宅や社員寮にMPが討ち入りして、陽性ならスマホ取り上げて強制テント隔離とかするんすよ 日本でできるわけないじゃないですか https://t.co/XwrZTrgZVg"
                                                                • 社員を切る側も辛いんや|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                  先日収録を行いました私のサロン『漆黒と灯火』は、火鍋チャンネルでもご一緒している青山浩さんをお呼びして、相場と人生についてお話をお伺いしました。無観客試合だったのは残念でしたし、いつもはこの3分の一の距離で濃厚接触しながら業界話をしてるはずの青山さんと遠く離れて鍋もなく語ってるというのは逆にシュールでしたね。 会の宣伝をしておきながら、このコロナ禍でも退会者がほとんどいらっしゃらず、実は会員募集してなかったりするんですが…。 で、青山さんとは相場の話をしつつも「突然やってきた、ブラックスワン。それに対応する事業者として、どうブレーキを踏むのか」という議論をしました。もちろん、事業を守る経営者として誠実にブレーキを踏む、これが大事。と、言えば簡単そうに聞こえるわけなんですけど、実際には「テナントとして減額交渉(減賃交渉)をし、社員を解雇する」ことが求められます。固定費を下げ、事業を守る。困難

                                                                    社員を切る側も辛いんや|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                  • 【寄稿】『消費者法ニュース』の「ニセ科学特集」に小論を寄せました : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                    今月発売になった『消費者法ニュース Vol.122』で、ニセ科学を宣伝に使い消費者が信じ込んで効果がない製品を買ってしまう事案についての小論を寄せました。 『消費者法ニュース Vol.122』 http://www.clnn.net/ そして、今回の消費者法ニュースの特集は、なんとネットで無料で読めます。太っ腹! 特集1 ニセ科学 科学を装った消費者被害 http://www.clnn.net/image/cln122-SE01.pdf 当ブログやBLOGOSでも時折消費者関連の記事は書いているのですが、やはり「問題発生から、事態把握ののち解決に向かう」プロセスに少し時間がかかってしまうので、気がついたころには盛大に消費者が騙された後で収拾がつかなくなることもあり得ます。 がんに効くと標榜する高額な免疫療法や若返り・疲労回復を目的とした血液クレンジングも問題になりましたが、今回の特集では識

                                                                      【寄稿】『消費者法ニュース』の「ニセ科学特集」に小論を寄せました : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                    • 大田区都議選(新4区)、思った以上に自公分裂アカン感じじゃないのという話|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                      大田区は今回も4区で平将明さんとこの選挙区ですが、投票率25%あまりで立憲共産に支援を受けた森愛さんに8,000票差で2着ってのは都議選として議席が確保されたってだけで超ヤバイですね…。 しかも今回まくった森愛さんは都民ファーストの都議だったのを蹴飛ばして大田区長選に立候補し無事敗戦して出戻り都議選という超仁義レスな立場の御仁だったわけですけれども、低投票率で勝っちまうわけですからね。 当日出口しかやってませんが、3位に食い込んだ細田純代さんも候補者としてはまずまずの割に浸透していない中、自民支持者をやっぱり2割ぐらい、無党派層を同じく2割ぐらい喰って次点ですから、維新に風が吹いているのは間違いないようです。 鈴木章浩さんの2着は自公分裂以前に鈴木さん自身が立正佼成会の票を巻き取っているので今回の一件とは無関係に創価票は入らないわけですが、それを抜きにしても東京4区でも前回ダブルスコアでは

                                                                        大田区都議選(新4区)、思った以上に自公分裂アカン感じじゃないのという話|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                      • 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー“特別日本語版”』を家族で観た感想|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                        GW中、話題になっていた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を家族で観に行きました。どうも通常の英語版と違って、間が日本用になって作り直されているとのことで、そうなんですねというのが率直な印象です。確かに日本人と欧米人では心地よい間が異なるのですが、そのあたりを分かってちゃんとそれ用に作るのが任天堂らしいなあと思いました。 事前に、本作品を先に観た人の評判を聞いていったのですが、概ね皆さん「面白かったよ」という一方、映画が好きな人ほど「テーマ性がない」とか「物語がないも同然で伝わらない」などの酷評をしていたので、まあマリオだからなあ、テーマ性何かねえだろうなあと思って覚悟して見物に行ったんですけど、テーマ性あったじゃないですか。 ブサメンは、どんなに権力を持ち、教養があってもプロポーズに失敗するという、じゃぶじゃぶの墨汁で浸した極太の筆で書き上げたかのような、立派で普遍的なテーマが。

                                                                          『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー“特別日本語版”』を家族で観た感想|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                        • 私は中川淳一郎さんの保護者ではありません : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                          「ネットやイベントでは乳繰り合っていたし、書籍も一緒に出版されていたので、山本一郎さんは中川淳一郎さんと親しいと思って取材の連絡をしました」とかいう連絡や取材依頼が複数舞い込んでおります。 ただ、中川淳一郎さんの近況を直接はまったく知らず、二年以上(それこそ、コロナ騒動が起きる前ぐらいから)中川さんともお会いしていません。共通の友人から、中川さんの近況を伺ったり、仕事仲間から連絡があるぐらいで、リアルに中川さんの状況は存じませんので、私に聞かれても何もして差し上げられません。 必要なことがございましたら、中川さんと一橋大学の同窓でレスラーの常見陽平さんにご連絡ください。→ 常見陽平 yoheitsunemi@gmail.com 私見ですが、中川さんはデリケートな人で、ニュースポストセブンやAbemaタイムズといったネット媒体での仕事がひと段落して以降、世間的にはかつて所属していた古い博報堂

                                                                            私は中川淳一郎さんの保護者ではありません : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                          • 静岡4区補選、コロナ騒動で無党派層が「寝た」選挙 : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                            というわけで、静岡4区の補選が終わりまして、自民党・公明党ら与党が推す深澤陽一さんが、野党統一候補田中健(けん)さんに大勝するという結果に終わりました。もっとも、期日前に予想されたダブルスコアほどまでにはいかず、なんというか中途半端な感じに終わってしまいました。 もちろん、コロナ騒動があり、街頭もできず商店街周りも無理な状況で、投票率も「不要不急でない」はずのこの選挙において20%近く前回よりも落ちたということで、非常に与党・野党の地金が出た選挙だったのかなあと思います。無党派層がここまで投票にいかないと、野党としては手も足も出ないのも仕方がないところではあるんですよね。 「自民党は国民から支持されている!」と考えていいのかどうか、解説します。【静岡4区補選、自民党の深澤陽一さん当選】 https://www.youtube.com/watch?v=wswa3gSAkdQ 何しろ、コロナ対

                                                                              静岡4区補選、コロナ騒動で無党派層が「寝た」選挙 : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                            • 政治とメディアの共犯関係を可視化したCLPと「柔らかい実弾」 左派陣営による眉間ブーメランを最大限楽しむべきだと思う理由 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                              (山本一郎:投資家、作家、次世代基盤政策研究所理事) *この記事は、2022年1月8日公開の「やまもといちろうチャンネル」の動画「みんな大好き『Choose Life Project』が思い切り燃えている件について」(https://www.youtube.com/watch?v=eGaHrF7rkXw)を書き起こし、一部要約したものです。話が重複したり、大事なことに抜けがあったりしても泣かない。 タレントの津田大介さん以下、左派系論客が集まって出演していた、みんな大好き「Choose Life Project(以下CLP)」が燃えに燃えています。 CLPとは、元TBSの報道番組を担当していたディレクターの佐治洋さんが2020年の夏ごろに始めたインターネットメディアです。この佐治洋さん、かつては報道番組における複数の事例において、当事者のインタビューとは全く異なる内容の放送内容に仕上げて大

                                                                                政治とメディアの共犯関係を可視化したCLPと「柔らかい実弾」 左派陣営による眉間ブーメランを最大限楽しむべきだと思う理由 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                              • 事件の証言をするということ|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                                先日、といってもかなり前ですが、ある事件の証言をしに、とある地方裁判所まで何度か行き、また、しばらく後に高等裁判所に伺いました。 細かく書くのはよろしくないとのことなので、各方面にお話をして掲載をご承認いただくにあたり、最初記述した文章だいたい7,000字は削りに削られ、ご覧のような字数になってしまいましたが、それでも言いたいことのエッセンスは残っているのでnoteに掲載したいと思います。 許されるならば、当時残した日記やメモと元原稿を踏まえて完全版をどこかに書きたいという気持ちもありますが、そんなことはやめておけという想いもあって、まだ私の心が整理できていないままなので、えいやでご了承いただいた部分について記します。 <この件を通じてずっと私が思っていること> 私はこの目で見ていて、また、他にも証言する人がおられたわけでして、その悲惨な事件の真相を知る人間の一人として、証人として呼ばれ、

                                                                                  事件の証言をするということ|山本一郎(やまもといちろう)
                                                                                • 東京15区乙武洋匡(周辺も)頑張ってたよという話と今後の政治見通しについてのまとめ|山本一郎(やまもといちろう)

                                                                                  はじめに 4月28日に行われた衆議院3補選に関しては、島根1区長崎3区も東京15区も三者三様構造が違って面白かったなあという風に思います。今週で概ね振り返りや報告・反省会もひと段落して次の大型選挙対策へといった段取りになっていくところですので、今回は(問題のない範囲で)東京15区について振り返りながら、解散があるかもしれない現在の政治状況について考察します。長いよ。 東京15区で何が起きていたのか 今回の15区は公示前の情勢調査(2回)の結果からすると、投票率こそ予想を下回りましたが概ねの得票率は誤差の範囲内で収まった結論だったかと思います。 他方で、トップ目と思っていた酒井なつみさん(立憲)こそ不動であったものの、事前の浸透では特に下町では須藤元気さん(無所属)が酒井さんを上回っており、学歴が高く所得も多い世帯が中心の湾岸部への浸透が進めばひっくり返るんではないか? というぐらい熱戦でし

                                                                                    東京15区乙武洋匡(周辺も)頑張ってたよという話と今後の政治見通しについてのまとめ|山本一郎(やまもといちろう)