並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 88 件 / 88件

新着順 人気順

よい文章の検索結果81 - 88 件 / 88件

  • 夜とか早朝にスーツケースを引きてえな

    21時過ぎに退勤し、職場の外壁にバレない感じでさりげなく蹴りを入れながら、殺すぞ〜!と呟きながら帰ろうとしてたんですよ 社屋のチャリ置き場に向かう 真っ暗だ 何も見えん スキップまがいのステップを踏んだり、大げさな動きで階段を降りたり、カスカスの口笛を吹いてみたりする そうしていると、チャリ置きの向かい側の道路から、ガラガラという音が聞こえてきた 口笛を吹くのをやめ、マジメな歩き方に戻りながら、俺は思ったんですよ アレになりてえな、と 新幹線の駅があるんだ 基本的にはすげー田舎で、夜なんかマジでビックリするくらい暗いし、シカとかタヌキとかの類が普通にいるような街なんだけど、なんか新幹線は通ってるんですよね その駅に、多分彼は向かってたんすよ そういう瞬間ってあるじゃない 夜とか早朝とかの、あまり人が動かない時間帯に、先んじてか遅んじてかわかんねーけど、スーツケースを引いて移動するような瞬間

      夜とか早朝にスーツケースを引きてえな
    • 電話口から三人殺したかもしれない話

      ・一人目 一人目は学生時代、通販の受信専門コルセンで働いていたとき。住所の確認を繰り返している途中にボン、ゴトンっと鈍い音とともに会話が途切れてしまった。通話自体は続いていたのだで「歩きながら電話でもしていて落としちゃったのかな?」としばらくそのままに。しかし雑音は聞こえるものの一向に話し声が再開しないので、どうして良いかわからずリーダーへ報告した。リーダーが代わるも相変わらず電話が遠くて雑音と、なぜか水の滴るような音しか聞こえない。仕方なく「申し訳ございませんが、お電話が遠いようですので少し後にかけなおさせていただきます」と切断。その後何度かかけたが、着信はなるものの誰も電話に出ることはなかった。 その一週間後だったろうか。その電話番号の家族だという方から問い合わせがあった。ながら運転だったそうだ。私が電話をかけていた相手は運転しながら携帯電話を使用していたのだ。電話に気を取られ反対車線

        電話口から三人殺したかもしれない話
      • 保護犬の成犬を引き取ってからの暮らしについて

        https://anond.hatelabo.jp/20200228200523 保護犬の子犬を引き取る予定だったが、縁あって成犬を引き取ることにした話のつづき ベッド俺たちはこの借家の新居に越してくるにあたり、犬か猫を飼おうと決めていたのに付随して決めていたのが、「ベッドを買おう」だった。ペットとベッドである。それは俺と嫁の憧れだった「犬と一緒に寝る」という行為を実現するためのものだった。残念ながらさほど広い部屋ではなかったのでセミダブルのベッドを一つ買うことにして、俺たちはまだ見ぬ犬(猫)がベッドにもぐり込んで来る様を想像してはIKEAのレジの列で鼻の下を伸ばしていた。嫁に至っては子犬がベッドの上り下りがしやすいようにと小さな台まで買おうとしていた。 やがて当初の予定を変更して子犬でなく成犬を引き取ることとなり、トライアル期間はケージを使用する約束だったので夜はケージから出さなかったの

          保護犬の成犬を引き取ってからの暮らしについて
        • 初めて丸亀製麺に行ってみた

          チェーン店でも美味しそうなうどんが食べられそうなお店なので、 勇気を出して初めて行ってみた! お店のルールが分からないと常連客や慣れた店員さんからモタモタするなよ!って列に並ぶプレッシャーがあると思ったけど大丈夫だった。 冷たいうどんを食べたかったけど、 注文の仕方が分からなくて、 と言うより焦ってしまって、 釜上げでお願いしますと言ってしまって熱いのがきたのが唯一緊張して間違えたところだったけど。 トレーを取り忘れて、店員さんにトレーも一緒に持っていって下さいねって案外優しく言ってこれたのにも救われたと思う。 桶にあつあつのうどんを入れてもらってトレーにのせて行くと 次はトッピングコーナーになる どれを入れたら良いのか分からず、 トリ天を入れてみたかったが、 みんな見てくれが一緒だったので迷ったけど、 なんとか2つのせて追加することが出来た。 そのとき後ろに並んでるお客さんはいなかったけ

            初めて丸亀製麺に行ってみた
          • 初めての短歌が日本一 鳥取の女子高校生、夏詠んだ傑作:朝日新聞デジタル

            短歌未経験の高校生が授業で初めて詠んだ作品が、全国コンクール「~家族を歌う~河野裕子短歌賞」で最優秀賞に輝いた。4月末、鳥取市の県立鳥取東高校を訪ね、話を聴いた。 同校では昨年、現代文の課題で1年の生徒約80人が短歌を作った。担当教諭で歌人でもある荻原伸さん(48)の指導で、全員が同賞などに応募したところ、中学・高校生による「青春の歌」部門(応募1万3256件)で現在2年の石名萌(いしな・もえ)さん(16)が最高の河野裕子賞に輝いた。 「干からびたカエルをよけてすすみゆくばいばい、わたしは夏をのりきる」 石名さんが短歌に詠んだのは、自転車で登校中に見た道端で死んだカエルだ。カエルを気の毒に思いつつ、どうすることもできず通り過ぎてしまう。夏の情景を題材にしようと考えていたとき、この出来事を思い出したという。「生き物が干からびた夏の情景と、自転車で走る疾走感を込めた」 これまで短歌を作ったこと

              初めての短歌が日本一 鳥取の女子高校生、夏詠んだ傑作:朝日新聞デジタル
            • ペアーズで会ったけどひどい理由で喧嘩別れした

              話が合ってた男と実際会ったらひっどい理由で喧嘩別れした。ブロックした。 笑われるだろうけど理由は特撮の脚本家で誰が好きか。私は井上敏樹で相手は小林靖子、そして相手の地雷が井上敏樹で私の地雷が小林靖子だった。 龍騎の話をしたあたりで雲行きが怪しくなり、私の主観的にはあちらから喧嘩を仕掛けられ、いくらか収めようとしたけど劇場版を貶され私が切れ、最後は罵り合いのような状態で終わった。 ウルトラマンや牙狼の話してるときは楽しかったんだけど、こっちの好きなものを悪し様に言ってくるやつは無理だわ。つーか敏樹脚本は好きだけどリアルに敏樹脚本に出てくる男みたいな行動してくるやつが好きなわけじゃねーんだよ。 追記 収めようとしたんだよ。 靖子も好きな人いるよね、最近だと特撮外でも刀剣乱舞人気だったよねって話して穏便に収めようとしたら、敏樹はディケイドで大コケしたってうるせえよ。あれは確かにそうだけどこっちが

                ペアーズで会ったけどひどい理由で喧嘩別れした
              • お弁当工場にて

                都会の列車はどこまで行っても高いビルの間をすり抜けるようにして走ります。清潔な摩天楼の小部屋の一つ一つには、きちんとした服を着た有能そうな人々が納められているのが見えます。そんな建物が無数にあって、そんな人々が無数にいることを想像すると気が遠くなってきます。 私によくなじんだ車窓からの眺めとは、駅と駅との長い間隔の間に広がるぼうぼうの木と原っぱ、そして遠くにときどき見える謎めいた工場のことです。 世の中には人間の種類を二分する様々な基準が存在しています。ある特徴を有しているかいないかでまるで違った人間になってしまうことがよくあります。ここでの特徴とは、身体的な特徴ではなく精神的なものです。 私は、工場で働いたことがあるか・ないかという基準をここに提唱したいと思います。 今、私の周りにいる人のほとんどは、工場で働いたことがないと言います。 比較的都会の比較的裕福な家庭に生まれ育ち、比較的高い

                  お弁当工場にて
                • イカ好きによる同人誌「いか生活」vol.2の熱量がすごかった

                  同人誌、中でも「評論」と呼ばれるジャンルが好きで(二次創作や肌色系も大好きですが!)、ネットや即売会で目についた本はとりあえず買っている。 その時に買わないと二度と手に入らない(場合が多い)のが同人誌だ。 昨年の夏コミで手にした数冊の中に、ちょっと変わった本があった。 いや評論系の同人誌は基本的に全部変わっている本なんだけど、その中でも特殊な輝きを放っていたのだ。 表紙は派手な水玉がフルカラーでちょっと良い紙に印刷され、 ---------- い か 生 活 ---------- と、書かれているのみ。 そして売り子は若い女性の二人組だ。 ちょっとキョドりつつ見本誌を手に取ってペラペラをめくってみると、とにかく「いかの同人誌」らしいことがわかった。 なるほど、「いか生活」か。それにしてもイカの同人誌って。 イルカなら、あるいはタコならまだわかるけれど、なぜイカにした。 久しぶりに私にとって

                    イカ好きによる同人誌「いか生活」vol.2の熱量がすごかった