宇賀持琴音さん。自宅には様々な種類のばんそうこうが常備されている=2022年10月2日午後0時8分、茨城県結城市大木、藤田大道撮影 ばんそうこうを子どもが貼るのは難しい。そんな悩みを解決するばんそうこうを、茨城県結城市立江川北小4年の宇賀持琴音(うがもちことね)さん(9)が発明した。2022年の世界青少年発明工夫展で銅賞を受賞した。 【動画】宇賀持琴音さんが発明したばんそうこう 琴音さんは、指、手のひら、ひざと、とにかくよくけがをする。ガーゼ部分を傷口に当てて巻くと、テープがガーゼにかかったり、左右のテープがくっついたり。母の由紀さん(53)はテープの片方をはさみで切って貼ってあげていた。 でも、由紀さんも家事に忙しい。何度も頼まれ、「また切ったの?」とイライラ。そんなとき、「最初から半分なければいいのに!」。琴音さんの一言がきっかけだった。 毎年、夏休みに出される発明工夫の宿題の題材にな