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インタプリタの検索結果41 - 80 件 / 81件

  • 【エンジニアの悪夢】日本HPE、京大スパコンのデータ77TBをLOST、全面謝罪▶理由を読んだ皆さん「インタプリタ怖い」「胃が痛くなる」

    これは怖い…。自分現役の頃、Backupは世代管理してたけどなぁ。最近はやらないのかな…。 余談:実はtogetterも排他処理がないので同じまとめに対してうっかり複数編集窓を開いて変な上書きすることが…^^;

      【エンジニアの悪夢】日本HPE、京大スパコンのデータ77TBをLOST、全面謝罪▶理由を読んだ皆さん「インタプリタ怖い」「胃が痛くなる」
    • こまやかな中国語に憧れる - インタプリタかなくぎ流

      昨日は通訳学校秋学期の最後の授業日でした。この学校では最終日に、これまでの訓練の総仕上げとして外部から専門家をお招きして講演を行っていただき、その内容を通訳するという実習が行われます。昨日の講師は、中国の大学を卒業されたあと日本の大学院で学び、日本の大手化学会社に就職して研究員をされている方でした。 こうした講演会を華人(中国語圏の方々)にお願いしていつも感じることなんですけど、中国語が本当に流暢です。中国語母語話者なんだから当たり前でしょ、と思われるでしょうか。それはまあそうなんですけど、いくらその言語が母語であっても、人前で話す際の巧拙というものはあります。それは私たち日本語母語話者が日本語で話す際も同じであることは容易に想像できますよね。 中国語が流暢というのはつまり、話の内容がロジカルで理路整然としていて分かりやすく、冗語(「えー」とか「あー」とか「そのー」といった不必要な言葉)が

        こまやかな中国語に憧れる - インタプリタかなくぎ流
      • 簡体字と繁体字の併記について - インタプリタかなくぎ流

        昨日Twitterで、こんな意見に遭遇しました。 もう、漢字が読めるのは日本人と台湾人だけですからね。 我々は、ホンモノの漢字を知ったうえで、中共の簡体文字を漢字の省略形と認識してますが、中国人は簡体文字を漢字と思い込まされており、学者や一部の高学歴者じゃないと漢字を知りません。— 建築エコノミスト森山高至 (@mori_arch_econo) November 25, 2020 まあ私も、現在の中国政府(中国人じゃないですよ)に対してはとてもじゃないけど好感を持てないし、漢字に関する政策についても、かつて行われた簡体字の導入は愚かだったんじゃないかなあと思っているクチです。でも、だからといって返す刀で学者や高学歴者しか「ホンモノの(?)」漢字を知らないというのはちょっと言いすぎですよね。 庶民だって、例えばお店の看板とか名刺に繁体字(正体字)をあしらうなんてのはけっこうやっています。私が

          簡体字と繁体字の併記について - インタプリタかなくぎ流
        • 「ファミリーヒストリー」に対する違和感 - インタプリタかなくぎ流

          先日、夕飯を作りながらBGMがわりにテレビをつけていたら、NHKで「ファミリーヒストリー」という番組をやっていました。予告(「今夜のNHK」みたいな)は見たことがあったものの、番組そのものは一度も見たことがなかったのですが、見ているうちに何とも言えない不愉快な気分になってきて、チャンネルを変えてしまいました。 www4.nhk.or.jp 公式ウェブサイトによれば、この番組は「著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、『アイデンティティ』や『家族の絆』を見つめる番組」だそうです。チャンネルを変えたあと、なぜ不愉快な気分になったのかなと自問しました。 やたら「絆」とか「家系」などを強調していたからでしょうか。たしかに私は、家族は大切だとは思うものの、それぞれが別個の人間であり、必要以上に繋がりを求めるのは苦手です。特に子供が成人した後は、家族は「親離れ・子離れ」してそれぞれが精神的に自立

            「ファミリーヒストリー」に対する違和感 - インタプリタかなくぎ流
          • さよなら通訳業 - インタプリタかなくぎ流

            先日、今年最後の「ミッション・インポッシブル」を終えました。とある理系学会のシンポジウムでの通訳です。私は根っからの文系人間なので、数値や数式や技術用語が飛び交う理系のお仕事はまるっきりの門外漢で(文系のお仕事だってそのほとんどが門外漢ですけど)、ちょっと手に負えないくらい内容が難しいです。でもこのシンポジウムは、もう五年ほど連続してお仕事をいただいています。 この仕事は、とあるエージェント(通訳者の派遣業者)からの「ご指名案件」です。でもこれは極めて珍しいケースで、通訳業界は(ここでは中国語の通訳業界を指します。他の言語の状況はあまりよく知りません)ここ数年「仮案件&リリース」がデフォルトの世界になっており、フリーランスには極めて働きにくい環境になりました。それでは食べていけないので、私は通訳以外の固定業務をなるべく入れて収入を確保しようとする→ますますフリーランスとしての単発の仕事が受

              さよなら通訳業 - インタプリタかなくぎ流
            • 40歳がくる! - インタプリタかなくぎ流

              先日、仕事帰りに本屋さんへ立ち寄って新刊本をあれこれ立ち読みしていたら、真っ赤な表紙の目立つ本が平積みされているのに気づきました。書名は『40歳がくる!』で、アラフォーを迎える方のエッセイかな、自分も40歳を迎えたころは「不惑」と言いつつあれこれ惑いっぱなしだったものな……などと思いつつ手には取らなかったのですが、うちに帰ってきて Hatena Blog の文章をいろいろと読んでいたら、だいさん(id:GOUNN69)のブログ『片道書簡→』にその本のことが書かれていました。 shiba-fu.hatenablog.com おお、なんというシンクロニシティ……と思って、さっそくAmazonで購入(経堂の三省堂書店さん、ごめんなさい)。雨宮まみ氏のこの本、恥ずかしながら私は氏のこともこの本の内容もまったく知らずに読み始めたのですが、その文章についつい引き込まれて、そのまま最後まで読んでしまいま

                40歳がくる! - インタプリタかなくぎ流
              • Excelのチューリング完全性を検証するためにPietインタプリタを実装しようとして挫折するまでの軌跡 - hak7a3が書き残す何か

                はじめに 最近,Excelがチューリング完全になったという公式のお達しがあった. Excel formulas, the world’s most popular programming language, is now Turing-complete. Go check it out! https://t.co/qkw3Bmt1gp— Satya Nadella (@satyanadella) 2021年2月9日 チューリング完全になったということは,レイトレーシングや科学技術計算,言語処理系まで実装できるはずである.本記事では,Excelのチューリング完全性を悪用利用してそこそこ大きめのコード,具体的にはPiet処理系を実装しようとして挫折した流れを記録しようと思う. Excelのチューリング完全性を支えるLAMBDAについて 詳しくは公式の説明を参照してほしい.簡単に言うと, LAM

                  Excelのチューリング完全性を検証するためにPietインタプリタを実装しようとして挫折するまでの軌跡 - hak7a3が書き残す何か
                • 第62回 Perl歴史散策 ―インタプリタの実装と、構文の進化をたどる(1) | gihyo.jp

                  本連載では第一線のPerlハッカーが回替わりで執筆していきます。今回のハッカーは清水隆博さんで、テーマは「Perl歴史散策」です。Perl 1.0から現在までのバージョンを、実装と構文の両面から追っていきます。 Perlのバージョン Perlは、最初のリリースである1.0から現在に至るまで、数々のバージョンの遍歴を経ています。みなさんが現在利用しているのは、ほとんどがPerl 5のいずれかのバージョンでしょう。Perlはバージョンが上がるにつれて、構文はもちろんのこと、C言語によるインタプリタの実装もさまざまな改良や変更が行われてきました。そこで本稿では、最初のリリースから現在までの代表的なPerlのバージョンについて、Perlの構文とC言語による実装の両方の側面から追っていきます。 Perlインタプリタのソースコード Perlの最初のリリース時にはGitは存在していませんでした。当時のP

                    第62回 Perl歴史散策 ―インタプリタの実装と、構文の進化をたどる(1) | gihyo.jp
                  • 397 行で tiny basic のインタプリタを作る - Qiita

                    言語実装 Advent Calendar 2022 の今日の分が空いていたので書いてみた。 この記事の内容 397 行の C++ のプログラムで tiny basic のインタプリタを実装する ソースコードは記事中に示す(1 ファイルのみで完結) 実装したタイニーベーシックのインタプリタ上で遊べる Hit & Blow というゲームも紹介 元ネタは、Peter Chapman さんの tinybasic.c ( https://gist.github.com/pmachapman/661f0fff9814231fde48 )。これを少々書き換えただけである。高度なことはしていない。 言語的にはコメントを付け加えるコマンド rem を追加している。元ネタは C であり、こちらは C++ を使っているので、vector や map を使って、若干コード量が減っているという感じ。行数を減らすため

                      397 行で tiny basic のインタプリタを作る - Qiita
                    • MSPとTagless-finalで作るインタプリタ 実用的なDSL構築のアプローチ

                      アジア最大級の国際Scalaカンファレンスである「ScalaMatsuri2020」がオンラインで開催されました。そこでビジョナル・インキュベーションの鈴木氏が、Dottyで可能になったマルチステージプログラミング(MSP:Multi-stage Programming)について話しました。後半では、Tagless-finalとマルチステージプログラミングを組み合わせた高性能なDSL構築アプローチについて話しました。前半はこちら。 Tagless-finalとは何か 鈴木健一氏(以下、鈴木):次は、Tagless-finalの話ですね。Tagless-finalはいろいろなところで最近話に出てきていますけれども、Tagless-finalパターンとしての、エフェクトラッパーとしてのTagless-finalの話とはちょっと違って、DSLを構築するところの話ですね。 Tagless-finalが何

                        MSPとTagless-finalで作るインタプリタ 実用的なDSL構築のアプローチ
                      • 5分で分かる教養としての低レイヤ -どうしてプログラムは動くのか(アセンブリ言語、インタプリタ、JITコンパイラ) - Qiita

                        5分で分かる教養としての低レイヤ -どうしてプログラムは動くのか(アセンブリ言語、インタプリタ、JITコンパイラ)インタプリタコンパイラアセンブリ言語低レイヤ機械語 プログラムが動く時って内部的にどうなってるの、ということをまとめてみました。普段は特に意識しませんが、知っていれば役立つ事があるかもしれませんので、楽しんで読んでいただければと思います! 機械語 まず大前提としてコンピュータは1と0しか理解できません。そしてこの1と0だけで書かれたものを機械語と呼びます。つまり、どんなプログラミング言語で書かれたプログラムも、最終的にはこの機械語を実行しているということです。その上でその1と0の羅列はどういうルールに従って解釈されているのかというと、それはコンピュータ内部に存在するCPUの種類によります。もっと厳密にいうと、そのCPUが採用している命令セットによります1。命令セットとは1と0の

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                        • 出版翻訳者なんてなるんじゃなかった日記 - インタプリタかなくぎ流

                          宮崎伸治氏の『出版翻訳者なんてなるんじゃなかった日記』を読みました。新聞広告で見つけて、これはきっと私たちに向けて書かれた本に違いないと思ってすぐに購入し、面白くて一気に読了。面白いけれど、こんなに怖くて気分の悪くなる本も久しぶりでした。 出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 みんながこぞって英語教育に傾倒するこの国で、たまさか英語に秀でていたがゆえに深い森の闇にとらわれてしまう主人公を描いた『英子の森』(松田青子氏)とはまた違った種類の怖さです。その怖さは、この国の語学に対する底知れぬ無理解から立ち上ってくるんだろうなあと、自分の身の回りにもあったさまざまな出来事を反芻しながら読みました。 qianchong.hatenablog.com 私は宮崎氏のような業績もないし、ここまで手酷い目にも遭っていないし、裁判沙汰とも無縁でしたけど、仕事と引き換えに高額な翻訳ソフトを買うよう求められた

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                          • インタプリタは「コードを1行ずつ機械語に変換する」はガセネタ - Qiita

                            はじめに 多分これはガセネタです。おそらく日本だけで出回っているガセネタです。インタプリタにはそのような定義はありません。インタプリタは「ソースコードを読み込んで意味を解釈して実行するプログラム」 です。「1行ずつ」は些細な間違いとして「機械語に変換する」は完全に間違いです。ある程度詳しい人にとっては常識だと思うのですが。 おそらくコンピュータは機械語しか動かせないから、インタプリタも最終的に機械語に変換しているはずだという間違った思い込みからこのガセネタは広まってしまっているのでしょう。機械語に変換するのは面倒な処理です。速くなるかもしれませんが変換処理しなくて良いのだから普通はしませんよ。 コンパイラとインタプリタの定義 コンパイラとは コンパイラとは、ソースコードを元に実行可能なプログラムを生成するためのプログラムです。ユーザーは(ソースコードではなく)別に生成されたプログラムを実行

                              インタプリタは「コードを1行ずつ機械語に変換する」はガセネタ - Qiita
                            • ポエムになじめない - インタプリタかなくぎ流

                              通勤電車内の広告画面で、よくこの動画が流れています。プロサッカークラブ・FC東京のプロモーションビデオです。車内では音は流れず、字幕だけが出るのですが、この動画を見るたびに「ああ、この感覚が、私にはないんだなあ、なじめないなあ」と思って、なんだか寂しいような、腹立たたしいような、とても複雑な気持ちになります。 勝ち負けに本気になる、大人になって忘れてたこと。 離れていても、この思いはきっと届く。 ゴールのたびに大騒ぎできる。スポーツなんてやったことがなくても。 本名も年齢も職業も知らない。でも、仲間だって言える。 どんなときも、どこにいても、東京は寄り添ってくれる。 勝った日は、胸を張って帰る。 夢中で追いかける先に、夢がある。 泣くくらい好きなものって、他にない。 一緒に戦い抜いたから、この一体感を味わえる。 (*一部を抜粋しています) www.youtube.com 「寂しい」というの

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                              • ガベージコレクション実装したいからLISP風インタプリタ作った

                                ガベージコクレクションは手を動かすまでがちょっと遠い 下記の記事で書いたように、私は今ガベージコレクションに夢中です。 少し勉強して、ガベージコレクションの難しさの1つは「実装してみる」までが遠いところなのではないかと思っています。 ガベージコレクションというのは、それ単体で成り立つものではなく、基本的にはプログラミング言語の処理系と一緒に実装されるものです。したがって「ガベージコレクションに入門するぞ〜」と意気込んで理論を勉強しても、実装する対象となる適切な処理系がない、という問題に直面することになると思います。 多分、多くの人がそうなったのでは?と勝手に予想しているんですが、どうなんでしょう。 少なくとも私はそうなりました。 現実の処理系は複雑で難しい ガベージコレクションが実装されており、かつ日本語話者が関わりやすい処理系としてはまず CRuby が思いつきます。しかし CRuby

                                  ガベージコレクション実装したいからLISP風インタプリタ作った
                                • 「キャンパスから学生を締め出している」をめぐって - インタプリタかなくぎ流

                                  衆議院議員の細野豪志氏が、Twitterで「リスクを回避する大学の姿勢が、学生の学ぶ機会を奪っている」と主張したことに対し、大学関係者や学生など多くの人から賛否両論の声が上がっています。大まかな事の顛末はこちらのBLOGOSの記事が参考になります。 blogos.com 私も昨日Twitterでこの議論の推移を眺めていた一人ですが、確かに教職員としての立場からすれば「やりたくてやってるわけじゃない」と言いたくなる気持ちはわかりますし、一方で学生さんがキャンパスで得られるものが損なわれているという意見にも首肯できる部分があります。 というか、この問題はすべてを一緒くたにして「オンライン授業か対面授業か」と語ってもあまり意味がないように思います。大学や専門学校で行われている教育には様々なものがあり、オンライン授業に向くものもあれば、向かないものもあるからです。今年に入って、特に春以降オンライン

                                    「キャンパスから学生を締め出している」をめぐって - インタプリタかなくぎ流
                                  • スマホ・デトックスの時代 - インタプリタかなくぎ流

                                    ブリュノ・パティノ氏の『スマホ・デトックスの時代』を読みました。副題に「『金魚』をすくうデジタル文明論」とあって、これは原題の『金魚文明ーーアテンション市場に関する小論』からつけられているようです。 スマホ・デトックスの時代 ここでいう金魚とは金魚鉢の中にいる金魚のこと。金魚鉢というごくごく狭い空間に閉じ込められている金魚はしかし、その世界を牢獄のような狭い空間だとは認識していないのだといいます。それは金魚が継続して集中できる時間がわずか八秒未満だからなのだそう。「八秒後には別のことに関心を抱き、金魚の精神世界はリセットされる」と。 つまりこの本では、スマホ中毒に陥っている私たち人間をこの金魚になぞらえ、私たちは次々に関心を喚起されつついつまでもスマホの中の世界に浸りつづけ、それを極小空間だとも牢獄だともとらえられなくなっているのではないか……という警鐘を鳴らしているというわけです。 ここ

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                                    • さよならSNS - インタプリタかなくぎ流

                                      先日、ながらく放置状態だったソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)から退会しました。フェイスブック(Facebook)とピンタレスト(Pinterest)のアカウントです。 SNSに分類されるものとしてはあとユーチューブ(Youtube)とライン(LINE)を引き続き使っていますが、前者は語学関係の動画を見るだけ、後者は家族との連絡+いくつかの商業サービス(ジムの会員証とか)に使っているだけ。シェアやらコメントやら「いいね」やらリポスト(リツイート)やらといった「いかにもSNS」的な使い方をするものは、これで皆無となりました。 思い返せば、これまでにもSNSの種類に位置づけられるものはあらかた手をつけては退会してきました。ツイッター(Twitter/現X)も、インスタグラム(Instagram)も、タンブラー(Tumblr)も、ノート(note)も……SNSという言葉がまだ人口に

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                                      • 語学教師とエンパシー - インタプリタかなくぎ流

                                        オンライン英会話でレッスンの予約をする際に、チューターのプロフィールをよく読みます。生徒からの評価が高いとか、教えている内容が自分のレベルに合っているとかも大切ですが、私がとくにひかれるのは、チューターご自身がご自分の母語である英語以外に何らかの言語を学ばれたことがあるという点です。 つまり、自分もいろいろと苦労や工夫をして第二言語や第三言語を学んでいる、あるいは学んできたので、英語がまだまだつたない生徒さんの気持ちがよくわかりますよと。例えばプロフィール欄にこんなことが書かれていたり、イントロダクションビデオでこんなことを話されたりしています。 I know how challenging it can be to learn a new language because I have done it! I can relate to the difficulties of learni

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                                        • 「次の時代に生きていける」スキルって? - インタプリタかなくぎ流

                                          いつも拝見している、ちきりん氏のブログで、昨年末にこんな記事が公開されていました。 chikirin.hatenablog.com 中高年が大量にリストラされる時代がやってきたというのがお話の前提で、中高年の私には切実な話題です。ちきりん氏によれば、それは世界全体で構造的な「仕事の変化」が起こりつつあるからであり、ホワイトカラーに代表される「会社や上司から言われたこと=指示されたことを(できるだけ正確に、かつ素早く)やる」スキルが求められる時代から、「何をやるべきか=何をやれば価値があるのか? 市場は何を求めているのか?」を自分で考える必要のある時代へ移行しつつあるからだとして、こう結論づけておられます。 なぜなら次の時代に生きていけるのは、 ・研究レベルの探究心を注ぎ込める専門性(博士号が最低限)を持てる人か、 ・時代の波を見極めて、新しい価値を人に先駆けて認知していける人 のどっちかだ

                                            「次の時代に生きていける」スキルって? - インタプリタかなくぎ流
                                          • あとどれくらい生きられるか - インタプリタかなくぎ流

                                            職場がある建物の前の広場に臨時の献血所が開設されていたので、ほんとうに久方ぶりですがご協力申し上げることにしました。私の歳では献血はできないんじゃないかと勝手に思い込んでいたのですが、基本的には69歳まで可能なんだそうです。 www.jrc.or.jp 受付で住所や氏名などを書き、説明を受け、体重を測定し、右手の人差し指で静脈認証用の登録をし、医師の問診と血圧測定……というところで、高血圧、とりわけ下の血圧(拡張期血圧)が高すぎるということで、今回は見合わせましょうということに。もちろんこちらの安全を考えてくださったわけですけど、ちょっと残念でした。スタッフの方が申し訳なさそうに「せめてこちらをどうぞ」と減塩のカップラーメンとビスケットを渡してくれました。 普段から血圧は若干高めではありますが、このときは下が120、上は180という、自分史上かつてないほどの高血圧でした。献血前の血圧測定で

                                              あとどれくらい生きられるか - インタプリタかなくぎ流
                                            • 体育がきらい - インタプリタかなくぎ流

                                              語学と演劇 私が奉職している語学学校では、通訳訓練に演劇を取り入れています。年に一度だけですが、秋の文化祭に向けて二ヶ月間ほど「語劇」の練習を行い、一般のお客様も含めた多くの観客に見てもらうというものです。 「語劇(ごげき)」というのは聞き慣れない言葉でしょうか。でも外語大学や語学学校などに通われたことがある方なら比較的なじみがあるかもしれません。つまりは「英語劇」「中国語劇」「スペイン語劇」……などなどを総称して語劇。自分が学んでいる外語でお芝居を上演するという取り組みないしはカリキュラムは、試みにネットで検索してみるとかなりたくさん見つかります。それも日本国内だけでなく海外のそうした学校においても。 これはつまり語学が、なかんずく「聞いて・話す」語学のスキルが身体表現と密接に結びついている(と考えられている)からでしょう。語学業界ではよく「言語の肉体化」などという言葉を使いますが、頭の

                                                体育がきらい - インタプリタかなくぎ流
                                              • 台湾ファミマの入店音 - インタプリタかなくぎ流

                                                先般、コロナ禍を挟んで三年ぶりに台湾に行き、しばらく過ごしました。その間毎日のように利用していたコンビニ“全家(ファミリーマート)”で、三年前とは違うある変化を見つけました。それはお店に出入りする際に鳴る音(入店音、あるいはジングルですか)が変わっていたことです。以前は日本のファミマと同じメロディの「アレ」でした。 www.youtube.com それが、現在の台湾ファミマでは、こんな感じの音になっています。 www.youtube.com 以前よりも速いテンポで、かつ長めの音楽です。ちょっと弾むようなリズムなので、ついなにか買いたくなっちゃう……かどうかは分かりませんけど、ファミマに寄るたびこれが何度も繰り返されるので(ご承知のように、ひっきりなしに客が出入りするコンビニでは、ほぼ間断なく鳴り続けることになります)、すっかりメロディを覚えてしまいました。 こちらの新聞報道によれば、この新

                                                  台湾ファミマの入店音 - インタプリタかなくぎ流
                                                • 教員も傷ついている - インタプリタかなくぎ流

                                                  Twitterのタイムラインにこんなハッシュタグが流れていました。 #大学に行かせてください #対面授業を受けたいです #大学生の日常も大事だ こうしたハッシュタグつきのツイートを、読んでいて身につまされます。例えばこちらの学生さん。私の母校の学生さんですけど、手を動かしてものを作ることを学ぶ学校だというのに、入学から今日まですべてオンライン授業で対応しなければならないというのは、ちょっとかわいそうです。 大学生は、いつまで我慢をすればいいのでしょうか。 #大学生の日常も大事だ pic.twitter.com/pxGW49nKdO— maki (@D6Hy1q0FQJuxtPO) July 17, 2020 こうしたツイートを読んで身につまされるのは、学生さんがかわいそうというのももちろんあるけれど、教員の側の無念さもその背後に感じられるからです。私も日々学校現場で、オンライン授業の準備や

                                                    教員も傷ついている - インタプリタかなくぎ流
                                                  • LibreOffice BasicでLispインタプリタ(mal)を書いた - Qiita

                                                    これは LibreOffice Advent Calendar 2020 の4日目の記事です。 (追記 2020-12-07 空いているようだったので Lisp Advent Calendar 2020 にも参加してみました) シンプルな Lisp インタプリタ mal (make a lisp) を LibreOffice Basic に移植しました。 実用についてはあまり考えていません。デモ・PoC っぽいつもりです。 できあがったばかりなのでコードは汚いです。リファクタリングなどはこれから。 できたもの Optional 以外のテストはすべて通って、セルフホスト(LibreOffice Basic で書いた mal インタプリタ上で mal で書かれた mal インタプリタが動く)までできた段階。 テストでカバーできていない部分はいろいろ漏れがあると思います。例外まわりとか。 VBA

                                                      LibreOffice BasicでLispインタプリタ(mal)を書いた - Qiita
                                                    • 発言する資格 - インタプリタかなくぎ流

                                                      もう一週間以上も前ですが、東京新聞のコラムにニュースサイト編集者の中川淳一郎氏がこんなことを書かれていました。 ネットについて私はこの15年ほど常に「公の場で発言する資格がない者の声が大きすぎて社会をおかしくしている」と主張してきた。 実はこの部分、コラムの本旨とは少しズレていて、このコラムではむしろネット世論の「声の大きさ」を、好ましいとまでは言えないもののある程度の力を持つものだと認めています。ネガティブな企業活動を自覚している会社や団体はそうした声の苛烈さをよく認識したほうがよいですよと。 でも私は、このネットにおける「公の場で発言する資格がない者の声が大きすぎる」問題は、すでにはっきりとした弊害として現れていると思っています。これから先、何らかの規制をかけないと、こうした声の大きさがますます「社会をおかしくしてい」く存在になるのではないかと。 https://www.irasuto

                                                        発言する資格 - インタプリタかなくぎ流
                                                      • Scratch 3.0 でパーサとインタプリタを作ってみよう

                                                        まずは式の文字列を表す変数を作成しましょう。 「変数」タブの「変数を作る」をクリックしましょう。 「新しい変数名」に「input」と入力して「OK」をクリックしましょう。 すると「input」変数が作成されます。 試しに「input」に 123 という簡単な式を入れてみましょう。 ブロックをクリックするか旗をクリックして実行しましょう。 ちゃんと式が代入されていることがわかります。 次にトークン列のデータ構造を作成していきます。 Scratch の型 で説明した通り Scratch には構造体が無いどころか2次元配列も作ることが出来ません。そこでリストを複数個組み合わせることで擬似的に構造体の配列を表現します。 リストも変数と同じように作ることが出来ます。 同じ「変数」タブにある「リストを作る」をクリックしましょう。 以下の2個のリストを作成してください。 tokens.type 種類を表

                                                          Scratch 3.0 でパーサとインタプリタを作ってみよう
                                                        • 「日本人は勉強しない」をめぐって - インタプリタかなくぎ流

                                                          フィンランド語の教室で、先生がこんなことをおっしゃっていました。「別の学校でフィンランド人の先生とペアになって隔週で授業を担当しているのですが、その先生がよくこう言うんです。『日本人はホントに勉強しない』って」。非常に興味をそそられました。詳細までは聞けなかったのですが、要するに「教室にマジメに通っては来るけれど、家での復習や練習をぜんぜんやらない」ということなのだそうで。 おお……まあこれは、何も日本人だけというわけじゃありませんが、私も日本人の生徒さんを対象に語学を教えてきた経験からすると、確かに家での復習や練習、言い換えれば教室以外での不断の努力というものをあまりなさらない方はままいらっしゃいます。まあ学生さんたちは他の科目やアルバイトなどで忙しいですし、社会人のみなさんも長時間労働や長時間通勤で疲れ切ってらっしゃる。いきおい、語学の教室に通ってきたときだけ勉強する……ということにな

                                                            「日本人は勉強しない」をめぐって - インタプリタかなくぎ流
                                                          • 「そんな○○語はない」と言い切るのはやめたい - インタプリタかなくぎ流

                                                            「こんな日本語、使わない」とおっしゃる語学講師に対して「普通に使うのでは」とおっしゃるツイートを拝見しました。 全部ふつうに、時には日常会話でも使いますね…。日本語検定1級レベルの例文だそうです。その友達がそのレベルに達しているなら有用な例文でしょう。 英語でもよく英検1級の単語や構文を見て、「こんなん使わねえよ!」と怒っている人がいますが、大人が英語で日常生活を送るなら相当使いますよね。 https://t.co/I4TuSuIhiY— 🐈🦔鴻巣友季子(『翻訳教室 はじめの一歩』(ちくま文庫)) (@yukikonosu) May 25, 2021 引用されている元のツイートを最大限好意的に解釈すれば、「こんな日本語、日常では使わない」ということだと思うんですけど、こうした主張に接するたび、その志の低さにいたたまれなくなります。 私も日々外国人留学生と接している中で、時々学生さんから

                                                              「そんな○○語はない」と言い切るのはやめたい - インタプリタかなくぎ流
                                                            • 黒板消しを手伝ってくれる留学生 - インタプリタかなくぎ流

                                                              うちの学校にはパーテーション(間仕切り)で隔てられた教室がいくつかあります。授業に参加する生徒の人数に合わせて、二つの教室を一緒にしたり、別々に仕切って使ったりするため、天井から床までの大きな可動式の壁が設置されているのです。 このパーテーションを授業前の短い時間で畳んだり広げたりするのはけっこう大変です。まず昔のエンジンを始動させるときに使うような「クランク棒」を差し込んでくるくる回し、床と接しているパーツを引き上げてパーテーション自体を自由にした後、天井に組み込まれているレールに沿って重いパネルを一枚ずつ動かしては教室の端にあるスペースに収納していきます。それが何枚もあるのでふうふう言っていると、たいがい留学生の男子諸君が手伝ってくれます。ありがたいことです。 パーテーションに限らず、留学生のみなさんはこうして教師の作業を手伝ってくれることが多いです。一番多かったのは授業が終わったあと

                                                                黒板消しを手伝ってくれる留学生 - インタプリタかなくぎ流
                                                              • 効率のよい語学学習? - インタプリタかなくぎ流

                                                                通勤途中の書店で偶然見つけた、奈倉有里氏の『ことばの白地図を歩く』を読んでいたら、「妖怪あきらめ」という「語学学習にひそむ強敵」が出てきました。 でたぞ、語学学習にひそむ強敵、妖怪あきらめ。こいつのやっかいなところは、意外にも「なんのために」という目的意識や、「なるべく効率よく」という効率主義と相性が良く、教科書と仲良しなところだ。 ことばの白地図を歩く なるほど、語学をやるならまずは目的をはっきりと定めて、その目的にいたる効率のよい教科書を使うというのは当たり前のような気もします。でも奈倉氏は、そういう目的意識や効率主義ーー私たちが語学をやるならそれは自明でしょと思っているものーーが逆に語学をあきらめてしまう危険性を誘発しているのではないかとおっしゃっているわけです。 実際にこの本では「あえて効率の悪い学習法をやってみる」ことをおすすめしたりしています。もっと自分の興味のおもむくままに学

                                                                  効率のよい語学学習? - インタプリタかなくぎ流
                                                                • 第62回 Perl歴史散策 ―インタプリタの実装と、構文の進化をたどる(2) | gihyo.jp

                                                                  前回の(1)はこちらから。 Perl 2.0─⁠─ より「らしく」なったレガシーPerl 1988年6月に、Perl 2.0がリリースされました。タグはperl-2.0です。Perl 2.0での変更点は、Larryによるコミットメッセージに簡潔にまとまっています。主には次の変更がありました。 拡張正規表現*+、(foo|bar)、文字クラス\s、\dなどの追加 local変数の追加 foreachの追加 Perlスクリプトの拡張子がplとして定義され、do foo. plでスクリプト中にロードが可能に いくつかのPerl製のモジュールの初期実装が登場 Perl 5では変数宣言の際にmy、our、localの3種類のキーワードを利用しますが、この中ではlocalが最初に登場しました。 リポジトリの構成 Perl 2.0のリポジトリでは、正規表現周りの処理を担うregexp.(c|h)の追加や

                                                                    第62回 Perl歴史散策 ―インタプリタの実装と、構文の進化をたどる(2) | gihyo.jp
                                                                  • 中国語圏の学生における発音とリスニングの弱点について - インタプリタかなくぎ流

                                                                    私が担当している留学生の通訳クラスは、中国語圏の学生と「それ以外」の学生がほぼ半々で在籍しており、中国語圏の学生は日中・中日通訳を訓練し、「それ以外」の学生は日英・英日通訳を訓練します。「それ以外」の学生には英語の母語話者もいますが、多くは英語を使うそのほかの国々の学生です。 「そのほかの国々」の学生は、本当は自分の母語と日本語の間の通訳を学びたいのですが、こちらにそのメソッドがないことと、教員がいないこと、それにそうした通訳の市場が日本では極めて小さいこと、就職先も限られることなどから、仕方なく(?)日英・英日通訳を訓練しているのです。欧州やインド、あるいはアジアのシンガポールやマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、ミャンマーなどの学生が多く、南米のブラジルやアルゼンチンの学生も在籍しています。 ただし、そうした「そのほかの国々」の留学生は、みなさん英語がとても達者です。もちろん英語

                                                                      中国語圏の学生における発音とリスニングの弱点について - インタプリタかなくぎ流
                                                                    • 書籍「Go言語でつくるインタプリタ」の進行で躓いたところ - Qiita

                                                                      はじめに 書籍「Go言語でつくるインタプリタ」を進めていたところ、序盤(1.3節)から躓いたので解決方法をメモしておこうと思います。 なお、go言語の開発で本来とるべき構成などとは異なっている可能性がありますが、あくまでこの書籍をすすめるための対処となりますのでご了承ください。 1章3節でビルド結果が違う 1.3節をすすめていると、テストコードのビルドの際に紙面では「New関数が定義されていないのでエラーが発生する」、という段取りのはずが

                                                                        書籍「Go言語でつくるインタプリタ」の進行で躓いたところ - Qiita
                                                                      • 本当は中庸の人が多いのにネットでは「分断されている」と思ってしまう - インタプリタかなくぎ流

                                                                        ブログ『シロクマの屑籠』の熊代亨氏(id:p_shirokuma)が、自分の頭で考えないほうがよいのでは、というご意見を書かれていました。 p-shirokuma.hatenadiary.com インターネットに正否や真贋の定まらないメッセージが溢れていて、しかも私たちに時間的余裕が乏しいとしたら、もう、下手なことは自分のアタマで考えず、誰かに考えてもらうのがいいんじゃないだろうか。この場合の誰かとは、ツイッターのインフルエンサーなどではなく、新聞やNHKニュースなどのことだ。雑誌も含めていいかもしれない。 もちろん熊代氏はそういった新聞やNHKニュースなど、つまりマスメディアだって間違えることはあり、ときに何らかの世論操作やプロパガンダの可能性だって皆無ではないけれども、極めて怪しげなSNSなどの情報に引っ張られてしまうよりは随分マシだとおっしゃいます。私もそのご意見に同感です。 私はす

                                                                          本当は中庸の人が多いのにネットでは「分断されている」と思ってしまう - インタプリタかなくぎ流
                                                                        • C++インタプリタClingでPythonとの相互運用とJupyter Notebooksに対応

                                                                          Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...

                                                                            C++インタプリタClingでPythonとの相互運用とJupyter Notebooksに対応
                                                                          • Rubyで80行くらいのインタプリタ(コンパイラ?)作った - Qiita

                                                                            class Interpreter def calc(code) create_tokens(code) exec(stmt) end private def create_tokens(code) @tokens = [] while !code.empty? arr = [ [/^[0-9]+(\.[0-9]+)?/, "num"], [/^[\+\-\*\/]/, "bin"], [/^[()]/, "bra"], [/^\;/, "semicolon"], ] token = arr.map { |(regex, type)| val = code[regex] { type: type, val: val } if !val.nil? }.compact.first if token.nil? code.slice!(0) else @tokens << token code.s

                                                                              Rubyで80行くらいのインタプリタ(コンパイラ?)作った - Qiita
                                                                            • EndBASIC – Rustで書かれたBASICインタプリタ+環境

                                                                              フリオ・メリノさん(Julio Merino)によるBASIC処理系プロジェクト EndBASICは、新たに書き起こされたBASICインタプリタに、MS-DOS風のコマンドラインを組み合わせたBASIC言語の処理系です。 EndBASIC サイトトップ BASIC としての文法や機能は、Amstrad CPC という1980年代の8bitパソコンで動いたLocomotive BASICや、マイクロソフトのQuickBASIC を意識したものとなっているそう。 Linux/MacOS/Windows のバイナリをダウンロードして手元で動かすこともできますが、ブラウザ上でも動く環境が公開されています。 Rust で書かれた処理系が WebAssembly で動いているということで、昔からあるBASIC 言語を最新の技術と組み合わせているんですね。QuickBASIC で書かれたプログラムを少し

                                                                                EndBASIC – Rustで書かれたBASICインタプリタ+環境
                                                                              • 文化に興味があるわけじゃない - インタプリタかなくぎ流

                                                                                先日、フィンランド語のオンラインクラスに出ていたら、先生が「私は別にフィンランドの文化や観光に興味があってフィンランド語をやったわけではないので……」とおっしゃっていました。ではどんな動機で学ばれたのかについては聞けなかったのですが、たぶん言語としてのフィンランド語そのもの、あるいはほかの言語とフィンランド語の比較について興味がおありになったのではないかと想像し、そして共感しました。 なぜなら私自身も似たような動機で学び始めたからです。学んでいるからには現地に行って使ってみたいという欲求はあるので、その意味では文化や観光にまったく興味がないわけじゃありませんが、どちらかというと言語そのものへの興味が勝っていました。「悪魔の言語」とも称されることがあるほど複雑な文法を持つフィンランド語そのものへの興味です。 しかもフィンランド語は、その他の北欧諸語、つまりデンマーク語、スウェーデン語、ノルウ

                                                                                  文化に興味があるわけじゃない - インタプリタかなくぎ流
                                                                                • インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装-

                                                                                  インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装- Robert Nystrom(著), 吉川邦夫(訳) インプレス 5,940円 (5,400円+税) 本書はインタープリタのプログラミングを材料にプログラミング言語の開発を学ぶものです。プログラミング言語を構成する「字句解析」「式評価」「制御フロー」「関数」などの要素、さらに本書では「クロージャ」「スーパークラス」「ガベージコレクション」などモダンな言語における定番の要素も取り扱います。 関連サイト本書の関連ページが用意されています。 インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装- | インプレス内容紹介●言語を書く 本書はインタープリタのプログラミングを材料に、プログラミング言語の開発を学ぶものです。プログラミング言語を構成する「字句解析」「式評価」「制御フロー」「関数」などの要素、さらに本書では

                                                                                    インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装-