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中東情勢
hak7a3.hatenablog.com
はじめに 最近,Excelがチューリング完全になったという公式のお達しがあった. Excel formulas, the world’s most popular programming language, is now Turing-complete. Go check it out! https://t.co/qkw3Bmt1gp— Satya Nadella (@satyanadella) 2021年2月9日 チューリング完全になったということは,レイトレーシングや科学技術計算,言語処理系まで実装できるはずである.本記事では,Excelのチューリング完全性を悪用利用してそこそこ大きめのコード,具体的にはPiet処理系を実装しようとして挫折した流れを記録しようと思う. Excelのチューリング完全性を支えるLAMBDAについて 詳しくは公式の説明を参照してほしい.簡単に言うと, LAM
この記事はTeX & LaTeX Advent Calendar 2019の14日目の記事です。 13日目はmattskalaさんでした。15日目はaminophenさんです。 TL; DR TeX言語を使って,こんな画像を生成する話. レイトレーシング結果 はじめに 周知のとおり,TeX言語はチューリング完全なプログラミング言語である.すなわち,世界にある任意のプログラムはTeX言語で記述可能である.あの文法と評価規則からは直観的ではないが,CGのレンダリングも科学技術計算もその気になればTeX言語で記述できる. 今回は,久しぶりのTeX芸人活動ということで,TeX言語でレイトレーシングしてみた. レイトレーシングとは レイトレーシングとは,画素ごとにカメラに入ってくる光線を逆方向に追跡してCGのレンダリングをする技法である.光線の追跡では,経路上の物体に対する反射・屈折を考慮する.本記
はじめに 近年,Excel方眼紙が注目されている(要出典).Excel方眼紙とは,自由に罫線を引くためにあらかじめセルを正方形状に設定しておいたExcelファイル,およびそれによって作成された帳票を指す.そのサンプルや問題点については,参考文献を読むとよい. Excel方眼紙は,書類としてのデザインに重きを置かれて作成されているため,データ入力や抽出・再利用に余計な労力が必要になる.しかし,これを捨てるのは容易ではない.参考文献の言葉を借りれば『「紙」文化圏の大人にとって,「データ」文化への切り替えは容易ではない』*1. この状況を改善するには,「データ」文化側が, Excel方眼紙の存在を許容し,データ入力や抽出・再利用の方法を工夫する 「紙」文化側でもそれなりに扱えるような軽量かつグラフィカルにできる文書作成方法を提供する といった対策が考えられる. 1については,OOXMLを直に操作
初編 「天はELVM Compiler Infrastructureの上にELVM Compiler Infrastructureを造れり」と言えり。されば天よりCコンパイラを生ずるには、…… というわけで,この記事では,(どこかに作者の資料があるかもしれないが)ELVM Compiler Infrastructureバックエンド作成法を解説する. ELVM Compiler Infrastructureとは ELVM Compiler Infrastructure(以下,本記事ではELVMと省略)とは 8ccというCコンパイラを改造したフロントエンド フロントエンドで生成された中間言語(EIR)を別の(主に難解)プログラミング言語に変換するバックエンド から構成されるCコンパイラ*1である.作者は@shinh氏.ELVMの詳細はここあたりを参照するとよいだろう.要は,Cプログラムを様々な
この記事はTeX & LaTeX Advent Calendar 2013の12/25担当分です. < 12/24 は munepiさん || 2014/12/1は\@undefined はじめに TeX & LaTeX Advent Calendar 2013のトリはLISP on TeXとなった. 今年はTUG2013での発表という大イベントがあった.そのときはなるべく「急カーブ注意」なことは避けてきたのだが,標識3個くらいまでならむしろやったほうが良かったのではないかと後悔したのが記憶に新しい*1. 今日はそのリベンジとして,LISP on TeXの中身を説明していこうと思う*2.今回はデータ構造にのみ言及する.TeXでプログラミングしたいキチガイコアな人からLISP on TeXの型を拡張したいという変態まで,参考になれば僥倖である*3. LISP on TeXのデータ構造の基本形
研究室のゼミでやった内容の加筆版.名称などはでっち上げなので注意. はじめに LISP on TeXがCTANに登録されてから,そろそろ一週間が経つ.TeXLiveやMikTeXに取り込まれるなどもした.更に,CTANのTopicsに「exec-foreign」が追加され,そこにlisp-on-texが配置された*1.しかし,これ以外にも,旧来からTeXと他の言語を組み合わせる試みは多数行われてきた.そこで,ここではそれらの紹介を行う. まず,TeXと他の言語を組み合わせる手法は,TeXエンジンの中で解決するものと外部の処理系に頼るものに大別することができる*2.それぞれについて説明する. TeXエンジンのみの中で解決する手法 これは,TeXエンジンやマクロの機能を用いて,TeXとして閉じたまま他の言語と交じり合う方式である.この手法の大きな特徴は,外部環境への依存性が少ないこと.そもそも
ジャッジシステムないので無理ですが. というのも残念なので,まずはそもそも解くことができるかについて.問題はAtCoder Regular Contest #005のA,B,C*1. A 単純な文字列比較. 正規表現が使えないけど文字列比較を TeX に任せるくらいはできる 実際は,パターンマッチが使えるのでもう少しキチガイコードにできるかも コード % const data \def\tki{TAKAHASHIKUN} \def\tkii{Takahashikun} \def\tkiii{takahashikun} \def\solve#1.{\ssolve#1 \relax.} \def\rrelax{\relax} \newcount\lovetk \def\ssolve#1 #2.{% \def\cmp{#1}% \def\chkend{#2}% % Is \cmp 'takaha
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