近所のスーパーでタイ料理フェアがあり、缶詰のココナッツミルクが陳列されていた。 ヤシの実の中にある甘いジュースだと思い、私はそれを買った。 昨日の晩飯後に、デザートとしてココナッツミルクを飲むことにした。 缶切りで開けたら白くてドロッとした液体がヨーグルトのごとく蓋にネットリとついていた。 コップに注いだら白くてドロッとした液体と透明でサラサラとした液体がそれぞれ上下に分離していた。 今思うとその時点でおかしいと思って調べるべきだったのだが、透明な液体はヨーグルトにおける乳清のようなものと判断してスプーンでかき混ぜてそのまま飲んだ。 想像以上にどろりと濃厚で油っぽくて、甘味はあまりなかったけど美味かった。 飲んだ後は腹にずしりと溜まり、濃厚なヨーグルトを食べたかのような満足感があった。 明朝、夢の中で屁をこき、胃のもたれで目が覚めた。 晩飯が胃の中に留まり続けているかのような不快感があり、