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スズキナオの検索結果1 - 40 件 / 153件

スズキナオに関するエントリは153件あります。 デイリーポータルZdpz などが関連タグです。 人気エントリには 『大阪の人たちがずっと気になっているけど入れない水上の店「かき広」に行ってきた』などがあります。
  • 大阪の人たちがずっと気になっているけど入れない水上の店「かき広」に行ってきた

    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:関西一の酷道!暗峠にある「峠の茶屋 すえひろ」が最高だった なかなか入ることのできなかった「かき広」 数か月前のある夜、用があって久々に淀屋橋へ行った。用事を済ませて地下鉄の駅から帰ろうとしたところ、「かき広」のネオンが光っていた。 光り輝く「かき広」のネオン それを見て、「え、この店って営業しているのか」と驚いた。近くを歩くたびに気になっていたが、その年季の入り具合からして、失礼ながら「もう廃業してしまっているのかも」と勝手に決めつけていたのである。ネオンが光っているということは、営業しているんだろう。 しかし、その日は急いで帰宅せねばならず、後ろ髪を引かれつつ駅へと急いだ。今度こそ

      大阪の人たちがずっと気になっているけど入れない水上の店「かき広」に行ってきた
    • 南海電鉄の社員食堂はすごく入りづらいけどいい

      大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:どこにも行かずに地元大阪の駅弁を食べてみる大会 南海電鉄なんば駅にやってきた。 「なんばCITY」「なんばパークス」といった商業施設とも直結している駅 大阪を代表する繁華街・ミナミにある駅で、和歌山市駅方面へ向かう電車や、関西国際空港行きの特急電車、高野山方面へ向かう電車などの始発駅になっている。南海電鉄の社員向け食堂は、この駅の改札内にある。 食堂を利用するには改札を通る必要がある ホームには、なんば駅と関西空港駅を短い時間で結ぶ特急列車「ラピート」が停車していた。甲冑を思わせるような、『キン肉マン』のロビンマスクみたいな、すごいデザインだ。 独特のフォルムに見とれる かっこいい 顔

        南海電鉄の社員食堂はすごく入りづらいけどいい
      • いくらでも時間が潰せる離島の事典「シマダス」の最新版が15年ぶりに出た

        大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「餅は餅屋」は本当だったし、さらに「米屋の餅」もおいしかった 私が持っている「シマダス」を見てください さてその「SHIMADAS(シマダス)」、正式には「日本の島ガイド『SHIMADAS(シマダス)』」というタイトルなのだが、これから文中に何度もタイトルが出てくることになるので、ここでは「シマダス」という表記に統一させていただきたいと思う。 シマダスは1993年に初めて作られ、その後、改訂版が数冊出ている。私の部屋にあるのがこれ。1998年版だ。 1998年に刊行されたシマダス。1,152ページある。 150ページぐらいの文庫と比べてみる。デカい ズシッと重たいこの1998年版シマダ

          いくらでも時間が潰せる離島の事典「シマダス」の最新版が15年ぶりに出た
        • 坂本龍一が山形から取り寄せた酒井製麺所の「こんにゃくそば」がうまい

          大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:知らない部屋の台所に立ってしゃぶしゃぶを食べた夜 坂本龍一がきっかけで知った「こんにゃくそば」 2023年の3月に坂本龍一氏が亡くなって、すごく寂しかった。自分でも「こんなに好きだったのか!?」と驚くぐらい落ち込んで、半年ほど経った今もその寂しさは尾を引いている。 訃報があってから、坂本龍一のアルバムを聴き直したり、持っていないアルバムがあったら探して聴いたり、書いた本を買ったり、追悼特集が組まれた音楽雑誌を買ったり、テレビの特番を見たり、色々して、改めて坂本龍一って魅力的な人だなと思った。普通の感想ですみません。 これからも坂本龍一のことを折に触れて考えていくと思うのだが、そうやって

            坂本龍一が山形から取り寄せた酒井製麺所の「こんにゃくそば」がうまい
          • 閉店した大阪・都島のスナック「ブスの店 杏」の長い歴史をママに語ってもらった

            大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:買った袋麺をその場で作って食べていい「ラーメンコンビニ」スタイルの店が鶴橋にあった 「ブスの店 杏」はこんな店だった デイリーポータルZで過去に公開された記事に、尾張由晃さんの書いた「楽しいスナックブスの店」がある。 2012年公開の記事なのだが、尾張さんが同じくデイリーポータルZライターの小堀友樹さんと一緒にドキドキしながらこの店に入った時のことが詳しく書かれている。すごく楽しかった雰囲気が伝わってくる。 私が東京から大阪に引っ越してきたのはこの記事が公開されたもう少し後だったのだが、近所を歩いていたら、ひさしや看板に「ブスの店」と書いてある店があって驚いた。 お店の外観はこんな感じ

              閉店した大阪・都島のスナック「ブスの店 杏」の長い歴史をママに語ってもらった
            • 新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる

              大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:酒粕ラーメンを自分のものにする 大阪に帰る新幹線はいつもセンチメンタル 先日、東京へ行く用があった。私は東京出身で今は大阪に住んでいて、実家に顔を出したり友達に会ったりしようと東京-大阪間を行き来するのに、以前はよく高速バスを利用していた。 しかしここ数年は東京へ行く機会もめっきり減ってしまい、そのかわり、たまの機会があれば新幹線に乗るようになった。東京での用事を済ませて新大阪駅へ向かう時、車窓から外を眺めながら缶チューハイを飲んでぼーっと過ごすのが好きだ。 自分の知らない町が不思議で仕方ない 自分が住む大阪へ戻っていく帰り道、ほろ酔いなのもあって大抵の場合はセンチメンタルな気持ちにな

                新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる
              • 「唐揚げ何個食べた?」レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会

                大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:念仏を唱える続ける機械「ブッダマシーン」の世界を一気に知る 崎陽軒のシウマイから始まった話 先日、パリッコさんと二人で新幹線に乗って東京から京都へと向かう機会があった。私は新幹線に乗る際、だいたい決まって崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」の15個入りを購入する。美味しいシュウマイが15個入って620円のパックである。それを買う時にパリッコさんが「僕も半分出すので一緒に食べさせてもらってもいいですか?」と言った。 大歓迎だ。私はいつも一人で新幹線に乗っているから選べるものにも限りがある。半分ずつ食べればお腹にも余裕が残り、他のおつまみを食べることもできるだろう。喜んで割り勘にし、新幹線に乗り

                  「唐揚げ何個食べた?」レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会
                • ラーメン界のおかゆ「揚子江ラーメン」を食べられるだけ食べる

                  大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:ワンカップ大関のラベルの裏側に可能性を感じる 二日酔い気味の昼に食べた揚子江ラーメン ちょっと前のある日、友達と大阪・梅田で待ち合わせた。「お昼ご飯を一緒に食べよう」と数日前から約束してあったのだが、その日、私は前夜に酒を飲み過ぎたせいで二日酔い状態だった。 「大丈夫?」と友人に心配されつつ、私は「揚子江ラーメンに行くのはどうだろう」と提案し、近くの店舗を目指した。地図アプリを立ち上げて調べてみると「揚子江ラーメン」の支店がいくつか表示されたので、最も近い「揚子江ラーメン 林記」という店に行くことに。 大阪市北区兎我野町にある「揚子江ラーメン 林記」 私は一番シンプルなメニューである「

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                  • サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1500円ぶん注文する遊びが楽しかった

                    TV番組の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」を、「自分とは別世界の話だな〜」と思いつつ、たまにぼーっと見ることがある。 が、突然気がついた。設定金額を1/10にすれば、ド庶民の自分にも同じ遊びができるんじゃないか? と。 よし、「サイゼリヤ」でやってみよう! 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:東京・大阪で「街の親切」さがし 「ゴチごっこ」がやってみたかった 笑いコンビ、ナインティナインの冠番組「ぐるナイ」の人気コーナーに、「グルメチキンレース・ゴチになります!」がある。 なんと20年以上も続いているコーナーだそうなので、目にしたことのあるかたも多いだろう。具体的には、

                      サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1500円ぶん注文する遊びが楽しかった
                    • 「餅は餅屋」は本当だったし、さらに「米屋の餅」もおいしかった

                      大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:ガチャガチャマシーンからつまみが出てくる飲み会を開催してみた 個人的な反省から旅が始まる 大阪市内でバスに乗っていたら、近くの席から20代ぐらいかと思われる若い人たちの話し声が聞こえてきた。なんとなく耳に入ってきた言葉の中に「言うても、餅は餅屋やからなー」という一節があり、それを聞いた瞬間、頭がぐるぐるし始めた。 この2020年に、「餅は餅屋」って!と思った。「言うても、通販はAMAZONやからな」とか「iPhoneの修理はアップルストアやからな」とか、うまく例が思いつかないけど、そういう風に時代に合わせてアップデートされず、そこだけずっと「餅屋」なのが奇妙に感じた。いや、ことわざなん

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                      • AIに酒とつまみを描いてもらう飲み会

                        最近、インターネットを見ていると「AIに描いてもらった絵」の話題をよく目にする。 たとえば「人類文明崩壊後の世界」なんてキーワードを入れると、おそろしさと神秘性が同居したような緻密な風景イラストが自動的に生成され、それが思わず見入ってしまうような完成度だったり。まったくすごい時代になったものだ。 そこで今回は、AIに、その時飲み食いしたいと思った酒とつまみをどんどんリクエストして描いてもらい、架空の飲み会をやってみようと思う。 編集部より:今回は「Stable Diffusion」を使って画像を生成しました! 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:1品ずつ料理の味を濃くしていく晩餐会 AI

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                        • 「友達が遠くから近づいてくるとうれしい」を何度も確かめる

                          大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる 世界がガラッと塗り替わる、その鮮やかな瞬間 以前、こんなことがあった。電車に乗って友人との待ち合わせ場所に向かっている時、「〇〇時〇〇分に着く電車だよ」「あ、たぶん俺も同じ電車に乗ってるわ!」とLINEでやり取りをした。 「何輌目に乗ってる?」と聞かれて返答したら、しばらくして自分のいた車輌の端のドアが開き、友人が現れた。その姿を見て笑ってしまった。ついさっきまで、知っている人の一人もいない電車に私は乗っていたのだ。そこに、ずっと昔から知っている顔が唐突に現れた。世界がガラッと塗り替わったような、その鮮やかな瞬間が今も心に残っている。すごくう

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                          • 「スタミナうどん」の「スタミナ」って何

                            大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:南海電鉄の社員食堂はすごく入りづらいけどいい 「スタミナうどん」の思い出を聞いてください 忘れられない「スタミナうどん」がある。大学時代、兵庫県出身の友人の実家に泊まりに行かせてもらった時のことだ。もう20年以上も前か。 友人の家に数日間お世話になりつつ、神戸、大阪、京都をめぐった。大学に進学するまでを関西で過ごしてきた友人のアテンドしてくれた先は、いわゆる観光地ではなく、そこに住んできた人だからこそ知るスポットや、生活感のある商店街だったりして、すごく印象的だった。 たとえば神戸・元町の高架下にレコード屋、ビデオ屋、古着屋などがひしめいている光景を眺めたり、大阪・梅田の駅前ビルの迷路

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                            • 日本最古級の地下街「有楽名店街」の最後を見届けた人・Towersさんに色々聞く :: デイリーポータルZ

                              大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:「15年間すき焼きを食べていない」という友人とすき焼きを食べに行く 『地下街への招待』という本がある 昨年、『地下街への招待』という自費出版本を買った。日本の各地にある(中には現存しないものもある)地下街が、たくさんの写真とともに紹介されている。 デザインも凝っていてかっこいい本 ビルの地下にあって、一つのフロアに飲食店が何軒か集まっていたりする“地下街”。ちょっとドキドキしながら階段やエスカレーターで地下へと降りていく感覚が私は大好きで、知らない町で出会ったりすると胸が高鳴る。 日本各地の地下街がこんな風に紹介されている この本をパラパラめくっているとそういう気持ちが疑似体験できるし

                                日本最古級の地下街「有楽名店街」の最後を見届けた人・Towersさんに色々聞く :: デイリーポータルZ
                              • 「宇宙」の全メニューを知り尽くす

                                大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:鶴橋で「水キムチ」を買い集めてみたら想像以上に全部違った まず、中華料理店「宇宙」までの道のりを紹介します ※もしこれから結構長々と続くこの記事を読んで「宇宙に行ってみたい」と思って下さる方がいたら、ぜひお伝えしたいのが、ご夫婦二人で切り盛りされている小さなお店なので、できたら混雑時を避け、11時~12時とか14時~15時、あるいは夕方など、空いている時間に行ってみていただけるとありがたいということです。自分が「宇宙最高!」と言ってるくせに矛盾するようですが、素晴らしいお店が長く続くように、ご配慮いただけると嬉しいです!では始めます。 「宇宙」があるのは大阪市生野区田島という町だ。電車

                                  「宇宙」の全メニューを知り尽くす
                                • 定番なのに食べずに生きてきた「素通り食品」の美味しさ

                                  ある人にとってはスーパーで頻繁に買って食べている定番食品が、またある人には未知のものだったりすることがある。我々は、この世に無数にある商品、食材のうち、思いのほか限られらものにしか目がいっていないのではないか? そんなことに気がついた酒の穴のふたりが、今までの人生で縁がなかった食品をあれこれ買い集めて、じっくりと味わってみました。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:東京と大阪、それぞれの酒場「酒の穴」で飲む パリ: こないだ僕がナオさんに「スーパーで売ってる『合鴨スモーク』って、あんなに美味しいのに300円くらいで買えて、いいのかな? って気になりません?」なんて、何気なく言ったんです

                                    定番なのに食べずに生きてきた「素通り食品」の美味しさ
                                  • 関西一の酷道!暗峠にある「峠の茶屋 すえひろ」が最高だった

                                    大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:このチェックの柄をなんで選んだか言えないから聞きたい いい茶屋があると聞けば行くしかないのだ 私は山の上や滝のそばにある“茶屋”が好きだ。ここでいう茶屋とは、見晴らしがいい場所にある休憩処のような、売店のような、飲み物を軽食を買って一息ついたりできるようなお店のことである。私は大阪に住んでいるのだが、兵庫県の六甲山系の山々にはそういう茶屋がたくさんあるのでよく行くし、京都・嵐山にある川沿いの茶屋なんかも大好きである。 「神戸市・高取山 一年のうち正月だけ開く茶屋に飲みに行った」より 「京都・嵐山のボートを漕いで辿りつく天国のような茶屋」より 私が茶屋好きであることを知った友人が、「暗峠

                                      関西一の酷道!暗峠にある「峠の茶屋 すえひろ」が最高だった
                                    • 伝説の天国酒場「たぬきや」跡地で飲む

                                      神奈川県川崎市、稲田堤という駅から歩くこと数分。やがてたどり着く広大な多摩川の河川敷にかつて、「たぬきや」という茶屋がありました。 地元民のいこいの場でもありながら、予想外にお酒やつまみのバリエーションが豊富で、かつ美味しい。圧倒的ロケーションと、何よりも女将さんの温かい人柄ゆえ、多くの酒飲みにも愛されたお店。我々「酒の穴」もここが大好きで、よく飲みに行っていたのですが、2018年10月、残念ながらたぬきやは、80年以上にもわたる歴史に幕を閉じてしまいました。 で、実は、今この記事をまとめている僕ことパリッコの家に、当時たぬきやで買った未開封の「とんがりコーン」が、なぜだかずっとあった。それを更地になってしまったたぬきやの跡地へ持っていって飲んだら、一体どんな気持ちになるのだろうか? 大好きだった店の跡地飲み、実際にやってみました。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたら

                                        伝説の天国酒場「たぬきや」跡地で飲む
                                      • 神社の境内にあるピザ窯を使って露天ピザパーティーをしてみる :: デイリーポータルZ

                                        大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:パチンコ店に併設されている食堂のラーメンばかりを食べ歩く 神社でピザ窯に出会うなんて思わなかった 「彌榮神社」は大阪市生野区桃谷にある。JR鶴橋駅、あるいはJR桃谷駅からそれぞれ徒歩10分ほどの距離だ。 ある晴れた日に鶴橋あたりを、「どこにたどり着いてもいい」ぐらいの気持ちで歩き回っていたらたどり着いたのだった。 大阪市生野区にある「彌榮(やえい)神社」 “文禄年間(1592年~1595年)に旧國幣大社熊野神社より御分霊を移して御祭りしました。”という由緒があって大変歴史ある神社だが、境内にはちょっとのどかな雰囲気が漂っていて、手作りらしいこんなアマビエ像があったりする。 風の強い日だ

                                          神社の境内にあるピザ窯を使って露天ピザパーティーをしてみる :: デイリーポータルZ
                                        • フルーツを惜しげもなく使う「ふる里」生搾りチューハイの世界

                                          大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:市販の鍋スープを使って色々な味のおでんを作ったらどれもうまい 演歌が流れる居酒屋に大量のフルーツチューハイが 以前、京都に出かけた際に四条大宮の「ふる里」という居酒屋に入った。「ふる里」という店名がしっくりくるような和風スタイルの落ち着く雰囲気のお店で、店内には控えめな音量で演歌が流れている。 「かれい一夜干し」「筑前煮」「焼きぎんなん」といったメニューがあるような店で、ふと目についたのが「バナナチューハイ」「パイナップルチューハイ」といったドリンクメニュー。どうやらこの店の名物メニューらしい。 「巨峰チューハイ」というのを注文してみると、巨峰を1パック使ったチューハイが出てきた。 そ

                                            フルーツを惜しげもなく使う「ふる里」生搾りチューハイの世界
                                          • パチンコ店に併設されている食堂のラーメンばかりを食べ歩く

                                            大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:好きな石を見せ合って勝敗を決める「石すもう」が盛り上がりつつある 私のパチンコ体験談 これまでに二度、パチンコをしたことがある。一回は両親の実家がある山形でのことだ。学生時代に両親と一緒に帰省した際、母の実家に何日か泊めてもらった。 昼間に親戚たちとみんなでお茶を飲みながら雑談していた中で、母の実家に住んでいる叔父が、最近になって近所に大きなパチンコホールができたと教えてくれた。「すばらしく大きな建物なんだー。すぐそこだから見てきてみろ」と言う。 その日、夕飯の時間まで特に予定もなかったので、散歩がてらそこに行ってみることにした。一人で行ったのか、父も一緒だったか、少し記憶がおぼろげだ

                                              パチンコ店に併設されている食堂のラーメンばかりを食べ歩く
                                            • せいろでなんでも蒸すパーティ「蒸しパ」が楽しい

                                              鍋の上に木製のせいろをのせ、皿やクッキングシートに乗せた食材を蒸気で加熱調理する「蒸し料理」。食材がしっとりふっくらと仕上がり、せいろならではの香りも加わって、簡単なのにとても美味しく、酒の穴のふたりもよく自宅などで楽しんでいる。 そこで今回は、鍋パーティーの要領で好きな食材を買い集め、ひたすらにどんどん蒸しては食べる、名づけて「蒸しパ」を行うことにした。 会場となったのはパリッコの仕事場。そしてスペシャルゲストに、ふたりの共通の飲み仲間であり、酒飲みのバイブル的漫画「酒のほそ道」の作者、ラズウェル細木先生にもご参加いただいた。 はたして「鍋パ」や「たこパ」のように、「蒸しパ」も楽しいのか!? 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒

                                                せいろでなんでも蒸すパーティ「蒸しパ」が楽しい
                                              • 東京出身の僕が日本一美味しいと思う「ホッピー」が大阪にあった - メシ通 | ホットペッパーグルメ

                                                東京で老舗大衆酒場をめぐっているような人なら、だいたいみんなホッピーを飲んだことがあるんじゃないだろうか。そんなことないか。決めつけはよくない。もちろん「ホッピーって何?」という方もいるだろう。 「ホッピー」はホッピービバレッジ株式会社が販売する“ビアテイスト清涼飲料水”だ。ホッピービバレッジ株式会社の前身であるコクカ飲料株式会社が1948年に販売を開始したものである。 ビールのような風味をもった炭酸飲料で、それ自体には0.8%のアルコールしか含まれていない。当初はノンアルコールに近いライトな飲み物として作られたそうなのだが、甲類焼酎などをその「ホッピー」で割ることによってビールテイストのアルコールドリンクに仕上げるという飲み方が徐々に広まっていった。 www.hoppy-happy.com ホッピーは東京の下町を中心に、関東エリアの酒場とそこに通う酒飲みたちから長年に渡って支持されてきた

                                                  東京出身の僕が日本一美味しいと思う「ホッピー」が大阪にあった - メシ通 | ホットペッパーグルメ
                                                • いつもの自分“じゃないほう”を選ぶご近所散歩

                                                  ふだんよく行く定食屋があったとして、そこに数十種類のメニューがあったとしても、選ぶのってたいてい、自分のなかの定番になっている決まった数品のなかからになりがちですよね。 ところがあえて、ふだんの自分ならば絶対に頼まないであろうメニューを頼んでみる。もしくはもうちょっと冒険し、その隣にある、まだ一度も入ったことのないインドカレー屋に入ってみる。そんな日常のなかのちょっとした冒険が、新鮮な感動や、好きなものが増える喜びを与えてくれたりします。 よし、今日は1日、あえていつもの自分“じゃないほう”を選んで過ごしてみよう! 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1

                                                    いつもの自分“じゃないほう”を選ぶご近所散歩
                                                  • フルーツサンドを食べると笑う

                                                    フルーツサンドってありますね。 商店街のフルーツパーラーの前を通りかかって思い出しました。そういえば、ある。知ってるけど自分で買ったことはありません。フルーツパーラーのメニューにあってもついパフェを頼んでしまいます。 スイーツ好きのあいだでは数年前から流行っていたようですが、ネットで締め切りに追われている我々にとっては遠い国の話でした。 でも、生クリームにフルーツ、おいしいに決まってます。でもまわりはパン。なにその親しみやすさ。 そんな身近な贅沢を見つめ、堪能する企画です。 (ここの文と呼びかけ・林雄司)

                                                      フルーツサンドを食べると笑う
                                                    • 日本発ブッダマシーン「天界」はこうして生まれた

                                                      大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:フルーツを惜しげもなく使う「ふる里」生搾りチューハイの世界 コロナの影響はブッダマシーン専門店にも ボタン一つでお経を再生してくれる「ブッダマシーン」。中国にはブッダマシーンを作るメーカが複数あり、そこでたくさんの種類のブッダマシーンが製造され、主に仏具店で販売されているという。 ほとんどのものは電子基板に複数のお経を収録し、その中から好きな曲(お経)を選んで内蔵されたスピーカーから再生することができる。数種類のお経を収録しただけのシンプルなものもあれば、お経だけでなく「お経ソング」とでもいうような、歌謡曲に近い音源も含め多数の曲を収録したもの、SDカードを入れることができ、好きな音楽

                                                        日本発ブッダマシーン「天界」はこうして生まれた
                                                      • ひとつの弁当から好きなおかずを取りあう「弁当将棋」

                                                        ふたりでひとつのお弁当を買い、なかに入っているおかずやごはんを一品ずつ、順番に取りあっていったらどうだろうか……ゲーム性が生まれるんじゃないだろうか。そんなことを考えた。 正方形を9マスに仕切ったような弁当を用意すれば、もうそれはほとんど将棋である。「弁当将棋」とでも呼べそうなこのまったく新しいゲーム(というか食事)を試してみたところ、とても楽しかった。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:「桃山台」と「桜上水」で桃色と桜色を探す旅 まったく新しい試み。それが「弁当将棋」 ナオ: 先日、知り合いが学生時代の思い出話を聞かせてくれまして、それが、とにかくお金がなかったから、友達とふたりで1

                                                          ひとつの弁当から好きなおかずを取りあう「弁当将棋」
                                                        • たくさんの人の「自分だけあるある」を見ていたら不思議な気持ちになった

                                                          大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:共感は得られなくて当然!「自分だけあるある」を募集します みなさんが投稿してくれた「自分だけあるある」を眺めていて、味わったことのないような感動をおぼえた。共感できるものはほとんどなく、なんだそれ!と笑ってしまうようなものばかりなのだが、読んだ後にじんわりと謎の余韻が残る。 これからそれを紹介します!全部掲載したいところですが、ボリュームに限りがあり、載せられないものも多数あります。本当に申し訳ございません! 「知らんがな!」でも「知らないよ!」でも「知りませんよ!」でもなんでもいいので、好きなツッコミワードを頭に思い浮かべながら読んでみてください。その合間合間には私が散歩の途中で撮っ

                                                            たくさんの人の「自分だけあるある」を見ていたら不思議な気持ちになった
                                                          • 思わず素通りしそうな「ふくや串かつ店」で1本70円の串かつを食べる - メシ通 | ホットペッパーグルメ

                                                            大阪を出て神戸まで移動して、たまに飲みに行く。最初は三ノ宮の繁華なあたりを散策するのが楽しくて、それから新開地にいいお店が数多く存在することを知り、最近ではさらに少しその先の湊川駅周辺に足を伸ばしている。 湊川エリアには、“西日本最大級”をうたい文句に掲げる大きな商店街があり、今年3月にその一角を担っていたショッピングセンター「ミナイチ」が建て替えのために閉館したものの、まだまだ活気に溢れている。 新鮮な魚が並び、旬の野菜が安く売られていて、どうやって調理するのか私にはわからないような食材が目に飛び込んできて、そしてそれを買いに来る人がたくさんおり、そのエネルギーに押されるようにして、歩いているだけで気持ちが前向きになるような場所だ。 その辺りに住んでいる友達が、「あなたの好きそうなお店があるよ」と教えてくれたのが「ふくや串かつ店」だ。「ふくや串かつ店」があるのは、湊川エリアから少し山側へ

                                                              思わず素通りしそうな「ふくや串かつ店」で1本70円の串かつを食べる - メシ通 | ホットペッパーグルメ
                                                            • 一軒の民宿を営むご夫婦だけが暮らす島 ~三重県志摩市横山島へ

                                                              大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:上重朋文さんが家でやってる店「上重朋文の店」でたっぷり話を聞いた なんとなく開いたページから旅が始まる 1,700ページ以上あってズッシリ重たい『シマダス』をこれから適当に開く。開いたページに掲載された島がよっぽど普通に行くのが困難な場所でない限り、そこに行くと決めたのだ。 目を閉じて一呼吸。気合を入れて本を開く!現れたのは「横山島」という名の島だった。 三重県に属する島だそうである ページ内の「天童島」、「土井ヶ原島」など、青い囲みの中の島は無人島なので今回はスルーするとして、有人島である「横山島」という島に行ってみることにする。『シマダス』の記載によれば、「賢島の南約400mの海上

                                                                一軒の民宿を営むご夫婦だけが暮らす島 ~三重県志摩市横山島へ
                                                              • 大阪にしかないローカルハンバーガーチェーン「ボンハンバーガー」に行く

                                                                大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:空っぽのダンボールをみんなで運んで仲良くなる この記事を書いている2022年6月現在、「ボンハンバーガー」は大阪市内に2店舗ある。 大阪市東住吉区にある「ボンハンバーガー 東住吉店」と、大阪市平野区にある「ボンハンバーガー 喜連瓜破店」である。今回私が訪れたのは「ボンハンバーガー 東住吉店」の方だ。 近鉄の針中野駅から徒歩7分ほどの距離にある これがボンハンバーガーだ! カウンターで「えーと」とメニューを眺めていると、店主が声をかけてくれた。「うちとこ初めてやったら、ソースが2種類あるからな、どっちも食べるのがおすすめ」とのこと。 「ハンバーガー2個!」と驚いたが たしかに「バーガー+

                                                                  大阪にしかないローカルハンバーガーチェーン「ボンハンバーガー」に行く
                                                                • 世界中のおもちゃが集まる姫路の「日本玩具博物館」がすごかった

                                                                  大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:甲子園とはまた別の世界!「軟式」の高校野球選手権大会を見てきた JR姫路駅から播但線というローカル線に揺られていく 先日、私は「日本玩具博物館」に初めて行った。そこで開催されている特別展「中国民衆玩具の世界」を見に行くためだった。中国の古い郷土玩具が地域ごとに、約1,300点も並ぶ展覧会で、それらは日本の郷土玩具に似ているようにも思え、でもやっぱり違う形や色彩を持っていてどれも魅力的だった。 そこで展示されていた収蔵品の多くは『中国民衆玩具(大福書林)』という本で見ることができます(この本も日本玩具博物館で買いました)。 で、特別展も素晴らしかったのだが、常設展示の内容と、それらがぎっ

                                                                    世界中のおもちゃが集まる姫路の「日本玩具博物館」がすごかった
                                                                  • ワンカップ大関のラベルの裏側に可能性を感じる :: デイリーポータルZ

                                                                    お酒を飲む人なら「ワンカップ大関」はご存知だと思う。大関株式会社が販売しているガラスのカップ入りの日本酒で、酒屋はもちろん、コンビ二やスーパーでも売られている。 その「ワンカップ大関」は、ガラス瓶にラベルが貼り付けてあってそこに「OneCUP OZEKI」とロゴがプリントされているのだが、その裏側にもプリントがあって、透き通った瓶と酒越しにラベルの裏を眺めつつ飲めるようになっている。 それがなんとも言えずいいので、自分の好きな写真を貼ってみたらどうかと思って試してみた。

                                                                      ワンカップ大関のラベルの裏側に可能性を感じる :: デイリーポータルZ
                                                                    • 定員10人以下のクルーズ船「御舟かもめ」の最近とこれから

                                                                      大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:山形では子どもがサラミをおやつにして大人がライターで炙る?サラミにまつわる噂について嗅ぎまわる ぼーっと川を見ていると小さな船が通り過ぎて行く うちの近所には「大川」という川が流れていて、私はその川べりでぼーっとしている時間がたまらなく好きだ。特に今年の4月、5月頃、不要不急の外出を控えるべしという時期には、スーパーへの買い出しのついでに川まで足を延ばし、水面を見つめながらひと息ついてから帰るのが日課になっていた。 いつ行ってもほとんど人のいないスポットがあって、そこにいると束の間でも日々の息苦しさから解放される。人間たちの世界がどうなろうといつも通り流れている川、なんだか見ているだけ

                                                                        定員10人以下のクルーズ船「御舟かもめ」の最近とこれから
                                                                      • 人から聞いた「酒の裏技」を試してみる

                                                                        8月5日、酒の穴のふたりが中心となって作った『のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア』(スタンド・ブックス)という新しいお酒の本が発売されました。 本のほぼ全編を通して、家飲みを楽しむためのアイデアが100個延々と載っているという、タイトルを読んで時のごとくの内容。そのなかのひとつに「それぞれの『酒の裏技』」という記事があります。 SNSなどを通じて、酒飲みの方々が楽しんでいる自分だけの飲みかた、裏技を教えてくれたものを集めてみたのですが、そのどれもが大変に興味深い! 今すぐ試してみたい! というわけで、実践してみました。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:オンラインでじゃ

                                                                          人から聞いた「酒の裏技」を試してみる
                                                                        • 鶴橋で「水キムチ」を買い集めてみたら想像以上に全部違った

                                                                          大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:小学生の頃に熱中していたゲームで遊んだらあの頃の気持ちになれるか 水キムチのことを知りたいなら鶴橋を目指すべきだろう 私は去年まで「水キムチ」を食べたことがなかった。「水」と「キムチ」という二つの言葉がどのように結びつくのかまったく想像もできず、なんとなくあっさりした漬け物なのかなとは思ったが、果たしてどんな味がするものかわからなかった。「鯖の水煮」、「水炊き鍋」など「水」がつく食べ物を思い浮かべてみたが、どれとも違いそうだ。 たまに買い物にいく近所の市場にキムチの専門店があって、ある時、そこをじっくりのぞいていたら「水キムチ」が売られているのを見つけた。たっぷりの汁とともにビニール袋

                                                                            鶴橋で「水キムチ」を買い集めてみたら想像以上に全部違った
                                                                          • 東京から大阪へと移住したスズキナオに聞く、あまりお金がなくても楽しく生きるコツ【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

                                                                            著: 玉置 標本 たまに安い酒場なんかで一緒に飲んだりする、スズキナオという友人がいる。30歳前後にネットでの執筆を副業としてスタートさせ、その後に退職してフリーライターとして生活しているなど、私と似た道を歩いていることもあり、勝手にシンパシーを感じている男だ。 そんな彼は2014年の夏に家庭の事情で東京から大阪へと移住して、今は自称根無し草として、ライターを続けながらフワフワと生きている。ほとんど縁のなかった大阪の地で自分の居場所を見つけるまでの不安だった日々、そしてお金があまりなくても心の余裕を失わないコツを、二日間一緒に飲み歩きながら教えてもらった。 「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」という本が出た 大阪に引越したナオさんだが、東京には実家も、長年の友達も、リーダーを務めるバンドもそろっているため、月に1度は帰ってきている。そんな大阪と東京を行ったり来たりの生活をしな

                                                                              東京から大阪へと移住したスズキナオに聞く、あまりお金がなくても楽しく生きるコツ【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
                                                                            • 新しく考えた「スガシカオゲーム」をやってみよう

                                                                              酒の穴のふたりと、デイリーポータルZのライター、トルーさんの3人で雑談をしていて、新しいゲームを思いついた。その名も「スガシカオゲーム」。 想定上は、ごく簡単な準備だけで始められ、オンラインでも対戦可能なはず。そこでひとまずやってみたところ、これが飲みながらだらだらとやるのに最高のゲームだった。 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:「川の駅 あづま家」を目指し妙典の街をふらり旅 発端は3人の雑談から パリ: 最近、我々酒の穴とトルーさんの3人のLINEグループがなんとなくできて、そこで日々雑談をしてるんですよね。「この看板、おもしろくないですか?」って写真送ったり。 こんな感じで トルー

                                                                                新しく考えた「スガシカオゲーム」をやってみよう
                                                                              • 「天国酒場」の魅力を語り合う

                                                                                有名な観光地などにあって多くの人が知る「絶景のレストラン」は全国にたくさんあるだろう。 が、そこまでじゃなくても、なんでもない河原とか、大きな公園のなかにぽつんと、ちょっとした茶屋があって、おでんや焼きそばをつまみに缶ビールやカップ酒が飲めたりすることがある。そんな「日常の隣にある非日常」とでもいうべき店に一歩足を踏み入れてみると、「こんな天国みたいな空間がこんな場所にあったのか!」と感動したりする。 我々酒の穴はふたりともそういう店が好きで、どこかに天国のような酒場があると聞けば出かけ、酒を飲んできた。 今回は、我々がこれまでに巡った「天国酒場」の魅力についてあらためて語り合いたい。せっかくなので、それぞれが関東と関西、別々の天国酒場へ出向き、そこから中継をつないで! 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもな

                                                                                  「天国酒場」の魅力を語り合う
                                                                                • 山形では子どもがサラミをおやつにして大人がライターで炙る?サラミにまつわる噂について嗅ぎまわる

                                                                                  大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:わたしたちの7月20日 ~なんでもない日の夕飯の記録~ 「サラミ」について何か知りませんか? 私は今、サラミについて嗅ぎまわっている。「嗅ぎ回る」という言葉を広辞苑で引いてみると「1、あちこち匂いをかいで歩く。2、隠された事柄を知ろうとして、あちこち探り歩く。」と記載されている。そして、「刑事が付近を嗅ぎ回る」という例文が添えられている。そう、まさにこの例文の刑事のような気分である。 まず、私のまわりの友人にサラミについて聞こう。「サラミについて何か知らない?」といきなり質問を投げかけてみた。すると以下のような答えがかえってきた。 ・それほど頻繁には食べないけど嫌いではない ・小さい頃

                                                                                    山形では子どもがサラミをおやつにして大人がライターで炙る?サラミにまつわる噂について嗅ぎまわる

                                                                                  新着記事