大坂との決勝戦でセリーナは審判のペナルティを巡って猛抗議。場内は騒然となった(写真・ロイター/アフロ) 大坂なおみが日本人初のグランドスラム優勝を果たした全米オープンの決勝戦では、セリーナ・ウィリアムズ(36、アメリカ)と、カルロス・ラモス主審とのバトルが大きな話題となった。 ウィリアムズは第2セットで、スタンドのコーチ席に座っていたパトリック・ムラトグルー・コーチから両手の動作でコーチングを受けたとして1度目の「注意」が与えられた後に、ラケットをコートに叩きつけて壊したため、2度目の「注意」を受けて1ポイントのペナルティを受けた。 ウィリアムズは「私はコーチングなど受けていない。不正などしていない。なのに、このペナルティはおかしい」と、猛抗議。興奮が収まりきらず、プレーの合間、合間で「私は生まれてから一度も嘘をついたことがないのに、この嘘つき!」「私のポイントを奪った泥棒!」「謝りなさい