AIユニット内蔵のデスクトップPC向けAPU「Ryzen 8000G」発表。内蔵GPUはGeForce GTX 1650に匹敵する性能を有する ライター:米田 聡 米国時間2024年1月8日,AMDはCES 2024に合わせて,開発コードネーム「Hawk Point」と呼ばれているデスクトップPC向けの新型APU「Ryzen 8000G」シリーズを発表した。 実用的な3D性能を持つGPUを統合したAPUとしては,2021年4月に発表となったSocket AM4プラットフォーム向けの「Ryzen 5000G」以来の新製品ということになる。発売は1月31日予定だが,本稿執筆時点で価格は明らかになっていない。 本稿では,AMDの事前資料を元にRyzen 8000Gの概要を簡単に紹介してみたい。 ノートPC向けのAPUをデスクトップに転用したRyzen 8000G Ryzen 8000Gシリーズは
任天堂の第4代代表取締役社長を務めた故・岩田聡氏に向けて、約20年前にインタビューをおこなったジャーナリストがその未公開だった内容を公開し注目を集めている。ニンテンドーDSが発表されたゲームイベントE3におけるインタビューであり、任天堂のハード開発における戦略やエピソードが語られている興味深い内容だ。 岩田聡氏は約13年間にわたり、任天堂の第4代代表取締役社長を務めた人物だ。『星のカービィ』『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどの開発元として知られるハル研究所の創業メンバーであり、後に同社代表取締役社長に就任。2000年に任天堂に入社し、2002年から同社の代表取締役社長を務めていた。2013年からは任天堂の米国法人のCEOも兼任するなど、任天堂の顔として国内外で活躍。しかし2015年に胆管腫瘍のためこの世を去った。 2004年の「E3」にて 今回、約20年前におこなわれた、岩田氏への
エグゼクティブバイスプレジデント兼コンシューマーチーフマーケティングオフィサーのユスフ・メディ氏は発表文で、「これにより、コンピューティング体験が簡素化されるだけでなく、さらに拡大され、2024年はAI PCの年となるだろう」と語った。 「(1月10日開催の)CESまでおよびCESで、パートナーが発表する多数のWindows PCでCopilotキーが表示され始める。今後リリースする「Surface」シリーズを含め、1月末から春にかけて利用可能になる」(メディ氏) 関連記事 Microsoft Copilot、GPT-4 Turbo、最新DALL・E 3対応などでグレードアップ Microsoftは、生成AIサービス「Microsoft Copilot」で間もなく提供する予定の複数の新機能を発表した。「GPT-4 Turbo」採用で2023年4月までの情報を反映する他、動画要約も可能になる
年明けの暇な時間を利用して読んでみました。 書籍のリンク 技術書としての感想 良かった点 悪かった点 注意点 総評 技術書としての感想 良かった点 とにかく文章が分かりやすい 色々な用語の使い方に違和感がない 言葉にすると簡単ですが、本当に分かりやすかったです. 具体例が豊富 図が豊富 コード例が豊富 実験例が豊富 まず、「〇〇 な場合に命令の処理が詰まって遅くなります」といった説明の後に、「では、具体的にこういったケースを考えてみましょう」という具体例を持ってくる展開が多く、とても親切だと感じました.また、このような具体例の説明のときにほぼ必ず図が用いられています.特に全体を通して頻繁に出てくる命令流の図は非常に分かりやすかったです.また、コード例とそれを用いた実験も豊富でした.具体的には、キャシュの章では実際にキャッシュミスを意図的に起こすコード・キャッシュヒットを意図的に起こすコード
はじめに キーボードの種類の話 メカニカルキーボードの話 軸について キーキャップについて プロファイルについて 私が使っているキーボード キーボードを選ぶ時のポイントと感想 おわりに はじめに こんにちは。こんばんは。お疲れ様です。 今年もサンタは何もくれませんでした。システムエンジニアの若林です。 エンジニアの端くれである私が今年になって手を出し始めたキーボードの紹介をしてみようと思います。 キーボードは仕事道具の中でもかなりの頻度でつかうものですから、こだわれば仕事が楽しくなる! デスクトップ本体購入した時のやつをそのまま使っている。ノートPCのタッチパッドで頑張っている。気になっているけど手を出せていない方向けです。 すでにデバイス沼にハマっている方はそのまま肩までおつかりください。 キーボードの種類の話 さて、一口にキーボードと言ってもいくつか種類があります(各方式の仕組みを説明
2023年6月に判明・修正されたApple製デバイスへのゼロクリック攻撃を可能にする脆弱(ぜいじゃく)性「Triangulation」について、この脆弱性を発見したセキュリティ企業のカスペルスキーが分析結果を発表しました。 Operation Triangulation: The last (hardware) mystery | Securelist https://securelist.com/operation-triangulation-the-last-hardware-mystery/111669/ 4-year campaign backdoored iPhones using possibly the most advanced exploit ever | Ars Technica https://arstechnica.com/security/2023/12/expl
ラズピッピAC17日目です。別にラズピッピじゃなくていいんだけど、絡めていく〜ッ。 adventar.org ダイソーのUSB人感センサーケーブルがすごい こないだ渋谷のダイソーをふらついていたら、電気小物コーナーに「人感センサーケーブル」なるものが売られていました。300円。 人が通ると1分間USBの通電するというものらしく、想定されているものは電飾系のようです。使用可能最大電流は1Aなので、それを超えるとだめとのこと。また、モーターが使われている機器とLEDドライバーが必要な機器がNG指定されています。が、まあ買いますよね。 中身はこんな感じで、いたってシンプル。 1Aに収まっていればOKということは、Raspberry Pi Picoとかなら多分OKだし、なんならPi Zero WもOKな気がしますね。ただし、Pi Zero Wの場合、起動完了が1分に間に合うかという問題はあります。
日本のゲームコンソール市場は、PlayStationを販売するソニーとNintendo Switchなどを販売する任天堂による独占状態にあります。一方でXboxを販売するMicrosoftは、元ソニー従業員の加藤芽奈氏を加えて、日本におけるXboxのシェア拡大を図っています。 This Former PlayStation Executive Says Japanese Video Games Need Xbox to Grow - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-12-12/this-playstation-veteran-is-helping-make-the-xbox-relevant-in-japan "Japanese publishers need Xbox to expand," says ex-P
ホームゲームPlayStation 5PlayStation 5 Pro (PS5 Pro)は2024年秋発売予定?GPUには改良型RDNA3搭載するがCPUはZen 2のまま PlayStation 5 Pro (PS5 Pro)は2024年秋発売予定?GPUには改良型RDNA3搭載するがCPUはZen 2のまま 2023 12/12 PlayStation 5 Pro (PS5 Pro)の仕様情報が登場、2024年秋に発売予定 PlayStation 5については2023年秋に筐体サイズを縮小した新型PlayStation 5(PS5)を発売しました。ただ、このPS5については2020年11月11日に発売された当時と全く同じ構成のまま筐体サイズを20%小型化したモデルで、性能を向上させたPS5 Proについては発売が噂されているものの、まだあまり情報が出ていません。 ただ、今回海外のR
これまでに多くの人が半導体受託製造世界最大手の台湾企業、TSMCの日本進出について解説してきた。ただ、「九州の電気代が安いから」「地元の誘致政策の成果」「くまモンがかわいいから」など首をかしげる内容も多い。今回は公開情報からその背景を解説する。 TSMCの日本最大顧客はソニー TSMCの2022年売上高は2兆2523億台湾ドル(約10兆6000億円)である。前年比44%増というすさまじい成長だ。その中で日本向けは地域別増加率で最大である66%増だが、TSMC全社売上比での割合は5.3%に過ぎない。 TSMCの地域別売上で最大なのはアメリカで、全社売上の66%を占める。一部にはアメリカで半導体ファブ(工場)を作るのが理にかなっているとの意見もある。確かに以上の事実だけ見れば、売上高5%前後に過ぎない日本にTSMCが進出したことに首をかしげる方は多いだろう。 しかし、この5%の売上高の半分以上
この記事はキーボード #2 Advent Calendar 2023 12日目の記事となります。 実は私の今年のアドベントカレンダーの記事はこれで2本目となります。 一本目は以下になります。 狭ピッチの小型・薄型キーボードをオススメするにあたって、打鍵に必要なキー数が少なくなればよりコンパクトなキーボードが選択肢に入りやすくなると考え、追加で記事を書きました。 狭ピッチ・小型・薄型キーボードに限らず、必要なキー数を減らせればコスト減やキーボードの選択肢が増えるので今一度お使いのキーマップを見直してはいかがでしょうか? 分割型0.8u狭ピッチ・30%キーボード 「miniDivide」 今回は私が普段用いている30%キーボードのキーマップを紹介しつつ、簡単な解説を添えたいと思います。 紹介したキーマップをそのまま使って頂いても構いませんが、解説を元にご自身のキーマップがさらに使いやすくなれば
九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 【IIJ 2023 TECHアドベントカレンダー 12/11の記事です】 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 ふとしたことから、自宅に大容量の記憶媒体が欲しくなる時があるかと思います。 最近では、単体で22TBなHDDや、30.72TBなSSDなど、ラックマウントサーバ的な物を使わなくても、大容量が準備しやすい時代になりました。 ただ、1PB(1000TB)を目指した際に、意外とつまずきポイントがあったので、今回ご紹介させて頂きます。 今後、ご自宅に1PB(1000TB)を置かれる際の参考になれば幸いです。 1.USB接続の限界 簡単にHDDを接続する方法、まず思い
ついに日本上陸! レノボ・ジャパンの小型ゲームPC「Legion Go」とスリムな2画面PC「Yoga Book 9i Gen 8」の実機を触って分かったこと(1/2 ページ) 既報の通り、レノボ・ジャパンは12月8日、8.8型ポータブルゲーミングPC「Lenovo Legion Go」と、13.3型有機EL(OLED)ディスプレイを2枚搭載する2in1ノートPC「Lenovo Yoga Book 9i Gen 8」を発売する。予想実売価格(税込み)は、Legion Goが13万4800円前後、Yoga Book 9i Gen 8が38万2800円前後となる。 →レノボ、Ryzen Z1 Extremeを搭載した8.8型ポータブルゲーミングPC「Lenovo Legion Go」国内販売を告知 この記事では、Legion GoとYoga Book 9i Gen 8の特徴を“深掘り”する。
この記事はBASEアドベントカレンダー2023 7日目の記事です ! (12/8追記) 「基盤」という誤った表記を「基板」に変更しました。 まえがき唐突ですが、インターネットの世界に生きる私のような人間にとって、現代社会のあらゆる自己表現はテキストを介して行われる、といった面があります。 テキストを書かなければ人間関係も仕事も始まりません。 そしてそのテキストをひねり出すためになにが必要なのか。それはキーボードなのです。 古来よりキーボードというハードウェアにまつわる話題は様々ありましたが、近年そのなかでもメカニカルキーボードというカテゴリが大変な賑わいを魅せています。 自分もそんなメカニカルキーボードの世界に魅せられてジャンキーになってしまった人間の一人です。 しかし、キーボード界隈はさまざまな用語が飛び交っている割に、網羅的な情報が少なくとっつきにくい部分があるのもまた事実。 そこで、
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 米ジョージア工科大学などに所属する研究者らが発表した論文「iLeakage: Browser-based Timerless Speculative Execution Attacks on Apple Devices」は、Mac、iPad、iPhoneなどのApple製品に搭載のSafariを標的としたサイドチャネル攻撃に関する研究報告である。 この攻撃は、最近発売されたM3チップを搭載した新型MacBook Proでも成功し、ソフトウェアの更新状況に関わらず、Apple製品にとって依然として脅威であることを示した。 「iLeakage」
Amazon Web Services(AWS)は、ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2023」の基調講演で、同社が独自に開発しているARMベースの最新プロセッサ「AWS Graviton4」を発表しました。 Graviton4は2021年に発表されたGraviton3と比較してコア数が50%、メモリ帯域が75%増加し、演算性能が30%向上しており、より高性能かつ電力利用効率が高いプロセッサとなっています。 また、全ての物理ハードウェアインタフェースを完全に暗号化することで、より高いセキュリティを実現しました。 AWS CEOのAdam Selipsky氏は、Gravtion4はGraviton 3と比較してデータベース処理で40%高速になり、Javaアプリケーションでは45%高速になったと説明。 Graviton4はメモリ最適化されたAmazon EC2 R8gイ
Amazon Web Services(AWS)は、ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2023」の基調講演で、AIのトレーニングに最適化した独自プロセッサ「AWS Trainium2」を発表しました。 Trainium2は、最大数兆個のパラメータを持つ基盤モデルおよび大規模言語モデルのトレーニング用に設計されています。 2020年に発表された第一世代のTrainiumチップと比較して、最大4倍のトレーニング性能と3倍のメモリ容量を実現し、エネルギー効率(性能/ワット)を最大2倍まで改善するように設計されています。 Trainium2は、単一のインスタンスに16個のTrainiumチップを含むAmazon EC2 Trn2インスタンスで利用可能になります。 Trn2インスタンスは、AWS Elastic Fabric Adapter(EFA)のペタビットスケールネット
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