『1Q84』という本の三冊目がでたが、これも先の二巻同様、大ヒットしているらしい。 一方で、その題名をつけるにあたって、考えていたであろう本、ジョージ・オーウェルの『1984年』も、それにつられて、大ヒットしている、という話しは聞いていない。 『1Q84』は読んでいない。一方『1984年』、非常に陰惨ではあるが、まるで現代のことを、予言した本のようだとずっと思っていた。 同じジョージ・オーウェルの本でも『動物農場』については、西川伸一教授による「オーウェル『動物農場』の政治経済学」ロゴス刊や、川端康雄教授による「動物農場」ことば・政治・歌」平凡社刊という、素晴らしい書籍がある。 『1984年』を扱った真面目な本が出るのを、首をながくして待っていた。 そして、ようやく菊川征司著「ロスチャイルドが世界政府のビッグブラザーになる」という本を見つけた。5次元文庫、徳間書店 2010/3刊。価格64