「楽天安全センター」からのメールは安全じゃない! 会員数2,000万人以上を誇る楽天カード。もちろん、筆者も楽天カードや楽天ペイを日ごろから利用しているが、ある日突然筆者のところに「楽天安全センター」という件名のメールが届いた。メールを開くと、「Rakutenお客様」という見出しが散臭いし文章もフォントも奇妙なので、詐欺メールの匂いがビシバシ伝わって来る。メールの内容は“楽天のアカウントが更新できないので確認しろ”というものだったので、さっそく「楽天ログイン」を押してみると、やはり真っ赤なフィッシングサイトの警告画面が表示された。もちろん、ここでブラウザを閉じてしまえば問題ないのだが、筆者は詐欺の手口を確認するために最後までやってみた。
静岡銀行をかたるフィッシングの報告を受けています。 2023/01/23 11:00 時点では、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので、引き続きご注意ください。 このようなフィッシングサイトにて、ログイン ID、店番、口座番号、ログインパスワード、氏名、生年月日、暗証番号、電話番号、メールアドレス等を絶対に入力しないよう、ご注意ください。 フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難です。日頃からサービスへログインする際は、メールや SMS 内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザーのブックマークなどからアクセスするよう、心がけてください。 フィッシングメール対策には迷惑メールフィルターが有効です。
Vadeは2022年8月4日(現地時間)、2022年上半期(1~6月)のフィッシング攻撃に関する「Phishers' Favoritesレポート」を発表した。 フィッシング攻撃のなりすまし被害 世界の「トップ5」は? 同レポートは、フィッシング攻撃で最もなりすましが多かった世界の企業ブランドのトップ25を紹介している。 世界的になりすましの多い業界はどこか。同レポートによれば、全ての業界の中で最も多くなりすましが見られたのは金融サービス業界だった。金融サービス業界から合計8つのブランドがトップ25以内にランクインしている。 それに続くのはクラウド業界で、6つのブランドがランクインした。続いてeコマース/ロジスティクスとインターネット/通信業界からそれぞれ4つのブランドがランクインした。ソーシャルメディアからは3つのブランドがランクインした。 トップ5に入ったブランドは次の通りだ。 関連記事
冒頭ではひとけーがSCIS2024行ってきてよかった話をしました(C509の話など)。2024年1月16日にChrome Root Program Policy, Version1.5が公開され、ACMEによる自動化や鍵のマテリアルの新鮮さについての要件が加わったことなどを話しました。また、2024年1月下旬にGoogleTrustedServiceで不適切な証明書が発行されたインシデントがあり、そのインシデントレポートの内容を見てみました。雑談では、三都屋のえびの餅、サイバーパンク屋台、水族館、美術館、博物館の話をしました。 冒頭ではひとけーがSCIS2024行ってきてよかった話をしました(C509の話など)。2024年1月16日にChrome Root Program Policy, Version 1.5が公開され、ACMEによる自動化や鍵のマテリアルの新鮮さについての要件が加わった
ソフトバンクをかたり、不正アプリのインストールや、フィッシングサイトへ誘導するショートメッセージ (SMS) の報告を受けています。 2022/12/01 17:00 時点では、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので、引き続きご注意ください。 このようなショートメッセージを受信した場合には、リンクを開かずに無視または削除してください。 フィッシングサイトを表示してしまった場合は、ログイン情報 (SoftBank ID、パスワード)、Vプリカ発行コード番号、額面等を絶対に入力しないよう、ご注意ください。 日頃から個人情報やクレジットカード情報の入力を要求された場合は、入力する前に一度立ち止まり、似たようなフィッシングや詐欺事例がないかを、確認するようにしてください。 Android
セキュリティ企業Guardioは2023年8月2日(現地時間)、「Salesforce」のゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性を悪用する高度なフィッシングキャンペーンを検出した。 新キャンペーンは、フィッシングメールの検出を巧みに回避し信頼性のある電子メールゲートウェイサービスに悪意のあるメールトラフィックを隠す手法を使っている。 サイバー攻撃者はフィッシングメールを日々進化させ、検出を回避するためのさまざまな方法を模索している。その一つが、信頼できる電子メールゲートウェイサービスに悪意あるメールトラフィックを隠す手法だ。Guardioが今回発見したフィッシング詐欺キャンペーンも、基本的にはこの方法で検出を回避している。 Salesforceには電子メールゲートウェイ機能が搭載されており、システムの基本コンポーネントとして活用されている。当然ながらこの機能はサイバー攻撃に悪用できないように設計され
Abnormal Securityは12月13日(米国時間)、「BazarCall Attack: Using Google Forms With Call-Back…|Abnormal」において、Googleフォームが高度なフィッシング攻撃に悪用されているとして、注意を喚起した。高度なフィッシング攻撃の一つに、「BazarCall(別名:BazaCall)」と呼ばれるフィッシング攻撃がある。この攻撃には、被害者を誘導して攻撃者と対話(電話)させるという特徴があるが、今回確認された攻撃では、このBazarCall攻撃においてGoogleフォームが悪用されたとみられる。 BazarCall Attack: Using Google Forms With Call-Back…|Abnormal 今回発見されたフィッシング攻撃の手口 従来のBazarCall攻撃ではフィッシングメールにより標的か
9月のフィッシング攻撃に関する報告は、3カ月ぶりに増加してふたたび11万件を超えた。一方で悪用されたURLやブランドは減少している。 フィッシング対策協議会によれば、9月に報告を受けたフィッシング攻撃は11万7033件。前月の9万9585件から17.5%増加した。減少が2カ月続いたが、3カ月ぶりに増加に転じた。1日あたり3901.1件の報告が寄せられている。 フィッシングサイトに悪用されたURLは1万4934件。前月の2万396件から26.8%減となった。4月以降、1万9000件から2万3000件超のレンジで推移してきたがやや落ち着きを見せている。1日あたりに換算すると497.8件だった。 フィッシングサイトに悪用されたトップレベルドメインを見ると、「.com」が約53.3%と突出しており、ついで「.cn」が約14.7%と目立つ。さらに「.cc(約5.5%)」「.xyz(約4.5%)」「.
IPA情報セキュリティ安心相談窓口には日々様々な相談が寄せられています。中でも、偽サイトや不審サイトにアクセスして、大事な情報をサイトに入力した、不審なアプリをサイトからインストールした、という相談が多く寄せられています。 そのような偽サイトや不審サイトへの誘導方法としては、メールやSMSを不特定多数にばらまく手法が従来からの代表的な手口です。しかし、最近では、それ以外の方法により偽サイトや不審サイトへ誘導する手口に関する相談も増えてきています。 そして、それらどの手口においても、基本的にはURLリンクをクリック(脚注1)することで被害につながります。 また、URLリンクは画像等に仕込まれている場合があります。 そこで今回の「安心相談窓口だより」では、現在確認できている「URLリンクをクリックさせて偽サイト等に誘導する」主な手口の説明と、被害にあわないための対策について解説を行います。 (
金融庁をかたるフィッシングメールを確認したとして、同庁や警察庁、フィッシング対策協議会が10月4日に注意を呼び掛けた。本文で「1日以内に個人アカウントの審査と認証をしなければなりません」などとして偽サイトに誘導し、クレジットカード情報や個人情報を窃取しようとするという。 件名は「【金融庁緊急連絡】重要なお知らせ」などで、偽サイトのURLは「https://●●●●.icu/jp」「https://●●●●.shop/jp」など。メール本文にはリンクや、金融庁のロゴも記載しているという。 偽サイトは金融庁の公式サイトに似せた作りで「金融庁と警察庁の安全改革法令によって、2022年10月1日より、カードを所持する日本人は「マネー?ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づく審査と認証の実施に協力しなければなりません」(原文ママ)などと記載。住所、氏名、電話番号、クレジットカ
So-net をかたるフィッシングの報告が増えています。 2022/11/15 14:00 時点では、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので、引き続きご注意ください。 このようなフィッシングサイトにて、ユーザ ID、ユーザ ID パスワード、カード番号、セキュリティコード、カード有効期限、カード名義人 / 生年月日等を絶対に入力したり選択しないよう、ご注意ください。 フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難です。日頃からサービスへログインする際は、メールや SMS 内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザーのブックマークなどからアクセスするよう、心がけてください。 フィッシングメール対策には迷惑
フィッシングメールの詐欺の被害に遭わないために最も気を付けるべきこと、それは、メール内に含まれたURLをよく確認してからリンクをクリックすることです。ただそこにはもう一つの危険が潜んでいます。それは、Google翻訳を使って翻訳されたページへ移動するリンクです。合理的に考えれば、メールを送信した人が異なる言語を使うメール受信者のために、Google自動翻訳のリンクを追加して別の言語のサイトを用意した可能性が高いでしょう。しかし実際には、フィッシング対策をかいくぐるテクニックとしてGoogle翻訳が使われていることが明らかになりました。メールの本文が直接業務に関係するもので、リンクをクリックした後、開いたサイトでメールの認証情報を入力するように求められた場合は、ブラウザーを閉じて、すぐにメールを削除することをお勧めします。 攻撃者がGoogle翻訳のリンクを使用する理由 Google翻訳のリ
これまでEVサーバ証明書が正しく設定されているウェブサイトにおいてはアドレスバーの先頭にウェブサイトを運営している組織名が表示されていました。Google Chrome 77へのアップデートにより、表示される情報が鍵マークのみとなり、どこの組織が運営しているウェブサイトであるかが一目では識別できなくなり、意図した組織が運営しているウェブサイトであるかどうかを確認するためには表示されているアドレスバーの鍵マークをクリックすることが必要になりました。 GoogleのChrome Security UX チームは、今回の表示変更に至った理由として、独自の調査と学術研究の調査を通して、EVサーバ証明書の表示がユーザーを意図したとおりに保護していないという判断をしたと説明しています。 また、このGoogleの判断により、Mozillaも10月にリリースするブラウザ「Mozilla Firefox 7
フィッシングの被害が拡大しています。フィッシングとは、さまざまなサービスのふりをしたメールで本物そっくりの「フィッシングサイト」に誘導し、サービスへのログイン情報(IDとパスワードなど)を盗み出そうとするサイバー攻撃です。ITではなく人をだまそうとする攻撃なので、システムでの対応が難しいのが特徴です。最近猛威を振るっているマルウェア「Emotet」も、フィッシングの手法を採り入れています。 2022年6月、フィッシング対策協議会が「フィッシングレポート 2022」を公開しました。これによると、2021年のフィッシング情報の届け出件数は、前年と比較して著しく増加しました。フィッシングに悪用されたブランドの数も大幅な増加傾向にあり、ECサイト大手、クレジットカード会社などのなりすまし送信が多く報告されています。 従来のフィッシング攻撃は、世界的なイベントに合わせて増加していました。その目的はロ
最近、気象庁の報道発表を装って、偽アプリをダウンロードさせようとする迷惑メールが届いたという情報が寄せられております。現在、気象庁ではアプリの配布は行っていません。心当たりのないアドレスから届いたメールに不審なリンクがある場合はアクセスしないようご注意ください。 最近、気象庁の報道発表を装って、偽アプリをダウンロードさせようとする迷惑メールが届いたという情報が寄せられております。現在、気象庁ではアプリの配布は行っていません。心当たりのないアドレスから届いたメールに不審なリンクがある場合はアクセスしないようご注意ください。 気象庁は、不特定の方にアプリ等をダウンロードするよう促すようなメールを発信していません。気象庁とはまったく関係がありませんのでアクセスしないでください。 もし、このような迷惑メールによって金銭的な被害などを受けた場合は、速やかにお近くの警察署に被害届を出すようお願いいたし
フィッシング対策協議会は10月26日、警察庁をかたる偽SMSが出回っているとして注意を呼び掛けた。URLをクリックすると、国税庁を装うフィッシングサイトや、「警察庁セキュリティ無料版」と称する偽アプリのインストールを誘うサイトに誘導されるという。 SMSは「【警察庁】重要なお知らせ、必ずお読みください。」という文言にURLが着いている。他の文言が使われている可能性もある。 URLをクリックすると、国税庁のサイトに酷似したページが表示され、延滞した税金の納税と称して支払を求めるサイトに誘導されることがある。 また、Android端末でURLにアクセスすると、偽アプリ「警察庁セキュリティ無料版アプリ」のインストールを求められることがあるという。 具体的には、警察庁のサイトに似せたページで「システム警告 マルウェアが検出されました」などと表示。「『警察庁セキュリティ無料版アプリ』をインストールし
米連邦捜査局(FBI)のインターネット犯罪苦情センター(IC3:Internet Crime Complaint Center)は2022年1月中旬、QRコードを悪用したサイバー攻撃について注意を呼びかけた。 攻撃者はQRコードを使って悪質サイトにユーザーを誘導し、個人情報を盗んだりマルウエア(コンピューターウイルス)に感染させたりする。QRコードを使ったフィッシング詐欺といえるだろう。 多くの人が考えつきそうなQRコードの悪用である。実際、10年以上前からセキュリティー企業などは警告している。悪用例も報告されている。 関連記事 怪しい「QRコード」に注意、読み取るとウイルスがダウンロード なぜ今回、改めて注意喚起したのだろうか。 QRコードで偽の支払いサイトに誘導 理由の1つは、QRコードの大規模な悪用を確認したためだと考えられる。米テキサス州の複数の市において、偽の支払いサイトに誘導す
県と、県内の全77市町村のホームページ(HP)アドレスに類似したアドレスを第三者が取得していることが11日、県への取材で分かった。県情報政策課によると、今のところ類似アドレスを使った偽サイトは確認されていないが、作成された偽サイトにアクセスすることで個人情報が盗まれる恐れがある―と注意を促している。 同課によると、県の本物のアドレスは「https://www.pref.nagano.lg.jp」。第三者が取得した類似アドレスは、末尾のドメイン(インターネット上の住所)が日本を示す「jp」ではなく、アフリカのガボンの「ga」、赤道ギニアの「gq」といった他の国・地域に割り当てられたものになっている。「cf」「tk」「ml」なども確認されているという。 一般的に、偽サイトは本物のHPの内容を反映し、一見しただけでは見分けがつかない。画面上で誘導されて入力してしまうと、個人情報がだまし取られる恐
先日、楽天トラベルのフィッシングサイト広告の記事を取り上げたが、それとは別に検索エンジンの「Bing」をターゲットにした市公式サイトの偽サイトが乱立していることが話題になっている。横浜市、徳島市、青森市、長野市、藤沢市などの偽サイトの事例が紹介されている。名前の挙がった市の名前をBing上で検索すると、現在は公式サイトも殆ど表示されない模様(ITmedia、朝日新聞、カナロコ)。 また内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)も15日に警告を発表した。偽サイトの中には悪質なサイトへのリンクに置き換えられているものがあるとしている。上に上がった各自治体だけでなく、金融庁や文部科学省、総務省、デジタル庁などの省庁も関連サイトの偽サイトに注意を促す発表を行なっている(内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター[PDF]、神奈川県警告、デジタル庁注意喚起、金融庁注意喚起、文部科学省注意喚起
初めまして、金融犯罪対策センター(Financial Crime Control Center:以下、FC3)の佐野です。 フィッシングによる被害が近年急激に増加し、大きな脅威となっています。フィッシングとは、犯罪者が企業や組織を騙り、住所・電話番号等の個人情報やユーザID・パスワード等の認証情報を詐取しようとする詐欺です。私たちFC3は国内の金融犯罪被害の抑止のために活動しており、被害の拡大が続くフィッシング詐欺についても情報を収集しています。 本記事では、個人のサービス利用者を標的とした国内フィッシング詐欺の現状から高度化した新たな手口、そしてサービス提供者に求められる対策について解説します。 フィッシングの現状 フィッシングの発生状況 近年、フィッシングの報告件数が急増しています。以下の図はフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシングの報告件数の推移を示したグラフです。 図1 フィ
PayPayは5月18日、同社や携帯電話キャリアを装ったSMSを使い、SMS認証を求めるフィッシング詐欺を確認していると、ユーザーに注意を呼び掛けた。 同社や携帯キャリアをかたり、「不正利用を感知したためSMS認証してください」「PayPayアカウントを停止する」「携帯電話料金の未払いがある」などとかたって偽サイトへ誘導し、ログインさせようとする手口を確認したという。 「PayPayのSMS認証は、ユーザーの操作や依頼により行っている。当社からスマホに届くSMSやメールで、SMS認証を依頼するこはない」と説明。不審なSMSを受信した場合は、開かずに削除するよう呼び掛けている。 関連記事 コロナにかかったら、SMS通知が止まらなくなった話 新型コロナウイルス感染症にかかった。それから3週間近く。全快した後も保健所から毎日、コロナ関連のSMSがスマホに届き続けた……。 NHKをかたるフィッシン
フィッシング報告件数 2022 年 12 月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より 4,730 件減少し、65,474 件となりました。 フィッシングサイトの URL 件数 2022 年 12 月のフィッシングサイトの URL 件数 (重複なし) は、前月より 10,304 件減少し、13,810 件となりました。 フィッシングに悪用されたブランド件数 2022 年 12 月のフィッシングに悪用されたブランド件数 (海外含む) は、前月より 9 件減少し、78 件となりました。 総評 2022 年 12 月のフィッシング報告件数は 65,474 件となり、2022 年 11 月と比較すると 4,730 件減少しました。 Amazon をかたるフィッシングの報告が前月に引き続き急増し、報告数全体の約 51.7 % を占めました。次いで報告が多かっ
QRコードを記載したメールは怪しむべし すでにフィッシング詐欺の半分以上を占めるとも言われているAmazonを騙った偽メール。そのバリエーションがまた1つ増えました。今度はQRコード入りです。 通常、フィッシング詐欺メールには、受け取った人たちを偽Webサイトに誘導するためのURLが記載されています。ところが、今回見つかった詐欺メールにはURLの文字列の代わりにQRコードが表示されていました。 リンク先のURLがあからさまに怪しい場合、すんでのところでフィッシング詐欺を見抜ける可能性がありますが、QRコードではどうにもなりません(そもそもURLを頼りに真偽を見分けようとする行為は危ういですが)。 こうしたQRコード入りの詐欺メールに対してフィッシング対策協議会では、「一般的にQRコードを記載したメールは不正メールの可能性が高いです。日頃からサービスへログインする際は、メールやSMS内のリン
フィッシングページはどのくらいの期間、存続するのでしょうか。Kasperskyのリサーチャーが調査しました。 フィッシングページの存続期間は、どれくらいなのでしょうか。長期にわたって誰かがやってくるのを待ち続けているのか、それとも、短期間で人を集めようとしているのでしょうか。Kasperskyのリサーチャーは、自社のアンチフィッシングエンジンが特定したフィッシングリンクを対象に、フィッシングページの活動について調査を実施しました。その結果、フィッシングページの約3分の1が1日で消滅していることが分かりました。 フィッシングページの寿命 調査の対象となったのは、2021年7月19日〜8月2日の間に当社のアンチフィッシングエンジンが特定した、フィッシングページへのリンク5,307件です。これらフィッシングリンクのうち1,784件は、監視の開始から1日が経過したころには機能停止していました。 時
ETC 利用照会サービスをかたるフィッシングの報告が増えています。 2023/09/04 17:00 時点では、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので、引き続きご注意ください。 このようなフィッシングサイトにて、ユーザー ID、パスワード、カード番号、有効期限、セキュリティコード、電話番号、認証コード、メールアドレス、名前 (お名前、フリガナ)、連絡先 (E メール、携帯電話番号)、生年月日、請求先住所 (郵便番号、都道府県、市区町村・番地、建物名・部屋番号)、カード名義人、3-D セキュアの認証情報 (ログイン ID、ワンタイムパスワード) 等を、絶対に入力しないよう、ご注意ください。 フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難
フィッシング報告件数 2022 年 9 月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より 7,052 件増加し、102,025 件となりました。 フィッシングサイトの URL 件数 2022 年 9 月のフィッシングサイトの URL 件数 (重複なし) は、前月より 4,391 件増加し、53,612 件となりました。 フィッシングに悪用されたブランド件数 2022 年 9 月のフィッシングに悪用されたブランド件数 (海外含む) は、前月より 9 件増加し、94 件となりました。 総評 2022 年 9 月のフィッシング報告件数は 102,025 件となり、2022 年 8 月と比較すると 7,052 件増加しました。 6 月に緊急情報を掲載した「クレジットカードの利用確認を装うフィッシング」の報告が引き続き多く、報告数全体の約 38.7 % となり、
三重県四日市市は、「Instagram」において同市公式アカウントに見せかけた偽アカウントが確認されたとして注意喚起を行った。 同市によれば、公式アカウントが「@yokkaichi_style」なのに対し、偽アカウントでは「@yokkaichi__style」とアンダーバーが二重となっていた。 同市では「四日市特産品プレゼントキャンペーン」を開催しているが、偽アカウントではこれに便乗し、偽の「当選DM」を一部ユーザーに送りつけていた。 同市では現在もキャンペーン期間は終了しておらず、DM送付は行っていないと説明。DMを送付する場合も景品送付先以外の個人情報を求めることはないとして、クレジットカード情報など誤って提供しないよう注意を呼びかけている。 同市では、運営者に対しなりすましアカウントの報告を行い、削除を求めている。また類似したなりすましに注意するよう呼びかけた。 (Security
お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ ドコモからのお知らせ ドコモ等を装ったフィッシングSMSにご注意ください 2019年7月25日 (2021年12月9日更新) 平素は、弊社商品・サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。 高額料金の発生や不正利用の検知といったNTTドコモ(以下ドコモ)やNTTからのお知らせを装ったフィッシングSMSが届く事例が報告されています。 フィッシングSMSの本文中に記載されたリンク先にアクセスするとドコモのホームページに酷似したウェブサイトに接続され、dアカウントのID・パスワード、ネットワーク暗証番号やクレジットカード情報などの個人情報を不正に取得されるなどの被害が発生しています。 フィッシングSMSは送信元が電話
えきねっとにシステムを更新する 「えきねっと」アカウントの自動退会処理について 「新幹線eチケットサービス」えきねっとアカウントの自動退会処理について。メール番号: ●●●● 【重要なお知らせ】えきねっとアカウントの本人確認のお知らせ、情報を更新してください。メール番号:●●●● ※上記以外の件名も使われている可能性があります。 えきねっとをかたるフィッシングの報告が増えています。 2023/03/08 13:00 時点では、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので、引き続きご注意ください。 このようなフィッシングサイトにて、認証情報 (ユーザー ID、パスワード)、お名前 (姓、名、セイ、メイ)、生年月日、郵便番号、都道府県、市区町村、町名番地、アパート・マンション・建物名、電話番
Atlas VPNは、フィッシングサイトがどのようなページを偽装しているかについて調査結果を公表した。2020年10月から2021年3月までの6カ月間のデータを集計したところ、フィッシングサイトの73%がMicrosoft製品に関係するウェブページを偽装していた。 サイバー犯罪者たちは攻撃を効率よく成功させようと、利用者の多いソフトウェアやウェブサイトを標的に選ぶ。そのため、どうしてもMicrosoftの製品やサービスが狙われやすくなる。 調査によると、フィッシングサイトの60%が「Microsoft Account」のログインページを偽装していた。2番目に多かったのは、「Adobe Document Cloud」ログインページの26%。以下、「Microsoft SharePoint」ログインページ(8%)、「Microsoft Office 365」ログインページ(3%)、「Micro
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