「新日本プロレスに追いつけ、追い越せ」この言葉を掲げて業界No.1の座を目指すのは、社長兼選手としてDDTプロレスリングを牽引するプロレスラー・高木三四郎である。コロナ禍のDDTも目まぐるしかった。そんな中、実は密かに下がっていた現役選手としてのモチベーション、サイバーエージェントグループに参画したDDTやプロレスリング・ノアのトップとしての視点、“レジェンド”秋山準の入団効果、昨年のサイバーフェスでの一件、さらには5月3日に行われるビッグイベントの見どころについてまで、今回は大社長が大盤振る舞いで語り尽くしてくれた。このロングインタビュー、是非ご一読いただきたい。 ●竹下幸之介と引退試合をやるという青写真 ――3月21日の後楽園ホール大会で行われた竹下幸之介戦について伺いたいと思います。試合前、会場内で流れたVTRでは、現役引退の覚悟を伺わせる高木社長からのコメントがありました。そして試