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国連環境計画(UNEP)は昨年7月、大規模な感染症の流行が今後も繰り返されると警告。人と野生動物、生態系の健康に一体的に取り組む「ワンヘルス」の必要性を提言した。日本では動物由来感染症の一つ、マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を対象にワンヘルスの研究プロジェクトが、森林総合研究所(農水省)と国立環境研究所(環境省)、国立感染症研究所(厚労省)によって進められている。三つの研究所が省の垣根を越えて取り組む研究プロジェクトは、これが初めてという。 マダニを捕獲する森林総研の亘悠哉・主任研究員(左)と森嶋佳織・特別研究員=茨城県かすみがうら市 茨城県かすみがうら市の雑木林。1メートル四方ほどのネル状の白い布を、草むらに沿わせてから引き上げると、ごま粒のようなものが動いていた。「マダニ、ここにもいますね」。森林総合研究所主任研究員の亘悠哉さんが指し示した。樹木に仕掛けた自動撮
マダニによる感染症で高齢女性が死亡しました。 熊本県によりますと、死亡したのは、上益城郡(かみましきぐん)の78歳の女性です。 【写真を見る】『マダニの感染症(SFTS)で女性が死亡』 “腕の黒いカサブタ” に気づき病院で受診するも・・・ 女性は3月6日、腕の黒いカサブタに気づき病院で受診しましたが、その10日後、発熱などの症状が出たことから、別の病院に入院し『マダニによる感染症』と確認され、3月20日 死亡しました。 女性は普段から、家庭菜園で草取りをしていたということです。 今年、熊本県内ではマダニによる感染症が3件報告されていますが、死亡が確認されたのは初めてです。 熊本県は、山や草むらでは長袖・長ズボンを着用し、マダニに咬まれないよう注意を呼びかけています。 【厚生労働省HPより】 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより
マダニが媒介する感染症で、致死率の高い「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染報告が拡大している。西日本中心だった感染地域は徐々に東進、昨年の国内の患者数は過去最多を更新した。マダニに刺される以外にもペットが感染ルートとなる事例も報告され、警戒が高まっている。 広がる感染地域SFTSウイルスを媒介するマダニ(成ダニで3~8ミリほど)は主に森林や草地に生息し、人や動物に取り付くと皮膚に口器を突き刺し、吸血後は10~20ミリほどになる。活動が盛んな春から秋にかけては、刺される危険性が高まる。 SFTSは2011年に中国で報告され、日本では13(平成25)年に患者が確認された。患者は60代以上が多く、高齢者は重症化しやすいが、対症療法が主体。国立感染症研究所によると、致死率は6~30%とされる。 感染地域は山口県や宮崎県など西日本が中心だったが、令和3年に愛知県や静岡県で、4年には富山県で
浜松市天竜区で草刈りをしていた高齢女性がマダニにかまれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染しました。SFTSの感染は、静岡県で12例目です。 浜松市によりますと、天竜区在住の80代女性は5月29日に発熱と手の震えの症状が出て医療機関を受診、PCR検査でSFTSウイルス遺伝子が検出されました。女性の太ももにマダニの刺し口が確認され、女性は草刈りをした際にマダニにかまれ感染した、と推定される、ということです。 2013年にSFTSが全数把握対象の4類感染症に指定されて以降、静岡県内で12例目、浜松市では5例目の感染確認になります。 浜松市は「マダニは春から秋が特に活動が盛んです。野山や草むら、畑などに入るときには長袖、長ズボンなど肌の露出を少なくしてください」と注意を呼び掛けています。
登山者がマダニの被害にあったニュースはときどき耳にする。マダニも人間の血を吸血する生き物だが、その脅威は吸血そのものではなく、感染症を媒介すること。今回はマダニについての正しい知識と対処法について話を聞く。 今から8年前の2013年のある日、寝る前に何気なく首筋に手を回したら、背中に近いところに小さなおできのようなものがあることに気づいた。一体、何なのか? 鏡を取り出して見てみると、小さな茶褐色の虫が皮膚に食いついていた。果たして生きているのか? と思い指先で触れると、モゾモゾと動く。マダニだった。 皮膚に食いついているマダニを、無理に引っ張ると、口が残ってしまうことがあるのは知っていた。確実なのは、皮膚科を受診して取り除いてもらうことだ。しかしそのときの時刻は、午前0時。病院が開く朝9時まで、首にマダニを付けたまま過ごす気にはなれない。だからといって、生命の危険が差し迫っているわけではな
日本紅斑熱、過去最多 20年、マダニ媒介の感染症―野外活動に注意を・厚労省 2021年07月16日15時27分 マダニの一種であるフタトゲチマダニ(国立感染症研究所ホームページより) マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」の感染者が2020年は420件(暫定値)報告され、過去最多となったことが16日、国立感染症研究所への取材で分かった。マダニが媒介する感染症は死に至ることもあり、厚生労働省は、最近人気のキャンプなど野外で活動する人たちに注意を呼び掛けている。 新型コロナウイルス 東京都の状況 感染研によると、日本紅斑熱は近年感染者が増加傾向にあり、17年には337件を記録。18年は305件、19年は318件報告されていた。19年は13人が死亡した。 20年の感染報告が増えたことについて、感染研は検査体制の充実に加え、寄生するシカやウサギなどの野生生物の生息域が国内で拡大するとともに、病原体を
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