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  • 『「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学』(講談社) - 著者:マルクス・ガブリエル 翻訳:姫田 多佳子 - 養老 孟司による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:マルクス・ガブリエル翻訳:姫田 多佳子出版社:講談社装丁:単行本(386ページ)発売日:2019-09-12 ISBN-10:4065170796 ISBN-13:978-4065170793 人間の「意識」や「自己」を問う明るい哲学著者はドイツの哲学者、一九八〇年生まれ、ボン大学教授。若手の俊英である。昨年来日しており、その記録はNHKのテレビ番組としてだけでなく、『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』としてNHKから出版されている。本書は三部作のうちの第二巻、第一巻『なぜ世界は存在しないのか』は同じ講談社選書メチエで昨年すでに翻訳が刊行されている。 若い頃、哲学者とは何だろうと思ったことがある。結論は簡単で、何も持っていない人だ、というものだった。医者なら聴診器からCTのデータまで持っている。科学者には実験室があり、技術者はさまざまな機械に触れている。でも哲学者は鉛筆かパ

      『「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学』(講談社) - 著者:マルクス・ガブリエル 翻訳:姫田 多佳子 - 養老 孟司による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    • [FT]成長を知らない日本の若者、「マルクス理論」に共感 - 日本経済新聞

      東京の金融街にある最大の書店でベストセラーになっている本のタイトルだけから判断するならば、2022年晩秋の日本は革命の熱気に包まれているかのようだ。1つのコーナーには、ビジネスを礼賛し、世界のビジネスリーダーたちを神格化し、成功のための七つの鍵を説く書籍が並ぶ。年金の積立不足、少子高齢化、深刻な気候変動といった危機について、資本主義こそが問題を解決できるという確固とした信念に基づいて語られる。

        [FT]成長を知らない日本の若者、「マルクス理論」に共感 - 日本経済新聞
      • 【まとめ】社会進化論と社会の在り方 ~社会契約論,功利主義,ダーウィンの進化論,マルクス【33】 - 日々是〆〆吟味

        まとめ33 社会進化論と社会の在り方 ~社会契約論,功利主義,ダーウィンの進化論,マルクス このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ33 社会進化論と社会の在り方 ~社会契約論,功利主義,ダーウィンの進化論,マルクス このまとめの要旨 社会を動かす思想と、弱肉強食を否定しない考え方によって無茶苦茶な様子をしめしたりもするのですが、そのもととなったダーウィンの進化論を社会に応用するってことはどのようなねじれがあったのか、というようなことも書いてみたお話のまとめ。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com 社会を運営していくための思想として社会契約と功利主義っていうものがありますよ、ーというようなお話。 www.waka-rukana.com 功利主義似たようなものになるかもしれないけど、スペンサーという哲学

          【まとめ】社会進化論と社会の在り方 ~社会契約論,功利主義,ダーウィンの進化論,マルクス【33】 - 日々是〆〆吟味
        • 『人新世の「資本論」』斎藤幸平さんインタビュー マルクスを新解釈、「脱成長コミュニズム」は世界を救うか|好書好日

          文:篠原諄也 写真:斉藤順子 斎藤幸平(さいとう・こうへい)経済思想家 1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。 Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』/堀之内出版)によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。 近著『人新世の「資本論」』(集英社新書)は6万部を超えるベストセラーに。 気候変動を日本で論じる必要性を感じた ――人新世とはどういう時代でしょう? まだあまり一般的には使われていないので、難しそうなイメージを抱いてしまうかもしれません。地質学の概念なのですが、言わんとすることは単純です。人類の経済活動の

            『人新世の「資本論」』斎藤幸平さんインタビュー マルクスを新解釈、「脱成長コミュニズム」は世界を救うか|好書好日
          • ブチャ事件の考察 - 金言から禁句になったマルクスの「すべてを疑え」 | 世に倦む日日

            昨日(4/5)、報ステに出演した防衛研の兵藤慎治が、ブチャの事件について次のようにコメントしていた。(1) 事件はロシア軍の撤退直前に行われたと確信していたが、そうではなく3週間前だという証拠映像が出てきて驚いている、(2) 犯行は正規軍部隊の作戦行動だとは絶対に思えず、傭兵等特別な軍隊の仕業だと考える、(3) 露顕したときの政治的影響の大きさを考えると、現場の軍の判断でできることではなく、モスクワ中央の関与か意向があったのかと疑う。 こういうコメントをするところが、兵藤慎治のいいところで、真面目な職業軍人らしい性格が滲み出た瞬間だ。兵藤慎治は現場の司令官の立場で分析して、撤退直前の軍隊の戦場心理の為せる業だろうかと直観していたのである。だが、証拠映像的にはそうではなく、侵入してすぐの犯行で、3週間も遺体を放置していたと言う。その報道に接し、合理的な分析と結論が出せなくなったのだ。つまり、

              ブチャ事件の考察 - 金言から禁句になったマルクスの「すべてを疑え」 | 世に倦む日日
            • マルクス経済学者と考える投資 佐々木・立教大准教授:朝日新聞デジタル

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                マルクス経済学者と考える投資 佐々木・立教大准教授:朝日新聞デジタル
              • 「日本人は『許すこと』を学んだほうがいい」哲学者マルクス・ガブリエルの考える日本人の問題点 同調圧力に関して、日本とドイツには類似点がある

                「物言わぬ日本人」は幻想 日本のメディア、大学、友人たち、編集者の方々――非常に多くの皆さんとたえず交流が持てていることは私にとって嬉しく、光栄に思いますし、幸せを感じています――すばらしいことです。心から楽しんでいます。私は日本が大好きです。多方面で魅力を備えた国なのですから。これは周知の事実ですね。 特筆すべきは、そんな交流の中で、日本とやりとりを重ねるにつれ確信するようになった仮説です。交流の中で必ず経験することがあります――特にビジネス交渉において。その交渉の進め方に非常に感心するのです。日本人はある段階で自分の利害を明確に伝えてくるのです。 ご存じの通り、西洋には物言わぬ日本という幻想が時としてあります。日本は社会的に非常に声が大きいですよ。物言わぬ日本などというものはありません。自分の利害をしっかり主張します。非常に強いビジネスカルチャーです。さまざまなことがこのメンタリティに

                  「日本人は『許すこと』を学んだほうがいい」哲学者マルクス・ガブリエルの考える日本人の問題点 同調圧力に関して、日本とドイツには類似点がある
                • 内田樹さんの考える日韓関係 マルクスの受容のされ方をめぐって|じんぶん堂

                  記事:晶文社 『街場の日韓論』(晶文社) 書籍情報はこちら 韓国国内では得られない知見 韓国には戦前日本の治安維持法に類する国家保安法という法律が今も存在する。 1948年の大韓民国建国直後に制定されたこの法律は北朝鮮と共産主義を賛美する行為及びその兆候を取り締まりの対象としている。李承晩(イスンマン)大統領が南朝鮮労働党や左翼勢力を一掃するために制定した(朴聖焌[パクドンソプ]先生はこの法律によって投獄されたのである)。いくどか改定された後、1980年に全斗煥(チョンドゥファン)政権が従来の反共法をこれに統合して、ほとんどあらゆる反政府的な動きを弾圧できるようになり、実際に濫用された。 1987年の民主化以後、南北統一機運の高まりにつれて、国内における人権抑圧の法的根拠であった国家保安法の廃棄・改定に対する市民たちからの要求の声が高まったけれども、議会内で保守派が強硬に抵抗しているせいで

                    内田樹さんの考える日韓関係 マルクスの受容のされ方をめぐって|じんぶん堂
                  • ブランコ・ミラノヴィッチ「マルクスとケインズの違いに関する短いエッセイ」 (2022年6月29日)

                    A short essay on the differences between Marx and Keynes Posted by Branko Milanovic on Wednesday, June 29, 2022 こちらのエッセイは、ジョーン・ロビンソンによる1942年出版の『マルクス経済学に関する論考(Essay on Marxian Economics)』のフランス語訳版を、彼女が長年に渡って書いてきたマルクス、マーシャル、そしてケインズに関するテキストとともに読んだことに触発されたものである。また同時に、カロリーナ・アルヴェスがThe Journal of Economic Perspectivesに寄稿したジョーン・ロビンソンの生涯と先程の書籍に関する書評にも影響を受けている。 本文を始める前に、まずは知識の限界を設定させていただきたい。私はマルクスに精通してきており、つ

                      ブランコ・ミラノヴィッチ「マルクスとケインズの違いに関する短いエッセイ」 (2022年6月29日)
                    • ガザでの虐殺 反ユダヤ主義復活に警戒 独哲学者、ボン大教授 マルクス・ガブリエル | 山陰中央新報デジタル

                      新型コロナウイルスのパンデミック後の世界秩序が、地球の至る所で悪の高まりに揺さぶられている。人類は危険な退行の時代に入った。私たちは地球規模で人間性の危機のさなかにある。 この後退を示す最大の現れは、パレスチナ自治区ガザのテロ組織ハマスがイスラエルで引き起こした野蛮な虐殺だ。ハマスはまたしても、人間がかくも邪悪になれるということを示した。 テロリストたちは、私たち全員と同じように人間であり、野獣ではない。だが、...

                        ガザでの虐殺 反ユダヤ主義復活に警戒 独哲学者、ボン大教授 マルクス・ガブリエル | 山陰中央新報デジタル
                      • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

                        これまでマルクスを学ぶことがなかった学生は当然、現行の労働のあり方を当たり前のものと受け止めている。大学を卒業したら就職するのだし、就職というのは働いて賃金を受け取ることである。運よく高収入の職場に就職できるかもしれないが、運悪く低収入の職に就いてしまう可能性もある。しかしそれでもそれは仕方ないことだし、たとえ収入がよくても仕事が辛い場合は、それもそういうものだと受け止めてゆくわけである。 つまりマルクスを学ばない学生からすれば、現行の社会の現実はデフォルトな条件であり、それ自体の善し悪しを価値判断して、ましてやその変革を求めるような対象ではないということである。ところがマルクスによれば現行の労働のあり方は、資本主義における「疎外された労働」だというのである。所与の運命だと思っていたものが、歴史的に特殊な条件であり、しかも根本的に歪んだ否定的な現実だという。これを聞いて驚かない学生は少ない

                          教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
                        • マルクスのフェティシズム? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                          経団連の発行する月刊誌の座談会に、思わず膝を叩きたくなる様な台詞が出てきました。 いや、これは『月刊経団連』4月号の、「社会性の視座のもと、資本主義の未来を考える」という座談会ですが、その中で、小野塚知二さんがこういうことを喋っているのです。 https://www.keidanren.or.jp/journal/monthly/2023/04_zadankai.pdf ・・・現在の資本主義を考える時、「資本だからより高い利潤を求めるのは仕方ない」というある種の諦めのような議論が潜んでいます。しかしよく考えると、それは奇妙なことです、資本は、元をたどれば、単なる貨幣、すなわち記号やモノにすぎません。「自分を増やせ」と貨幣が人間に命令するはずがありません。もし命令するとしたら、それは資本という悪魔が人間に憑依して金もうけを迫っているという悪魔憑きのような世界です。 人間が貨幣を持つと利潤を求

                            マルクスのフェティシズム? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                          • 佐々木隆治 Ryuji Sasaki on Twitter: "とある仕事のためにある20年ほどまえのマルクス経済学の貨幣本を読み直しているのだが、久留間説の曲解ぶりが尋常ではない。この読解力では資本論理解は無理だろう。皮肉なことに批判対象である岩井説に結果として接近している。"

                            とある仕事のためにある20年ほどまえのマルクス経済学の貨幣本を読み直しているのだが、久留間説の曲解ぶりが尋常ではない。この読解力では資本論理解は無理だろう。皮肉なことに批判対象である岩井説に結果として接近している。

                              佐々木隆治 Ryuji Sasaki on Twitter: "とある仕事のためにある20年ほどまえのマルクス経済学の貨幣本を読み直しているのだが、久留間説の曲解ぶりが尋常ではない。この読解力では資本論理解は無理だろう。皮肉なことに批判対象である岩井説に結果として接近している。"
                            • マルクスの資本論は資本主義をどう批判している?【500文字でしったかぶり】

                              格差社会が拡大する中で、再び脚光を浴びている資本主義を批判したマルクスの資本論。しかし、難解で長い資本論を読むのはハードルが高いですよね?でも知ったかぶりしたい、簡単に内容が知りたいというあなたに「資本論」の内容を500文字で解説します。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄貴) PC関連プロダクトデザイン企業の

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                              • 京都サンガDF田中マルクス闘莉王が19年の現役生活に幕 関係者に引退の意向示す :

                                Twitter: 91 Facebook LINEでおくる B! Bookmark 更新通知を受ける けさのスポーツ報知など複数メディアによると、京都サンガF.C.の元日本代表DF田中マルクス闘莉王が今シーズン限りで現役を引退することが決定的となっているそうです。 闘莉王選手は2001年にサンフレッチェ広島でプロデビューし、水戸ホーリーホック、浦和レッズ、名古屋グランパスなどJリーグ5クラブでプレー。京都サンガでは2017年からプレーし、今シーズンはリーグ戦30試合に出場しました。 [報知]【京都】38歳闘将・闘莉王、引退決定的…19年の現役に別れ https://hochi.news/articles/20191124-OHT1T50349.html ◆明治安田生命J2リーグ第42節 柏13―1京都(24日・三協F柏) 既に優勝を決めていた柏は13―1で京都に大勝。FWオルンガ(25)が

                                  京都サンガDF田中マルクス闘莉王が19年の現役生活に幕 関係者に引退の意向示す :
                                • ピケティはマルクスを超えられるか──映画『21世紀の資本』を考察する

                                  ピケティが自らの主著を映画化したその意図は何だったのか (C)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved <ピケティの最終的な目的は、明らかに政策実現にあった。この映画は、ピケティ主義の啓蒙的宣教のための手段であり、ある種のプロパガンダである...> 新型コロナ感染拡大によって公開が中止されていた、トマ・ピケティによるベストセラー『21世紀の資本』に基づくドキュメンタリー映画が、5月末より再公開された。日本でも数多くの読者を獲得したこの本の内容それ自体については、改めて論評する必要もないであろう。本稿では、その内容の是非についてではなく、ピケティはそれを映画化することでいったい何を意図したのか、そしてその企画意図はどこまで果たされたのかを、筆者が考える意味での経済政策学の観点から考察してみたい。 この経済政策学と

                                    ピケティはマルクスを超えられるか──映画『21世紀の資本』を考察する
                                  • 岡本裕一朗:マルクス・ガブリエルの「新実存主義」とは何か?

                                    マルクス・ガブリエルと言えば、最近ではNHKのテレビでも特集がおこなわれ、「哲学界のロックスター」として、日本でも随分と知られるようになった。彼の名前を使った書物は売れ行きがよく、一般の読者層に広がっているように見える。たとえば、社会的な出来事について、インタビュー形式で発言したものがいろいろ出版されているが、これらは「分かりやすい」という声をよく聞く。 それに対して、彼の哲学的議論は、その意義も含め必ずしも検討されているとは言えない。しかし、そろそろジャーナリスティックな紹介だけでなく、彼の「哲学」について問題にしてもいいのではないだろうか。そこで手始めに、このたび岩波新書として出版された『新実存主義』を取り上げ、書評という形で彼の哲学的な議論を主題化したいと思う。 内容に入る前に、本書の成り立ちについて、簡単に確認しておこう。というのも、表紙を見るかぎり、マルクス・ガブリエルの単著だと

                                      岡本裕一朗:マルクス・ガブリエルの「新実存主義」とは何か?
                                    • シリーズ・疫病と人間:合理的だったドイツを、ナショナリズムが覆う マルクス・ガブリエル氏(哲学者) | 毎日新聞

                                      危機における民主主義や道徳はどうあるべきか。気鋭の哲学者として注目を集めるドイツ・ボン大学教授のマルクス・ガブリエル氏(40)に聞いた。【聞き手・ボン(独西部)念佛明奈】 ◆合理的だったドイツを、ナショナリズムが覆う 道徳的な新しい世界へ、日本の視点がほしい 良質な民主主義の下では、自分が賛成している事柄でもあえて批判することがある。私は(新型コロナウイルスの感染が拡大した)危機下において、ドイツ政府がしてきたほぼ全てを支持するが、それでも批判はする。批判は他の選択肢を可視化するためのものだ。現在の危機の中で、新たな種類の社会を創造するためには、もっと批判的思考が必要だ。 危機の時に人々が支持するのは、良いことをするリーダーだ。富が無限にあるような時は、人々はトランプ米大統領を支持する余裕がある。しかし危機時には愚か者と付き合う余裕はない。その点、客観的で合理的に物事を進めているという「物

                                        シリーズ・疫病と人間:合理的だったドイツを、ナショナリズムが覆う マルクス・ガブリエル氏(哲学者) | 毎日新聞
                                      • 「マルクスの大霊言」では近代資本主義経済批判にはなっても、現代社会の危機への処方箋にはなり得ない (10月29日再読後に追記 SDGsへの補足と資本「論」)

                                        「眠っているマルクスを久々に呼び起こそう。彼ならきっと人新世からの呼びかけにも応えてくれるはずだ (p138)」。この一文を読んで評者は、この本は要するに「マルクスの大霊言」なのだと思ってしまったのだが、あまりに手放しで絶賛するレビューばかりなのに驚いたので敢えて☆一つ。読む価値がないという意味ではないのだが,マルクスに立脚した近代資本主義批判が広く浸透せず、また実効性も持ちえていない現状の理由が本書の論の進め方に顕れてしまっているように思えるのだ。 1. まず著者は本書冒頭で「SDGsは大衆のアヘンである!」と、マルクスにならって声高に宣言したかったようだが、いきなり大きな見当違いをしている。最近、巷で皮相的な「SDGsビジネス本」や「SDGsビジネスモデル」が氾濫し、いわゆるグリーン・ウォッシュならぬ「SDGsウオッシュ」の様相を呈していて、アリバイ作りというかこうした便乗ビジネスには

                                        • ティエリー・マルクスが語る「インクルーシブ経営」のための心得4ヵ条 | 「復帰する人のための人事部門が必要」

                                          刑務所に出向いて服役中の囚人たちに料理を教えているかと思えば、無職の人々を対象にした無料の料理学校を設立──ティエリー・マルクスは「2つ星シェフ」としての料理の腕前だけでなく、その「社会派」な活躍でも知られる。そんなマルクスの「インクルーシブ」な経営哲学を、エグゼクティブ向け仏隔月誌「クーリエ・カードル」が掲載した。 パリの高級レストラン「シュール・ムジュール」を率いる2つ星シェフ、ティエリー・マルクスは、およそ10年前に「キュイジーヌ・モード・ダンプロワ(料理への手引)」という学校を共同設立した。その学校は、生徒たちに短期間で調理や食にかかわる技術を教えることで、飲食業界への参入と、業界内での転職を容易にしている。 マルクスがパリに作った新しいレストラン「オノール」でも、誰も排除しない「インクルージョン」の考えに則ってスタッフの10%を採用しており、そのなかにはマルクスの学校を出た者もい

                                            ティエリー・マルクスが語る「インクルーシブ経営」のための心得4ヵ条 | 「復帰する人のための人事部門が必要」
                                          • 『異世界転生!!マルクスくん』亀 | ツイ4 | 最前線

                                            『最前線』はこれまでの一般的な「ウェブマガジン」と異なり、著名作家による小説、コミック作品をすべてDRMフリーで無料公開する他、Webならではの企画「最前線スペシャル」を展開するまったく新しいメディアを目指したWebサイトです。

                                              『異世界転生!!マルクスくん』亀 | ツイ4 | 最前線
                                            • マルクス・マーズの従軍 - あおき歩夢 | 少年ジャンプ+

                                              マルクス・マーズの従軍 あおき歩夢 戦争が続く中で徴兵されたアレックスは子供を宿した妻に、必ず戻ると約束するが戦地で脚を失ってしまう。帰れると思いきや、身体はサイボーグ化され再び戦地に戻される事に…。鋼に変わっていく中で大事な物も失っていき…!?戦地を生き抜く純愛ストーリー!!

                                                マルクス・マーズの従軍 - あおき歩夢 | 少年ジャンプ+
                                              • 京都サンガの元日本代表DF田中マルクス闘莉王が現役引退を発表 2006年にJリーグMVP、ベストイレブンは9回受賞 :

                                                Twitter: 21 Facebook LINEでおくる B! Bookmark 更新通知を受ける 京都サンガF.C.は1日、DF田中マルクス闘莉王が今シーズン限りで現役引退することを発表しました。 闘莉王選手は2001年にサンフレッチェ広島でプロデビューし、水戸ホーリーホック、浦和レッズ、名古屋グランパスなどJリーグ5クラブでプレー。京都サンガでは2017年からプレーし、今シーズンはリーグ戦30試合に出場しました。 [京都公式]田中マルクス闘莉王選手 現役引退のお知らせ http://www.sanga-fc.jp/news/p/14739/ このたび、京都サンガF.C.所属の田中マルクス闘莉王選手が2019シーズンをもちまして、現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。 田中 マルクス闘莉王/TANAKA Marcus Tulio ■コメント 「京都サンガサポーターの皆

                                                  京都サンガの元日本代表DF田中マルクス闘莉王が現役引退を発表 2006年にJリーグMVP、ベストイレブンは9回受賞 :
                                                • 3分でわかる! マルクス『資本論』【書籍オンライン編集部セレクション】

                                                  河合塾やその他大手予備校で「日本史」「倫理」「現代社会」などを担当。 中央大学文学部哲学科卒業後、上智大学神学部に学ぶ。 歴史をはじめ、哲学や宗教などのわかりにくい部分を読者の実感に寄り添った、身近な視点で解きほぐすことで定評がある。 フジテレビ系列にて深夜放送された伝説的知的エンターテイメント番組『お厚いのが、お好き?』監修。 著書『日本史《伝説》になった100人』(王様文庫(三笠書房))、『図解でわかる! ニーチェの考え方』、『図解 世界一わかりやすい キリスト教』『誰でも簡単に幸せを感じる方法は アランの『幸福論』に書いてあった』(以上、KADOKAWA)、『超訳 哲学者図鑑』(かんき出版)、『オッサンになる人ならない人』(PHP研究所)、『哲学の小径―世界は謎に満ちている!』(講談社)、『空想哲学読本』(宝島社文庫)など多数。 読破できない難解な本がわかる本 びっくりするほど役に立

                                                    3分でわかる! マルクス『資本論』【書籍オンライン編集部セレクション】
                                                  • 佐々木隆治 Ryuji Sasaki on Twitter: "その後、自分なりに商品論をより精緻に、正確に理解する試みを続けてきたが、土台になったのは久留間の解釈である。世界的にみてもこれを超える解釈はない。マルクスの書いていることを矛盾なく理解できる唯一の解釈の方向性であるばかりでなく、理論的生産性が高い。間違いなく「正しい」解釈である。"

                                                    その後、自分なりに商品論をより精緻に、正確に理解する試みを続けてきたが、土台になったのは久留間の解釈である。世界的にみてもこれを超える解釈はない。マルクスの書いていることを矛盾なく理解できる唯一の解釈の方向性であるばかりでなく、理論的生産性が高い。間違いなく「正しい」解釈である。

                                                      佐々木隆治 Ryuji Sasaki on Twitter: "その後、自分なりに商品論をより精緻に、正確に理解する試みを続けてきたが、土台になったのは久留間の解釈である。世界的にみてもこれを超える解釈はない。マルクスの書いていることを矛盾なく理解できる唯一の解釈の方向性であるばかりでなく、理論的生産性が高い。間違いなく「正しい」解釈である。"
                                                    • マルクスと宇沢弘文。資本主義と闘った知識人たち<ジャーナリスト・佐々木実 × 経済思想家・斎藤幸平> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                                      佐々木 『人新世の「資本論」』(集英社新書)がベストセラーになるなど、斎藤さんはいま注目の経済思想家です。カール・マルクスのエコロジー思想を論じた著作で権威あるドイッチャー記念賞を受賞し、6か国で翻訳されるなど世界を舞台に活躍されています。 斎藤さんが注目を浴びているのは、経済学の主流の新古典派経済学ではなく、マルクス経済学の立場から地球温暖化をはじめとする環境問題や労働の問題に切り込み、しかも的確な問題提起と現状分析をしているからではないかと思います。 斎藤 ありがとうございます。人類の経済活動、すなわち資本主義が地球を破壊する「人新世」の時代だからこそ、資本主義を批判的に分析する必要があると思って書きました。 佐々木 『人新世の「資本論」』を読んで、真っ先に頭に浮かんだのは宇沢弘文のことでした。 斎藤 日本人で最もノーベル経済学賞に近かったと言われる、あの宇沢さんですね。「宇沢を思い出

                                                        マルクスと宇沢弘文。資本主義と闘った知識人たち<ジャーナリスト・佐々木実 × 経済思想家・斎藤幸平> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                                      • 資本主義に「緊急ブレーキを」 気候危機、格差が迫る転換―新書大賞マルクス研究者:時事ドットコム

                                                        資本主義に「緊急ブレーキを」 気候危機、格差が迫る転換―新書大賞マルクス研究者 2021年05月03日07時03分 取材に応じる「人新世の『資本論』」著者の斎藤幸平さん=2月24日、大阪市住吉区 「資本論」で知られる経済学者カール・マルクスの思想を新解釈した新書「人新世の『資本論』」が、異例の売れ行きだ。執筆した経済思想家の斎藤幸平大阪市立大准教授(34)は、「気候危機や格差社会の根本原因である資本主義に緊急ブレーキをかけ、脱成長を実現する必要がある」と説く。 【詳報】気候危機、格差が迫る転換 「コモン再生」で脱成長を 斎藤幸平氏インタビュー 同書は昨年9月の出版から半年余りで25万部を突破、今年2月に新書大賞(中央公論新社主催)を受賞した。斎藤氏の著作は世界的にも注目されており、現在英語版の執筆に取り掛かっている。 斎藤氏はマルクス全集を編集する国際的なプロジェクトに参加しており、手付か

                                                          資本主義に「緊急ブレーキを」 気候危機、格差が迫る転換―新書大賞マルクス研究者:時事ドットコム
                                                        • ピーター・シンガーによるマルクス論(読書メモ:『マルクス』) - 道徳的動物日記

                                                          マルクス ピーターシンガー/著 重田晃一/訳 ノーブランド品 Amazon 『福祉国家』、『ポピュリズム』、『移民』、『法哲学』に引き続きオックスフォードのVery Short Introduction シリーズの邦訳書を紹介するシリーズ第五弾。 1989年発行のこの本はAmazonでも高騰が続いているしほとんどの図書館にないしで入手困難だったが、図書館の相互貸し借りサービスを利用してようやく手に取ることができた。また、原著については2018年に第二版が出版されており、「マルクスは現在でもまだ重要か?」という章が追加されているようだ*1。 わたしはマルクスについては詳しくないし、とくにマルクスについて他の思想家以上に適当なこと書くと怒られちゃうから恐る恐る紹介することになるが、それにしても本書はかなり読みやすくわかりやすい。 訳者あとがきでも指摘されているように、「マルクスには一つの中核的

                                                            ピーター・シンガーによるマルクス論(読書メモ:『マルクス』) - 道徳的動物日記
                                                          • なぜ日本人は自分に不利な政策を支持するのか……マルクス『資本論』から考える現代社会 | 文春オンライン

                                                            『武器としての「資本論」』(白井聡 著)東洋経済新報社 マルクスの『資本論』から「商品化」「包摂」など重要概念を取り出し、現代社会を生き延びる知恵として、丁寧に解説した本だ。著者は『永続敗戦論 戦後日本の核心』などで知られる、気鋭の思想史家。 「小泉政権から現在に至るまで、多くの人々が自分に不利な結果をもたらす政策を支持することが不思議でした。そうした世の中の不条理を構造的に読み解く本を書いていただきたくて、著者にご相談したところ、『資本論』から現代社会の問題を考えるというアプローチの企画が生まれたんです」(担当編集者の渡辺智顕さん) たとえばマルクスは、労働時間を制限する工場法ができた真の目的は人道的配慮ではなく、あくまで労働者という搾取対象の再生産の維持だと分析する。著者は現代の「働き方改革」に、同様の構図を見て取る。 主な読者に想定したのは現役世代のビジネスパーソン、とりわけ、大きな

                                                              なぜ日本人は自分に不利な政策を支持するのか……マルクス『資本論』から考える現代社会 | 文春オンライン
                                                            • マルクスが150年前に予言した、資本主義崩壊

                                                              コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                マルクスが150年前に予言した、資本主義崩壊
                                                              • 田中マルクス闘莉王が現役引退を発表…最も印象的なシーンは「コマちゃんのPK」 | サッカーキング

                                                                元日本代表DF田中マルクス闘莉王が12月1日、2019シーズンをもって現役引退することを発表した。 現在38歳の闘莉王はブラジル出身で、渋谷幕張高校卒業後の2001年にサンフレッチェ広島へ加入した。その後水戸ホーリーホックへの期限付き移籍を経て、2004年からは浦和レッズで活躍。J1リーグ優勝やAFCアジアチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、2006年にはJリーグ最優秀選手賞(MVP)に輝いた。2010年からは名古屋グランパスでプレーし、同クラブ初のJ1リーグ優勝を達成。2016年1月には一度退団してブラジルに帰国したものの、同年8月に名古屋へ復帰。契約満了に伴い、2017シーズンから京都でプレーしていた。今季は明治安田生命J2リーグで30試合に出場していた。2003年に日本国籍を取得後、日本代表として2004年のアテネオリンピックに出場。2006年にA代表に初選出されると、2010年南アフ

                                                                  田中マルクス闘莉王が現役引退を発表…最も印象的なシーンは「コマちゃんのPK」 | サッカーキング
                                                                • マルクスってダメ人間 - 幸せなことだけをして生きていきたい

                                                                  ナニワ錬金術 唯物論 (impress QuickBooks) 作者:青木 雄二 インプレス Amazon マルクスって、ナニワ金融道の青木先生やVoicyのサウザーさんが心から尊敬してる人。 私からすれば神。 でも今回のコテンラジオではマルクスのダメ人間さを語っています。 voicy.jp 酒ばっか飲んで、喧嘩ばかりしてる嫌なやつ。 父親からちゃんとしろと怒られたけど一生経済的自立してなかった。 でも中国やソ連を作る思想を考え世界を大きく変えた。 この時代の思想家って、カントやアドラーのように自分に厳しい人だと思い込んでいた。 ゲームばかりしている子供を怒っては行けないんだな。 でも本当にゲームしかしてないんだよ。 わかってくれるよねマルクスのお父さん。 マルクスって、一生経済的に自立できなかったけど、死ぬほど世界を変えた人なんだ。 経済的にしっかりしろなんて気軽に言えねえ #239 マ

                                                                    マルクスってダメ人間 - 幸せなことだけをして生きていきたい
                                                                  • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

                                                                    当然このような説明をすれば、ではソ連はどうだったのかという話にもなるだろう。だがソ連がマルクスのいう意味での社会主義ではないのは明らかではないか。一体どう見ればあの社会が、労働者が社会的総生産過程の主体となった社会といえるのか。そのような話はそれこそソ連官僚及び官許学者が宣伝した単なるプロパガンダに過ぎず、実態は労働者から乖離した官僚が主人公となった社会に過ぎなかったのである。 概ねこのような話を学生に聞かせている。我々の社会は転倒した社会だから正常に戻されるべきだし、人類にはそのポテンシャルは十分にあると。勿論これは一つのユートピア的ビジョンに過ぎず、人類社会は最後の最後まで主客が転倒したままでいる可能性も強かろう。 とはいえ、このような話は今まで当然だと思っていたことが必ずしも当然ではないと学生に気付かせるきっかけにはなるはずである。そしてこのような幾分大言壮語気味な話が、閉塞状況にあ

                                                                      教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
                                                                    • 哲学者マルクス・ガブリエルが一刀両断「シリコンバレーの魔術師たちは刑務所行きだ」 | 私たちはデジタル労働者階級になった

                                                                      シリコンバレーのリーダーたちやソーシャルネットワークを「罪人」を一刀両断、「人工知能は幻想だ」と断言する、若き天才哲学者マルクス・ガブリエル。彼は哲学だけが私たちを救うことができるのだという。 ボン大学国際哲学センターの美しい学生寮の廊下を、世界中の若者たちが歩いている。彼らは“哲学界のロックスター”として注目を浴びるマルクス・ガブリエルの指導のもとで「考える」ためにやってきた、ポスドクたちだ。 ガブリエルは、「新実在論」を説く一人であり、地に足のついた思想家だ。彼は日々のぬかるみ──政治、フェイクニュース、デジタルの導師たち、そしてドナルド・トランプ──の哲学的側面に興味を持っている。 そして彼は、哲学はいままでになく必要とされていると主張する。思想家たちは、彼らを取り巻く世界を“診断”するだけでは充分ではない。彼らはそこに変化を起こそうとしなければならないのだ、と。 「哲学者として、私

                                                                        哲学者マルクス・ガブリエルが一刀両断「シリコンバレーの魔術師たちは刑務所行きだ」 | 私たちはデジタル労働者階級になった
                                                                      • 今再びマルクスの理由 資本主義が招いた気候変動と格差:朝日新聞デジタル

                                                                        ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                          今再びマルクスの理由 資本主義が招いた気候変動と格差:朝日新聞デジタル
                                                                        • 反・斎藤幸平論――マルクス三昧(1)|稲生鉄生

                                                                          〔一〕ハル君への手紙 Ⅰ 〔二〕マルクス・エンゲルス三読 上 〔二〕マルクス・エンゲルス三読 中 〔二〕マルクス・エンゲルス三読 下 〔三〕ハル君への手紙 Ⅱ Ver.1.1(09/03):文字化けの修正、表記の統一、誤変換、語の脱落、等の校正 カッコ内に、頁数のみを表記しているのは『大洪水の前に』からの引用頁。MEWのS.は邦訳版での原頁表記。 〔一〕ハル君への手紙 Ⅰ(1) まえおき いま、評判の斎藤幸平の『人新世の「資本論」』をどう思うかという質問ですが、この本は手元にはありますが、流読、拾い読みした程度で、十分には目を通せていません。ただ、彼の前著、或いは主著と言っていいと思いますが、『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』は、それなりに精読しました。 斎藤の名前は、白井聡の『武器としての「資本論」』の書評(「「批判的破壊力」を持った「使える資本論」再び」https://toyo

                                                                            反・斎藤幸平論――マルクス三昧(1)|稲生鉄生
                                                                          • マルクス『資本論』は何を間違えた?~商品の価値を決めるのは労働…|みがく経営|日経BizGate

                                                                            記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 もっとおかしな主張は「剰余価値」です。マルクスは『資本論』第1巻でこう述べます。商品の価値はすべて労働によって生み出され、その価値どおりに市場で売買される。ところが資本家は商品を売って得た代金のうち、労働者には一部を賃金として支払うだけで、原材料費などを除いた残りは利潤として自分の懐に入れてしまう。いいかえれば、労働者が生んだ価値の一部には対価を払うが、残りの価値(剰余価値)には払わない。これは実質的な不払い労働であり、不当な搾取である、と。 これは商品の価値は労働によって決まるという、誤った考えから出発しています。実際には、商品の市場価値を決めるのは労働者の働いた量ではありません。消費者の心に基づく選択です。私たちは買い物をするとき、商品の製造にかかった労働量を調べたりしませ

                                                                              マルクス『資本論』は何を間違えた?~商品の価値を決めるのは労働…|みがく経営|日経BizGate
                                                                            • 「現代の闇」を予言したマルクスとケインズの慧眼

                                                                              それでもケインズは、やはり人間の本性というのは、人類誕生以来、働け、働けと習慣化されているので、急には実現できないが、週15時間働けば大丈夫と試算しているんですね。ゼロ金利になって、新規の投資を行わなくてもよくなれば、週15時間労働で十分必要なものが提供できる。あとは自由時間を満喫できると言っています。 ケインズの慧眼は、1930年の論文で、100年後の2030年にはゼロ金利になると予想しているんですよ。 木村:そうですか。100年も前にね。そうすると、2000年代の前半にゼロ金利になった日本はかなり先取りしているわけですね。 水野:日本とドイツとフランスが先取りして、ゼロ金利になりました。しかし、今の日本は、依然として働け、働けですよね。 木村:自由になった時間を満喫して高度な文化活動に使おうなんて、まったくないですね。むしろ、ゼロ金利になって、グローバリゼーションの進展とともに中間層が

                                                                                「現代の闇」を予言したマルクスとケインズの慧眼
                                                                              • 『教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz』へのコメント

                                                                                ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                                                  『教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz』へのコメント
                                                                                • 重信房子と遠山美枝子(1)「マルクスよりルソーが好き」バリケードの中で意気投合した2人 数奇な運命を分けたものは何か | 47NEWS

                                                                                  重信房子と遠山美枝子(1)「マルクスよりルソーが好き」バリケードの中で意気投合した2人 数奇な運命を分けたものは何か By 江刺昭子 日本赤軍の元最高幹部で、ハーグ事件に関与したとして服役した重信房子さん(76)が5月28日、満期出所した。その前後に多くの報道が流れたが、その中で彼女の親友やその死に触れたものはほとんどなかった。 若き日の重信さんと親友、遠山美枝子さんの生の軌跡を素描することで、あの時代の空気や党派の動向、女性たちの生き方をたどり、考えたい。(以下敬称略、女性史研究者=江刺昭子) ×   ×   × <マルクスやレーニンよりもルソーが好き意気投合したのはバリケードの中> この歌の作者は重信房子、その人である。彼女は獄中で歌作を始め、2冊の歌集を出版した。この歌は連合赤軍事件で亡くなった親友、遠山美枝子の47年目の命日、2019年3月に墓前にささげられた「三月哀歌」14首のう

                                                                                    重信房子と遠山美枝子(1)「マルクスよりルソーが好き」バリケードの中で意気投合した2人 数奇な運命を分けたものは何か | 47NEWS