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メインフレームの検索結果1 - 17 件 / 17件

  • 富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策

    「まだ700台も残っているのか」――。富士通と米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)の会見を聞いた筆者の感想だ。両社は2024年3月18日、グローバルパートナーシップの拡大と顧客システムのモダナイゼーション支援を発表した。その中で、富士通の島津めぐみ執行役員副社長COO (サービスデリバリー担当)(現職)が同社のメインフレーム残存数に触れたのだ。 島津副社長によれば、現在約700台のメインフレームと約9400台のUNIXサーバーが稼働しているという。富士通は2030年度末にメインフレームの製造・販売から撤退し、5年後の2035年度末で保守を終える。UNIXサーバーは2029年度下期に製造・販売を終了し、2034年度中に保守を終える予定だ。 脱メインフレームは間に合わない 果たして2035年度末までに700台あるメインフレームをすべて撤廃できるだろうか

      富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策
    • 銀行のシステムはどのような仕組みか、プログラマーがIBMメインフレームのCOBOLプログラマーだった母親にインタビューした結果を公開

      自身もプログラマーというトム・ジョーデルさんが、大手銀行でIBMメインフレームのCOBOLプログラマーとして働いているという自身の母親に銀行のシステムについてインタビューしました。 Interviewing my mother, a mainframe COBOL programmer https://ezali.substack.com/p/interviewing-my-mother-a-mainframe ジョーデルさんの母親は1991年にノルデア銀行で社内研修を始めました。研修の間にさまざまなテストが行われ、そのうちの心理テストやマルチタスクテストにおいてジョーデルさんの母親はひどいスコアを取ってしまったとのこと。一方、IQテストなどその他のテストでは非常に良いスコアを獲得し、研修後にはIBMメインフレームのCOBOLプログラマーのポジションを割り当てられました。 技術的な観点から

        銀行のシステムはどのような仕組みか、プログラマーがIBMメインフレームのCOBOLプログラマーだった母親にインタビューした結果を公開
      • 毎時660万件の処理さばくJRA基幹システム、急務は脱・富士通メインフレーム

        「有馬記念をきっちりさばけるシステムをつくらねばならない」――。日本中央競馬会(JRA)の工藤栄治情報システム部トータリゼータ課課長は力を込める。 「トータリゼータ」とは、JRAの情報システムにおいて心臓ともいえる、勝馬投票券(馬券)の発売・払い戻しを担う基幹システムだ。そしてこのトータリゼータは、圧倒的な人気を誇るレースである有馬記念に照準を合わせて調整されている。実際、2022年に開催されたJRAのGIレースごとの売り上げ実績を見るとトップは有馬記念で約521億円、次点はダービーで約291億円だ。 JRAの売得金(ばいとくきん=馬券の発売金から返還金を差し引いた額)のうち、85%が電話・インターネット投票によるものだ。場外馬券売り場(ウインズ)や競馬場の窓口販売など複数の販売チャネルがあるが、手作業で集計するのは現実的ではなく、システムが止まればレースを開催できない状況になっている。ト

          毎時660万件の処理さばくJRA基幹システム、急務は脱・富士通メインフレーム
        • 明治が30年来のメインフレームを完全撤廃へ、「塩漬け」レガシーをJavaに自動変換

          明治ホールディングス(HD)は2024年6月に約30年以上にわたって利用し続けてきたメインフレームを完全撤廃する。同社はこれまでメインフレーム上に構築してきたシステムを順次オープン系に移行してきたが、原料や包材(パッケージ)の調達システム、原価計算システムなどがメインフレームに「塩漬け」されていた。これらの移行を6月に終える。販売系基幹システムは2024年2月末にメインフレームから移行を完了した。

            明治が30年来のメインフレームを完全撤廃へ、「塩漬け」レガシーをJavaに自動変換
          • メインフレームの世界の面白さ。初めてのプログラミングは紙?!【Rubyistめぐり vol.4 ima1zumiさん 前編】 - STORES Product Blog

            Rubyist Hotlinksにインスパイアされて始まったイベント『Rubyistめぐり』。第4回はima1zumiさんをゲストに迎えて、お話を聞きました。こちらは前編です。 hey.connpass.com メイプルストーリーでタイピング力を鍛える 藤村:Rubyist HotlinksってコンテンツがRubyist Magainzeにあって、僕はそれを読んで「プログラマっていうのはこういう人たちなんだな」と、やや偏りのあるガイドを基に成長したところがあり、すごい好きだったんですけど、 また復活しないかなと思っているところでふと思いついてやり始めたのがRubyistめぐりです。なんと4回目ということで無事続いてて嬉しいなと思っています。 今回はima1zumiさんにお越しいただきました。Rubyコミュニティの方はご存知の通り、大活躍されているんですが、今日はどんなふうにima1zumi

              メインフレームの世界の面白さ。初めてのプログラミングは紙?!【Rubyistめぐり vol.4 ima1zumiさん 前編】 - STORES Product Blog
            • 明治が国内第1号、AWS Mainframe Modernizationでメインフレーム完全撤廃へ

              明治は米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)の「AWS Mainframe Modernization」を採用し、メインフレームで稼働するアプリケーションのクラウド移行を進めている。2024年3月14日に発表した。AWS Mainframe ModernizationはメインフレームからAWSのクラウド上にシステムを移行する際の各種機能を提供するサービス。明治は同サービスの国内第1号ユーザーとなる。 明治はこれまでもメインフレーム上のシステムの「モダナイゼーション」を自社で進めてきたが、一部がメインフレームに「塩漬け」されていた。これらをAWS Mainframe Modernizationを用いて「完全撤廃」する。2024年6月に全面移行を完了する予定だ。 AWS Mainframe Modernizationは、AWSが2021年の年次イベントで

                明治が国内第1号、AWS Mainframe Modernizationでメインフレーム完全撤廃へ
              • メインフレームが誕生60周年 クラウド時代でも廃れない納得の理由

                メインフレームは2024年4月7日(現地時間)に誕生60周年を迎えた。この“疲れ知らず”の大型コンピュータは、まだ引退の時期ではない。メインフレーム技術の終えんが間近に迫っているというのが頻繁に話題になるが、実際は異なる。 クラウドが台頭する昨今でも、なぜメインフレームはなくてはならない存在なのか。世の中での利用状況やシステムベンダーの動向、アナリストの見解を基に解説する。 クラウド時代でも欠かせないメインフレームの存在 クラウドがメインフレームの支配的地位を脅かし、人材不足も課題となる中でも、メインフレームは金融業界の要として存在し続ける。世界中の銀行における1億5000万件以上のクレジットカード取り引きの大部分をメインフレームが処理している(注1)。 ITインフラサービスプロバイダー、Kyndrylのペトラ・グード氏(コアエンタープライズおよび「zCloud」担当グローバル部門リーダー

                  メインフレームが誕生60周年 クラウド時代でも廃れない納得の理由
                • メインフレームの寡黙な担当者がクラウドに「ノー」を宣告

                  ダウンロードはこちら ITのさまざまな話題を紹介するPDF形式のブックレット「Computer Weekly日本語版+」。今回は、重要システムのインフラであり続ける「メインフレーム」の価値を再考する連載記事を再構成して、1本のブックレットにまとめました。 PCやタブレットなどのデバイスの画面でご覧いただくことも、印刷してお使いいただくことも可能です。ぜひダウンロードしてご活用ください。 中身を読むには、「中身を読む」ボタンを押して無料ブックレットをダウンロードしてください。 連載:メインフレームの価値を再考

                    メインフレームの寡黙な担当者がクラウドに「ノー」を宣告
                  • 「生保にメインフレームは不可欠」ソニー生命が月1000件超のバッチ処理依頼を自動化

                    「8割9割ではなく、100%自動化することを重視した」。ソニー生命保険の後藤聖央執行役員兼ITデジタル戦略本部長はこう語る。 ソニー生命は、2020年6月からメインフレームにおけるバッチ処理やアプリケーションリリースに関する作業依頼の自動化を進めている。「100%自動化」を重視するのは、自動化の例外を残せば、作業依頼にかかる人員を完全になくすことはできないためだ。 同社は2023年4月に自動化システムの本格利用を開始した。オペレーターが依頼書などで受け付けていた1カ月に1000件以上の作業依頼を自動化し、処理実行までの時間を短縮した。依頼書のチェックにかかっていた人手も削減した。 ソニー生命では基幹系がメインフレーム上で稼働している。メインフレームは米IBM製だ。その中で「バッチ処理を大量に抱えている」(後藤執行役員)。例えば、顧客の口座から保険料を引き落とすため銀行に対してデータを定期的

                      「生保にメインフレームは不可欠」ソニー生命が月1000件超のバッチ処理依頼を自動化
                    • 脱メインフレーム大作戦、最初の一歩でつまずいた全銀システム | IT Leaders

                      IT Leaders トップ > 経営課題一覧 > 事業継続 > 市場動向 > 脱メインフレーム大作戦、最初の一歩でつまずいた全銀システム 事業継続 事業継続記事一覧へ [市場動向] 脱メインフレーム大作戦、最初の一歩でつまずいた全銀システム 稼働50年、デジタル通貨を見据えてゼロから再設計する選択はないのか? 2023年11月8日(水)佃 均(ITジャーナリスト) リスト 2023年10月10日から11日にかけて発生した全銀システムのシステム障害。金融10機関で処理停止などに陥ったことで発生当初から広く報じられたが、ようやく行われた原因の説明には曖昧さが残り、どうにもすっきりしない。全銀システムの成り立ちや仕組みを振り返りながら、この事案が浮き彫りにした問題や「これから先の全銀システムはどうあるべきか」について考えてみる。 2023年10月10・11日の両日に発生した全国銀行データ通信シ

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                      • メインフレームは死なず、ハイブリッド環境の一部として価値を維持

                        キンドリルジャパンは、2024年2月9日、2024年のテックトレンドに関するメディア向け勉強会を開催した。 キンドリルジャパンの専務執行役 チーフ・ストラテジー・オフィサーである工藤晶氏は、同社のグローバルリーダーによりまとめられた7つのテックトレンドを、日本向けにアレンジして解説した。 トレンド1:新しい働き方が企業文化やテクノロジー、ワークプレースの変革を促進 「現在、企業が必要とする人材が不足している中で、潜在能力を発揮できる環境が求められている。特に、共感を得られ、多様性を重視し、自身でキャリアの主導権が持てる企業文化の職場が選ばれる傾向であり、それに対応する形で多くの企業が“社員中心の戦略”を考えている」と工藤氏は現状を説明。 このような状況下では、デジタルワークプレイスへのテクノロジー投資だけではなく、従業員の“エクスペリエンス”に重点を置くようになると同社は予測する。特に、ユ

                          メインフレームは死なず、ハイブリッド環境の一部として価値を維持
                        • 富士通とAWS、クラウドを活用したメインフレームモダナイゼーションで協業 5年で国内30社・国外10社が目標

                            富士通とAWS、クラウドを活用したメインフレームモダナイゼーションで協業 5年で国内30社・国外10社が目標
                          • 三井住友銀行、なぜメインフレーム継続を決めたのか 3メガバンクCIOに聞く(中) - 日本経済新聞

                            三井住友銀行は勘定系システムを刷新し、2025年度から順次稼働させる。同システムのオープン化に向けた検証も済ませていたが、あえてメインフレーム(大型汎用機)継続の道を選んだ。三井住友フィナンシャルグループでグループ最高情報責任者(CIO)を務める内川淳執行役専務がその理由を語った。──25年度以降の稼働に向けて、次世代勘定系システム開発の進捗はどうなっていますか。「次世代勘定系システムについ

                              三井住友銀行、なぜメインフレーム継続を決めたのか 3メガバンクCIOに聞く(中) - 日本経済新聞
                            • クラウドの影でメインフレームに再評価の兆し いったいなぜか?

                              多くの企業がメインフレームからクラウドに移行した後の費用の請求に悩まされる中で、オンプレミスデータセンターの価値に対する評価が高まっている。 2023年9月7日(現地時間)に発表されたエンタープライズソフトウェアおよびITコンサルティング会社のBMCの報告書によると、メインフレームに対する評価は上昇傾向にあるという(注1)。 同社は、800人以上の経営幹部および技術専門家を対象に調査を実施した。この報告書によると、大企業の3分の2がオンプレミスの成長と新たなワークロードの獲得を期待しており、2019年の半数強から増加している。 なぜメインフレームが再評価されているのか? 同社が年次調査を実施してきた18年間、セキュリティとコンプライアンスはメインフレームユーザーの長年にわたる優先事項であり、加えてメインフレーム利用に関する最大の懸念事項であることに変わりはない。次に重要な課題はコストの最適

                                クラウドの影でメインフレームに再評価の兆し いったいなぜか?
                              • 富士通、メインフレームモダナイゼーションの自動化サービス「Fujitsu PROGRESSION」を国内で提供

                                  富士通、メインフレームモダナイゼーションの自動化サービス「Fujitsu PROGRESSION」を国内で提供
                                • メインフレームが“消える”どころか「AI時代に息を吹き返す」のはなぜ?

                                  関連キーワード 人工知能 | データベース | メインフレーム | 基幹システム 「終わりが近い」とささやかれてきたメインフレーム。その見方に反して、企業はまだメインフレームを使い続けると考えられる。移行の困難さや代替が簡単ではないことも背景にあるが、今後の重要な要因になる可能性があるのがAI(人工知能)技術の普及だ。メインフレームが使われる期間にどのような影響を与えるのか。 AI時代に「メインフレーム」が再び脚光を浴びる理由 併せて読みたいお薦め記事 連載:メインフレームは生き残るのか? 前編:「メインフレーム脱却」を拒み続ける“亡霊”の正体 後編:「脱メインフレーム」に踏み切れない企業の“3つの本音”とは? メインフレームの今後を予測 クラウドネイティブ全盛でも「メインフレーム」は結局なくならないのか? 時勢に逆らい「メインフレームこそが答えだ」と言ってみよう これからの時代はビジネス

                                    メインフレームが“消える”どころか「AI時代に息を吹き返す」のはなぜ?
                                  • 富士通製メインフレームが残り700台の衝撃 撤廃策は - 日本経済新聞

                                    「まだ700台も残っているのか」――。富士通と米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の会見を聞いた筆者の感想だ。両社は2024年3月18日、グローバルパートナーシップの拡大と顧客システムのモダナイゼーション(近代化)支援を発表した。その中で、富士通の島津めぐみ執行役員副社長・最高執行責任者(COO)が同社のメインフレーム残存数に触れたのだ。島津副社長によれば、現在約700台のメインフレームと約

                                      富士通製メインフレームが残り700台の衝撃 撤廃策は - 日本経済新聞
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