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ライトノベルの検索結果1 - 40 件 / 71件

  • ライトノベル・オールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    オールタイムベストって「自分が好きな作品」を選ぶか「客観的に重要な作品」を選ぶかでかなり性質が違ってくると思うんですが、そもそも「自分が好きな作品」なら毎年の個人的ベスト10をまとめればいいだけだし、「客観的に重要な作品」を選ぶならアニメ化リストを見ながら売れてそうな作品を選ぶだけなので、あんまり面白くないんですよね。 と思いつつ、まあ何事も経験だし、いったん100作品挙げてみるか、ということでリストアップしてみました。大変でした。 いや100作品って中途半端なんですよ。まずパッと思いつく作品を並べてみたら60作品くらいだったんですよ。んで気合を入れて候補をリストアップしたら140作品くらいになったわけですよ。だからもう極端に言えば「同率61位が80作品ある」みたいな感じなんですよね。今日寝て明日起きたらぜんぜん別のリストを作っているかもしれない。その程度のものです。 ちなみに私がリアルタ

      ライトノベル・オールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ
    • ライトノベル市場半減のショック - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

      まず2023年6月19日の『週刊文春・電子版』をご覧になったであろうか。なんとライトノベル市場が半減したというのだ。私は「note」にて既に2019年にて警告を発したことがあるが「じゃーなんで次々ミリオンヒット作が出てるんだよ」という反論に負けてしまった。だがやっぱり体感的なことまで当たってしまった。 そりゃそうじゃん、中年読者を優先させて中高生のニーズを除外したらそりゃそうなるよね。 で、私は「真のラノベ市場の第一ピーク」って1997年だと思ってるんですよ。なぜかって? 膨大な若年層(厳密には23歳前後の新社会人層)が1996年末頃にラノベを卒業するかどうかの世代に当たるからです。そうです。年約200万人も出生数がいる団塊ジュニア世代の存在です。今の18歳人口年約110万人だぞ。それを考えたら真のラノベ市場は1997年頃がピークで読者のすそ野も大きく、逆に2013~2016年当時は既に一

        ライトノベル市場半減のショック - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
      • 友人が「ライトノベルにSFがないってどういう意味?」というので「SFはつまらんって偏見があるので面白い作品は除外している」といったら殴られた

        籠原スナヲ @suna_kago 友人「ライトノベルにSFがないってどういう意味なんだろうね。ハルヒとかSFじゃないの?」 私「でも私もハルヒをSFだと思ったことないな」 友人「そうなの!?」 私「怒らないでほしいんだけど、面白い作品は無意識にSFから除外してる。SFイコールつまらんって偏見がまずあって」 殴られた。 2023-10-14 09:21:19 籠原スナヲ @suna_kago 「SFに対して『小難しくて退屈な設定を無意味にこねくり回している、なんか私とは関係ない面白くなさそうなジャンル』『ガンダムはSFじゃないとか言って謎にキレてる』っていう偏見があるため、面白いコンテンツを見てもそれがSFだとは思わない(無意識に別のジャンルだと感じてしまう)」現象。 2023-10-14 09:25:51 籠原スナヲ @suna_kago SFに関する評論とか読むと「ガンダムはSFじゃない

          友人が「ライトノベルにSFがないってどういう意味?」というので「SFはつまらんって偏見があるので面白い作品は除外している」といったら殴られた
        • 「若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック」の検証

          総評:数字読めないっぽいし、あまりにも我田引水が過ぎるので、元記事・元データの方を直接読んだ方がいい。あと、検証とは関係ないけどラノベ・なろうへの悪意が尋常でないので一見の価値はあり。 (6/29追記:総評だけで十分という意見があったので、先頭に持ってきた) 若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック 作者 らんた こういうエッセイがカクヨムに上がっていたので、その内容を軽く検証してみる。 複数の記事を参考にして書かれたエッセイであり、またそれ以外でも指摘の根拠としていくつかのページから引用する必要があるため、出典はなるべく分かりやすく示す。 (エッセイ) ライトノベル市場半減のショック まず2023年6月19日の『週刊文春・電子版』をご覧になったであろうか。なんとライトノベル市場が半減したというのだ。私は「note」にて既に2019年にて警告を発したことがあるが「じゃーなんで次々ミ

            「若者のライトノベル離れ 6年で市場半減のショック」の検証
          • 消えたライトノベル作家その1―江古田東京砂漠にまぼろしのぶらじま太郎を見た!(総集編)

            ライトノベル&イラストレーション外伝 消えたライトノベル作家その1 江古田東京砂漠にまぼろしのぶらじま太郎を見た!(総集編) 昔から、パソコンを初めとした情報技術産業の一年は、他の業界の三年に相当すると言われてきた。冷蔵庫が三年で壊れたらクレームが殺到するだろうが、三年前のパソコンは、もはや買い替え必死の旧式である。 もしかしたら、ライトノベルにも同じことが言えるかもしれない。 日々、新たな新人が登場し、流行が激しく移り変わっていくライトノベルは、読者の年齢層が若いこともあって、その一年が、一般文芸業界の三年にも五年にも匹敵するのではないか。 近年になって新レーベルをいくつも迎え、毎月膨大な新刊が刊行されるライトノベル。 一時期は、話題を独占したヒット作が、一年後には話題にもされない。 そんな光景が日常茶飯事のこのジャンルの中にあって、1990年、いまから20年近く前に、創刊したばかりの富

            • 次にくるライトノベル大賞2023 結果発表

              「次にくるライトノベル大賞」文庫部門第1位ありがとうございます。まずは『クラにか』にご投票いただいた皆様に感謝申し上げます。去年の7位から、ラストイヤーの今年は一気にジャンプアップして1位ということで、喜びもひとしおです。シリーズは今後も様々な形で展開されますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。 著者 たかた

                次にくるライトノベル大賞2023 結果発表
              • 【特集】電子書籍ストアから見るライトノベルのいま BOOK☆WALKER×ブックライブ×Reader Store担当者座談会

                【特集】電子書籍ストアから見るライトノベルのいま BOOK☆WALKER×ブックライブ×Reader Store担当者座談会 独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2010年頃を契機にして、私たちの身近な存在となっている電子書籍にフォーカスした座談会をお届けします。昨今は紙の高騰なども相まって、電子書籍への注目度は日々高まりを見せています。ライトノベルの電子書籍も、話題の面でも売上の面でも、決して切り離すことはできない存在となっています。「電子書籍のライトノベルは売れているのか?」、「電子書籍で最も売れ線のジャンルは何か?」など、実情と実態について、総合電子書籍ストアである「BOOK☆WALKER」、「ブックライブ」、「Reader Store」の3社の担当者にお集まりいただき、電子書籍とライトノベルをテーマのひとつに据えつつ、電子書籍ストアから見えるライトノベルの景色など、様々なお話を語

                  【特集】電子書籍ストアから見るライトノベルのいま BOOK☆WALKER×ブックライブ×Reader Store担当者座談会
                • 今の中学校図書館はどんなライトノベルを購入しているのか2023 - 読書する日々と備忘録

                  「若者の読書離れ」というウソ: 中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか (平凡社新書) 「若者の読書離れ」というウソ(1030;1030) posted with ヨメレバ 飯田 一史 平凡社 2023年06月17日 楽天ブックス Amazon Kindle 7net honto 紀伊國屋書店 週末、平凡社新書の「『若者の読書離れ』というウソ」を巡って、ライトノベル界隈でいろいろな議論が巻き起こっていました。とはいえ中高生くらいでは小遣いが潤沢にあるわけでもなく、たくさん買えるわけではないのが実情です。そこで今の中学校図書館でどんなが買われているのか今回調べてみました。 ちなみに学校図書館は公共図書館に比べると予算が格段に小さく、高校の学校図書館は一部の予算が潤沢な高校を除くともっと小さいのが実情です。今の中学校図書館の受注は自分の方で抽出できるので、今回、2022年1月から2023

                    今の中学校図書館はどんなライトノベルを購入しているのか2023 - 読書する日々と備忘録
                  • 「ハルヒ」はじめ時代を彩る名作がズラリ ライトノベルのルーツであり代名詞「スニーカー文庫」35年の足跡

                    『この素晴らしい世界に祝福を!』 ライトノベルのレーベル「スニーカー文庫」が創刊から35周年を迎えたことを記念するオンラインイベント「スニーカー文庫35周年FESTA!」が9月23日に配信された。「涼宮ハルヒシリーズ」の新作が制作中だったり、『時々ボソッとロシア語でデレるアーリャさん』のTVアニメのスタッフが決定したりと、盛りだくさんの情報にそれぞれの作品のファンは喜び、レーベルの歴史がそのままライトノベルの歴史となるスニーカー文庫の存在感も示された。 オンラインイベントに登場したタイトルを見れば、スニーカー文庫が折々にヒット作を送り出してきたことが分かる。TVアニメの第3期放送に向けたPVが発表された暁かなめ『この素晴らしい世界に祝福を!』は、本編こそ完結したものの劇場版が作られ、スピンオフ『この素晴らしい世界に爆焔を!』もTVがアニメ化されて話題となるなど、2010年代のスニーカー文庫

                      「ハルヒ」はじめ時代を彩る名作がズラリ ライトノベルのルーツであり代名詞「スニーカー文庫」35年の足跡
                    • 続・ライトノベル市場とはなにか? 規模はどうなっているのか? | HON.jp News Blog

                      《この記事は約 28 分で読めます(1分で600字計算)》 前回の記事では、2022年の電子書籍ライトノベル市場を65.1億円と試算しました。他方、出版社へのヒアリングをもとに「多めに見積もっても20億円台」と推測する声もあります。実際のところ、紙と電子のライトノベル市場はいまどうなっているのか? さらに調査・試算・考察してみました。少々長い記事なので、結論だけ見たい方は末尾の「紙と電子のラノベ市場を足すと?」をご覧ください。 電子ラノベ市場を公開情報から試算 前回の試算で筆者は「ライトノベルは同シリーズの続刊が年に複数回出ることも多く、利用頻度は他ジャンルより高い可能性もある」と示唆しておいた。つまり、利用率だけを元に試算する前回のやり方は値が低めに出ているが、電子書籍のライトノベル市場はもっと大きいはずだ、と考えていたのだ。 仮にラノベが「20億円台」なら、それ以外で420億円だが……

                        続・ライトノベル市場とはなにか? 規模はどうなっているのか? | HON.jp News Blog
                      • 芥川賞の市川沙央さん、障害当事者という取り上げ方「かまわない」…「中2病」でライトノベル

                        【読売新聞】 第169回芥川賞に決まった作家の市川沙央さん(43)は、作家の島田雅彦さんや大江健三郎さんの作品を愛読し、20歳を過ぎた頃から小説を書き始めたという。受賞前の取材で、執筆への思いを語っていた。 ◇ ――執筆を始めた時期

                          芥川賞の市川沙央さん、障害当事者という取り上げ方「かまわない」…「中2病」でライトノベル
                        • 『戦国ランス』本編後のIFストーリーを描く非公式の大型Mod『大戦国ランス』が12月1日に公開へ。ライトノベル作家がシナリオを担当。TADA氏が尽力してアリスソフトが例外的に公認。公開にこぎつける

                          『戦国ランス』本編後のIFストーリーを描く非公式の大型Mod『大戦国ランス』が12月1日に公開へ。ライトノベル作家がシナリオを担当。TADA氏が尽力してアリスソフトが例外的に公認。公開にこぎつける 元アリスソフトのゲームクリエイターのTADA氏は、アリスソフトの戦略シミュレーションゲーム『戦国ランス』の後日譚のIFストーリーを描く大型Mod『大戦国ランス』を12月1日13時ごろに公開すると発表した。 『大戦国ランス』は、ユーザー(DSG/つちせ八十八氏)が開発したもので、公開はアリスソフトの許可を得て特別公開したもの。なおあくまで今回は例外対応であり、アリスソフト公式として、こうした改造Modは認めてないことをTADA氏は強調している。 アリスソフト様の正式な許可のもと、戦国ランス大規模拡張Mod「大戦国ランス」を一般公開します。本Modは公認であって公式ではありません。詳細とDL先はTA

                            『戦国ランス』本編後のIFストーリーを描く非公式の大型Mod『大戦国ランス』が12月1日に公開へ。ライトノベル作家がシナリオを担当。TADA氏が尽力してアリスソフトが例外的に公認。公開にこぎつける
                          • ライトノベル市場とはなにか? 規模はどうなっているのか? | HON.jp News Blog

                            つまり、2022年の電子書籍ライトノベル市場は65.1億円という計算になった。紙のライトノベル市場211.5億円と合わせて考えると、電子の市場占有率は23.5%ということになる。これは、2015年のコミック市場における電子の市場占有率26.3%より少し小さい程度の比率だ。しかし、そろそろ無視できるような額ではないと言っていいだろう。 なお、このユーザー調査では「ライトノベルとは?」といった厳密な説明は行っていない。そのため、ユーザーがライトノベルだと思う作品がライトノベルであり、その定義は人によって異なる可能性がある。もしかしたら「新文芸」「ライト文芸」「キャラ文芸」などを利用しつつ、アンケートでは「文芸小説」だけを選択している可能性もある。 出版科学研究所の定義は? ちなみにこの「ライトノベルの定義」というのは、昔から物議を醸しやすい、非常に厄介な問題だったりする。実は、出版科学研究所に

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                            • 子どもが読書家になるための、大きなスモールステップになる『ライトノベル』。図書館で借りられます - 斗比主閲子の姑日記

                              子どもが読書家になるには、子どもが好きな本をスモールステップで提供するのが効きます。 我が家では絵本から始まり、 topisyu.hatenablog.com 児童文庫を経て、 topisyu.hatenablog.com 星新一を経て、 topisyu.hatenablog.com 化物語を経て、 topisyu.hatenablog.com 最近、ケン・リュウの『紙の動物園』を子どもが読んでました。 紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1) 作者:ケン リュウ 早川書房 Amazon 『紙の動物園』まで来たら、もう十分読書家と言ってしまって問題ないと思います。 表題作は私も8年ぐらい前に読みましたが、正直、子どもが楽しめるようになるとは想像していませんでした。何しろ、小説のバックグラウンドが複雑で、それなりの人生経験を経ないと楽しめない作品だと思ってましたから。 一回読んで理解し辛い部

                                子どもが読書家になるための、大きなスモールステップになる『ライトノベル』。図書館で借りられます - 斗比主閲子の姑日記
                              • 「いいな」と思った最近のライトノベル表紙(2024年版) - WINDBIRD::ライトノベルブログ

                                なんとなく思い立ったときにやってみるコーナーです。本当に素人目で見たときの「いいな」なのでデザインの専門的な解説などはありません。作品内容の良し悪しとも関係ありません。 過去のやつ → 2017年版 2021年版 TS悪役令嬢神様転生善人追放配信RTA 大きくて目立つ黄色い文字と、光り輝く熱狂感、そして主人公の不敵な笑み。まさにRTAのような勢いを感じます。一発で印象に残りますよね。 ジェノヴァの弟子 輝きならこっちだって負けてないぜ、とばかりにキラキラのビカビカ、タイトルロゴまで閃光エフェクトで飾られている。なんだかよくわからんがド派手すぎる。いやあ好きですね。 刻をかける怪獣 これはタイトルロゴが好きですね。こういうデザインって何て言えばいいんだろ。何か言い方がありそう。キャラクターはわかりやすく『怪獣8号』なんですが、この太くて無骨なタイトルロゴによって異なる印象になっている気がしま

                                  「いいな」と思った最近のライトノベル表紙(2024年版) - WINDBIRD::ライトノベルブログ
                                • 【特集】業界の命題である「どうすればライトノベルの市場は拡大するのか」のヒントを広告運用者に聞いてみた――広告を打つ意味や効果とは?

                                  【特集】業界の命題である「どうすればライトノベルの市場は拡大するのか」のヒントを広告運用者に聞いてみた――広告を打つ意味や効果とは? ライトノベル業界でも悩みの種のひとつである「どうすればライトノベルの市場は拡大するのか」という命題は、SNS上でも時たま話題にあがります。筆者もラノベニュースオンラインを運営する一人の人間として、市場拡大が命題のひとつであることは間違いないと考えています。そこで今回、「ライトノベルとSNS広告」をテーマとして、広告運用を仕事としているプロの視点から、あらためて広告とは何か、作品を世の中に広げるためには何が必要なのか、その先にある市場拡大へのヒントについて聞いてみました。なかなか知ることのできない「広告運用の裏側」についてみなさまにお届けします。 ※取材・記事協力:株式会社Days ■そもそもなぜ広告を打つのか? ものすごく当たり前のことではありますが、広告を

                                    【特集】業界の命題である「どうすればライトノベルの市場は拡大するのか」のヒントを広告運用者に聞いてみた――広告を打つ意味や効果とは?
                                  • 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

                                    シャレになって無いよね。実は2016年がラノベ市場第二ピークでライトノベル市場が半減するそうです。 ※2023年11月に2022年の市場額が判明し……2026年頃にラノベ市場額のピークから半減することがほぼ確定しました。このため2020年データから2022年データに変更し、記述内容(主にデータ)も変更しました。ラノベ文庫本に限ると毎年15~20億円も市場額が下落し……ラノベ文庫本市場のピークである2012年のピークから実に-62%(2022年)という悲惨な結果になりました。 ※しかも2009年のラノベ市場第一ピーク時(301億円)から約3分2(-30%)まで下落しました。 ※『約10年』というタイトルは2016年のラノベ市場第二ピーク時(284億円)から約10年でラノベ市場が半減するという…続きを読む

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                                    • ライトノベルの「勇者」に変化? 『誰が勇者を殺したか』『葬送のフリーレン』が示す新たな勇者像

                                      ファンタジーの世界にあって、強さの象徴ともいえる存在が勇者だ。行く手を阻むモンスターどもをなぎ倒し、世界を脅かす魔王やドラゴンから人々を開放する英雄。そんな風に捉えられているが、最近はありがちな勇者像を広げたり、覆したりするような物語がいくつも現れ評判となっている。どのような勇者なのか。人気の理由はどこにあるのか。 『転生したらスライムだった件』のような人気シリーズの新刊や、『薬屋のひとりごと』をはじめとしたTVアニメ化作品が上位に並ぶことが多い楽天ブックスのライトノベル週間ランキングに、2週間連続でベスト10以内に入ったライトノベルが、9月29日発売の駄犬『誰が勇者を殺したか』(スニーカー文庫)だ。 元は小説投稿サイト「小説家になろう」に連載された作品で、同じようなネット発の異世界ファンタジーや、流行のラブコメ作品が並ぶラインアップの1冊として発売された。そのまま押し寄せる新刊の波に流さ

                                        ライトノベルの「勇者」に変化? 『誰が勇者を殺したか』『葬送のフリーレン』が示す新たな勇者像
                                      • ライトノベル作家を続々輩出する文芸学科の指導法とは? |日藝ラプラス

                                        2022年『スター・シェイカー』でハヤカワSFコンテスト大賞、『きみは雪をみることができない』でメディアワークス文庫賞を獲り、ダブル受賞デビューを果たした人間六度さん。同年『完璧な佐古さんは僕みたいになりたい』でファンタジア大賞銀賞を受賞してデビューした山賀塩太郎さん。2020年『サンタクロースを殺した。そして、キスをした』で小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞してデビューした犬君雀さん――いずれも近年、「在学中デビュー」を飾った文芸学科生である。彼らが所属していた文芸学科・青木ゼミの担当教授にラノベ作家への近道をうかがってみた。 たった2つのルールが作家デビューへの道を照らす――毎年のようにライトノベル新人賞受賞を出す青木ゼミですが、その指導法になにか特別なものがあるのでしょうか? 近年僕の創作ゼミからデビューする学生がどんどん現れてうれしい限りですが、僕の教え方が特別なわけではなく、ゼミ

                                          ライトノベル作家を続々輩出する文芸学科の指導法とは? |日藝ラプラス
                                        • 第一回 自己紹介/ライトノベルのタイトルの長さとその時間変化についての統計分析 - はじめまことの新文芸研究所

                                          はじめまして、と言ってもTwitterで私のことを知っている人の方がほとんどかもしれませんが、はじめまことです。種々の事情が重なりブログを開設すべき状況になったので、ブログを開設することになりました。一応自己紹介として、Twitterの垢とそこのプロフィールをコピペしておきます。 Twitter→https://twitter.com/kaz_lightnovel ラノベに依存する大学生 新月お茶の会所属 共依存と重い女と幼馴染が好きなカプ厨で糖度至上主義者 推し作品50作:https://bookmeter.com/users/1152240/bookcases/11858151… キノの旅垢→ @kaz_KinoNoTabi とはいえ、作品の感想や購入に関してはTwitterで事足りている現状、あえてブログにする価値はあまり感じません。そこで、ブログ名の通り、現在製作中であり近々販売予

                                            第一回 自己紹介/ライトノベルのタイトルの長さとその時間変化についての統計分析 - はじめまことの新文芸研究所
                                          • ライトノベルの始まりの頃。1970年代起源説は間違い

                                            ライトノベル、つまり若者向けのエンタメ小説は、コバルト文庫やソノラマ文庫が登場した1970年代に生まれたと言われてるんですが、コバルト文庫にはコバルト・ブックス、ソノラマ文庫にはサンヤングシリーズとそれぞれの前身に当たるレーベルが1960年代に登場しているんですよ。普通に考えれば、ライトノベルの起源は1960年代まで遡れる。 誰ですか? 1970年代がライトノベルの始まりと間違ったことを言い出した人は?? もちろん、1960年代に登場した若者向けの小説はあくまで源流であって、段階を経てライトノベルらしくなっていきます。 1966年 若者向け小説の登場 ← 『小説ジュニア』創刊 1969年 アニメ・漫画の影響が強くなる ← サンヤングシリーズ創刊 1976年 文庫レーベル化 ← コバルト文庫&ソノラマ文庫創刊 1977年 新時代の作家の登場 ← 氷室冴子&高千穂遙デビュー 1986年 ゲーム

                                              ライトノベルの始まりの頃。1970年代起源説は間違い
                                            • ライトノベルの人気は本当に衰えたのか? あらゆるジャンルに波及したラノベ的要素を考察

                                              ライトノベルが人気という。日向夏の『薬屋のひとりごと』がTVアニメとなって話題沸騰中。アネコユサギ『盾の勇者の成り上がり』もTVアニメのSeason3が放送開始となってファンを喜ばせ、いのり。による『私の推しは悪役令嬢』のTVアニメも”悪役令嬢もの”の新機軸として評判を呼んでいる。もっとも、ライトノベルは以前に比べて売れてないといった声もある。いったいどちらなのか? その差はライトノベルをどう見るかといった意識の違いにあるようだ。 11月25日に宝島社から『このライトノベルがすごい!2024』が刊行となる。2023年に話題となったライトノベルを、読者や識者に聞いてランキングにしたもので、文庫部門で衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ』の連覇はあるか、裕夢『千歳くんはラムネ瓶のなか』が巻き返して3度目の1位を獲得するのか、単行本部門で香月美夜『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んで

                                                ライトノベルの人気は本当に衰えたのか? あらゆるジャンルに波及したラノベ的要素を考察
                                              • ライトノベル衰退論に対する雑感 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

                                                ラノベの市場規模の話を突き詰めていくと「いったいどこまでをライトノベルと見なすか?」ということが問題になってくる。ラノベの市場規模を調べるのは難しい。なぜなら「ライトノベル」と見なされる範囲が変動するからである。ラノベの市場規模の発表をしているのは、主に「出版科学研究所の出版指標」と「ORICONエンタメ・マーケット白書」であるが、彼らが定める「ライトノベル」の基準は明らかにされていない。 たとえば「ライト文芸はライトノベルに含まれるか?」という問いは非常に繊細な政治的問題を孕んでいる。私自身は間違いなくライトノベルに含まれると思っているが、「ライト文芸はライトノベルではない」と考えている人も多い。おそらく市場規模の調査においても「ライト文芸」はライトノベルに含まれていない。というか含めると収拾がつかなくなるのだろう。イラスト付きの一般文芸などいまやありふれている。どこまでがライト文芸なの

                                                  ライトノベル衰退論に対する雑感 - WINDBIRD::ライトノベルブログ
                                                • 「ライトノベル宣言」の謎を追え

                                                  はじめに毎度毎度ネット文字創作界隈をお騒がせすることで有名な、「名興文庫」およびその「相談役」。 (詳しく説明するのは面倒なので、知らない人は「名興文庫」「本格ファンタジー」「ダークスレイヤー」あたりでツイッター検索をかけてもらえば、何となくその立ち位置が分かってもらえると思う) 今回は、日本において「本格ファンタジー」が根付くはずの土壌をラノベが破壊してしまった、という歴史認識を巡って学芸員の鞍馬アリス@kurama_fantasy氏と論戦を繰り広げているようだが、その中でこんな発言が出てきた。 ttps://twitter.com/kurama_fantasy/status/1698847925580022266 鞍馬アリス @kurama_fantasy 最初から土台をなしにされたと言うことを、歴史的な史料(当該時期の雑誌、新聞、評論、研究、書簡類、出版に関わる統計資料等、あるいは当

                                                    「ライトノベル宣言」の謎を追え
                                                  • ライトノベル文芸誌「ドラゴンマガジン」創刊35周年記念! 「ドラゴンマガジン35レガシー(仮題)」が2023年10月に発売!!

                                                    ライトノベル文芸誌「ドラゴンマガジン」創刊35周年記念! 「ドラゴンマガジン35レガシー(仮題)」が2023年10月に発売!! 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、ライトノベルレーベル・ファンタジア文庫と、ライトノベル文芸誌・ドラゴンマガジンの創刊35周年を記念し、「ドラゴンマガジン35レガシー(仮)」を2023年10月20日(金)に発売いたします。 王道ライトノベルの文芸誌「ドラゴンマガジン」がライトノベルレーベル「ファンタジア文庫」と共に創刊35周年を迎え、10月20日(金)に記念号「ドラゴンマガジン35レガシー(仮題)」を発売いたします。 「レガシー」を名乗るだけあって、ファンタジア文庫の歴史を彩ったヒストリックな超ビッグタイトルたちの最新版書き下ろし小説も掲載! 『スレイヤーズ』はもちろん、『フルメタル・パニック!』『生徒会

                                                      ライトノベル文芸誌「ドラゴンマガジン」創刊35周年記念! 「ドラゴンマガジン35レガシー(仮題)」が2023年10月に発売!!
                                                    • ラノベ史において「妖精作戦」がこれほど重要視されるのがよくわからない。それなら「ARIEL」だろって話【ライトノベルを考える】

                                                      さて、今回は笹本祐一作品「妖精作戦」に対して、以前から思っていた疑問についてです。 先日、twitterでこの疑問についてツイートしました。 炎上覚悟で書くんだけど、 ラノベ史において「妖精作戦」がこれほど重要視されるのがよくわからない。笹本祐一作品だと「ARIEL」のほうが重要ではないか、と常々思っている。 そもそも「妖精作戦」て当時そんなにヒットしたの? 当時ソノラマ文庫よく読んでいたけど、全然知らなかったよ。 笹本祐一という作家を知ったのは、獅子王で「ARIEL」が話題になってからだったなぁ。 街の本屋で平積みされていたソノラマ文庫は、菊地秀行や夢枕獏、アニメノベライズが多くて、清水義範作品は棚にズラッと並んでいて、買わなかったけど人気あるんだなと名前だけは知っていた感じ。 90年代ラノベへの連続性は「妖精作戦」より「ARIEL」だと思うんだよね。「妖精作戦」が現れたから、なにかが変

                                                        ラノベ史において「妖精作戦」がこれほど重要視されるのがよくわからない。それなら「ARIEL」だろって話【ライトノベルを考える】
                                                      • 蓬莱学園の復刊とラノベ図書館04 ライトノベルの二次文庫を出すにはどうする?|中津宗一郎

                                                        「蓬莱学園」シリーズを復刊させることになったはいいが、どのように復刊する? そもそもライトノベルでは、名作であっても二次文庫って成立するの?「蓬莱学園の冒険!」30周年をやりたかっただけなのに、NPOを成立させて色々と事業計画も建てなければならなくなった中津。今度は事業計画として「蓬莱学園」の小説シリーズを復刊させることになってしまいました。 さてここでちょっと出版業界的に「復刊」と「二次文庫」について説明していきましょう。刊行された書籍が時間が立って売れ行きが鈍ると、在庫を抱えたくない出版社は、書籍の在庫を断裁し、新たに重版を作るのを停止します。これが要するに「重版未定」という状況ですね。最近ではほぼこれが「絶版」に相当します。電子書籍というあらたな流通形態が出てきたことにより、紙では購入できなくても電子書籍の形態であれば買えるようになって、本来的な意味での絶版というのも少なくなってきま

                                                          蓬莱学園の復刊とラノベ図書館04 ライトノベルの二次文庫を出すにはどうする?|中津宗一郎
                                                        • 芥川賞の市川沙央さん、障害当事者という取り上げ方「かまわない」…「中2病」でライトノベル

                                                          【読売新聞】 第169回芥川賞に決まった作家の市川沙央さん(43)は、作家の島田雅彦さんや大江健三郎さんの作品を愛読し、20歳を過ぎた頃から小説を書き始めたという。受賞前の取材で、執筆への思いを語っていた。 ◇ ――執筆を始めた時期

                                                            芥川賞の市川沙央さん、障害当事者という取り上げ方「かまわない」…「中2病」でライトノベル
                                                          • 「自分が好きな」ライトノベル・オールタイム・ベスト100 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

                                                            前回は「客観的に重要な作品」で100作品を選んだのですが、いちおう「自分が好きな作品」に全振りしたリストも作っておこうと思いました。「シリーズ単位」「一作家一作品」で選出。とはいえ、西尾維新が言うところの「はぐれてしまった」というやつ、つまり「最初は大好きだったけどいつのまにか買わなくなったシリーズ」も多い。でも、そのとき好きだった気持ちは嘘じゃないから…と言い訳しておきます。 ちなみに私のライトノベル遍歴を読むと、初期のあたりがどうしてこういうラインナップなのかがわかると思います。 というわけでそのリストです。 田中芳樹『銀河英雄伝説』(1982年) 実際に読んだのは2000年から刊行された徳間デュアル文庫版。 森奈津子『お嬢さまとお呼び!』(1991年) 小野不由美『十二国記』(1992年) 流星香『電影戦線』(1997年) 賀東招二『フルメタル・パニック!』(1998年) 城平京『名

                                                              「自分が好きな」ライトノベル・オールタイム・ベスト100 - WINDBIRD::ライトノベルブログ
                                                            • 【インタビュー】平坂読さん(小説家・ライトノベル作家)「自分が楽しめるものを書きたい」(「変人のサラダボウル」アニメ化決定記念)|ZYAO22特別インタビュー – ZYAO22

                                                              ZYAO22 > 連載 > 【インタビュー】平坂読さん(小説家・ライトノベル作家)「自分が楽しめるものを書きたい」(「変人のサラダボウル」アニメ化決定記念)|ZYAO22特別インタビュー 岐阜県ゆかりの著名人へのインタビュー特集「ZYAO22特別インタビュー」。 今回は「僕は友達が少ない」「妹さえいればいい。」「変人のサラダボウル」などの人気作を世に生み出す小説家、平坂読(ひらさか よみ)さん(岐阜県瑞穂市出身)にお話を伺いました。 これまでの執筆活動の原点から、アニメ化決定で話題のライトノベル作品「変人のサラダボウル」の魅力、故郷岐阜への思いなどを語っていただきました。 いちばん大事なのは、自分が楽しめる作品であること。 編集部:まず、作家になろうと思ったきっかけは何だったのですか。 平坂読:もともと小説は幼い頃から読んでいたのですが、書き始めたのは高3の冬くらい。受験勉強がイヤになって

                                                                【インタビュー】平坂読さん(小説家・ライトノベル作家)「自分が楽しめるものを書きたい」(「変人のサラダボウル」アニメ化決定記念)|ZYAO22特別インタビュー – ZYAO22
                                                              • 全日本ライトノベル検定

                                                                涼宮ハルヒの自己紹介の言葉、「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、【?】、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」 【?】に入るのは?

                                                                  全日本ライトノベル検定
                                                                • 2023年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ

                                                                  MF文庫Jの2022年の紙書籍の売上が電撃文庫を超える prtimes.jp ラノベ業界では長らく電撃文庫がナンバーワンであり、それがずっと意識に刷り込まれていたので、これはなかなか衝撃的なニュースでしたね。おそらく電撃文庫の看板作品である『SAO』や『86』の新刊があまり出なかったことと、MF文庫Jの看板作品『ようこそ実力至上主義の教室へ』がアニメ第2期の放映で爆発的に売り上げを伸ばしたこと、MF文庫Jのボカロ小説が好調だったことなどが要因としてあるのだと思われます。 なお電子書籍の売上を加味するとまだ電撃文庫のほうが上らしいです。 ラノベVtuber「本山らの」が電撃文庫編集者となって大復活 www.youtube.com 昨年、大学卒業とともにVtuberを卒業していた本山らのさんが、KADOKAWAに就職して電撃文庫の編集者となりVtuberとしても復活。Vtuber業界全体を見渡

                                                                    2023年ライトノベル10大ニュース - WINDBIRD::ライトノベルブログ
                                                                  • MF文庫J『死亡遊戯で飯を食う。』が『このライトノベルがすごい!2024』新作第1位!さらにMF文庫Jは2022年KADOKAWAライトノベルレーベル売上No.1に!

                                                                    MF文庫J『死亡遊戯で飯を食う。』が『このライトノベルがすごい!2024』新作第1位!さらにMF文庫Jは2022年KADOKAWAライトノベルレーベル売上No.1に! 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、ライトノベルレーベルMF文庫Jより発売している『死亡遊戯で飯を食う。』(著/鵜飼有志 イラスト/ねこめたる)が『このライトノベルがすごい!2024』(宝島社刊)で新作1位&文庫部門2位を獲得したこと、さらにMF文庫Jが2022年のKADOKAWAライトノベルレーベルにて売上No.1※となったことをお知らせいたします。 ※MF⽂庫J2022年KADOKAWAライトノベルレーベル売上No.1についてはKADOKAWA調べ(2022年1⽉1⽇〜2022年12⽉31⽇までの紙書籍販売数)での数字となります。 『死亡遊戯で飯を食う。』が『このラ

                                                                      MF文庫J『死亡遊戯で飯を食う。』が『このライトノベルがすごい!2024』新作第1位!さらにMF文庫Jは2022年KADOKAWAライトノベルレーベル売上No.1に!
                                                                    • マンガ・ラノベ図書館 「ライトノベルのはじまり」特集展示中 -角川武蔵野ミュージアム-

                                                                      1階マンガ・ラノベ図書館では、ライトノベルの草分け的な時代といわれる1970年代から1980年代までの小説を特集しています。1970年代にソノラマ文庫、1980年代に角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫などが創刊されました。 SF作品、学園冒険ものをはじめ、ファンタジーやゲームから生まれた作品など中・高校生向け小説が各出版社でレーベルごとに発表され、『ロードス島戦記』『フォーチュン・クエスト』など爆発的な人気を誇る作品も誕生しました。 今回の特集では、その一部をご紹介します。懐かしく感じられる方も初めて目にする方も、気になる作品があれば、ぜひ中二階のラノベコーナーで続きを探して読んでみてください。 リンク 『ライトノベルのはじまり』ブックリストページ

                                                                      • 『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』が「このライトノベルがすごい!2024」で、文庫部門第1位など史上初の5冠を達成!

                                                                        『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』が「このライトノベルがすごい!2024」で、文庫部門第1位など史上初の5冠を達成!他にも新作部門3位の『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』などGA文庫4タイトルが上位にランクイン! SBクリエイティブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:土橋康成)のライトノベルレーベル「GA文庫」から発売中の『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(佐伯さん/著、はねこと/イラスト)が、宝島社が発行するライトノベルガイドブック『このライトノベルがすごい!2024』で、「文庫部門第1位」「WEBアンケート第1位」「キャラクター女性部門第1位」「キャラクター男性部門第1位」「イラストレーター部門第1位」に選出されました。5部門での第1位達成は「このライトノベルがすごい!」が開始以来の、快挙です。 『お隣の天使様にいつの間にか駄目

                                                                          『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』が「このライトノベルがすごい!2024」で、文庫部門第1位など史上初の5冠を達成!
                                                                        • 中学生読者は「青い鳥文庫」・「つばさ文庫」などに逃げた - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

                                                                          え? 嘘? 本当です。嘘だと思うのなら手に取って。俺もびっくりなんだけど最近の「青い鳥文庫」や「つばさ文庫」って小学校中学年や小学校高学年が主人公じゃないんですよ。中1とか中2なんですって。で、なんと児童文学市場が急拡大したのです。もっと言うと児童文学のラノベ化、高年齢化現象という物が起きました。 見てください。児童文学市場額はこの少子化なのに激増しています! そりゃそうじゃん。小中学生なのにリストラオヤジが夢見る「異世界転生」なんて願望持つ? 持つわけねえだろw つまり「読者難民」が発生したんだな。 つまり本来ランドセルしょってる子の夢だった本が生徒の世界に移ってるって事。マジだぞ。『黒魔女さんが通る』とかの時代じゃねえんだぞ。『怪盗クイーン』とかの時代なんだ。『怪盗クイーン』のファンレターのコーナー見た? 中学生どころか高校2年・女子のファンレターがちゃんと掲載されているんだ。完全にも

                                                                            中学生読者は「青い鳥文庫」・「つばさ文庫」などに逃げた - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
                                                                          • ライトノベルのデザインはいかにして決まるのか?『不死探偵・冷堂紅葉』の場合|SBクリエイティブ Web Books

                                                                            こんにちは。GA文庫編集部の編集いちごちゃんです。 今日はライトノベルの「カバーデザイン」が決まる過程について、とある作品を元にお話したいと思います。 その作品とはズバリ―― 赤色の瞳に吸い込まれそうです!!第15回GA文庫大賞受賞作 『不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で』 ライトノベルで学園ミステリーに挑戦した作品です。 主人公と謎の転校生・冷堂紅葉のボーイミーツガールでもあります。 上記のカバーデザインが決定するまで、さまざまな案を検討しました。 ①まずは元のカバーイラストをご紹介!デザインを入れる前のカバーイラストはこちら。 素晴らしいのひとこと。描いてくださったのは美和野らぐ先生。 良いデザインにしようと気合が入ります! ②デザイナーさんに依頼しよう!今回デザインをお願いしたのはAFTERGLOWさん。 URL:https://www.afterglow-inc.jp/

                                                                              ライトノベルのデザインはいかにして決まるのか?『不死探偵・冷堂紅葉』の場合|SBクリエイティブ Web Books
                                                                            • とある元ライトノベル作家の備忘録①|伊神一稀

                                                                              はい、元ライトノベル作家です。伊神一稀と申します。 第9回小学館ライトノベル大賞の優秀賞を受賞し、ライトノベル作家としてデビューしました。 受賞作は「異世界錬金メカニクス」(後に「クロスワールド・アルケミカ」に改題)でした。 主にTwitterを楽しんでいる身なのですが、そこではよく作家の生存率という話題が盛り上がります。 私がフォローしている人たちがエンタメに属している方が多いので、定期的に出てくるんですね。 定期的に出てくるくらい皆が気にしていることだし、業界のあるあるネタなくらい当たり前だし、厳しい現実があるという事実が浮き彫りになります。 重版できない、続刊できない、新作が発売できない、メディア化できない、専業になれるほど売れないetc…色々と皆さん悩みを抱えているようですが、中でも目を引くのは 「作家の生涯平均冊数は3冊」 という話だと思います。 つまりほとんどの作家が3冊程度出

                                                                                とある元ライトノベル作家の備忘録①|伊神一稀
                                                                              • 【おまけ4】なぜラノベからSFジャンルがほぼ消えたか - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

                                                                                これ、非常に暗い話になるがいいか? まぁまずSFの書き手がSF小説を買ってないという要素が真っ先に挙がるな。これは「おまけ3」で言った事だから省略しよう。でももっと重要な要素がある。 巻末のラノベ年表を見てみよう。そう、1975年~2011年頃まで実は普通にライトノベルにSFジャンルはあったし流行していた。それどころか男子向けライトノベルの記念すべき第一巻目は朝日ソノラマ文庫の小説版『宇宙戦艦ヤマト』(1975)である。つまり男子向け初のラノベはなんとSFジャンルだったのだ。そもそも朝日ソノラマ文庫ってSFジャンルに強いラノベレーベルなんだしね。それどころか年表見て驚いたかい? 実は1980年に新井氏が中高生女子向きのコバルト文庫でSF作品を発表したことがあったんだ。今の悪役令嬢ブーム(異世界恋愛ブーム)とは似ても似つかない状態だね。 でね、SFが流行する条件ってのは……。 ・経済が順調に

                                                                                  【おまけ4】なぜラノベからSFジャンルがほぼ消えたか - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム
                                                                                • ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活」38巻は6月25日、販売! - アニメ大好き館

                                                                                  Re:ゼロから始める異世界生活38 (MF文庫J) 大人気Web小説、天命と選択の三十八幕! 著者/編集 : 長月 達平(著), 大塚 真一郎(絵) 発売日 : 2024年06月25日頃 アニメ・映画・ドラマがぜーんぶ見放題! まずは、30日間無料でお試しPrime Video 新編集版 1話 始まりの終わりと終わりの始まり 小林裕介 Amazon こちらの記事が気に入ったら はてなIDで読者になろう ランキング参加中ブログ仲間増やしたい方全員集合!✨ 初心者も上級者も誰でも参加OK! ランキング参加中なんでもオッケーなグループ

                                                                                    ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活」38巻は6月25日、販売! - アニメ大好き館