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  • 前世代の先輩たちがいつの間にか姿を消していった──氷河期世代と世代論

    <急速な世代交代により、長い間「若手」を担ってきた「氷河期世代」も社会の中核となりつつある。「ただ世代交代だけが新しい思想をもたらす」と池内恵・東京大学教授は述べる。論壇誌「アステイオン」94号は「再び『今、何が問題か』」特集。同特集の論考「歴史としての中東問題」を2回に分けて全文転載する(本記事は第2回)> ※第1回:複合的な周年期である2021年と、「中東中心史観」の現代史 より続く 「ヴィジョナリー」から「ヒストリアン」へ このような平凡な「昔話」による「自分語り」は、できれば避けたかったのだが、しかしやむを得ない。それはここのところ急速な世代交代を、身近なところで感じるからである。「昔話」に含まれるごく当たり前の事実を事実と認識できない世代が育っている。 それと共に、「1973年のオイルショックの年に生まれました」「1979年のソ連のアフガニスタン侵攻の時は小学1年生でした」と申告

      前世代の先輩たちがいつの間にか姿を消していった──氷河期世代と世代論
    • 世代論が嫌いなんですよ。アマチュアですか、と。 - 笑顔を創りたいWebディレクターの日常

      こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。 スーパーは太っちょにかかります。 こんな記事を見ましてね。*1 news.yahoo.co.jp 僕はこういう「世代でくくって評価する」というのが嫌いなんですよね。そのひと本人を見ようとしてないから。みんな、一人一人ぜんぜん違うのに。 先日受けたインタビューでも同じような話をしてるんですけどね。 会社員は組織でどう立ち回れば良いか―――プロのサラリーマン、toksatoさんに聞く。 | Agend(アジェンド) よく「氷河期世代はこうだ」とか、「Z世代はこういう人」とかパターンやフレームワークにあてはめる話をする人がいますが、ああいうのは好きじゃないんですよ。 パターンや世代を見るのではなく、ひとりひとりに対してちゃんと向き合わないといけないはずじゃないですか。 というふうに。 そういうわけで今日は「人を決めつけるのやめようぜ」ってい

        世代論が嫌いなんですよ。アマチュアですか、と。 - 笑顔を創りたいWebディレクターの日常
      • 『鼓動』刊行記念対談<葉真中顕×速水健朗>「90年代の呪い――なぜ、僕たちは世代論を語ってしまうのか」ロスジェネ世代の二人が90年代と今を考察する | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

        葉真中 私は一般に社会派ミステリーを書く人間だと思われていて、自分でもある程度はその意識でやっているんだけど、小説のネタとして社会問題を掘り起こすというスタンスだと、いまいちうまく書けないんですよ。どこか「自分事」として引きつけないと、筆が乗ってくれない。『鼓動』でも自分の過去をさらけ出すみたいな書き方をしています。犯人のロスジェネ世代の男性、草鹿(くさか)は自分の実体験をベースに書いていて、だからオタク寄りの文化系男子という設定なんですよ。それこそ「小説家になれなかった俺」ぐらいの勢いで書いているんです。速水さんが『1973年に生まれて』を書かれた時はどうでしたか。 速水 僕は葉真中さんと逆で、自分のことを書きたくなかったんです。『鼓動』と『1973年に生まれて』って扱われている項目はかなり重なっているじゃないですか。ある意味、双子みたいな本といっていい。 葉真中 そうですよね。『鼓動』

          『鼓動』刊行記念対談<葉真中顕×速水健朗>「90年代の呪い――なぜ、僕たちは世代論を語ってしまうのか」ロスジェネ世代の二人が90年代と今を考察する | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-
        • 前世代の先輩たちがいつの間にか姿を消していった──氷河期世代と世代論(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

          急速な世代交代により、長い間「若手」を担ってきた「氷河期世代」も社会の中核となりつつある。「ただ世代交代だけが新しい思想をもたらす」と池内恵・東京大学教授は述べる。 論壇誌「アステイオン」94号は「再び『今、何が問題か』」特集。同特集の論考「歴史としての中東問題」を2回に分けて全文転載する(本記事は第2回)。 【動画】韓国に進出した日本のセクシー俳優たち ※第1回:複合的な周年期である2021年と、「中東中心史観」の現代史 より続く 【池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター教授)】 <「ヴィジョナリー」から「ヒストリアン」へ> このような平凡な「昔話」による「自分語り」は、できれば避けたかったのだが、しかしやむを得ない。それはここのところ急速な世代交代を、身近なところで感じるからである。「昔話」に含まれるごく当たり前の事実を事実と認識できない世代が育っている。 それと共に、「1973年

            前世代の先輩たちがいつの間にか姿を消していった──氷河期世代と世代論(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
          • 教育の罠、世代の罠――いわゆる「バックラッシュ」に関する言説の世代論からの考察(書籍『バックラッシュ!』双風舎、2006年/同人誌『青少年言説Commentaries Lite』) - 後藤和智事務所OffLine サークルブログ

            まえがき 本稿は、2006年に刊行された『バックラッシュ!:なぜジェンダーフリーは叩かれたのか』に寄稿した文章で、現在は電子書籍『青少年言説Commentaries Lite』に収録しておりますが、同人誌のサンプルとして公開します。急速に忘れ去られようとしている若者論の記憶の断片です。全文を公開しておりますが、応援したい方は同人誌の購入か有料記事の購入でご支援のほどよろしくお願いいたします。 BOOTH kazugoto.booth.pm BOOK☆WALKER bookwalker.jp まえがき 1. はじめに 2. 我が国における教育言説空間 3. 若者論としての「バックラッシュ」言説の検討 4. 青少年問題言説の「罠」 5. 世代の罠 6. 教育の罠――進行する若年層の「反面教師」化 7. もう一度、世代論としての「バックラッシュ」言説を検証してみる 最後に――若年層をめぐる言論の

              教育の罠、世代の罠――いわゆる「バックラッシュ」に関する言説の世代論からの考察(書籍『バックラッシュ!』双風舎、2006年/同人誌『青少年言説Commentaries Lite』) - 後藤和智事務所OffLine サークルブログ
            • 2023年はZ世代論、やめませんか? 感度の高いマーケターは気づいている「世代論の終焉」

              今年こそ、世代論、やめませんか? 「2023年のはじまりに合わせた原稿を書くのはいかがですか?」と編集者さんに言っていただいて最初に思いついたのは、このセリフだった。 私自身「○○世代」にまつわるテーマでこれまでたくさん記事を書いてきたし、そうやって何年もメディアでお仕事をさせてもらえるほど、「○○世代カルチャー」について紹介する記事の人気がものすごく高いのも知っている。それゆえ、明言しづらい気持ちもあるのだが、2023年最初の記事だからこそ言いたい。 「今やもう、世代論で若者を語るのは難しい」 その事実は、世代論で記事を書いてきたからこそ誰よりも自分自身が感じているし、最近「若者論」を書いている人たちとよく話題にも挙がるのだ。 私はソーシャルメディアやSNSプラットフォームについて長年記事にしてきたけれど、その観点で見ても、人を世代論で語るのは難しくなっていると感じる。というのも、ソーシ

                2023年はZ世代論、やめませんか? 感度の高いマーケターは気づいている「世代論の終焉」
              • ロシアにおけるドゥーギン氏の世代論的位置付け : ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ

                こちらに見るように、ロシアの政治評論家A.マカルキン氏が、世代論の観点から思想家A.ドゥーギン氏について論じているので、以下要旨をまとめておく。 ドゥーギンの主な政治的役割は、世代的な性格を帯びている。 1990年代、社会のかなりの部分は、イデオロギー的な空白に陥った。共産主義は公式に放棄されただけでなく、信用を失った。この社会層は、リベラル思想も断固拒絶した。 こうした状況下で、ドゥーギンは大衆受けするような形で地政学の受容を提案した。実のところ、ロシアの反欧米思想の多くは、欧米からの概念の拝借を基盤としている。地政学は、ソビエト人たちにとって、西側に権威が存在したこと(それらは1990年代には多くの反西側主義者にとっても尊敬に値した)と、難問(モロトフ・リッベントロップ協定やフィンランド戦争、アフガン戦争など)に回答を示してくれるその倫理相対主義によって、新しいものとして魅力的に映った

                  ロシアにおけるドゥーギン氏の世代論的位置付け : ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ
                • 自分の見たいものを信じようとする宗教的な世代論マーケ、いつまで続けるの?|荒川和久/独身研究家・コラムニスト

                  世代論については、事あるごとに「無意味」と提唱しているのですが(特に、マーケティングの分野では)、なんの宗教なのか、世代論絶対主義者は一向にいなくならないようです。 世代論の中でよく話題になるのが「若者論」。むしろ、最近は「Z世代」という言葉が氾濫して、あろうことか、そうやってレッテル貼りされている若者自身が、得意気に自ら「うちらZ世代だから」と言い出す意識高い系界隈まで出現する始末。 身も蓋もない話をすれば、今までの世代若者論もすべておっさんたちが定義したものであって、Z世代に関しても例外ではない。「俺達はおっさんたちとは違うんだ!おっさんたちには俺達のことはわからない」と言いながら、 おっさんたちが定義した枠内にきれいに収まることで、自己を見いだそうとするのもまた、歴史上繰り返されてきた若者の姿でもある。 つまり、「大人の常識に収まらない自由な価値観を持っているのが若者」なのではなく、

                    自分の見たいものを信じようとする宗教的な世代論マーケ、いつまで続けるの?|荒川和久/独身研究家・コラムニスト
                  • ナベツネも野中広務も、なぜここまで戦争を憎んだか…世代論で読み解く昭和史が面白い(保阪 正康) @gendai_biz

                    特攻兵だった読売新聞・渡邉恒雄の憲法観 保阪氏が、このほど新刊『世代の昭和史 「戦争要員世代」と「少国民世代」からの告発』(毎日新聞出版)を発刊した。「戦争を遂行した世代」「戦争の要員とされて犠牲になった世代」「少年少女期に戦争を経験し、戦後の価値転換を目の当たりにした少国民世代」「純粋戦後民主主義世代」と4種類のカテゴリーに分け、「世代」という切り口によって歴史を鮮やかに腑分けする。 大正生まれの男性が数多く戦死する中、運良く太平洋戦争を生き抜いた人々もいる。新刊『世代の昭和史』の第3章、第4章で保阪正康氏は、戦後日本の政界、経済界、言論界を担った人々の固有名詞を次々と挙げる。 読売新聞の総帥・渡邉恒雄主筆がテレビカメラの前でしゃべるのは珍しい。NHKのBS1スペシャル「独占告白 渡辺恒雄 ~戦後政治はこうして作られた 昭和編」(2019年放送)や「平成編」(2021年放送)、NHKスペ

                      ナベツネも野中広務も、なぜここまで戦争を憎んだか…世代論で読み解く昭和史が面白い(保阪 正康) @gendai_biz
                    • 【読書感想】お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                      お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで (光文社新書) 作者:ラリー 遠田発売日: 2021/04/13メディア: 新書 Kindle版もあります。 お笑い世代論~ドリフから霜降り明星まで~ (光文社新書) 作者:ラリー 遠田発売日: 2021/04/13メディア: Kindle版 霜降り明星のせいやが発した何気ない一言から、たちまち芸人の「第七世代」という言葉は一般的なものとなった。本書は、それ以前の世代とは誰のことなのか、どのような変遷を経て現在に至ったのか、「世代論」で戦後お笑い史を読みといていく。お笑いとは、時代の空気と流行に影響を受けるものであり、必ずや何らかの「世代」の傾向を刻印するものであることが一冊を通じて明らかになるだろう。これはもう一つの戦後史の姿である。 子どもの頃は、『8時だョ!全員集合』や『ひょうきん族』が大好きでしたし、今でも『M-1グランプリ』は毎年観ています

                        【読書感想】お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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