フランス ・パリのエッフェル塔近くにあるシャンドマルス公園(2020年10月7日撮影、資料写真)。(c)AFP 【10月23日 AFP】仏パリのエッフェル塔(Eiffel Tower)近くでイスラム教徒の女性2人を刃物で刺し、ベールをはぎ取ろうとしたとされる容疑者の女2人に対し、当局は暴行の容疑で予審を開始することを決定した。司法筋がAFPに明らかにした。 容疑者らは、エッフェル塔に隣接するシャンドマルス(Champ de Mars)公園で子連れのイスラム教徒の女性たちに出くわした時、酒に酔い、犬を連れていた。イスラム教徒の女性たちがその犬に危険を感じると苦情を言うと、容疑者の1人はナイフを取り出し、ベールを着用していた19歳と40歳の女性を刺した。 40歳の女性は6か所を刺され、肺に穴が開いて病院で治療を受けている。19歳の女性は3回刺され、病院で治療を受けたがすでに退院している。 被害