アウトプットを客観的に眺める 言語化、あるいは、図示を行うことは、「自分自身の中にあるものを外部に書き記す」という行為です。この活動を行うことの最大の便益は、ぼんやりと思っていたものが、具体的になり詳細化されていくことです。 この過程において重要なのは、書き記されたものを見ながら、「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤を繰り返していくところです。これは、さしずめ、ジグソーパズルを組み上げるようなものです。似た色のもの同士を集めて、形がうまくはまりそうなものを組み合わせる。形がうまくフィットしなければ、また別のピースを持ってきて試してみる。そういう繰り返しによって、思考が組み上がっていきます。 お気づきの通り、言語化、図示を行う中で、頭の中に思い浮かんでいるあれこれがジグソーパズルのピースとして、紙の上に書き出されていくことが大きなポイントです。テキストであれ図であれ、ひとたびアウトプット