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  • アート界の「先住民族ブーム」の陰で進む、歴史の忘却に警鐘を鳴らす。2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #3(文:山本浩貴)

    イスラエル人歴史家の言葉から1954年にイスラエルで生まれたユダヤ系イスラエル人歴史家のイラン・パぺは、2006年に『パレスチナの民族浄化——イスラエル建国の暴力』を著した。2017年に邦訳が出た同書は、パレスチナ人がアラビア語で「ナクバ(大災厄)」と呼ぶ1948年前後の出来事を詳細に描く。その年にイスラエルが建国されたとき、そこに先住していたパレスチナ住民は計画的に追放され、さらには組織的な虐殺さえ被った。「シオニスト」はパレスチナにユダヤ人の民族的拠点を創設することを悲願とする人々を指すが(「シオニズム」は、そのイデオロギー)、戦後、こうした人々はそこにあった元々のパレスチナ社会を不可逆的に破壊した。パぺの本は、このナクバを一貫して「民族浄化(エスニック・クレンジング)」として解析している。 そこでパぺは読者に、こう問いかける。 「こういうことを想像してほしい。あなたのよく知る国で、少

      アート界の「先住民族ブーム」の陰で進む、歴史の忘却に警鐘を鳴らす。2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #3(文:山本浩貴)
    • 伝説のタトゥーは点三つ、入れ墨師は世界最高齢 フィリピン先住民の村に外国人観光客殺到 | 共同通信

      Published 2024/04/13 08:07 (JST) Updated 2024/04/13 13:53 (JST) フィリピン先住民が暮らすルソン島の山岳地帯の寒村ブスカランに世界中から観光客が押し寄せている。自称107歳で「世界最高齢の入れ墨師」とされる女性ワンオド・オッガイさんに“伝説”のタトゥーを入れてもらうためだ。部族間の戦闘が禁じられた後、戦士に施されていたタトゥーが消えゆくのを防いだとして英雄視され、村人総出でビジネスが過熱している。(共同通信=佐々木健) 「ワンオドの村へようこそ」との標識に従い、車で山を登っていくと谷の対岸に村が見えてきた。「ガイド」待合所で停車。指示通り、村人を千ペソ(約2700円)で雇った。村は車道が通じておらず、村人の先導で約20分かけて渓谷を下り、登り返した。 ワンオドさんの自宅前には観光客が列をなしていた。高齢のため、以前のように複雑な

        伝説のタトゥーは点三つ、入れ墨師は世界最高齢 フィリピン先住民の村に外国人観光客殺到 | 共同通信
      • ブラジル最大の先住民族から高濃度の水銀検出 健康被害も確認 | 毎日新聞

        南米ブラジルの政府系研究機関は、熱帯雨林アマゾンの奥地で暮らす先住民ヤノマミ族の人々の多くから高濃度の水銀が検出されたとの調査結果を明らかにした。背景には金の違法採掘の横行があると指摘し、健康被害が出ているとして改めて警鐘を鳴らした。 ヤノマミ族の人口は2万7000人超で、ブラジル最大の先住民族といわれる。調査は北部ロライマ州の保護区にある九つの村を対象に2022年10月、保健省傘下の研究機関オズワルドクルス財団などが実施し、集計した結果を今月3日に公表した。 調査では、子どもや高齢者を含む約300人から毛髪を採取し、水銀濃度を測定した。その結果、84%から世界保健機関(WHO)の安全基準を超える水銀が検出され、10・8%からはさらに高濃度の水銀が検出された。アマゾンに暮らす人々の主要なたんぱく源である魚のサンプルも水銀に汚染されていた。 人々が被害を受けるのは、次のような流れだ。違法採掘

          ブラジル最大の先住民族から高濃度の水銀検出 健康被害も確認 | 毎日新聞
        • interview AMARO FREITAS"Y'Y":先住民族について話し、それをポリリズムを使って表現することは私の使命|柳樂光隆

          2023年のFESTIVAL FRUEZINHOでの来日公演で多くのリスナーを驚かせたアマーロ・フレイタス。あの日のパフォーマンスはこれまでアマーロのアルバムを聴いてきた人にとってはそれなりに驚きのあるものだったのではなかろうか。いくつかの曲で彼はプリペアドピアノを駆使して、自身の音をループさせ、時にピアノを打楽器のように使いビートを組み立て、時にピアノから神秘的な響きを鳴らし、不思議な世界を作り上げていた。今思えばあれは2024年の新作『Y’Y』のサウンドを先出ししたようなパフォーマンスだったんだと思う。 『Y’Y』はこれまでのアマーロの作品とは一線を画す異色作だ。『Sangue Negro』ではブラジリアンジャズを、『Rasif』ではヴィジェイ・アイヤーやクレイグ・テイボーン的な現代のジャズピアノをブラジル北東部のアフロブラジレイロ由来のリズムと組み合わせた。そして、『Sankofa』

            interview AMARO FREITAS"Y'Y":先住民族について話し、それをポリリズムを使って表現することは私の使命|柳樂光隆
          • 「アイヌ民族は先住民族ではなく13世紀に北海道にやってきた侵略者であり、それまでは和人である擦文文化人が住んでいたんだ」という主張は間違いです。

            高木健一 @zzTyV6vdCnkuLnm ネット上には、「アイヌ民族は先住民族ではなく13世紀に北海道にやってきた侵略者であり、それまでは和人である擦文文化人が住んでいたんだ」という主張があります。 この主張は2つの点で間違いです。 2024-03-07 05:26:26 高木健一 @zzTyV6vdCnkuLnm 第1に、アイヌ民族のDNAの多くは縄文人由来です。和人の遺伝子の多くは縄文人ではなく渡来人に由来しているので、和人との混血が原因で縄文人のDNAが多くなったわけでもありません。 また12世紀までの擦文文化と、13世紀以降のアイヌ文化には連続性が見られます。 pic.twitter.com/O1eQQz6mp3 2024-03-07 05:29:15

              「アイヌ民族は先住民族ではなく13世紀に北海道にやってきた侵略者であり、それまでは和人である擦文文化人が住んでいたんだ」という主張は間違いです。
            • 「昆布」が気候変動に苦しむアラスカの“救世主”になろうとしている | 困窮する先住民の暮らしを救えるか?

              地球温暖化が進み、従来作っていた農作物を作るのが難しくなるなど、人々の暮らしを支えてきた産業が各地で脅かされている。そんなアラスカで注目されるのが「昆布」の養殖だ。日本人の食生活に馴染みの深い海藻は、現在「スーパーフード」として世界から注目を集めているという。 注目を浴びる「海藻」 デューン・ランカード(64)は、アラスカ南東部沖のシンプソン湾で刺し網漁船を走らせていた。海面には日光に照らされた浮標が広がっている。その水面下には2万平方メートルもの養殖場が広がっていた。 アラスカ先住民族である彼は、同地で数十年にわたって漁業を営んできた。同時に先住民による環境保全団体を運営し、約4000平方キロメートルの環境を守ってきた。しかし、アラスカではこれまで狩猟の対象としていた野生生物やサケの個体数が減少している。そこで彼は、昆布の養殖を始めた。 「当初は、海の酸性化と温暖化、海面上昇にどう対応し

                「昆布」が気候変動に苦しむアラスカの“救世主”になろうとしている | 困窮する先住民の暮らしを救えるか?
              • 高木健一 on X: "ネット上には、「アイヌ民族は先住民族ではなく13世紀に北海道にやってきた侵略者であり、それまでは和人である擦文文化人が住んでいたんだ」という主張があります。 この主張は2つの点で間違いです。"

                • OTYKEN。シベリアの先住民の女の子たちが奏でるコンテンポラリー・ロック。|jullias suzzy

                  寒そうですね、睫毛まで凍りつきそう。もしかして零下40℃くらいあるかしらん。OTYKEN(チュリム語でchulym族の言葉で、戦士の友情と連帯を意味するそうな。OTYKENは、日本ではオティケン表記に落ち着いているのかな。もともとの発音はオー・トゥー・ケンらしい。)彼女たちはchulym族、Ket族、Selkup族などシベリア先住民たち、いわばシベリアのアボリジニたちの音楽を現代的に表現するグループです。バンドは2015年に結成された。どの音楽はどの曲もワンコード。もともとシベリアの音楽はそういうものらしい。それを近年のEDM、テクノ、トランスに乗せると、がぜんエキゾティックな魅力が生まれる。2018年にファーストアルバムをリリース。翌年、リハーサルや会議を主催するために養蜂場にパオが建設され、博物館で定期的にコンサートを開催するようになった。TikTok、YouTube、Spotifyを

                    OTYKEN。シベリアの先住民の女の子たちが奏でるコンテンポラリー・ロック。|jullias suzzy
                  • 消えた長毛種の犬 北米先住民が毛織物に使用

                    約160年前の長毛種の犬「マトン」の毛皮。米スミソニアン国立自然史博物館提供(撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / National Museum of Natural History, Smithsonian Institution/Donald E. Hurlbert 【1月28日 AFP】北米大西洋岸の先住民が数千年にわたって繁殖し、欧州諸国による植民地化後に急速に絶滅へ向かった長毛種の犬が存在したことが、米科学誌サイエンス(Science)に発表された研究で明らかになった。 サリッシュ(Salish)海沿岸の先住民は、20世紀初頭に消滅したこの犬の毛を羊のように刈り、毛布やバスケットを織り、儀式などで使っていたという。 新たな研究は、この犬種の最後の数匹のうち「マトン(羊肉)」と呼ばれた個体の毛皮の遺伝子解析に基づいて行われた。毛皮は1859年に創設されて間もない米スミソニア

                      消えた長毛種の犬 北米先住民が毛織物に使用
                    • アイヌ民族は先住民族じゃないという方へ|ヘンテコだよねノート

                      SNSなどでは、アイヌ民族のあれやこれやに対し事実誤認や偏見に基づく暴言や誹謗中傷、ヘンテコな誤解が呟かれている。実際にはその先には当事者がいて、それらの暴言や誹謗中傷によって傷つく人がいる。気軽に呟くその言葉はそのままヘイトスピーチにつながっていることも多い。 本noteはそれらの事実誤認に応えるために開設した。心当たりのある方は悪意のある言説に乗せられ、犯罪者にならないためにもお読みください。 ※ここではアイヌに対して日本のマジョリティである日本民族、和人を「和民族」と統一して表記します。 アイヌ民族は北海道の先住民族ではない、のか?まずは、先住民族とは?、というところから始めよう。 「先住民族とは一地域に、歴史的に国家の統治が及ぶ前から、国家を構成する多数民族と異なる文化とアイデンティティを持つ民族として居住し、その後、その意に関わらずこの多数民族の支配を受けながらも、なお独自の文化

                        アイヌ民族は先住民族じゃないという方へ|ヘンテコだよねノート
                      • 北極圏の先住民、イヌイット伝統の手作りゴーグルが一周回って近未来感 : カラパイア

                        image credit:"An inuit wearing snow goggles"Julian Idrobo.CC BY どことなく近未来感があって、タイムトラベラーのように感じられるのは、男性の目を覆うアイテムのせいだろう。なんならM78星雲界隈からやってきて、なんなら変身すらできそうな気配 でも実はこれ北極圏で暮らす先住民族、イヌイットが手作りした目を保護するためのゴーグルなのだ。 一面の銀世界といえばロマンチックだが、晴天の日にどこもかしこも真っ白なツンドラを移動するのはまぶしくって仕方がない。そこで彼らは木や動物の角や骨などを加工してこのアイテムを開発した。 古くから利用されている伝統的な手作りゴーグルは、シンプルながら強烈な雪の照り返しから彼らの目を守ってくれるという。

                          北極圏の先住民、イヌイット伝統の手作りゴーグルが一周回って近未来感 : カラパイア
                        • 自然や先住民への敬愛に満ちた、ミナスの3人のSSWによる奇跡的な傑作『O Destino do Clã』

                          自然や先住民への敬愛に満ちた、ミナスの3人のSSWによる奇跡的な傑作『O Destino do Clã』 2023-12-30 2023-12-30 Brasil, MPB, Music 2023, SSW, ギター, ブラジル, ミナス新世代, ヴォーカル Love13ナナン、ルイスガ&グスタヴィートの共演作『O Destino do Clã』本当に良いアルバムは、1曲目を聴いた時点で名盤を確信する。そんな体験は滅多になく、せいぜい年に数回程度なのだが、そうやって“出会った”アルバムはきっと一生の宝物になる。 ブラジル・ミナスの3人の男性シンガーソングライター、ナナン(Nãnan)、ルイスガ(Luizga)そして グスタヴィート(Gustavito)が共演した2023年作『O Destino do Clã』は、まさにそんな稀有な作品との出会いだった。3人の美しいハーモニー、ナイロン弦ギタ

                            自然や先住民への敬愛に満ちた、ミナスの3人のSSWによる奇跡的な傑作『O Destino do Clã』
                          • カナダ先住民がアイヌ訪問 北海道「価値観を共有」 | 共同通信

                            カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の先住民「ファーストネーションズ」の部族代表らが15日、北海道白老町の「白老アイヌ協会」を訪れ、先住民の権利保護など共通のテーマについて約1時間半にわたり意見交換した。リンダ・プライス首長(64)は「多くの同じ価値観を共有していると感じた。とても心が温まった」と話した。 プライスさんは、政府の同化政策に苦しんだ共通の歴史に言及した上で「カナダでは先住民が国連と連動して活動し、首相が過去の過ちを謝罪した」と述べた。部族の代表者が2年ごとに集まり、政治的問題や解決策を協議するなどの活動も紹介。山丸和幸理事長(75)は「とても参考になり、強い気持ちで国に権利を訴えていこうと思った。今後も交流を続けたい」と語った。 懇談後、ヘラジカの皮で作った靴やアイヌ文様をあしらったコースターなどを贈り合った。 同州政府によると、一行は木材製品の商談などのため政府高官らと共に

                              カナダ先住民がアイヌ訪問 北海道「価値観を共有」 | 共同通信
                            • 温暖化、アマゾンの川幅が1年で半分に…ブラジルの先住民族相「地球はこれ以上耐えられない」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

                              地球温暖化の影響とみられる異常気象は、南米に広がる世界最大の熱帯雨林アマゾンも直撃している。今秋には観測史上最悪の干ばつで河川が干上がり、漁労で生計をたてる先住民の暮らしを脅かした。アマゾンの6割を占めるブラジルのソニア・グァジャジャラ先住民族相は読売新聞の取材に、「『地球はもはやこれ以上の破壊に耐えられない』との警告に世界は耳を傾けるべきだ」と訴える。 ソニア氏はアマゾンの先住民の部族出身。アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に出席し、気候災害の被害を受けやすい未開発地域で生活する先住民の保護策について、各国の指導者らと議論を交わしている。

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                              • オーストラリア先住民族の植物を使った伝統薬にモルヒネの10倍の鎮痛効果 : カラパイア

                                image credit: Steve Fitzgerald/Wikimedia Commons オーストラリアの先住民族(アボリジナル)が昔から伝えてきた伝統的な薬にはモルヒネすら超える強力な鎮痛効果があったようだ。 先住民族ニキナ・マンガラ族の長老ジョン・ワトソン氏はワニに襲われ指を食いちぎられるという悲惨な目にあった。 この時彼は、マングローブに生育する植物の樹皮をちぎって噛み砕き、柔らかくしたものを傷口に塗り鎮痛剤代わりにした。 これを知ったグリフィス大学の名誉教授ロン・クイン氏は非常に驚いた。この植物に鎮痛効果があることを知らなかったからだ。 そこでクイン教授はワトソン氏に協力を仰ぎつつ、強力な鎮痛剤の開発に着手。30年にわたる試行錯誤の末、ついに鎮静剤を完成させた。 この植物由来の鎮痛剤はオーストラリアのアカデミーからも高く評価され、現在2032年開催のブリスベン・オリンピック

                                  オーストラリア先住民族の植物を使った伝統薬にモルヒネの10倍の鎮痛効果 : カラパイア
                                • 【江戸幕府の北方防衛】プーチン大統領「アイヌはロシアの先住民族」 開拓の歴史を抹殺しているのは日本人 中村恵子

                                  ロシアのプーチン大統領江戸幕府は、ロシアの脅威に応じて、蝦夷地(現北海道)や樺太、千島を、松前藩統治と幕府直轄統治で、わが領土として防衛、交渉してきた。同時に領土確定に必要な地図作製も幕府は怠っていない。 1644年の「正保日本御絵図」には、松前藩が自国領とした蝦夷地・樺太・千島が含まれていることをすでに説明したが、1790年には最上徳内が、1802年には近藤重蔵が、蝦夷地・樺太・千島のより実態に近い日本図を作製した。 さらに、幕府の命を受けた北方探検家、間宮林蔵は樺太が島であると確認し、伊能忠敬の蝦夷地未測量地を再測量した。忠敬の21年の「大日本輿地全図」完成に寄与している。 このように、江戸幕府が懸命に守ってきた蝦夷地・樺太・千島のうち、すでに樺太・千島が奪われ、残る蝦夷地も「アイヌのもの」を理由に奪われる恐れが指摘されている。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2018年12月、

                                    【江戸幕府の北方防衛】プーチン大統領「アイヌはロシアの先住民族」 開拓の歴史を抹殺しているのは日本人 中村恵子
                                  • アメリカ先住民のカジノ経営はなぜ成功したのか?ディカプリオ主演映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の背景を第一人者が徹底解説

                                    グラフィックデザイナー、アートディレクター、コピーライターを経て、編集者に転身。デザイン関連の出版社や教育関連の出版社にて、紙媒体・Web・モバイル・アプリ・電子書籍等のサービス/コンテンツ開発、UI/IA改善に従事。30代後半に学び直しのため、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科と、イノベーション教育プログラム「i.school」通年プログラムへ、社会人学生として入学。専門はInformation Architecture。修了後の2019年春に転職し、ダイヤモンド社入社。おもな担当は「経営・戦略デザインラボ」「コロナは音楽を殺すのか?」「激変!チョコレート市場」「世界史でわかる日本史」「伝える!震わす!書く力。」「新時代版 ビジネスフレームワーク集」「家族を困らせない 相続」など。趣味は絵画やデザイン、VJ、プロボノ活動、ワークショップ設計、キャンプ、旅、音楽フェス、

                                      アメリカ先住民のカジノ経営はなぜ成功したのか?ディカプリオ主演映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の背景を第一人者が徹底解説
                                    • 「彼を見つけなければ」─アマゾンの先住民族の“最後の希望”の捜索 | アマゾンの森は誰が権利を有しているか

                                      「逃亡」を続ける男 そこは見渡す限り熱帯雨林しかないような場所だったが、ブラジル政府から派遣された職員はそれを見つけた。雨風をしのぐ、にわか作りのシェルターだ。焚き火はまだくすぶっていた。2人分の足跡、2本のマチェーテ(刀身の長いなた)、そして2つのハンモックが残されていた。 「さっきまでいたんだ」。派遣された職員のひとり、ジャイール・キャンダー(63)は、ヤシの葉の覆いの下で身をかがめてそう言った。そのかたわらで、もうひとりが手早く写真撮影をおこなった。キャンダーは35年間、追跡をかわし続けてきた男の発見に全力を注いできたが、またしても先を越された。 それはピリプクラ族のタマンドゥアという男だ。彼の人生は、まさに逃亡そのものと言っていい。多くの人がその姿を執拗に追うものの、彼が逃れようとしているのは政府当局からでも、敵からでもない。彼は現代文明から逃げ続けているのだ。 タマンドゥアは、ピ

                                        「彼を見つけなければ」─アマゾンの先住民族の“最後の希望”の捜索 | アマゾンの森は誰が権利を有しているか
                                      • 映画にも、オセージ族連続怪死事件とは、米先住民60人超が犠牲に - Plenty of quality

                                        毒物、嫉妬、殺人、野望――。マーティン・スコセッシ監督の最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、20世紀初頭、オクラホマで暮らすオセージ族の富を奪うため、悪に手を染める白人入植者たちの姿を描いた、いかにもハリウッド映画らしいストーリー。この映画の原作は、2017年にベストセラーとなったデイヴィッド・グラン氏のノンフィクション小説『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生』であり、架空の物語ではないのだ……連邦政府が誤った政策を導入し、先住民の土地が生む富を狙う白人入植者の欲望が火に油を注ぎ、この地域の裕福なオセージ族60人以上が命を奪われる事態となった。実際の犠牲者はもっと多いとされている…いったい何が起きたのか? そしてなぜ全容が解明されないままなのか? 映画にも、オセージ族連続怪死事件とは、米先住民60人超が犠牲に | ナショナル ジオグラフィッ

                                          映画にも、オセージ族連続怪死事件とは、米先住民60人超が犠牲に - Plenty of quality 
                                        • 映画にも、オセージ族連続怪死事件とは、米先住民60人超が犠牲に

                                          1923年3月、オセージ族のリタ・スミスと夫のウィリアム・E・スミスは、自宅を爆破されて亡くなった。当時、60人以上のオセージ族が資産目当てに命を奪われた。(PHOTOGRAPH BY BETTMANN ARCHIVE, GETTY IMAGES) 毒物、嫉妬、殺人、野望――。マーティン・スコセッシ監督の最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、20世紀初頭、オクラホマで暮らすオセージ族の富を奪うため、悪に手を染める白人入植者たちの姿を描いた、いかにもハリウッド映画らしいストーリーだ。この映画の原作は、2017年にベストセラーとなったデイヴィッド・グラン氏のノンフィクション小説『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生』であり、架空の物語ではない。 連邦政府が誤った政策を導入し、先住民の土地が生む富を狙う白人入植者の欲望が火に油を注ぎ、この地域の裕福な

                                            映画にも、オセージ族連続怪死事件とは、米先住民60人超が犠牲に
                                          • オーストラリアで国民投票、先住民の声を政策に反映する機関創設に反対多数 - BBCニュース

                                            オーストラリアで14日、先住民の政治的権利を拡大するための計画について国民投票が行われ、圧倒的な反対多数で否決された。

                                              オーストラリアで国民投票、先住民の声を政策に反映する機関創設に反対多数 - BBCニュース
                                            • 豪 先住民の声政策に反映の機関創設 国民投票 反対多数で否決 | NHK

                                              オーストラリアで、先住民の声を政策に反映しやすくするための機関の創設などを含む憲法改正の是非を問う国民投票が行われましたが、反対多数で否決されました。 アボリジニの人たちなど、オーストラリアの先住民をめぐっては、1970年代まで差別的な政策がとられるなどした結果、いまも世帯収入や教育水準が低く、平均寿命も短いなど、格差が解消されていません。 今回の国民投票では▽先住民の声を政策に反映しやすくするための専門機関の創設を憲法に盛り込むことや▽オーストラリアの「最初の人々」であると明記することの是非が問われました。 オーストラリアの選挙管理委員会によりますと、開票作業はほぼ終了し、賛成がおよそ40%、反対がおよそ60%と反対多数で否決されました。 今回の国民投票をめぐってはことし初めには世論調査で賛成が上回っていましたが、▽専門機関の権限が明確ではないとか、▽先住民を優遇することになり、国民の分

                                                豪 先住民の声政策に反映の機関創設 国民投票 反対多数で否決 | NHK
                                              • 先住民の地位を明文化する改憲案 オーストラリア国民投票で否決 | 毎日新聞

                                                オーストラリアで14日、先住民の地位を明文化する憲法改正への賛否を問う国民投票が実施され、否決された。豪ABC放送が伝えた。労働党のアルバニージー首相ら賛成派は改正案を「控えめな要望だ」としたが、改正に必要な支持は広がらなかった。 改憲には、全国で賛成が過半数を占め、かつ全6州のうち4州以上でも過半数に達する必要がある。豪ABCは、全州で反対が多数を占めて改憲案が否決されたと報じた。 今回の国民投票では、アボリジニやトレス海峡諸島の住民を「最初のオーストラリア人」であると憲法に明記し、先住民の意見を政府と議会に反映させる諮問機関「声」の創設を定めた改憲案の賛否が問われた。アルバニージー氏は投票前、「否決されても、先住民の声を聴くための努力を続ける。ただし、投票結果は尊重する」と述べ、今後、「声」の設置法案を提出しないとの立場を示していた。

                                                  先住民の地位を明文化する改憲案 オーストラリア国民投票で否決 | 毎日新聞
                                                • グレタさん、ノルウェー先住民と連帯 風力発電に抗議

                                                  【10月13日 AFP】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さんは12日、ノルウェーの首都オスロで先住民サーミ(Sami)人の抗議行動に参加した。 ノルウェー最高裁は2021年、サーミ人がトナカイを放牧している西部フォセン(Fosen)地方の2か所の風力発電所が、国連(UN)が保証する先住民の権利を侵害していると判断。違法とする判決を下した。だが風力タービン151基がいまも稼働している。 判決から2年目の11日、サーミ人と環境活動家数十人はオスロで風力タービンの取り壊しを要求する抗議行動を開始。翌日合流したグレタさんと共に、風力タービンのうち80基を操業する国営電力会社スタットクラフト(Statkraft)本社の入り口を封鎖した。 グレタさんはAFPに対し「人権侵害が行われているとき、特にスカンジナビアでサーミ人の人権が侵害されているときに連帯を示すこ

                                                    グレタさん、ノルウェー先住民と連帯 風力発電に抗議
                                                  • 先住民女性に避妊具強制装着、損害賠償求め国を提訴 グリーンランド

                                                    グリーンランド・イルリサットでAFPの取材に応じる被害女性の一人(2022年6月27日撮影、資料写真)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【10月3日 AFP】デンマーク領グリーンランドの先住民イヌイット(Inuit)の女性67人が2日、数十年前に子宮内避妊具(IUD)の装着を強制されたとして、国に1人30万デンマーク・クローネ(約630万円)の損害賠償を求める裁判を起こした。 グリーンランドは1953年に植民地から脱したが、依然としてデンマークの支配下にあった。 デンマーク政府による先住民に対する人口抑制策が実施された当時、IUDを強制的に装着された女性たちの多くはまだ10代だった。 デンマークの公共放送DRによると、1960~70年代にこの処置を強制された若いイヌイットの女性は約4500人に上る。 同じくIUDを強制的に装着された経験を持ち、損賠賠償訴訟を主導した心理学者のナ

                                                      先住民女性に避妊具強制装着、損害賠償求め国を提訴 グリーンランド
                                                    • アメリカで大量のリチウム鉱床を発見…しかし、そこは先住民の聖地だった

                                                      Rebecca Cohen,Jessica Orwig [原文] (翻訳:大場真由子、編集:井上俊彦) Sep. 23, 2023, 08:00 AM 国際 35,666 アメリカの火山のクレーターにある鉱床に大量のリチウムが眠っていることがわかった。 リチウムは電気自動車のバッテリーに使用されている金属だ。 クリーンエネルギーにとって、リチウムがアメリカで採掘されるのは画期的なことだが、一方ですでにアメリカ先住民たちは苦境に立たされている。 マクダーミット・カルデラ(McDermitt Caldera)という名前にはおそらく馴染みがないだろう。それは約1600万年前に最後に噴火した火山のカルデラだ。だが、リチウムハンターにとって今世紀最大の「金鉱」の発見だった。 科学者たちは2020年、このカルデラには「イライト(illite)」と呼ばれる珍しい粘土に閉じ込められる形で、世界最大量とも言

                                                        アメリカで大量のリチウム鉱床を発見…しかし、そこは先住民の聖地だった
                                                      • 先住民の島に中国の工場建設計画、立ち退きに激しい反発 インドネシア

                                                        (CNN) インドネシアのリアウ諸島州に中国の大手ガラスメーカーが大規模工場を建設する計画をめぐり、島の先住民が自分たちの集落の取り壊しに反対して激しい抗議運動を展開している。 インドネシアは中国の投資を積極的に呼び込んでおり、7月に行われたインドネシアのジョコ・ウィドド大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談で、この工場の建設計画が発表された。 今月11日、リアウ諸島州のバタム島にある政府庁舎前で、先住民団体と警官隊がにらみ合った。シンガポールの対岸に浮かぶバタム島などの島では大規模開発が計画されている。 都市管理・開発の統括機関BPによると、午前9時ごろまでに最大で1000人がBPのオフィス前に集まり始めた。デモ参加者の多くは工場建設が計画されているレンパン島の先住民で、最初は穏やかだったが、やがてフェンスを破って敷地内に乱入したとされる。 BPトップが介入したものの、群衆

                                                          先住民の島に中国の工場建設計画、立ち退きに激しい反発 インドネシア
                                                        • XユーザーのHirano Takashi 🛩️ 平野高志さん: 「昨日の話に対し、アイヌ先住民族決議(2008年)やアイヌ新法(2019年)を採択すべきでなかったとコメントを寄せる方が数人いらっしゃいましたが、ロシアのナラティブは「日本人はアイヌに酷いことをしてきた」なので、アイヌの権利を守る法整備は、むしろ露プロパガンダへの対抗の意味があるのでは?」 / X

                                                          • 一度は“絶滅”した地球儀みたいな「飛べない鳥」、先住民の土地を約100年ぶりに駆け回る ニュージーランド

                                                            一度は“絶滅”した地球儀みたいな「飛べない鳥」、先住民の土地を約100年ぶりに駆け回る ニュージーランド

                                                              一度は“絶滅”した地球儀みたいな「飛べない鳥」、先住民の土地を約100年ぶりに駆け回る ニュージーランド
                                                            • 論プラス:収奪された先住民の遺骨 尊厳の回復を最優先に=論説委員・竹中拓実 | 毎日新聞

                                                              アイヌ民族の遺骨が集約されている「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内の慰霊施設=北海道白老町で2022年9月29日午後4時27分、千葉紀和撮影 アイヌ民族の遺骨4体が5月、約1世紀ぶりにオーストラリアの博物館から返還され、国内に戻った。世界的に先住民の遺骨返還が進んでいることが背景にある。人類学の発展の陰で不当に収奪された遺骨は多い。国内でもアイヌ遺骨を返還する動きがようやく始まったが、遺骨を大切に思う子孫らの心情が十分に反映されているとは言い難い。戦前に海外で収集された先住民の遺骨の扱いも大きな課題だ。尊厳の回復を最優先に考え、返還の仕組み作りを急がなければならない。 返還は国際的な潮流 アイヌ遺骨の返還は2017年のドイツに続き2例目。今回の遺骨は1910~30年代に豪州の先住民アボリジニの骨との交換で日本の研究者が提供したものだ。先住民の遺骨収集は、骨を分析して人種や民族の来歴を探る人

                                                                論プラス:収奪された先住民の遺骨 尊厳の回復を最優先に=論説委員・竹中拓実 | 毎日新聞
                                                              • 信仰深いペルーの先住民族を恐怖に陥れたUMA「皮をはぐもの」の正体が判明 : カラパイア

                                                                ペルー北部にある先住民族が住む村で、今年7月以降、身長2m以上のエイリアンのような謎生物が浮遊しているのが何度も目撃されていた。 それは、地元の人々に古くから伝わるUMA「皮をはぐ者(ロス・ペラカラス)」だと噂され、村中に脅威が広がる中、少女がナイフで喉の一部を切られて病院に搬送されるという事件が起きた。 その後、パトロールが強化され、ペルー国家検察庁がついにその正体を突き止めた。 やはり人間の仕業だったようだ。違法な金採掘集団がジェットパックに乗って、村人らを驚かしていたのだという。

                                                                  信仰深いペルーの先住民族を恐怖に陥れたUMA「皮をはぐもの」の正体が判明 : カラパイア
                                                                • 「宙に浮くエイリアンに、毎晩襲われている!」ペルーの先住民が軍に救援を要請

                                                                  15歳の少女が襲われる その村にはペルーの先住民イキトゥ族が住んでおり、7月からエイリアンのような姿をしたものが、村を毎晩襲っているという。 そのエイリアンは身長が7フィート(約2.1m)もあり、大きな頭と黄色がかった目をしているそうだ。 実際に村に住む15歳の少女が後ろからエイリアンにつかまれ、抵抗したところ、首を切られてケガを負ったという。 On July 29th, a 15 years old girl was rescued by villagers of San Antonio de Pintuyacu after she was anesthetized and hit by anomalous beings that dragged her for about 150 feet. pic.twitter.com/ZZGXizmujh — Rony Vernet 🇧🇷 (

                                                                    「宙に浮くエイリアンに、毎晩襲われている!」ペルーの先住民が軍に救援を要請
                                                                  • なぜイースター島の先住民はモアイ像を残して絶滅したのか…島に上陸したヨーロッパ人が見た衝撃の光景 - Plenty of quality

                                                                    なぜイースター島の先住民はモアイ像を残して絶滅したのか…島に上陸したヨーロッパ人が見た衝撃の光景 最後に作られたモアイ像が意味すること | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

                                                                      なぜイースター島の先住民はモアイ像を残して絶滅したのか…島に上陸したヨーロッパ人が見た衝撃の光景 - Plenty of quality 
                                                                    • なぜイースター島の先住民はモアイ像を残して絶滅したのか…島に上陸したヨーロッパ人が見た衝撃の光景 最後に作られたモアイ像が意味すること

                                                                      なぜ太平洋の絶海に巨大な石像があるのか ヨーロッパ人が1722年に初めてイースター島に上陸したとき(オランダの冒険隊は未発見の大陸を探していた。そんなものはなかったのに愚かである)、そこで目にしたものにびっくり仰天した。高さは21メートル以上、重さは約90トンもあるかという巨大な石像が、絶海の小さな孤島のあちこちに立っていたからだ。 現代の技術力もなければ、木が1本もないポリネシアのこの島に、いったいぜんたい、どうしてこんなものがあるのか? ごたぶんにもれず、オランダの船乗りたちの好奇心はそう長くはもたなかった。つまり、さっそくヨーロッパ人におなじみのことをし始めた。はっきり言うと、誤解続きのやりとりのあげく大勢の地元民を撃ち殺した。 続く数十年で、さらに多くのヨーロッパ人がこの島にやってきた。そして、もっぱら彼らが「発見した」ばかりの地でやりがちな定番のふるまいをした。たとえば死にいたる

                                                                        なぜイースター島の先住民はモアイ像を残して絶滅したのか…島に上陸したヨーロッパ人が見た衝撃の光景 最後に作られたモアイ像が意味すること
                                                                      • 先住民は「信じていない」...幻覚を求める欧米人が熱狂した「アヤワスカ・ツーリズム」の実態

                                                                        <幻覚体験を求める欧米人のニーズに合わせて観光化された、アマゾンの治療儀礼のいま。『アステイオン』98号より「商品化されたアヤワスカと残された空気信仰──現代を生きるシピボの「治療師」」を転載> 南米大陸の8カ国を跨いで広がるアマゾン盆地には、同地域における総人口の約9%にあたる200万人超(※1)、約350の民族集団(※2)から構成される「アマゾンの先住民」が暮らしている【写真1】。 このうち、ブラジルに次ぐ先住民人口を擁するペルーには、51の民族集団からなる約33万人の先住民がいるという(※3)。 本稿が光をあてるのは、その数3万4000人と言われる(※4)ペルー東部アマゾンの先住民、シピボ・コニボ(以下、シピボ)の「オナヤ」と呼ばれる治療師たちの今である【写真2】。

                                                                          先住民は「信じていない」...幻覚を求める欧米人が熱狂した「アヤワスカ・ツーリズム」の実態
                                                                        • ブラジル、国勢調査したら先住民数が倍増してた | スラド

                                                                          ブラジル地理統計院(IBGE)が7日発表した2022年の国勢調査の結果、国内の先住民数が2010年の調査から約2倍に増えたそうだ。今回初めてアマゾン森林の遠隔地まで出向いて調査を行ったなどの調査方法変更が原因とみている。2010年の調査では把握されていたのは89万6917人なのに対し169万人となった。グアジャジャラ先住民相によると、多くの先住民が自身の身分を特定されることに問題を感じなくなっていると指摘。「以前は殺害を恐れて身分を隠さざるを得なかった」と述べた(ロイター)。 nemui4 曰く、

                                                                          • 先住民族としてのアイヌの権利 | | 小坂田裕子 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                            サケ捕獲権の確認を求める訴訟を起こすため札幌地裁に入るラポロアイヌネイションのメンバーら=札幌市中央区で2020年8月17日、山下智恵撮影 日本政府はアイヌを先住民族と認めていますが、先住民族としての権利は保障していません。北海道ではアイヌ民族にとって大切なサケ漁の権利保障を求める「サケ捕獲権確認訴訟」も行われています。 国際人権法が専門で、『先住民族と国際法』などの著書がある中央大学大学院教授の小坂田裕子さんに聞きました。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ ――日本政府がアイヌ民族を先住民族と認めるまで随分時間がかかりました(※1)。 小坂田氏 政府に「日本は単一民族国家」という思い込みが強くありました。また、アイヌは長く差別を受けてきたために、出自を明らかにしない人が多かったのです。 そのためもあってアイヌとして把握される割合が、他国の先住民族に比べて小さかったこともあります(※2)。 民

                                                                              先住民族としてのアイヌの権利 | | 小坂田裕子 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                            • 米紙が報じる「日本の先住民アイヌの、アイデンティティを守るための闘い」 | 民族差別からの逃げ場はないのか

                                                                              民族差別からの逃げ場はないのか 米紙が報じる「日本の先住民アイヌの、アイデンティティを守るための闘い」 アイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」の会長、差間正樹。伝統的なサケ漁をする権利を取り戻そうと闘ってきた Photo: Chang W. Lee/The New York Times

                                                                                米紙が報じる「日本の先住民アイヌの、アイデンティティを守るための闘い」 | 民族差別からの逃げ場はないのか
                                                                              • 日本が輸入に頼るウラン、その鉱石が転がる「聖地」とは ウサギが消え薬草は色あせ… 先住民「苦しみ気付いて」:東京新聞 TOKYO Web

                                                                                「これがウラン鉱石だ」。米西部ユタ州南東部、先住民の聖地として保護区域に指定されているベアーズ・イヤーズ国定公園内の山あいで、ユート族のマイケル・バッドバック(55)は斜面に転がる黄色い岩石を指さした。「数十年前のウラン鉱山が、放置されているんだ」。計測器が示す空間放射線量は毎時1.63マイクロシーベルトを指し、日本政府が除染の目安とする1時間当たり0.23マイクロシーベルトを大幅に超えていた。

                                                                                  日本が輸入に頼るウラン、その鉱石が転がる「聖地」とは ウサギが消え薬草は色あせ… 先住民「苦しみ気付いて」:東京新聞 TOKYO Web
                                                                                • 先住民の「命の源」奪った巨大ダム 中国と手を結んだ米の裏庭はいま | 毎日新聞

                                                                                  中南米は歴史的に米国の影響力が強く、その「裏庭」と呼ばれる。だが国力を増した中国は近年、浸透を図る。その一つが中米のホンジュラスだ。中国は資金力を背景に巨大な水力発電ダムの建設を支援し、関与を強化。ホンジュラスは今年3月、台湾と断交し、中国と国交を樹立した。しかし、巨大ダム建設で生活環境が急激に悪化し、下流域に住む先住民たちは不信感を募らせている。 ホンジュラス東部、カリブ海沿いの都市プエルトレンピラから6人乗り軽飛行機で約1時間飛ぶと、眼下に緑一色の大地が広がった。隣国ニカラグアまで広がる密林地帯は「ラ・モスキティア」と呼ばれる。面積はホンジュラス側だけで岩手県より少し広い169万ヘクタール。ミスキト族やタワカ族など数万人の先住民が暮らす。 密林を縫うように走る全長約500キロのパトゥカ川をカヌーで進んだ。気温は37度。湿気を帯びた暑さで汗が止まらない。ミスキト族の案内人兼通訳、オルラン

                                                                                    先住民の「命の源」奪った巨大ダム 中国と手を結んだ米の裏庭はいま | 毎日新聞