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冷泉彰彦の検索結果1 - 40 件 / 85件

  • JR「計画運休」の大失敗。台風直撃で露呈した低スキル首都・東京 - まぐまぐニュース!

    週明けの首都圏を大混乱に陥れた、台風15号に対するJR東日本の「計画運休」。様々な悪条件が重なったとはいえ、なぜここまでの「大失敗」となってしまったのでしょうか。米国在住の作家で鉄道事情に詳しい冷泉彰彦さんが、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』でその原因を分析するとともに、どうすればこのような事態を回避できたのかについて考察しています。 台風15号における計画運休失敗、その原因は? 結論から申し上げますと、今回9月8日に関東地方に上陸した台風15号に関して行われた、JR東日本の「計画運休」は失敗でした。これだけ多数の駅で入場制限に追い込まれ、その場合に駅の外で長蛇の列が半日近く発生し、台風一過のフェーン現象による猛暑の中、過酷な状況に乗客を放置したというのは失敗以外の何物でもありません。 この問題に関しては、休業や自宅勤務を決断できなかった各事業所、事前に休校を決定できなかった学

      JR「計画運休」の大失敗。台風直撃で露呈した低スキル首都・東京 - まぐまぐニュース!
    • もはや笑うしかない。日本の生産性をダメダメにした5つの大問題 - まぐまぐニュース!

      前回、「日本経済をスカスカにした真犯人、日本発『多国籍企業』の罪と罰」で、「2つの日本経済の分裂」に我が国の空洞化の原因を求めた、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。さらに冷泉さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、先進国の中で最低にまで沈んだ日本の生産性再浮上を阻む「5つの問題点」の存在を指摘しています。 【関連記事】● 日本経済をスカスカにした真犯人、日本発「多国籍企業」の罪と罰 日本の生産性はスカスカ 日本的空洞化の研究その2 日本生産性本部という団体があります。正直に毎年「労働生産性の国際比較」を公表しており、2018年12月には「日本の時間当たり労働生産性は47.5ドル(4,733円)、OECD加盟36カ国中20位」などというプレスリリースを出しています。今年もそろそろ2019年の分を出すのだと思いますが、とりあえずこの2018年バージョンを見てみると、 2017年

        もはや笑うしかない。日本の生産性をダメダメにした5つの大問題 - まぐまぐニュース!
      • 2020年!はてなユーザー最強決定戦! アメリカ大統領選カップ!開催!

        元データ firestorage.jp/download/ceed059c53135a49300e3cc0a4a8994b855259cc バイデンユーザー名 ブクマコメントスター記事タイトル記事URLb:id:aa_R_waiwai さすがに今回は無理じゃないかなあ、という気はする。前ほど接戦という感じがない。 米在住の私が、それでもやっぱり「トランプが勝つ」と思う5つの理由(安部 かすみ) ┃ マネー現代 ┃ 講談社(1/6) b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.ismedia.jp/articles/-/76219 b:id:h5dhn9k 私も[バイデンが勝つ]に賭けとこ。確かにトランプ現象の下地は解消されないままだろう。でも[トランプにやって欲しい政策]はトランプ以外でも出来る。次は[賢いトランプ]が出現すると思う。 取材の感じ、まるで4年前 本当にトラン

          2020年!はてなユーザー最強決定戦! アメリカ大統領選カップ!開催!
        • 「発展途上」ではない。日本を衰退途上国に落とした5つのミス - まぐまぐニュース!

          30年に渡り景気の減速が続く日本。どれだけ現政権が自らの経済対策の「効果」をアピールしようとも、私たち庶民が好景気を実感することが出来ないのが現状です。なぜ我が国はこのような惨状に陥ってしまったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、日本が「衰退途上国」に堕ちた原因を考察しています。 2020年の呪い 日経新聞というのは、日本の会社社会と言いますか、財界を代表する新聞ですが、時々妙に反省モードになることがあります。割に多いのが、年初の連載記事というもので、今年の場合は「逆境の資本主義」という現代の資本主義論で、割と力作のようです。 その日経の「反省モード連載」の中で、最大のヒットとなったのが1997年に掲載した「2020年からの警鐘~日本が消える」だと思います。当時は、相当に話題になりましたし、単行本化もベストセラーになっています。

            「発展途上」ではない。日本を衰退途上国に落とした5つのミス - まぐまぐニュース!
          • 有名大学の法学部教授でありながら警察官になったリベラルの女性が描く「警察の素顔」 Tangled Up in Blue

            作者:Rosa Brooks Publisher : Penguin Press 発売日:February 9, 2021 Hardcover : 384 pages ISBN-10 : 0525557857 ISBN-13 : 978-0525557852 適正年齢:PG15 難易度:7 ジャンル:ノンフィクション/回想録 キーワード/テーマ:アメリカの警察、Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)、警察不信、市民と警察の対立、犯罪、 2020年は、Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)運動への賛同が全米に広まるのと同時に、警察や警察官への批判が高まった。「defund the Police」というリベラル左派のスローガンは、警察への予算をカットしてそれをコミュニティー支援やソーシャルサービスに回すことを求めるものだった。 しかし、保

              有名大学の法学部教授でありながら警察官になったリベラルの女性が描く「警察の素顔」 Tangled Up in Blue
            • GSOMIA破棄「米は無関心」 日韓消耗戦、打開策は:朝日新聞デジタル

              日韓関係の悪化が止まらない。日本側がまさかと思っていた、韓国による軍事情報包括保護協定(GSOMIA〈ジーソミア〉)破棄。国交正常化から54年、打開策は見えず、深刻な事態だ。 冷泉彰彦さん 作家・ジャーナリスト 1993年から米国に住み、国際情勢を観察し続けていますが、日韓の対立については、ほとんど報道がありません。米国の3大ネットワークや報道専門テレビチャンネルでも目にしませんでした。国際報道が比較的豊富な新聞でも「各国の地域ニュース」の延長で解説記事を載せていた程度で、リアクションもまずありません。 米国務省、米国防総省の専門家は韓国への懸念を表明したのかもしれませんが、トランプ米大統領はさほど関心を払っていません。安全保障での日米韓の枠組みが脆弱(ぜいじゃく)となった事態が露呈してしまったかもしれません。 究極の自国第一主義のトランプ氏は、北朝鮮がいくらミサイル発射を繰り返しても、自

                GSOMIA破棄「米は無関心」 日韓消耗戦、打開策は:朝日新聞デジタル
              • 日本経済の恥部が露呈した、みずほ銀行システム障害の「終った感」 - まぐまぐニュース!

                2月28日に全国で発生したみずほ銀行の大規模なシステムトラブルですが、そこに至るまでの背景には極めて深刻なものがあるようです。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、当トラブルの原因を分かりやすく解説。さらにこの事件は日本経済の恥部を露呈したものであると断罪した上で、根本的な解決策を取らなければ銀行全体が吹っ飛ぶと強い言葉で警告しています。 みずほのシステムトラブルに見る「終った感」 ATMが止まって吸い込んだ通帳が出てこないとか、これは本当かどうか知りませんが、ATMコーナーの自動扉が動かなくなって閉じこめられた人が出たという報道があります。こうなると、ベンダーの中で悪意をもったエンジニアが、クライアントに仕掛けた時限爆弾のようなものと思えます。 勿論、これは完全に冗談ですが、仮に意図的に妨害した人がいたとしたら、事態としては「まだまし」とも言えます

                  日本経済の恥部が露呈した、みずほ銀行システム障害の「終った感」 - まぐまぐニュース!
                • 住所と名前が相当ヤバい日本人。炙り出されたマイナンバーカード問題の深刻さ - まぐまぐニュース!

                  連日のように報道されている、マイナンバーカードを巡るトラブルの数々。その大きな原因のひとつとして我が国の住所表記が挙げられ、ネット上でも議論が活発化しています。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、問題の根本は「入力データの不揃い」にあると指摘。さらにそのデータである日本の住所や氏名が、どれだけ「煩雑」なものであるかを詳しく解説しています。 ※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2023年6月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 住所ばかりか氏名もヤバい。マイナカード運用が上手くいかない当然の訳 マイナカードの運用がうまく行っていないようですが、コンピュータのシステムというのは、Aと入力したらBを返すというようなロジックを組み立てる中で、キチンとした「要件定義」を行う必要があるわけです。そ

                    住所と名前が相当ヤバい日本人。炙り出されたマイナンバーカード問題の深刻さ - まぐまぐニュース!
                  • 日本経済をスカスカにした真犯人、日本発「多国籍企業」の罪と罰 - まぐまぐニュース!

                    新聞各紙は今冬のボーナス支給額、そしてトヨタ自動車の純利益がそれぞれ過去最高を記録したと伝えていますが、我々一般庶民が「好景気」を肌で感じることは難しいと言っても過言ではありません。その一因に「日本経済の分断」があるとするのは、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、このような分断が生じた理由を明らかにするとともに、日本経済が「スカスカ」になった原因を考察しています。 【関連記事】● もはや先進国ではない。なぜ、日本経済はスカスカになったのか? 引き裂かれた日本経済 日本的空洞化の研究その1 日本経済の空洞化が止まりません。いつの間にか、日本経済はスカスカになっています。格差、貧困、ブラック労働に子どもの貧困、こうした問題が国内では進行しています。 今回の消費税アップでは、前回の3%アップ時に消費が低迷したことの再来を恐れて、軽減税率やポイン

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                    • 叩かれるベネッセ。元社員が見抜いた入試民間委託を引き受けた訳 - まぐまぐニュース!

                      以前掲載の「落胆の三木谷氏。ゴリ押し英語民間試験『身の丈』発言への恨み節」でもお伝えしたとおり、導入見送りとなった大学入試への英語民間試験の活用ですが、一部野党は国語の「記述式」の採用についても反対の姿勢を見せています。両科目に「深く関わっている」とされ批判的な報道の的となっているのが、ベネッセコーポレーション。そもそもなぜベネッセは、民間委託事業を引き受けるに至ったのでしょうか。米国在住の作家で同社の前身企業「福武書店」に在籍経験のある冷泉彰彦さんが、メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、ベネッセが最終的に請け負った要素を考察しています。 大学入試の民間委託、業者も好きでやっているとは思えない理由 英語の民間試験構想が政治的思惑で潰されたかと思ったら、今度は改革への反発は国語の入試にも向かっているようです。つまり、新テストの国語科目における「記述式」の導入にあたって、採点を民間委託す

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                      • カネカ、阪急の大炎上。お粗末な「無自覚」が招いた最悪の結末 - まぐまぐニュース!

                        育休明けの社員に転勤命令を出したカネカ、あまりに時代にそぐわぬ中吊り広告を大規模に展開した阪急電鉄、ハイヒール・パンプス強制を容認するかのような答弁を行った根本厚労相の3者に対して批判が高まっています。一体何が彼らを「大炎上」の中心に据えてしまったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんが自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』でその原因を探っています。 カネカ、阪急、厚労相、どうして広報対応に失敗したのか? 育休明けに「下の子がいる共働き家族」であるのに転勤命令を出して、それが退職につながった、そんな一つのツイートから炎上したのが「カネカ」です。一部には、その退職した元社員が起業準備をしていたので、仕方のない話であるとか、企業側を擁護する報道もあるようです。 ですが、それはともかくカネカは、最終的に「育休明けの転勤命令」を認めるプレスリリースを出しましたし、社長の社内向けメールも流

                          カネカ、阪急の大炎上。お粗末な「無自覚」が招いた最悪の結末 - まぐまぐニュース!
                        • エプスタイン事件が飛び火した伊藤穣一MITメディアラボ所長の支援サイト立ち上がる

                          <疑惑の投資家に絡むスキャンダルが、MITメディアラボにも飛び火したが、窮地に立たされたメディアラボ所長伊藤穣一氏を支援を表明するサイトが立ち上がり、インターネット界の著名人が名をつられている> 近年ではNHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」の番組司会者として日本でも全国的に知られるようになった伊藤穣一氏(MITメディアラボ所長)。世界的に「Joi」の愛称で知られるその伊藤氏が、未成年性的虐待の被告の大富豪が拘置所で怪死したというジェフリー・エプスタイン関連のスキャンダルに絡んで、MIT学内で窮地に立たされているが、そんな伊藤氏に対して先日(8月最終週)、「辞めないで("Please do not step aside")」と呼びかけるメッセージが書かれた支援表明のサイト「In Support of Joi Ito」が作られた。 MITメディアラボとの関わりは、大きな問題ではない

                            エプスタイン事件が飛び火した伊藤穣一MITメディアラボ所長の支援サイト立ち上がる
                          • 五輪延期では済まぬ。韓国式「新型肺炎」検査が日本経済を潰す訳 - まぐまぐニュース!

                            2月27日に安倍首相が突如発表した全国一斉休校が、各方面で大きな波紋を呼んでいます。なぜ政府は、混乱が予想されるこのような判断をするに至ったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、今回の対策の真意、すなわち「国策」をあぶり出すとともに、もしも日本がこの先韓国のようにPCR検査を拡大した場合、経済崩壊に追い込まれる危険性があることを指摘しています。 全国小中高一斉休校、問題を抱えたギャンブルか? それにしても唐突でした。改めて振り返ってみると、 2月25日(火)……基本方針発表、重症者増加回避策を最優先 2月26日(水)……基本方針に追加してイベント自粛要請 2月27日(木)……全国一斉休校方針発表 2月29日(土)……総理会見 という順序だったわけですが、いかにも急な判断であったという印象です。イベント全面自粛や全国一斉休校というのが、予

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                            • クルーズ船で露呈。自分より有能な部下の意見を聞けぬ日本の官僚 - まぐまぐニュース!

                              クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」において、新型コロナウイルスの感染拡大防止に失敗した日本政府。厚労相は感染症専門医の岩田健太郎氏の「告発」も黙殺し、結果的に世界から批判を浴びることとなってしまいましたが、その原因はどこにあるのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で今回、前例主義と形式主義に汚染された官僚主義の弊害をその主因として上げ、この問題のために救える命が救えないということが起きる可能性もあると警鐘を鳴らしています。 問題は、自分より優秀な人材を管理できない、指導できない人物 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で発生していた不十分な防疫体制の問題は、現時点でも厚生労働省は 主要な感染は2月5日以前のもの 2月19日以降の日本国内へ向けた下船方法に誤りはなかった 船内で業務にあたっていた厚労省職員と医師への検査は不要 という立場

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                              • 東大は違法団体?ニューヨーク・タイムズが東大を大批判した理由 - まぐまぐニュース!

                                我が国の「最高学府のトップ」は、ジェンダーフリーの潮流に逆行しているようです。今月9日、米有力紙「ニューヨーク・タイムス」は、女子学生比率が20%に満たないとして東京大学を批判する記事を大々的に掲載。これを受け、米国在住の作家で東大卒の冷泉彰彦さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』に、東大の状況を改善させるための「17の提言」を記しています。 女子学生比率20%以下、こうなると東大は違法団体 12月9日に「ニューヨーク・タイムス(NYT)」紙版は東大の女子学生比率が20%に満たないことを痛烈に批判する記事を掲載しました。A10面のほぼ全面を使っての記事ですから、何とも恥ずかしい限りです。大学の恥だけでなく、国の恥だと思います。上野千鶴子名誉教授が入学式で「東大の女性差別体質」を告発するスピーチを行ってから8ヶ月が経ちましたが、結局東大は変わっていないということだと思います

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                                • 民放の地上波TV終焉か。Netflixの攻勢で加速する負のスパイラル - まぐまぐニュース!

                                  全世界で1億人以上の有料会員数を誇る動画配信サービスNetflixが、日本への攻勢を強めています。日本語コンテンツの質も高く、目の肥えた視聴者をすでに虜にしつつありますが、この流れを「外資による二重の意味での日本侵略」とするのは、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、そのように判断せざるを得ない理由を記すとともに、動画配信サービスのみならず、今やあらゆる産業分野で進む外資の収奪により、日本人全体が「無駄な不幸」を深めるのは問題だと指摘しています。 改革の遅れにつけ込む外資の攻勢、やや過剰では? ここへ来て、ネットによるTV番組のストリーミング・サービスが拡大してきました。アメリカでは、ディズニーなどが猛烈な宣伝を行っていますが、やはり最初に大規模な成功を収めたNetflixに勢いがあるのは否定できないところです。 そのNetflixは、日本

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                                  • 日本のPCR検査数が増えない深刻な事情。原因は「政治の弱さ」か - まぐまぐニュース!

                                    日本のPCR検査数の少なさについて、国内はもとより海外からも非難の声が数多く上がっています。このまま「患者数の実態がつかめない国」とみなされてしまえば、国際的に多くの不利益を被ることにもなりかねません。一体なぜ我が国は検査数を増加させることができないのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、考えられる10の可能性を挙げそれぞれについて詳細に分析・解説しています。 PCR検査数抑制、考えられる10の可能性 新型コロナウィルスに関するPCR検査ですが、韓国や欧米と比較すると、日本の場合は件数が極端に少ないことが問題視されています。単に少ないだけでなく、検査件数を絞るために「37.5度4日間」という謎のルールが設定されていた期間には、現場がこれに縛られた中で救命失敗の事例も報告されています。 また社会として感染者の実数把握ができない中では、

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                                    • 元農水事務次官に息子殺害を選択させた「日本の世間」の恐ろしさ - まぐまぐニュース!

                                      社会に大きな衝撃を与えた、元農水事務次官の熊澤英昭容疑者が長男を刺殺したとされる事件。先日掲載の「元農水事務次官『川崎殺傷』引き金、『殺すしかない』書き置きも」等でもお伝えしたとおり、川崎市の20人殺傷事件が一つのトリガーとなって起きてしまった悲劇ですが、熊澤容疑者に「長男殺害」以外の選択肢は残されていなかったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんが自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、その背景を分析・考察しています。 世間の重さと家族、アメリカの場合 元農林水産省事務次官の76歳の男性が、「川崎の20人殺傷事件を知り、長男が人に危害を加えるかもしれないとも思った」という理由で、44歳の長男を刺殺したという事件は、社会に衝撃を与えています。 一部には、早速この容疑者に対する擁護論も出ています。 例えば、被害者は「小学校の運動会の音がうるさい」と腹を立てていたそうで、加害者であ

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                                      • ついにオンキヨーも身売り。なぜ日本のオーディオ産業は傾いたか - まぐまぐニュース!

                                        オーディオメーカーの名門として知られるオンキヨーが、その柱とも言える音響事業の外資への売却を発表、波紋が広がっています。これまでも多くの日本企業がオーディオ業界からの撤退を余儀なくされていますが、そんな状況を「無条件降伏」とするのは、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』でなぜこのような事態に陥ったのかを分析するとともに、その「敗北の本質」を理解しなければ国内の他の業種も同じ運命を辿る危険性があるとしています。 日本のオーディオ産業、無条件降伏の原因 5月16日に一斉に報じられたようですが、歴史の長い音響機器(オーディオ)メーカーの、オンキヨーは主力の家庭用AV事業の売却に向けアメリカのサウンド・ユナイテッドなどと協議するという「基本合意」を発表しました。 では、家庭用AV機器のビジネスを売却した後はどうするのかというと、今後はヘッドホン

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                                        • もはや昭和の頃とは別の国。日本で「桁ちがいの格差」が急拡大している理由 - まぐまぐニュース!

                                          日本社会にあって、もはや広がる一方の感すらある格差。かつては「一億総中流」などと言われた我が国で、なぜここまで格差が拡大し定着してしまったのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、その理由を徹底的に考察。詳細な分析で明らかになった「悪しき日本型格差」の元凶を解説しています。 ※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2023年5月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 隠されてすらいる事実。なぜ日本にここまで悪しき格差が広がったのか 今世紀に入って最初に格差の問題が話題になったのは、2006年から07年の第一次安倍政権の時代でした。当時は「団塊2世=ロスジェネ」が30代半ばに差し掛かる中で、正規雇用に就けないグループと、そうでないグループの「差」が顕著になっていたのでした。そこで、当時

                                            もはや昭和の頃とは別の国。日本で「桁ちがいの格差」が急拡大している理由 - まぐまぐニュース!
                                          • カネカの次はアシックスが大炎上。日本企業がパタハラ地獄な理由 - まぐまぐニュース!

                                            育休取得後の男性が社内で不当な扱いを受けるという「パタニティ・ハラスメント(パタハラ)」が続々発覚し、話題となっています。かねてから日本企業における「育休」の取りづらさは問題視されていますが、なぜいつまで経っても改まる気配すらないどころか、パタハラなどという事態が発生してしまうのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんが自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で分析・考察しています。 育休明けのパタハラ、悪いのは人事部だけでない可能性 育児休業を取得後に子会社への出向を命令されたとして、スポーツ用品メーカー「アシックス」の男性社員が「不当な配置転換」であるとして、会社を訴えているそうです。その、出向先での職務内容は「倉庫で段ボールを運んだり、靴の部品を袋詰めしたりする業務」だったそうです。 この男性ですが、記事によれば2011年にアシックスに入社し、スポーツのプロモーションを担当。長男

                                              カネカの次はアシックスが大炎上。日本企業がパタハラ地獄な理由 - まぐまぐニュース!
                                            • リニア問題は政治ショーだった…?静岡県・川勝知事「迷走」の正体(冷泉 彰彦) @moneygendai

                                              ループする「JR東海への不信感」発言 2027年の開通を目指して工事の進むリニア中央新幹線(品川=名古屋間、全長約286km)では、11月22日には神奈川県相模原市内で神奈川県駅(仮称)の起工式が行われるなど、各工期における工事が進捗している。11月26日には岐阜県瑞浪市内で掘削中の日吉トンネルの本抗内部が報道陣に公開された。 だが、現時点では計画通りの開通には「黄信号」が灯っているのは残念ながら事実だ。南アルプスを横断するトンネルが8.9kmだけ通過する静岡県内区間について、静岡県の川勝平太知事が工事の許可を渋っており、予定通りの着工のメドがついていないからだ。 最新の状況だが、問題解決を目指して赤羽一嘉国土交通相が調整に乗り出している。赤羽国交相は、リニア中央新幹線工事に伴う環境対策について国・県・JR東海による三者協議を主導しようとしたが、川勝知事はこれを拒否。その理由として、赤羽大

                                                リニア問題は政治ショーだった…?静岡県・川勝知事「迷走」の正体(冷泉 彰彦) @moneygendai
                                              • 日本経済衰退の元凶。中曽根政権が5年間に渡って犯した「大罪」 - まぐまぐニュース!

                                                去る11月29日、101歳で亡くなった中曽根康弘元首相。メディアではその功績を称える報道ばかりが目立ちますが、当然ながら別の見方もあるようです。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、中曽根氏が政権を担った1982年からの5年間を「日本の経済敗戦への重要な転換点」とし、そう判断する理由を冷静な筆致で記しています。 【関連記事】 ● 日本経済をスカスカにした真犯人、日本発「多国籍企業」の罪と罰 ● もはや笑うしかない。日本の生産性をダメダメにした5つの大問題 中曽根政権の5年間で、日本はスカスカ経済へと舵を切った 空洞化の研究その3 中曽根康弘氏が亡くなりましたが、世間にあふれている弔辞は、どれも退屈なものばかりです。日米同盟は強固、国鉄改革は成功、経済が強かった時代、韓国や中国とも蜜月、ということで、まるで聖人君子のような賛辞にあふれているのです

                                                  日本経済衰退の元凶。中曽根政権が5年間に渡って犯した「大罪」 - まぐまぐニュース!
                                                • 終戦記念日に「原爆ネタで悪ふざけするアメリカ人」への「伝え方」を考える(映画『バービー』の話)|FINDERS

                                                  CULTURE | 2023/08/15 終戦記念日に「原爆ネタで悪ふざけするアメリカ人」への「伝え方」を考える(映画『バービー』の話) 【連載】あたらしい意識高い系をはじめよう(44) 【連載】あたらしい意識高い系をはじめよう(44) 8月11日から、日本のSNSで大変物議を醸していた映画『バービー』が公開されています。 本国アメリカでは、映画史上に残るレベルの特大ヒット映画であった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を、さらにほんの少し上回る記録的な大人気になっていますし、世界中でも、例えば中国などで意外にも大きなヒット作になっているというニュースを見かけました。 一方日本では、この映画に関してアメリカのSNSで巻き起こった『原爆をネタにした悪ふざけ』とセットの印象になってしまいました。 私は『バービー』を公開日に見て、これはなかなか名作だし、世の中に言われているような「単純に男

                                                    終戦記念日に「原爆ネタで悪ふざけするアメリカ人」への「伝え方」を考える(映画『バービー』の話)|FINDERS
                                                  • 追い詰められた首都。東京は本当にロックダウンすべきなのか? - まぐまぐニュース!

                                                    新型コロナウイルス感染症の拡散防止のため、海外各都市で取られている都市封鎖、いわゆる「ロックダウン」。ここに来て感染者が急増している東京においても、ごく近うちに同様の措置が取られるのではとの声が各所で上がっていますが、もはや避けることはできないのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では、事実上の外出禁止令が発令されているニュージャージーに住む冷泉彰彦さんが、様々な要素を鑑みつつ東京にロックダウンが必要か否かを考察しています。 東京は都市封鎖(ロックダウン)すべきなのか? 東京に関しても、このまま経路不明の感染者が増加したり、大規模クラスターが発生したりした場合には、都市封鎖という判断を迫られるかもしれません。そのためには準備が必要です。また、東京には東京の方法もあり、それ以前の問題として、そこまでしなくてはならないのか、という点の検討も必要です。 既に実施されているニュ

                                                      追い詰められた首都。東京は本当にロックダウンすべきなのか? - まぐまぐニュース!
                                                    • 敗北トランプ「北朝鮮亡命説」の現実度。“12月来日”に警戒せよ - まぐまぐニュース!

                                                      大接戦の末、第46代大統領就任が確実となったバイデン氏。しかしトランプ大統領は選挙で不正が行われたと主張し結果を受け入れず、慣例となっている敗北宣言も拒否しています。トランプ氏は今後、どこに着地点を見出すのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住の作家・冷泉彰彦さんが、「北朝鮮への亡命」を含めた展開され得るシナリオを考察しています。 名誉ある敗北を拒むトランプ、今後のシナリオは? 各メディアが一斉にバイデン当確を打ったのは、11月7日(土)の午前11時40分頃(米国東部時間)でしたが、その日の朝に、トランプは1つのツイートをしました。 弁護団会見、11時にフィラデルフィアのフォーシーズンズで というのがその内容です。世界中の報道陣は一斉にフィラデルフィアを目指したのですが、やがて第2のツイートが流れました。 本日、大記者会見、11時半にフィラデルフィアのフ

                                                        敗北トランプ「北朝鮮亡命説」の現実度。“12月来日”に警戒せよ - まぐまぐニュース!
                                                      • 詰んだ日本。千葉の大停電で判った衰退の一途を辿る島国の行く末 - まぐまぐニュース!

                                                        先日掲載の「台風15号被害で森田健作知事『誰が悪いわけではない』の無責任」で、台風による二次災害を「危機管理の失敗」と断じた米国在住の作家・冷泉彰彦さん。さらに冷泉さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、千葉県が襲われた被害により鮮明になった「我が国全体が直面する大きな問題」を指摘しています。 台風被災の千葉県に見る、衰退のストーリー 今回の台風15号による千葉県の被災については、読者の方から次のようなコメントをいただきました。 「いまひとつスッキリしないことがあります。日本は毎年のように台風被害が出る国であるにも関わらず、2週間経っても問題が一向に解決しないのは勿論千葉県の対応が悪いにつきますが、国全体が疲弊していることを象徴しているからだと思います」 これは私も強く感じていたことです。今回の経緯は危機管理の失敗ですが、その背景には、この問題があり、むしろこの「国の疲

                                                          詰んだ日本。千葉の大停電で判った衰退の一途を辿る島国の行く末 - まぐまぐニュース!
                                                        • アニメに罪はない。京アニ事件を招いてしまった「実社会」の問題 - まぐまぐニュース!

                                                          35名もの才能あふれる方々の命が失われた、京都アニメーション放火事件。その原因が、アニメの「作り手側」にもあるとする意見が大きな議論を呼んでいます。そんな中で、「アニメに罪はない」とするのは、米国在住の作家・冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』の中で、そう結論づけるに至った理由を記しています。 アニメに罪はない、責任は実社会にある 2019年7月18日に発生した京都アニメーション第1スタジオへの放火殺人事件では、犠牲者の数が35名となる一方で、本格的な捜査は進展していません。 そんな中で、アニメ業界の内部と周辺から、今回の事件を文化論として問題提起をしようという動きが出てきています。 代表的なものは、京アニに在籍していたこともある山本寛監督の一連の発信です。 個人のブログに発表した「僕と京都アニメと、『夢と狂気の12年』と『ぼくたちの失敗』」は、3年前に山本

                                                            アニメに罪はない。京アニ事件を招いてしまった「実社会」の問題 - まぐまぐニュース!
                                                          • 足らなすぎる医療機関(保健所) 弱すぎる行政にしたツケ - geopoliticsさんの日記(無回転思考)

                                                            日本はどこもかしこも緊縮財政でして余力が全くない。 (状況)「腹が減っている」と(対策)「どう腹を満たすか」は別問題。日本は「どう満たすか」で揉めている(というか案がない)。 公務員が少なすぎる 保健所関連 医療従事者がキャパシティオーバー 検査は熟練の業 和歌山県は大阪府の力を借りた 保健所は縮小している 以前から足らないと言われていた 輸送問題 備忘録(追記) 仕分け事業で削った (追記)PRC検査まとめ なぜ医療崩壊するのか なぜ絞るのか? 陽性患者をどこに置くの? 公務員が少なすぎる gendai.ismedia.jp WEB特集 コロナと闘う公務員たち 厚労省“コロナ本部” 現場の保健所は | NHKニュース 東京新聞:<新型コロナ>国立感染研 現場は悲鳴 歴代政権下で人員・予算減:政治(TOKYO Web) 保健所関連 全国の保健所は平成4年には852か所ありましたが、平成の大

                                                              足らなすぎる医療機関(保健所) 弱すぎる行政にしたツケ - geopoliticsさんの日記(無回転思考)
                                                            • 大炎上のセブンペイ問題でわかった、日本企業の「深刻なリスク」 - まぐまぐニュース!

                                                              7月1日にサービスが開始されるや不正アクセスの被害が相次ぎ、わずか3日で新規登録やすべてのチャージサービスが停止となった7pay。セブンイレブンが社運をかけて臨んだはずの同サービスは、なぜこのような「憂き目」を見る状況となってしまったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、スキルのない人間がトップに立てる日本企業の制度に問題があるとして、その理由を記しています。 トホホな「7pay」騒動、スキルのないトップはオワコン 鳴り物入りでスタートしたにも関わらず、直後に巨額の不正利用事件を起こしてしまい、大コケになってしまった格好の「7pay」ですが、具体的には何が悪かったのでしょうか? 勿論、生年月日入力が必須でなく、空欄にしておくと一律のバリューを自動設定してくるとか、登録アドレスに一旦メールを返す軽度の「2段階認証」もしていない、スマホの特

                                                                大炎上のセブンペイ問題でわかった、日本企業の「深刻なリスク」 - まぐまぐニュース!
                                                              • 衆院「4月解散説」の大バクチ。国民をバカにする政治家の厚顔無恥 - まぐまぐニュース!

                                                                ワクチン接種も遅々として進まずコロナ禍に喘ぐ国民も多い中、突如降って湧いた衆議院の「4月解散」説。そもそもなぜこの時期に総選挙を行う必要があるのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、与党が解散を決意した9つの考えうる理由を挙げるとともに、政権に対してあまりに国民をバカにしていると猛批判。さらに野党の側の責任についても厳しく追求しています。 4月解散説は、まるで有権者をバカにした話 今週になって、いきなり「4月解散」などという説が出てきました。非常に不思議なタイミングですが、考えられる理由としては、 1)10月に衆議院は任期満了となるが、その直前の解散だと「解散ができずに追い込まれた」感が濃くなって、惨敗の可能性がある。約半年前の4月なら、総理として「解散権を行使したという勢い」は出る。 2)五輪の海外無観客は、世論的にはプラスであり、少な

                                                                  衆院「4月解散説」の大バクチ。国民をバカにする政治家の厚顔無恥 - まぐまぐニュース!
                                                                • 三陸鉄道はなぜ「復興のシンボル」になったのか

                                                                  東日本大震災が発生したのは金曜日の午後だった。週明けの3月14日、3月から4月にかけて予定されていた『週刊東洋経済』の特集テーマをすべて震災関連の内容に差し替えることになった。私は当時、週刊東洋経済編集部に所属しており、年1回の鉄道特集のほか、さまざまな特集に携わってきた。例年この時期は日本経済の基礎知識、財務諸表の読み方、営業ノウハウといった新入社員向けの特集を行うことが多いが、日本経済に及ぼす影響、福島原発問題など、すべて震災に絡んだ内容に差し替えられた。 私のチームが準備してた特集テーマも鉄道に変えられないかと編集長から打診された。東北の各地を走る鉄道はあちこちで寸断されていたが、死者・行方不明者1万8000人という惨状の前に鉄道の被害状況が大きく報道されることはなかった。鉄道にフォーカスした特集は「あり」だと思った。 鉄道復旧の実情を伝えたい ただ、通常の特集と比べると社内記者が取

                                                                    三陸鉄道はなぜ「復興のシンボル」になったのか
                                                                  • 究極のムダ。日本の学校が「夏休み廃止」を決断すればすべて上手く回る訳 - まぐまぐニュース!

                                                                    いよいよスタートまで1ヶ月を切った子供たちの夏休み。レジャーや里帰り等の心躍るイベントが満喫できる一方、毎年子供ばかりではなく親までもが「大量の宿題」に悩ませられる期間でもあります。そんな宿題ばかりか、夏休みそのものの必要性に疑問を投げかけているのは、プリンストン日本語学校高等部主任を務める米国在住作家の冷泉彰彦さん。冷泉さんは自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で今回、夏休みの廃止が有益である理由を示すとともに、それ以外にも日本の教育界が捨て去るべき悪弊の数々を列挙しています。 ※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2022年6月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 この記事の著者・冷泉彰彦さんのメルマガ 初月¥0で読む 教育現場の悪習、即刻廃止すべき点の数々 もうすぐ夏休みの季節を迎えます。コロナ禍の中で、色々な

                                                                      究極のムダ。日本の学校が「夏休み廃止」を決断すればすべて上手く回る訳 - まぐまぐニュース!
                                                                    • IOCとの契約を公開せよ。東京五輪「辞退で補償金1200億請求」の真偽 - まぐまぐニュース!

                                                                      新型コロナ感染症の収束が見込めず国内外で五輪開催中止を求める声が高まる中、「開催辞退を申し出た場合、IOCから莫大な補償金を請求される」という風説がまことしやかに語られています。はたしてそれは真実なのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉彰彦さんが、そのような噂話が「怪談」のように語られることを危惧するとともに、政府や開催都市である東京都が全国民に今すぐ明らかにすべきことを記しています。 東京五輪をめぐるカネの話を怪談にするな 東京五輪の開催問題をめぐって、賛成反対さまざまな意見が飛び交っているようです。ちなみに、アメリカの雰囲気ですが、現時点では五輪そのものがそれほど話題になっていません。NYタイムスや、ワシントンポストが開催への悲観論を掲げ始めましたが、こうした論説は「一部のニュースマニア」にしか届いていないのが現状です。 アメリカの場合は五輪の

                                                                        IOCとの契約を公開せよ。東京五輪「辞退で補償金1200億請求」の真偽 - まぐまぐニュース!
                                                                      • 竹中平蔵氏が抱える心の闇。日本が日本であることへの不信と絶望 - まぐまぐニュース!

                                                                        11月末に「#竹中平蔵つまみ出せ」というタグがツイッターでトレンド入りするなど、ここに来てにわかに激しい批判に晒されている竹中平蔵氏。その他さまざまなメディアでも竹中氏についての批評が展開されていますが、識者はどう見ているのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、「非正規雇用を増やした張本人」というバッシング理由に対しては抵抗感があるとし、竹中氏が本当に批判されるべき点を鋭く指摘しています。 【関連】竹中平蔵よ大罪を償え。元国税が暴く賃下げと非正規、一億総貧困化のカラクリ 【関連】「#竹中平蔵つまみだせ」の声に本人も戦々恐々?非正規激増の戦犯に高まる批判 【関連】竹中平蔵氏に逃げ道なし。元国税が暴くパソナと政府間「黒いカネ」の流れ 【関連】元国税が暴く竹中平蔵氏の住民税脱税疑惑「ほぼクロ」の決定的証拠 竹中平蔵氏、批判されるべきは成長

                                                                          竹中平蔵氏が抱える心の闇。日本が日本であることへの不信と絶望 - まぐまぐニュース!
                                                                        • 希望なき都市「東京」を捨てよ。日本経済をイチから救う真の方法 - まぐまぐニュース!

                                                                          「地方創生」が叫ばれて久しい我が国ですが、地盤沈下が進む一方の地方経済。このまま少子化が進めば、消滅する都市が出てくるとの調査結果も存在します。そんな状況を、このまま手をこまねいて見ているしかないのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、空洞化する地方が「経済のクオリティを上げる方法」を考察しています。 空洞化する地方、創生という欺瞞(日本型空洞化の研究) 田中角栄政権から、中曽根康弘政権まで約15年間の間に、もしかしたら日本には本当に先進国入りすることのできるチャンスがあったかもしれない、そう考えています。ですから、非常に大雑把な括りをすると1975年から1990年の15年間は、一種の過渡期(トランジション)として、日本という国は歴史的な運命によって試されていたのだと言えます。 その試験に残念ながら日本は落第したのでした。産業構造を

                                                                            希望なき都市「東京」を捨てよ。日本経済をイチから救う真の方法 - まぐまぐニュース!
                                                                          • 自民よりタチが悪い。野党がかんぽ不正事件を本気で追及しない訳 - まぐまぐニュース!

                                                                            先日掲載の「令和元年最後の闇。かんぽ不正事件はどこまで腐っているのか?」等でもお伝えしている通り、膿の噴出が止まらないかんぽ生命を巡る問題。なぜこのような言語道断な「事件」が起きてしまったのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんは今回、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』で、3つの論点からこの問題の分析を試みています。 「かんぽ生命」スキャンダル、3つのナゾとは? かんぽ生命に関しては、高齢者をターゲットに不適切な販売が行われていたというスキャンダルが出たと思ったら、今度は、その問題に対する総務庁の「処分案などの情報」がかんぽ生命側に「漏洩していた」というスキャンダルが飛び出しました。 その結果として、総務省の鈴木茂樹事務次官がクビになっています。どんどん悪が暴かれて、どんどんウミが摘出されているようで、何となく「良いニュース」のように受け止められていますが、本当なのでしょうか?

                                                                              自民よりタチが悪い。野党がかんぽ不正事件を本気で追及しない訳 - まぐまぐニュース!
                                                                            • 『はじめてのおつかい』がアメリカで論争を巻き起こしているが「アメリカの子供は単独行動を許されないから自立が遅れている」という問題提起があったようだ

                                                                              ニューズウィーク日本版 @Newsweek_JAPAN 『はじめてのおつかい』がアメリカで巻き起こした大論争……保護責任が厳しく問われるアメリカでは、子どもを一人でお使いに出すことは「非常識極まりない」はずだが(冷泉彰彦) newsweekjapan.jp/reizei/2022/04… #アメリカ社会 #教育 #日本文化 2022-04-20 17:25:01 リンク Newsweek日本版 『はじめてのおつかい』がアメリカで巻き起こした大論争 <保護責任が厳しく問われるアメリカでは、子どもを一人でお使いに出すことは「非常識... 112 users 521 sagi(漢字変換禁止) @Sagisi_P RT 世界的に配信された「はじめてのおつかい」がアメリカで論争を巻き起こしている、という話 アメリカの子供は単独行動を許されないから自立が遅れているという問題提起がされてるのは、なかなか

                                                                                『はじめてのおつかい』がアメリカで論争を巻き起こしているが「アメリカの子供は単独行動を許されないから自立が遅れている」という問題提起があったようだ
                                                                              • 洋画の邦題問題はどこに帰着すればいいのか - ちいさなねずみが映画を語る

                                                                                洋画沼を中心に絶対炎上しそうな記事を見つけてしまった。というかTLに怒りを伴って流れてきた。 www.sbbit.jp 筆者は英国沼を攻めていったらいわゆる「単館系のマイナー作品の洋画」ばっかり見続ける有様となってしまった人間なので、ちょっと胸が痛い話である。『女王陛下のお気に入り』に歓喜したばかりなので尚更なのだが、今回はちょっとここを掘り進めてみたいと思う。 どうせ炎上目当ての記事だろうけど マーケティング上の目標は間違ってない、だけど…… 作品への愛は無くてもいい、最低限敬意を持ってほしい ものを伝えることの難しさは確かにある 反知性主義 映画ファンの力はそんなに小さいのか? そもそも「ダサい邦題」は本当に成功しているの? 単館系?マイナー映画でしょ? - とんでもない! 他にも色々ありますが 投稿後追記 どうせ炎上目当ての記事だろうけど もう炎上させることを目的として書いてる気がす

                                                                                  洋画の邦題問題はどこに帰着すればいいのか - ちいさなねずみが映画を語る
                                                                                • 今の日本は「衰退途上国」。在米作家が断言した根拠と4つの大問題 - まぐまぐニュース!

                                                                                  日本人自身にあまり実感は無いものの、世界的に見れば確実に進んでいるのが「衰退」の二文字です。その原因は今や「少子高齢化」だけではなく、複雑な問題がいくつも絡み、そして解決の糸口も見えないのが現状なのかもしれません。米国在住作家の冷泉彰彦さんは、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』の中で、以前より日本の現状を表すキーワードとして使用してきた「衰退途上国」という言葉の意味と、その根拠となる4つの点をそれぞれ明確に示しながら解決しています。 【関連】「発展途上」ではない。日本を衰退途上国に落とした5つのミス ニッポン「衰退途上国」論 ある読者の方から、「衰退途上国という言葉が頭からはなれません」というメッセージをいただきましたので、今回はこれをテーマにお話をしたいと思います。 この「衰退途上」という考え方ですが、これは独立した概念ではありません。そうではなくて、より大きな概念である「日本

                                                                                    今の日本は「衰退途上国」。在米作家が断言した根拠と4つの大問題 - まぐまぐニュース!