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分析哲学の検索結果1 - 18 件 / 18件

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分析哲学に関するエントリは18件あります。 哲学philosophy などが関連タグです。 人気エントリには 『「分析哲学」の使命は”論理の明晰化”にあり – 『フィルカル』編集長・長田怜氏』などがあります。
  • 「分析哲学」の使命は”論理の明晰化”にあり – 『フィルカル』編集長・長田怜氏

    分析哲学という分野をご存知だろうか。アメリカやイギリスなどの英米圏では、哲学といえば分析哲学のことを指すほどメジャーな分野になっている。日本でも研究が盛んに行われており、3年前には若い世代の研究者が中心となり「分析哲学と文化をつなぐ」をコンセプトとした『フィルカル』という雑誌も創刊された。編集長を務める長田怜氏に、分析哲学とは一般的に思い浮かべる哲学とはどのように違うのか、『フィルカル』とはどのような雑誌なのか、お話を伺った。 分析哲学ってどんな学問? ——まずはじめに分析哲学とはどんな分野か、他の哲学との違いについて教えてください。 おそらく、日本人が思い描く哲学者のイメージというのはドイツやフランスの「大陸哲学」の哲学者だと思います。ハイデガーやデリダなどの大家の哲学者がたくさんいて、彼らが主張していることを丹念に読み解くのが哲学であるというイメージを抱いている方は多いのではないでしょ

      「分析哲学」の使命は”論理の明晰化”にあり – 『フィルカル』編集長・長田怜氏
    • Greg Frost-Arnold「「分析哲学」の興隆: いつ、どのようにして人々は自らを「分析哲学者」と呼ぶようになったのか - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

      Frost-Arnold, Greg (2017). The Rise of ‘Analytic Philosophy’: When and How Did People Begin Calling Themselves ‘Analytic Philosophers’? In Sandra Lapointe & Christopher Pincock (eds.), Innovations in the History of Analytical Philosophy. Palgrave Macmillan. pp. 27-67. タイトルは「分析哲学」が括弧に入っているのがポイントで、「分析哲学の興隆」ではなく、「語「分析哲学」の興隆」。「分析哲学」という用語の普及の歴史を追った論文。 目次 1 序 2 動機 3 いつ? 3-1 境界を見る: ネーゲルの記事、最初の教科書、最初のアンソロ

        Greg Frost-Arnold「「分析哲学」の興隆: いつ、どのようにして人々は自らを「分析哲学者」と呼ぶようになったのか - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
      • 小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ 第2回「オーストリア的」な知はいかに立ち現れたか〜ドイツ近代哲学との対峙の中で:Daily PLANETS

        小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ 第2回「オーストリア的」な知はいかに立ち現れたか〜ドイツ近代哲学との対峙の中で 分析哲学研究者・小山虎さんによる、現代のコンピューター・サイエンスの知られざる思想史的ルーツを辿る連載の第2回。アメリカに亡命して情報科学の土台を築いたフォン・ノイマン、ゲーデル、タルスキの3人に通底する「オーストリア的」な知の脈絡とは? その探求は、19世紀のドイツ統一運動以降の中欧諸邦の大学制度と学派形成へと遡っていきます。 「オーストリア哲学」とは何か 「オーストリア哲学」という言葉をご存知だろうか? 哲学では、「フランス哲学」や「東洋哲学」のように、国や民族、地域の名称を冠した分類がよく用いられる。「オーストリア哲学」もその一つである。とはいえ、この言葉を聞いたことのある人は専門家の中ですら、かなり少ないはずだ。ドイツ

          小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ 第2回「オーストリア的」な知はいかに立ち現れたか〜ドイツ近代哲学との対峙の中で:Daily PLANETS
        • 分析哲学批判の一つのパターンについて - #EBF6F7

          分析哲学批判の一つのパターン 分析哲学批判には一つのパターンがある。 いくつか例を挙げてこれを示そう。 山口尚による分析哲学批判は、一言で言えば分析哲学のスポーツ性を問題にしている。 この「スポーツ性」なる性質は「「手を変え、品を変え」という迂遠なやり方で何とかアプローチしてみたい」という彼の言葉どおり、記事では定式化されていない。 気になる方はぜひ直接読んでいただきたいが、この記事でもいずれスポーツ性の内実に関する記述に触れることになる――思わぬかたちで。 「スポーツ」という表現の参照元はジョン・マーティン・フィッシャーの言葉である。 私はかつてハリー・フランクファートが述べた次の不満がよく分かる。それは、彼の事例をめぐる文献はいまや「若者のスポーツ」だ、という不満である。 分析哲学のスポーツ性に対する不満はフランクファート、フィッシャー、山口に共通のもののようだ。 さらに、山口の記事に

            分析哲学批判の一つのパターンについて - #EBF6F7
          • 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ | 遅いインターネット

            フォン・ノイマン、ゲーデル、それにタルスキ。20世紀科学革命の牽引役となり、現代のコンピューターサイエンスの礎を築いた彼らの知の背景には、中欧オーストリアで育まれた科学と哲学の伝統がありました。分析哲学研究者・小山虎さんが、新大陸アメリカで開花した情報技術の知られざる出自を探ります。 ついに書籍化が決定した連載「知られざるコンピューターの思想史」より、連載時から大幅に加筆修正を加えた序章を全文無料公開します。 フォン・ノイマンやゲーデル、タルスキら現代のコンピューターサイエンスの礎を築いた偉人たちの「知られざる」系譜を追う本書。 序章では、ノイマン・ゲーデル・タルスキ3人が集ったとある学術会議から、コンピューターと思想史の重なりを明らかにします。

              知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ | 遅いインターネット
            • 哲学者が、「分析哲学は、衰退しつつある」と悲観するワケとは? 翻訳:「分析哲学の終焉」, リアム・コフィー・ブライト - 本の結合子

              訳者解説: 本文: 訳者解説: 哲学者が、「分析哲学は、衰退しつつある」と論じる記事です。ツイッターで知りました。この主題は、著者の研究領域と関係があるようです。著者リアム・コフィー・ブライト氏はロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて、主に社会認識論という分野を専門としています。助教授です。社会認識論はトマス・クーンやミシェル・フーコーの仕事まで遡る事ができる*1、哲学の中でも社会的志向が強い分野のようです。 業績を見ると、研究業界において女性や黒人であることがその地位に及ぼす影響に関するものがあります。「アフリカーナ哲学」を専攻の一つに挙げており、「たぶん私は世界で唯一の公式なアフリカーナ哲学者かもしれません!」と述べています。あくまで印象ですが、社会的志向とアイデンティティという2つの関心は、次に翻訳した記事にもよく現れているように思います。 直前の記事では自分の仕事を一つ一つ取り

                哲学者が、「分析哲学は、衰退しつつある」と悲観するワケとは? 翻訳:「分析哲学の終焉」, リアム・コフィー・ブライト - 本の結合子
              • 私の「分析哲学」についてのノートーーワークショップ「分析哲学を振り返る/分析哲学のこれからを考える」(2018/04/06)での発表原稿|山口尚

                私の「分析哲学」についてのノートーーワークショップ「分析哲学を振り返る/分析哲学のこれからを考える」(2018/04/06)での発表原稿 2018年4月6日(金)に名古屋大学で「分析哲学を振り返る/分析哲学のこれからを考える」というワークショップがあった。もう二年も前の話だ。会の案内がまだインターネット上に残っており、その url は次である。 http://www.is.nagoya-u.ac.jp/dep-ss/phil/kukita/events/workshop-on-past-and-future-of-analytic-philosophy.html この案内にも書いてある通り、私の考えでは、〈論証を通じて真理を発見する〉という分析哲学の自己イメージはこの知的営みがより良い方向へ伸長していくことの妨げになっている。それゆえ私は《分析哲学のベターなイメージが求められる》と考えてい

                  私の「分析哲学」についてのノートーーワークショップ「分析哲学を振り返る/分析哲学のこれからを考える」(2018/04/06)での発表原稿|山口尚
                • 分析哲学的なスタイルでニーチェを解釈する――21世紀のニーチェ研究最前線(前編) |じんぶん堂

                  記事:春秋社 ニーチェの肖像 1875年頃 書籍情報はこちら ニーチェ研究の最前線へ 19世紀ドイツの哲学者ニーチェ(1844〜1900年)。哲学者としては随一の知名度と人気を誇りながらも、難解で型破りな思想の持ち主。本書はそんないまいちつかみどころのない哲学者に関する研究書です。 原著者のブライアン・ライターは、現在世界で最も影響力のあるニーチェ研究者といえます(ちなみに法哲学の分野でも国際的に著名な人物です)。原著の第一版は2002年に刊行されたのですが、それ以来きわめて多くのニーチェ研究文献で参照されており、まちがいなくここ数十年で世界的に最も重要なニーチェ研究書と呼べるほどです。ニーチェ哲学、とくにその倫理学や『道徳の系譜学』を研究するためには、避けては通れない必読書と評価できるでしょう。 このように本書は第一級の研究書で、しかも大著ではあるのですが、対象読者層は専門家に限られませ

                    分析哲学的なスタイルでニーチェを解釈する――21世紀のニーチェ研究最前線(前編) |じんぶん堂
                  • 分析哲学者のためのベルクソン『時間と自由』入門|山口尚

                    『時間と自由』という邦題が与えられることの多いベルクソンの著書 Essai sur les données immédiates de la conscience、いわゆる『〈意識の直接与件〉論』、の内容を分析哲学者が容易にアクセスできるような仕方で提示する、というのが以下の目標です。分析哲学者がつまずきがちな点をそのつど指摘するよう努めたいと思います。 引用に際しては、合田正人・平井靖史訳『意識に直接与えられたものについての試論――時間と自由』(ちくま学芸文庫、2002年)を用います。また以下においてこの本を指示する際には『時間と自由』という短い呼び名を用いることにします。 はじめに前置き的なことを書きます。 ベルクソンの自由論を分析哲学者が読む際には、彼/彼女は《ベルクソンがやろうとしていることが、そもそも分析哲学者がやろうとしていることと異なる》という点を押さえねばなりません。例えば

                      分析哲学者のためのベルクソン『時間と自由』入門|山口尚
                    • 飯田隆選『分析哲学 これからとこれまで』読者のための分析哲学ブックリスト - 株式会社 勁草書房

                      勁草書房では「分析哲学」と呼ばれる分野の哲学書をたくさん刊行してきました。主に英語圏で発展し、現代哲学のスタンダードとして定着している分析哲学ですが、日本ではいまひとつなじみがないという方もいるかもしれません。 このたび小社では、日本におけるこの分野の第一人者として、長年「分析哲学とは何か」という問いに向き合ってきた飯田隆先生のエッセイ集、『分析哲学 これからとこれまで』を刊行いたしました。哲学とは何か、分析哲学とは何か、哲学は今後どこへ向かうのかといった問題を、多くの人に開かれた言葉で論じたエッセイの数々をおさめています。 こちらのページでは、さらに分析哲学に親しんでもらうために、飯田隆先生おすすめの分析哲学書をご紹介いたします。「日本語で書かれたオリジナルなもの」、「専門書ではなく、一般の読者向けに書かれたものを主とする」という基準で選書いただいています。 リストを通して、日本でも分析

                      • 【オンライン講義付き】小山虎『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』 | PLANETS公式オンラインストア powered by BASE

                        ▼オンライン講義が視聴できます 本ストア購入の特典として、著者である小山虎さんが本書のポイントを解説したオンライン講義のアーカイブ動画を視聴できます。 【オンライン講義】 100分de(本書のポイントがわかることで、ぐっと読みやすくなる)『知られざるコンピューターの思想史』 (ライブ配信済み) 【概要】 現在の私たちの欠かせない社会環境となっているアメリカ発のコンピューターという発明の背後に、ドイツやオーストリアの哲学の伝統はどのように関係しているのか? 17〜20世紀にかけての科学・哲学の思想運動を牽引した膨大な登場人物が交錯する本書を読み解くポイントについて、さまざまな分野の人文書・学術書の読書会コーディネーターとして活躍する酒井泰斗さんを聞き手にお迎えし、この分野を初めて学ぶ方にもわかりやすく小山さんが解説します。 【開催日時】 2022年7月23日(土)20:00〜(開催済み) 【

                          【オンライン講義付き】小山虎『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』 | PLANETS公式オンラインストア powered by BASE
                        • 【新連載】小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ 第1回 フォン・ノイマン、ゲーデル、タルスキと一枚の写真:Daily PLANETS

                          【新連載】小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ 第1回 フォン・ノイマン、ゲーデル、タルスキと一枚の写真 今回から、分析哲学研究者の小山虎さんによる新連載「知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ」がスタートします。インターネットや人工知能など、現代の情報テクノロジーを築いた知の根幹には、アメリカに流れ着いた意外な哲学的潮流の開花があった…? 二度の大戦をまたぐ20世紀社会の激動を背景に、その知られざるルーツに迫る壮大な思想史絵巻が、いま紐解かれます。 1946年、プリンストン 一枚の写真がある。1946年9月にアメリカのプリンストン大学創立200周年を記念して開催された「The Problems of Mathematics(数学の諸問題)」という数学の会議での、参加者たちの記念撮影だ。 写真出典:htt

                            【新連載】小山虎 知られざるコンピューターの思想史──アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ 第1回 フォン・ノイマン、ゲーデル、タルスキと一枚の写真:Daily PLANETS
                          • 小山虎『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』好評発売中!! | PLANETS/第二次惑星開発委員会

                            小山虎『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』が好評発売中です。 フォン・ノイマン、ゲーデル、そしてタルスキ。 現代のコンピューターサイエンスの礎を築いた偉人たちを育んだオーストリア哲学の系譜とは? 二度の世界大戦をまたぎ、新大陸アメリカで開花した情報技術と分析哲学の知られざるルーツをたどる、気鋭の分析哲学研究者による野心的な思想史です。 中欧オーストリアを中心に活躍し、20世紀の科学革命を牽引した哲学と数学の立役者たちは、アメリカの地にどんな「理想」を植え継いだのか。 ほとんど接点のなさそうに見えるコンピューター・サイエンスと分析哲学という二つの学問知のルーツを繋ぎ、その土壌となった大学制度や研究機関の成り立ちや文化風土も視野に入れながら解説します。 PLANETS公式オンラインストアにて好評発売中!! 【公式オンラインストア限定】オンライン講義に参

                              小山虎『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』好評発売中!! | PLANETS/第二次惑星開発委員会
                            • Amazon.co.jp: 分析哲学 これからとこれまで (けいそうブックス): 飯田隆: 本

                                Amazon.co.jp: 分析哲学 これからとこれまで (けいそうブックス): 飯田隆: 本
                              • 分析哲学をやっているひとはもっと『資本論』に関心をもってもよいのでは?|山口尚

                                私は分析哲学を専門としているが、そうした立場からつねづね《分析哲学をやっているひとはもっとマルクスとエンゲルスの『資本論』に関心をもってもよいのではないか》と感じる。なぜなら、一方で現状において《分析哲学者の多くは『資本論』のことを知らない》と言わざるをえないが、他方で《この作品は分析哲学者の好む仕方で読むことができる》とも言えるからだ。本ノートは、分析哲学を好む性質のひとの心内に、『資本論』への関心を喚起することを目指す。 議論の出発点としてひとつのパズルを考察しよう。それは「交換をめぐるパズル」と呼ばれうるものだ。パズルの設定は以下。 物々交換を行なうマーケットがあるとする。そこでは例えば、山のひとが野菜を出品し、海のひとが魚を出品する。より具体的には、Xは一定量のニンジンを提示し、Yは一定量のイワシを提示し、双方が合意して交換が成立する、などが行なわれる。さて――ここで生じうる問いだ

                                  分析哲学をやっているひとはもっと『資本論』に関心をもってもよいのでは?|山口尚
                                • なぜ今!?「エンドレスエイト」の悪夢を分析哲学で読み解く本がループまみれの奇書だった | オモコロブロス!

                                  ……え!? エンドレスエイトの本!? 2018年に!? 『エンドレスエイトの驚愕 ハルヒ@人間原理を考える』p.389 何いってんの????? キョンくんでんわ 哲学者が書いた「エンドレスエイト」読解本が出た…2018年に 『エンドレスエイトの驚愕 ハルヒ@人間原理を考える』という本を読みました。2018年に出た本です。 著者は三浦俊彦。東京大学文学部教授で、美学・分析哲学の専門家です。 読んでみたらハチャメチャに面白くてためになり抱腹絶倒、狂気と恐怖と謎のカタルシスすら感じるとてつもなく変な本だったのでご紹介します。 エンドレスエイトって? アニメ『ポプテピピック』で、30分の前半・後半で同じ映像を繰り返していることが話題になりましたが…… もっとヤバい「繰り返し」が昔もありましたよね? そう、「エンドレスエイト」です。 アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズ最大の驚愕と絶望と議論を巻き起こ

                                    なぜ今!?「エンドレスエイト」の悪夢を分析哲学で読み解く本がループまみれの奇書だった | オモコロブロス!
                                  • 分析哲学、言語哲学入門におすすめ 【分析哲学講義】 - 「好き」をブチ抜く

                                    記事の内容 今回は、「分析哲学講義(青山拓央)」という本を紹介する。 分析哲学とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれない。しかし、英米哲学では、分析哲学が柱になっている。 一般的に哲学と言われるものと線引きは難しいが、特徴は、我々の言語による認識を前提に哲学していくこと、と言われている。 だから、言語そのもの、言語と論理などをどんどん深掘りしていく。 今回は、言語の中でも、「意味」に注目する。これはまさに、私たちの日々のコミュニケーションにも関わることだ。一体どうやって、私たちは「意味」のある会話をしているのだろう?その根拠はどこにあるんだろう? その分析は、あのウィトゲンシュタインにまで及ぶ。彼の哲学に興味ある人にも、役立つ記事になるはずだ。 これら疑問の整理のために、本書から何点か内容をまとめさせてもらう。 それでは、目次をご覧ください。 記事の内容 分析哲学講義 青山拓央 意味はどこに

                                      分析哲学、言語哲学入門におすすめ 【分析哲学講義】 - 「好き」をブチ抜く
                                    • 分析哲学入門 【書評・まとめ】 論理で哲学する感覚を養う!! - 「好き」をブチ抜く

                                      記事の内容 分析哲学という言葉、聞いたことがあるだろうか? 日本での馴染みは薄いのかもしれない。しかし、英米での主流な哲学の一つが分析哲学 である。 ざっくりといううならば、哲学的な議論をする際に、使われる概念をより論理的に分析していこう、というものだ。 「分析哲学はカラッとして明るいから好きだ」という言葉を、著者は学生から聞いたのだという。分析哲学の哲学的方法や議論のスタイルのことを、こう表現したらしい。 議論の方法そのものが、誰もが納得するような論理・理屈でなされるからだろう。ここが、普通の哲学とはちがうところだ。 「論理って何だろう?」と好奇心がある人にはとくにオススメしたい。 今回の記事では、論理哲学入門ににオススメな本を紹介する。 記事の内容 分析哲学入門 八木沢敬 理屈を言おう 何を分析するのか 分析の終わり 分析哲学のざっくりとした歴史的流れ 心とは? おすすめ本・記事 分析

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