議会の解散は、成立するのかしないのか。東京の千代田区で混乱が続いています。議会が区長を偽証などの疑いで刑事告発することを決めたことについて、区長は「実質的な不信任だ」として議会の解散を表明しましたが、議員側は「法的な効力はない」として、30日も議会を開いています。 東京 千代田区の石川雅己区長(79)は、区内のおよそ1億円のマンションの部屋を家族と所有していますが、この部屋は一般には販売されず、土地の所有者や得意客に提供される「事業協力者住戸」と呼ばれる部屋だったことが明らかになっています。 この問題について、区議会は石川区長が百条委員会でうその証言をしたなどとして、偽証などの疑いで刑事告発することを決めましたが、区長は28日「実質的な不信任だ」として議会の解散を表明し、議長に通知しました。 地方自治法では、不信任の議決が行われた場合に、区長は議会を解散することができるとしていますが、今回