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古代の検索結果281 - 320 件 / 565件

  • ポンペイ遺跡で馬車発掘、イタリアで「類がない発見」

    イタリアの古代ローマ都市ポンペイ付近で発掘された馬車(2021年2月27日、ポンペイ考古学公園提供)。(c)AFP PHOTO / POMPEII ARCHAELOGICAL PARK / HANDOUT 【2月28日 AFP】イタリア南部の古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)の近くで、装飾を施した馬車が「ほぼ完全な形で」発掘された。ポンペイ考古学公園(Archaeological Park of Pompeii)が27日、発表した。国内では「類がない」発見だという。 出土した馬車は四輪のもので、厩舎(きゅうしゃ)に面したポルチコ(柱で支えられた屋根つきの玄関)で見つかった。厩舎からは2018年に馬3頭の骨が発掘され、うち1頭は馬具を装着した状態だった。 考古学公園は「儀礼で用いられた四輪馬車が、鉄の部品や、手の込んだ青銅やスズの装飾物、石化した木の残骸、有機物(縄から花飾りまで)の痕

      ポンペイ遺跡で馬車発掘、イタリアで「類がない発見」
    • ロンドンの古代遺跡から“中国人”の骨が出土! 古代ローマ世界の通説を覆す発見に衝撃広がる (2016年10月4日) - エキサイトニュース

      ロンドンにあるローマ時代の墓地から、22体の人骨が発掘された。それらを分析したところ、その中の2体の骨は何と中国人らしい。マルコポーロがアジア文化を初めて西欧に持ち込んだといわれていたが、この発見によれば、それよりもはるか1000年も前に古代ローマには中国人が住んでいたことを示しているのだ。 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/10/post_11081.html】 ■古代ローマ帝国と漢王朝 古代ローマ帝国と漢王朝は8000キロ以上離れた場所に存在していたが、共に強力な古代帝国であった。エジプトを制圧したローマの征服者は、中国との交易が盛んな様子を目の当たりにした。その後も漢王朝は、かの有名なシルクロードを使い、絹、スパイス、その他の贅沢品を西洋に送り、裕福なローマ人たちを喜ばせていた。 ローマ人にとってその時代の中国は東に位置する神秘的な文明、かつ競争相手

        ロンドンの古代遺跡から“中国人”の骨が出土! 古代ローマ世界の通説を覆す発見に衝撃広がる (2016年10月4日) - エキサイトニュース
      • 初の女性天皇、推古天皇は「中継ぎ」だった? バイアス外し見えた姿:朝日新聞デジタル

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          初の女性天皇、推古天皇は「中継ぎ」だった? バイアス外し見えた姿:朝日新聞デジタル
        • うるう年の最古の記録は2200年前、微妙な違いをどう知ったのか

          紀元前3世紀に記された「カノプス勅令」の複製。エジプト語のヒエログリフ(象形文字)とデモティック(民衆文字)の下に、古代ギリシャ語が併記されている。うるう年に関する世界最古の記録だ。(PHOTOGRAPH BY G. DAGLI ORTI, NPL - DEA PICTURE LIBRARY/ BRIDGEMAN IMAGES) 太陽暦の1年は、正確には365日ではなく、およそ365と4分の1日だ。これを考慮して、暦には4年ごとに1日が追加されている。ではこのうるう年はいつからあったのだろう? エジプトの砂漠での大発見によれば、少なくとも2262年前にはあったようだ。 1866年、ナイル川デルタに存在した古代エジプトの都市タニスを訪れたドイツの学者たちが石碑を発見した。高さ2メートル超、幅1メートル近い石灰岩の厚い板だ。有名なロゼッタ・ストーンと同様、古代エジプト語(象形文字のヒエログリフ

            うるう年の最古の記録は2200年前、微妙な違いをどう知ったのか
          • 考古学:乳糖を消化できるようになるまで長い間にわたって動物の乳を飲んでいた古代人 | Nature | Nature Portfolio

            先史時代のヨーロッパの人々は、乳糖を消化する酵素の遺伝子を持つようになるまでの数千年間にわたって家畜の乳を飲んでいた可能性のあることを示唆した論文が、Nature に掲載される。この知見は、動物の乳の消費と乳糖耐性の進化を解明する新たな手掛かりとなる。 ラクターゼは、乳に含まれる乳糖を消化する酵素で、古代人が動物の乳を消費したことは、成人におけるラクターゼ活性の持続性の進化に重要な役割を果たしたと考えられている。しかし、動物の乳の消費量は、地域や時代によって大きく異なるため、この点に関しては、かなり不確かな点が残っている。今回、Richard Evershedたちは、酪農業とラクターゼ活性の持続性の共進化をさらに詳しく調べるため、554か所の考古学的遺跡から採取した陶器の破片1万3181個から得られた動物性脂肪の残渣(6899点)を分析して、先史時代の動物の乳の消費に関する包括的な地図を作

              考古学:乳糖を消化できるようになるまで長い間にわたって動物の乳を飲んでいた古代人 | Nature | Nature Portfolio
            • 猫も大きな猫も高貴な存在だった?エジプトで発見されたミイラ : ヒメとまいにち

              11月29 猫も大きな猫も高貴な存在だった?エジプトで発見されたミイラ http://blog.livedoor.jp/mainichihime/archives/22269523.html猫も大きな猫も高貴な存在だった?エジプトで発見されたミイラ にほんブログ村 いつも動物の楽しいお話を教えてくれる えたばりゅさんの記事とちょこっとかぶっちゃうのだけれど… エジプトでライオンのミイラが発見されたニュース 人だけではなくって、 ライオンもミイラになってたのね、びっくり。 ミイラって人でも高貴な部類の、王様とかしか 作られないんじゃなかったけ? …と思ったら、 「猫は神々の象徴としてあがめられていた」と書いてある。 ライオンも大きな猫だものね。 ヒメちーそれは神様じゃなくって王様では… まあ、王様の風格ばっちりだものね まるで後光がさしてるみたいで素敵よ、ヒメちー ランキングに参加しています

                猫も大きな猫も高貴な存在だった?エジプトで発見されたミイラ : ヒメとまいにち
              • 「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー

                約3700年前の古代バビロニアの粘土板に、世界最古とされる幾何学の実用例が発見されました。 この粘土板は、19世紀後半に現在のイラク中部で見つかり、それ以来、イスタンブールの博物館に保管されていたものです。 研究をおこなったニューサウスウェールズ大学(UNSW・豪)の数学者、ダニエル・マンスフィールド氏によると、粘土板に記載されていたのは、のちに「ピタゴラスの定理」として知られる三角関数の原始的な形とのこと。 ピタゴラスより1000年以上も早く、数学史的に非常に重要なものと考えられます。 研究は、8月4日付けで学術誌『Foundations of Science』に掲載されました。 This 3,700-Year-Old Tablet Shows The Oldest Known Example of Applied Geometry https://www.sciencealert.co

                  「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー
                • ペニスと乳房を持つ「眠れるヘルマプロディートス」は何を語るのか | 歴史を学ぶことはツイッター上での議論と似ている?

                  ──古代ローマなら安全に議論ができるとのことでしたが、最近は古典学が白人至上主義と切っても切り離せない関係にあるという主張が出てきており、それをめぐる論争も起きています。 古代ローマ、そして古代ギリシャの一部がファシズム、独裁制、白人至上主義の正当化に使われたことは間違いありません。 古代の奴隷は19世紀の使用人のようなものだったと、事実が漂白されることもありました。 古代世界の見たくない部分を見ないで済ませるのはみんなが得意でしたし、古代世界をだしに使って身の毛もよだつようなことを正当化するのもみんなが得意でした。 ファシズムが台頭したのは古典学のせいではない ただ、最近はある特定の学問の「有害性」をことさら大きく書き立てる傾向があるように思えます。 どんな学問も文化の外に存在することはできませんから、もちろん古典学にもそれが悪用された歴史はあります。それは原子物理学や人類学にも悪用の歴

                    ペニスと乳房を持つ「眠れるヘルマプロディートス」は何を語るのか | 歴史を学ぶことはツイッター上での議論と似ている?
                  • 娘に「皇族って知ってる?」と聞かれ、「詳しいよ!ファッションとか」と答えたら「豪族」だった…母の威信をかけて学ぶ豪族ファッション

                    ヴィオラ @r_ctn 勉強していた長女が急に「皇族って知ってる?」と聞いてきたので「お母さん結構詳しいよ!ファッションとか興味あるし!」と言いながら覗き込んだら豪族だったので、早急に豪族ファッションの研究に取りかからなければならない。母の威厳にかけて。 2019-07-24 10:53:32

                      娘に「皇族って知ってる?」と聞かれ、「詳しいよ!ファッションとか」と答えたら「豪族」だった…母の威信をかけて学ぶ豪族ファッション
                    • ポンペイ展で注目された「炭化したパン」通称・ポンペイパンを"古代小麦の石臼引き全粒粉"で作ってという依頼に応えた自由すぎるパン屋さん

                      ベーカリー兎座Lepus店主𓃹 @inabashiro 新高円寺駅から徒歩5分。 青梅街道沿のウサギをモチーフにしたパン屋さん。 兎様で5周年! 定休日:月、火(その他不定休有) 現在は10:00~18:00で営業しています! 連絡はbakery_lepus@yahoo.co.jpまで。 電話でのお問い合わせは御遠慮ください。 裏口→@TaleRabbit https://t.co/C3vneUJMMz 西方政府軍兵士@ノクターンノベルズ&ノベルアッププラス @Lkpi8dEIKmF7bi1 @inabashiro あんまし美味しくなさそうな可能性。吉村作治先生がエジプトのパンビール再現したビールメーカーのビールの試飲した時、「現代のビールと違い過ぎる、不味かった」って旨本に書いてたんで、古代小麦まで再現したローマのポンペイパンもそういうことになりそう 2022-04-10 06:27:

                        ポンペイ展で注目された「炭化したパン」通称・ポンペイパンを"古代小麦の石臼引き全粒粉"で作ってという依頼に応えた自由すぎるパン屋さん
                      • 6200年前の大量虐殺、犠牲者38人のDNAを分析、深まる謎

                        クロアチアのポトチャニで見つかった古代の大量虐殺の犠牲者。数人は、頭蓋骨に複数の致命傷を負っていた。(PHOTOGRAPH BY M. NOVAK)(COURTESY OF THE INSTITUTE FOR ANTHROPOLOGICAL RESEARCH) 約6200年前、現在のクロアチア東部にあたる場所で41人以上の男女と子どが虐殺され、大きな墓穴に投げ込まれた。2007年にこの墓を発見した考古学者たちは当初、血縁関係にあるコミュニティの全員が処刑されたのだろうと考えた。 しかし、3月10日付けで学術誌「PLOS ONE」で発表された新たな分析結果によれば、ほとんどの犠牲者たちには血縁関係がなかったことが明らかになった。この分析では、古代の大量虐殺の調査としてはかつてない規模の遺伝子研究が行われた。 この意外な発見からは、さらなる疑問が浮かび上がる。最も重要なのは、なぜ犠牲者たちが殺

                          6200年前の大量虐殺、犠牲者38人のDNAを分析、深まる謎
                        • 伊ポンペイで新たなフレスコ画出土 神話の場面を描写

                          イタリア・ポンペイ遺跡で出土した、黄金の羊に乗ったプリクソスと海に落ちるヘレーを描いたフレスコ画。ポンペイ考古学公園提供(2024年3月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / Parco Archeologico di Pompei press office 【3月2日 AFP】2000年近く前の西暦79年のベスビオ山(Mount Vesuvius)の噴火によって消滅したイタリア・ポンペイ(Pompeii)の遺跡で1日、神話の一場面を描いた色鮮やかなフレスコ画が出土した。 フレスコ画は、「レダの家(House of Leda)」と呼ばれる邸宅周辺の修復作業中に発掘された。 最も目を引くのは、ギリシャ神話に登場するプリクソス(Phrixus)と双子の妹ヘレー(Helle)が、黄金の羊に乗って継母イーノー(Ino)から逃げる場面の描写だ。プリクソスは雄羊にまたがっているが、ヘレーは海に落ちて

                            伊ポンペイで新たなフレスコ画出土 神話の場面を描写
                          • 「世界最古」のビール醸造所、古代エジプトの遺跡で発見

                            エジプト南部アビドス遺跡で発掘された、古代エジプトのビール醸造所の土器(2021年2月13日、観光・考古省提供)。(c)AFP PHOTO / HO / EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIES 【2月14日 AFP】エジプト観光・考古省は13日、古代エジプトの墓所だった南部アビドス(Abydos)の遺跡で、「世界最古」とみられる大量生産型のビール醸造所が発掘されたと発表した。 同省はフェイスブック(Facebook)に、「ニューヨーク大学(New York University)のマシュー・アダムズ(Matthew Adams)博士とプリンストン大学(Princeton University)のデボラ・ビシャック(Deborah Vischak)博士が率いるエジプトと米国の合同考古学調査団は、ソハーグ(Sohag)県北アビドス(North Abydos)の調査で、

                              「世界最古」のビール醸造所、古代エジプトの遺跡で発見
                            • 「デンマークの誉れ」 バイキング女王の権力を解明する新たなカギ

                              デンマークのイェリング石碑は、今から1000年ほど前にバイキングの王だった父子がそれぞれ建立した。この写真の大イェリング石碑は息子のハーラル青歯王が建てたもので、碑文は965年のキリスト教への改宗が記され、母チューラにも言及している。そのため、この石碑は「デンマークの出生証明書」と呼ばれ、石碑のデザインの一部がデンマークのパスポートに使用されている。(PHOTOGRAPH BY ROBERTO FORTUNA, NATIONAL MUSEUM OF DENMARK) 1000年前の碑文に関する新たな論文が発表され、バイキングの2人の王の妻であり母であった女性が自らも強大な権力を持っていた可能性が示された。彼女自身が、初期のデンマーク王国を導いたリーダーであったかもしれない。 2023年10月11日付で考古学の学術誌「アンティクイティ」に掲載された論文で、デンマークのユトランド半島東部にある

                                「デンマークの誉れ」 バイキング女王の権力を解明する新たなカギ
                              • 火山噴火で黒焦げの巻物の文字をAIで解読することに成功(ヴェスヴィオ・チャレンジ) : カラパイア

                                西暦79年に発生した壊滅的なベスビオ(ヴェスヴィオ)火山噴火により、失われた古代ローマの都市はポンペイ以外にもいくつかある。ヘルクラネウムもその1つだ。 約2000年前のヘルクラネウムの炭化した巻物に書かれている内容を解読するため、ケンタッキー大学はコンピューター科学者たちを総動員した。 さらに巻物から判読可能な文字を見つけ出した研究者に賞金を出す「ヴェスヴィオ・チャレンジ」を実施した。 その結果、巻物の中の文書の1つから最初の単語を解読することに成功したそうだ。

                                  火山噴火で黒焦げの巻物の文字をAIで解読することに成功(ヴェスヴィオ・チャレンジ) : カラパイア
                                • 古代の「ゴミ捨て場」から感染症の流行と気候変動が文明をどう崩壊させたのかをひもとく

                                  新型コロナウイルス感染症の対策は、スペインかぜなど過去のパンデミックからの知見が大いに役立っています。人類はスペインかぜ以外にも多くのパンデミックを経験しており、その最初の1つが西暦541年から広まった「ユスティニアヌスのペスト」だといわれています。当時の状況を推測する証拠が限られている中で、新たにイスラエルの考古学者チームが「古代のゴミ捨て場」で得た手がかりから、パンデミックを引き起こした「疫病」と「気候変動」が社会をどのように崩壊させたのかが明らかになってきています。 The rise and fall of viticulture in the Late Antique Negev Highlands reconstructed from archaeobotanical and ceramic data | PNAS https://www.pnas.org/content/ear

                                    古代の「ゴミ捨て場」から感染症の流行と気候変動が文明をどう崩壊させたのかをひもとく
                                  • 「古代人が作ったアマゾンの黒い土」が牧草や樹木の成長をブーストすることが判明

                                    アマゾン川流域の一部地域には、先住民が作った「Terra preta(テラ・プレタ)」と呼ばれる黒くて豊かな土壌があります。このテラ・プレタを用いることで、樹木や牧草の成長をブーストできるという研究結果が報告されました。 Frontiers | Amazonian dark earths enhance the establishment of tree species in forest ecological restoration https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fsoil.2023.1161627/full Secret behind Amazonian 'dark earth' could he | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releases/988029 Ama

                                      「古代人が作ったアマゾンの黒い土」が牧草や樹木の成長をブーストすることが判明
                                    • なにこれ図録? 特別展「オホーツク文化ーあなたの知らない古代ー」展示作品612点、学芸員による全点解説!

                                      横浜ユーラシア文化館で開催中の「オホーツク文化 あなたの知らない古代」の展示作品を、担当学芸員が全点解説。展覧会は2022年1月15日〜3月13日は、大阪府立近つ飛鳥資料館へ巡回します。

                                        なにこれ図録? 特別展「オホーツク文化ーあなたの知らない古代ー」展示作品612点、学芸員による全点解説!
                                      • 古代カルタゴ人は子どもを神への供物として殺していた

                                        by Suzanne 紀元前800年ごろから紀元前146年まで存在した古代カルタゴは、アフリカ北部で栄えたフェニキア人の国家で、一時はローマ帝国と覇を競い合うほど優れた文化と巨万の富を誇った大国でした。洗練された国家だったカルタゴですが、人々の間には子どもを生贄(いけにえ)として神にささげる風習があったとされています。 Cemetery or sacrifice? Infant burials at the Carthage Tophet | Antiquity | Cambridge Core https://www.cambridge.org/core/journals/antiquity/article/abs/cemetery-or-sacrifice-infant-burials-at-the-carthage-tophet/DAC7C386CD20F5C280C9DB41E51

                                          古代カルタゴ人は子どもを神への供物として殺していた
                                        • 6000本の杭を打ち込んだ不思議な構造物…岡山県の「謎の遺跡」に秘められた古代人の凄い発想 19世紀オランダの技術とも共通点がある

                                          発掘当初は何が何だかわからなかった 岡山県岡山市には日本第4の大きさの造山つくりやま古墳がある。この巨大な塚を築いたであろう港が見つかっていた。巨大古墳は例外なく河川・水路の傍にある。河川や海岸に堆積した土砂の浚渫しゅんせつを行ない、それを積み上げた結果、大王の古墳になったと私は今まで書いてきた。 古墳の土砂運搬には数多くの船と造成のためのシステムが必要である。この津寺遺跡にはそのシステムが見えるのである。現代に置き換えれば、関西国際空港の埋め立ての土採場から運搬、埋立(土砂投棄)に至るプロセスがわかるような施設であった。 その遺跡とは、おかしな河川の護岸があったと片付けられていた岡山市の津寺つでら遺跡である。1980年代に岡山市津寺地区の山陽自動車道と中国横断自動車道の岡山ジャンクションの工事中に、古墳時代の終わりの頃から奈良時代と推定される不思議な遺跡が発見された。旧足守あしもり川の左

                                            6000本の杭を打ち込んだ不思議な構造物…岡山県の「謎の遺跡」に秘められた古代人の凄い発想 19世紀オランダの技術とも共通点がある
                                          • 日本書紀は古代の「カルテ」 京大グループが記述から先天異常を分析 | 毎日新聞

                                            奈良時代に完成した「日本書紀」に、先天異常を有した可能性がある天皇や当時の人々らに関する記述が計33例あり、5タイプに大別できると京都大学の研究グループが論文にまとめ、発表した。古代史を医学的な視点で研究した例はほとんどなく、京大白眉センター特定助教の東島沙弥佳さんは「書紀は古代のカルテ。今後は中国や朝鮮半島の歴史書も研究対象に加え、古代東アジアの先天異常の実態解明に取り組みたい」としている。 生まれつき身体的あるいは機能的な異常が見られるのが先天異常で、染色体や遺伝子、環境など原因は複数あるとされる。世界保健機関(WHO)によると、新生児の約6%が何らかの先天異常を有している。 東島さんと京大医学研究科の山田重人教授は書紀を読み込み、初代天皇とされる神武から第41代持統までの天皇を含む、身体・機能特徴に関する特異な記述を抽出して分析、診断を試みた。古い時代の記述には信ぴょう性が確かでない

                                              日本書紀は古代の「カルテ」 京大グループが記述から先天異常を分析 | 毎日新聞
                                            • 偉大なローマ帝国はなぜ東西に分裂したのか? - ナゾロジー

                                              「ローマは一日にして成らず」という格言がありますが、これは「大事業は決して短期間では完成しない」という意味です。 当のローマ帝国も、紀元前8世紀に誕生した小さな共同体から、数百年かけて都市国家を形成し、紀元前27年のアウグストゥス即位で、ようやく「帝国」となりました。 しかし今回は、世界史に冠たる偉大なローマ帝国の話をしたいわけではありません。 むしろ、これからのテーマは「なぜローマ帝国は東と西に分裂してしまったのか」です。 教科書の記述に従えば、ローマ帝国は、西暦395年に東西に分裂したのち、西ローマ帝国は476年に、東ローマ帝国は1453年に滅亡しました。 ですが、いかなる経緯で帝国が2つに分裂したか答えられる人は、そう多くないでしょう。 ここでは、ローマ帝国が東西に分裂した原因やその背景について迫ります。

                                                偉大なローマ帝国はなぜ東西に分裂したのか? - ナゾロジー
                                              • ヒエログリフとヒエラティック。東京大学・永井正勝先生に聞いた、謎多き古代エジプト文字の読み解き方 | ほとんど0円大学

                                                筑波大学大学院修了。博士(言語学)。日本学術振興会特別研究員、筑波大学人文社会系助教を経て東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)特任研究員に着任。2018年より、U-PARL副部門長(特任准教授)。専門は言語学・人文情報学で、ヒエログリフ、ヒエラティックをはじめとした古代エジプト文字の言語研究およびデータベース構築に取り組んでいる。 漫画や映画といったポップカルチャーを見渡してもわかるように、古代エジプトほど現代人に愛されている古代文明はないだろう。中でも、神秘的なヒエログリフ――絵物語のようにも見える独特の文字に想像力が掻き立てられる人は多いのではないだろうか。 ヒエログリフの他にも古代エジプトを知る上で欠かせない文字がある。そのひとつが神官文字、ヒエラティックだ。ふたつの文字はどのように使われていたのか? 解読する方法とは? 東京大学の永井正勝先生(

                                                  ヒエログリフとヒエラティック。東京大学・永井正勝先生に聞いた、謎多き古代エジプト文字の読み解き方 | ほとんど0円大学
                                                • 約3800年前の古代メソポタミア時代のレシピを大学教授が再現、そのお味は?(イギリス) : カラパイア

                                                  コロナによるロックダウン中は、家でパン作りやお菓子作りに精を出したという人も少なくないだろう。イギリスにおいては、何か月もの間スーパーの食品棚から粉類が消えた。 ケンブリッジ大学の保全生物学の教授も料理にチャレンジしたようだ。しかし、彼がトライしたのはそんじょそこらの料理ではない。 なんと、今から約3800年前の古代メソポタミア文明時代の最古のレシピを再現し、現世に送り出すという、壮大なロマンあふれる料理だったのだ。

                                                    約3800年前の古代メソポタミア時代のレシピを大学教授が再現、そのお味は?(イギリス) : カラパイア
                                                  • カリブ最初の民はほぼ絶滅していた、南米から侵入者

                                                    カリブの交易商人たちがバハマ諸島に近づく。スペイン人が到来する以前、こうした古代の交流システムが島々を結んでいた。(PAINTING BY MERALD CLARK, STONE INTERCHANGES IN THE BAHAMA ARCHIPELAGO) 700以上の島々が点在するカリブ海。人類は、いつからどのようにしてこの島々に住むようになったのか。考古学者たちは長年にわたり、大胆な航海者たちの起源と移動ルートを解明しようと苦心してきた。そして今、古代人のDNAから、島々の秘められた歴史が明らかになりつつある。 驚くべき発見のひとつは、スペイン人の侵略が始まる1492年より1000年以上前に、南米からの新参者たちがカリブ諸島の先住民をほぼ絶滅させていたかもしれないということだ。さらに、スペイン人が到来した時代の島民も数は、これまでの推定よりかなり少なかった可能性も浮かび上がった。 数

                                                      カリブ最初の民はほぼ絶滅していた、南米から侵入者
                                                    • 『ジュラシック・パーク』で大活躍の恐竜、本当はこんな姿だった

                                                      卵からかえるひなの世話をするディロフォサウルス・ウェテリリの復元図。(ILLUSTRATION BY BRIAN ENGH) 1993年の映画『ジュラシック・パーク』のなかに、悪役のひとりが運悪くディロフォサウルス(Dilophosaurus wetherilli)に出くわし、殺される場面がある。人間よりも小さく、好奇心旺盛なディロフォサウルスは本性をむき出しにすると、エリマキトカゲのような首のフリル(えり飾り)を広げ、鋭い鳴き声を立て、悪役の目に毒入りの唾を吐きかける。 このシーンによって、ポップカルチャーにおけるディロフォサウルスのイメージはすっかり固定されてしまったが、実際のディロフォサウルスは、映画で描かれている外見とは大きく異なっていた。 「私は、『最も有名な“知られざる”恐竜』と呼んでいます」と話すのは、米アリゾナ州化石の森国立公園の古生物学者アダム・マーシュ氏だ。同氏は、ディ

                                                        『ジュラシック・パーク』で大活躍の恐竜、本当はこんな姿だった
                                                      • 政治力の陰に幻覚剤入りの酒、痕跡を発見、古代ペルー

                                                        西暦600年から1000年にかけてペルー沿岸部の大部分を支配していたワリ族の人々は、チチャというビールに似た飲料を多彩な酒器で楽しんでいた。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRETT, MUSEO NACIONAL DE ARQUELOGIA ANTROPOLOGIA E HISTORIA PERU) 幻覚剤を混ぜたアルコール飲料が生む友好的でくつろいだ感情が、1000年以上前の南米に栄えた帝国を支えていたかもしれない。そんな論文が1月12日付けで学術誌「Antiquity」に発表された。 南米のアンデス地方には、今に伝わる「チチャ」というビールに似た飲み物がある。このチチャがワリ帝国の文化で果たした役割は、以前から考古学界で認識されていた。ワリ帝国は、西暦600年から1000年頃まで、ペルー沿岸部とアンデス山脈南部の大半を支配していた国家だ。この国の権力者たちは、近隣の

                                                          政治力の陰に幻覚剤入りの酒、痕跡を発見、古代ペルー
                                                        • 2千年前のシベリアに暴力の時代、犠牲者の遺骨が続々出土

                                                          シベリアの草原地帯(ステップ)にある約2000年前の墳墓で発掘された若い男性の頭骨。矢じりを受けた跡なのか、ひし形の穴が開いている。(PHOTOGRAPH BY TREVOR WALLACE) ユーラシア大陸の草原地帯(ステップ)にかつて存在した遊牧国家。その崩壊が、数百年に及ぶ激しい闘争の時代をもたらしたのではないか。 シベリア南部でこの時代の遊牧民の墓を掘り起こした考古学者たちは、そう考えた。墳墓から、暴力の犠牲者と見られる遺骨が多数発見されたのだ。 ロシアとスイスの考古学チームは4年前から、ロシアのトゥバ共和国で埋葬のための墳墓(クルガンと呼ばれる)を発掘していた。「トゥンヌグ1」と名付けられたその墳墓は、遊牧民族スキタイが築いた初期の大規模なものだった。スキタイは、紀元前1100年ごろからヨーロッパとアジアの間にある広大なステップの大部分を支配していた。 墳墓の南端を発掘していたチ

                                                            2千年前のシベリアに暴力の時代、犠牲者の遺骨が続々出土
                                                          • 失われた古代マヤ文明の遺跡が発見される。道路・貯水池・球技場を完備 : カラパイア

                                                            中米、グアテマラ北部で、964の遺跡で構成されたマヤ文明の巨大な集落ネットワークが発見されたそうだ。 集落は、紀元前1000年〜紀元150年頃までの先古典期マヤのもの。約1685平方キロの範囲に点在しており、それぞれが総延長170kmを超える道路で結ばれている。 その時代、この地域にはそれほど人が暮らしていなかったと考えられているが、どうやらそれが間違いだったことがうかがえる発見だ。 広告 ジャングルの下から合計964の集落ネットワークが発見 マヤの集落ネットワークは、LiDARという検出技術によって発見された。 LiDARは「Light Detection And Ranging」の略で、レーザー光を照射して、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測する技術のことである。 グアテマラ、サン・カルロス大学をはじめとする研究チームは、「ミラドール=カラクムル・カルスト盆

                                                              失われた古代マヤ文明の遺跡が発見される。道路・貯水池・球技場を完備 : カラパイア
                                                            • 羊の頭部のミイラ2000体発掘 ラムセス2世建造の神殿に奉納か | 毎日新聞

                                                              エジプト観光・考古省は25日、中部アビドスで、プトレマイオス朝(紀元前4~同1世紀)時代に作られた少なくとも2000体の羊の頭部のミイラを発掘したと発表した。紀元前13世紀に在位した古代エジプトのファラオ(王)、ラムセス2世が建造した神殿に奉納されたものとみられ、ラムセス2世が死後1000年たっても…

                                                                羊の頭部のミイラ2000体発掘 ラムセス2世建造の神殿に奉納か | 毎日新聞
                                                              • 古代ローマ時代の希少なモザイク画、農場で発見 英国では初

                                                                英国の農場で、古代ローマ時代の希少なモザイク画が発見された/University of Leicester Archaeological Services/Historic England Archive 英国の農場でこのたび、古代ローマ時代の希少なモザイク画が発掘されるという「驚くべき」発見があった。 英政府の歴史環境保全機関ヒストリック・イングランドは、イースト・ミッドランズに位置するラトランド州で発掘された1600年前のモザイク画について、この種の発見は英国では初めてとしている。 同機関による25日の発表によると、古代ローマ時代のモザイク画にはトロイ戦争でヘクターと戦いを繰り広げるギリシャ神話の英雄アキレスが描かれており、これ以外には欧州で「一握り」の作例が発見されているのみだという。 現場の土地所有者の息子に当たるジム・アーバインさんが「普通じゃない陶磁器」を小麦畑で見つけたのは昨

                                                                  古代ローマ時代の希少なモザイク画、農場で発見 英国では初
                                                                • なぜ古代ギリシアで民主政が生まれたのか・さまざまな条件が重なった例外 - そういちコラム

                                                                  昨日の当ブログの記事は「古代ギリシアのアテネの民主政が、驚くほど高度に発達したものだった」というものでした。 アテネの民主政のことは学校で習うので、私たちは「知っているつもり」になっている。 しかし、多少突っ込んでその制度などを調べると、じつに手の込んだ、考え抜かれたものであることがわかる。そして、そこには市民のあいだの平等を徹底しようとする原理・原則が貫かれている…… *** その記事に対し、はてなブログのお仲間である「とびまる」さんから、早速つぎのような感想・質問をいただきました(記事のコメント欄より)。 “読んでいて疑問だったのが、「(制限はあるにしても)なぜこの制度が成立したのか?」でした。世界史専門ブログのほうで経緯を読んで腑に落ちましたが……(中略)……暴君の経験がそこまで集団の広がりを作れるものなのか、他にも要因があったのかは気になりました。 単純比較はできませんけど、投票率

                                                                    なぜ古代ギリシアで民主政が生まれたのか・さまざまな条件が重なった例外 - そういちコラム
                                                                  • マヤ文明のエリート外交官の栄華と没落が発掘調査により明らかに

                                                                    西暦726年頃にマヤ地域で外交官として活躍した人物は、高い地位に就いていたことから一定の幸福が約束されていたと考えられていました。しかし、新たな研究によって、高い地位の外交官であっても壮絶な人生を送るケースがあったことが示唆されました。 The Life Course of a Standard-Bearer: A Nonroyal Elite Burial at the Maya Archaeological Site of El Palmar, Mexico | Latin American Antiquity | Cambridge Core https://www.cambridge.org/core/journals/latin-american-antiquity/article/abs/life-course-of-a-standardbearer-a-nonroyal-el

                                                                      マヤ文明のエリート外交官の栄華と没落が発掘調査により明らかに
                                                                    • アッティラ王が率いたフン族 残忍ではなかった?

                                                                      馬に乗り戦うフン族の王アッティラとその軍隊。フランス人画家ウジェーヌ・ドラクロワの作品。(PHOTOGRAPH BY THE PICTURE ART COLLECTION, ALAMY) 西暦370年頃、フン族の大軍はヨーロッパへと進んだ。その過程で、ゲルマン諸族は支配下に置かれ、拡大するフン族の領土から逃げるように他の土地へと移っていった。ところで、フン族は一般に残忍とされているが、本当にそうだったのだろうか? (参考記事:「1700年前の楽器「口琴」を発見、今でも演奏可能」) ただ、この問いに答えるのは難しい。歴史家のピーター・ヘザー氏は「フン族は今も多くの謎に包まれている」と記している。何しろ、彼らの歴史について記録された文書はほとんどなく、その起源もはっきりしないのだ。フン族は遊牧民族で、現在のカザフスタンあたりで勃興し、350年頃にはステップ地帯東部を制圧したと考えられている。な

                                                                        アッティラ王が率いたフン族 残忍ではなかった?
                                                                      • 3100年前の土器片に「士師記」関連の文字 イスラエルで出土

                                                                        【7月13日 AFP】イスラエル南部のキリヤットガット(Kiryat Gat)市近郊の遺跡でこのほど、約3100年前の土器片が出土した。 キルベット・エル・ライ遺跡(Khirbat er-Rai)で見つかった紀元前1100年頃の土器片には、カナン語で「Jerubbaal」とインクで書かれていた。旧約聖書の士師記の時代のもので、こうした発見は初めてだという。 土器片は、ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)、イスラエル考古学庁(IAA)、豪マッコーリー大学(Macquarie University)による発掘調査で見つかった。(c)AFP

                                                                          3100年前の土器片に「士師記」関連の文字 イスラエルで出土
                                                                        • 古代ローマ時代のはりつけの刑か、かかとに釘刺さった骨格発見 英

                                                                          ロンドン(CNN) 英イングランド東部ケンブリッジシャー州のフェンスタントンで、かかとにくぎの刺さった男性の骨格が見つかったことが8日、明らかになった。考古学者らは欧州北部ではりつけの刑が行われていたことを示す初の事例とみている。 考古学者のチームは2017年、フェンスタントンで道路脇の集落を発掘中に骨格を発見した。フェンスタントンはローマ時代の街をつなぐ道路に面した位置にある。 一帯には鉄器時代の遺跡も複数存在するが、専門家によると、少なくとも6万平方メートルに広がるこの集落は、ローマ時代後期の1世紀もしくは2世紀初頭に建設されたとみられる。 専門家らは調査の結果、計48人の遺骨が収められた墓地5カ所と少数の孤立した埋葬地を発見。墓の中から、かかとにくぎが刺さった25~35歳の男性の骨格が見つかった。 男性の骨格の周辺では12本のくぎが見つかっており、専門家は、男性が板かひつぎ台の上に乗

                                                                            古代ローマ時代のはりつけの刑か、かかとに釘刺さった骨格発見 英
                                                                          • イギリスの博物館がローマ皇帝ヘリオガバルスをトランスジェンダー女性として再分類 : カラパイア

                                                                            古代ローマ帝国23代皇帝、ヘリオガバルス(204年- 222年)は14歳で凱旋即位したときに、女王のような衣装を着て現れたことでローマ人を戦慄させたという逸話が残されている。 ヘリオガバルスがトランスジェンダーだったかどうかの議論は、学者の間でも意見が分かれているが、イギリスにあるノース・ハートフォードシア博物館は、今後この皇帝の展示の表示を"彼(He)"ではなく"彼女(She)"あるいは"彼女の(Her)"に変更する予定だ。 これはかつて、ヘリオガバルス皇帝自身が「私を殿下と呼ばないで欲しい。私は淑女なのだから」と言ったと古典文書に記されていることを受けてのことだという。

                                                                              イギリスの博物館がローマ皇帝ヘリオガバルスをトランスジェンダー女性として再分類 : カラパイア
                                                                            • 気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で

                                                                              水没していた青銅器時代の建造物が、干ばつにより川の水位が下がったことで姿を現した。 Universities of Freiburg and Tübingen, KAO 極度の干ばつでチグリス川の水位が下がり、約3400年前の都市が出現した。 イラクはここ数カ月の間、気候変動による干ばつに見舞われている。 考古学者たちは、気候変動によって露出したり破壊されたりした遺物の保存を急いでいる。 気候変動が引き起こした深刻な干ばつによってイラクの青銅器時代の古代都市が姿を現し、これによって調査する機会が得られたと研究者らが2022年5月30日に発表した。 イラクのクルディスタン地方では、2021年12月にこの地域を襲った干ばつから農作物を守るために、チグリス川の貯水場から大量の水が汲み上げられた。そのため水位が下がり、川沿いにある3400年前の古代都市の建造物が再び姿を現した。 国連によると、イラ

                                                                                気候変動による干ばつで、3400年前の古代都市が再び出現…イラク、チグリス川で
                                                                              • 古代出雲人は縄文人寄り DNA解析で判明:朝日新聞デジタル

                                                                                ◆弥生人との混血 進んでいない可能性◆ 古墳時代の出雲人は、同時代に関東で見つかった人骨や現代の日本人よりも、縄文人に近い遺伝子を持っている――。出雲市で発見された古代人骨のDNA解析から分かった。古代出雲では、大陸から来た弥生人との混血が進んでいない可能性がある。 出雲市の出雲弥生の森博物館で昨年12月、同市の猪目洞窟遺跡で1948年に発見された古墳時代(3~7世紀)のものとみられる人骨のDNA解析結果の報告会があった。 調査したのは遺伝子研究の専門家である国立科学博物館人類研究部(茨城県つくば市)の神沢秀明研究員。神沢研究員によると、猪目洞窟遺跡から出た人骨7体の歯や側頭骨から骨粉を採取し、石灰やたんぱく質を溶かすなどしてDNAを抽出した。 そのうち6体から、母系統から受け継がれるミトコンドリア内のDNA情報を解析。6体のうち3体が日本列島に元々住む縄文系、3体が大陸から渡ってきた渡来

                                                                                  古代出雲人は縄文人寄り DNA解析で判明:朝日新聞デジタル
                                                                                • 脳が溶けてガラス化、窯焼きも、新たに浮上したベスビオ噴火の恐るべき死因

                                                                                  西暦79年のベスビオ火山の噴火は、ポンペイやヘルクラネウムなど多くの都市を破壊した。写真は、この噴火による犠牲者の頭蓋内腔から取り出されたガラス質の破片。(Courtesy of Pier Paolo Patrone, University of Naples Federico II) 西暦79年に起きたベスビオ火山噴火は、猛烈な火山灰と高温噴出物によって古代ローマ都市ヘルクラネウムを埋め尽くした。現在、この古代都市の発掘が始まって300年になるが、犠牲者の正確な死因はいまだにはっきりしていない。 建物の倒壊、空から降ってきた岩石、逃げる人々が将棋倒しになったほか、火山灰や火山ガスの吸入、突然の温度変化によるヒートショック、体の軟組織の蒸発などが死因として挙げられている。 今回、2つの研究により、物語はさらに複雑になった。 1つの研究は、石造りのボート小屋に隠れていた人々の死因について、火

                                                                                    脳が溶けてガラス化、窯焼きも、新たに浮上したベスビオ噴火の恐るべき死因