8波を凌ぐ過去最大の流行を迎えている日本ですが、世界では新たな系統のウイルス「BA.2.86」の登場を注視しています。再び振り出しに戻ってしまうのでしょうか?西浦博さんに最新情報を聞きました。
新型コロナウイルスの患者数が増えています。都内にある病院では感染力が強いとされる新たな変異株、通称「エリス」の割合が増えて一般の医療にも影響が出ています。 新型コロナの感染者数が、いわゆる“第9波”を迎えています。先月28日から今月3日までの1週間に報告された感染者数は全国で10万1289人。医療機関1カ所あたりの平均は20.50人で、5月8日に「5類」に引き下げられて以降、最も多くなっています。 昭和大学病院 相良博典院長:「感染拡大していく強さというのは今、流行しているEG.5は強いんじゃないかなと思っています」 現在、感染が広まっているのは世界保健機関が先月、注目すべき変異株に指定したオミクロン株の新たな系統「EG.5」、通称「エリス」とみられています。 東京・品川区にある昭和大学病院です。コロナ患者が増えるなか、解析の結果、約6割がEG.5だということです。現在、コロナ病床12床に
世界各国のウイルス研究者が注視しているコロナ変異株「BA.2.86」 「これはヤバいかも......」。世界各国のウイルス研究者がそう声を漏らすほど、注視している新型コロナの変異株がある。 「BA.2.86」と呼ばれるその変異株は、世界保健機関(WHO)が「監視下の変異株」に分類し、アメリカ疾病対策センター(CDC)も追跡することを明らかにするなど、日に日に注目度が増しているが、日本のメディアではほとんど報じられていない。 BA.2.86は、なぜ今これほどまでに騒がれているのか? 新型コロナ変異株の動向に詳しい、東京大学医科学研究所の佐藤佳(さとう・けい)教授に聞いた。 * * * ■オミクロン株出現のときの空気感に近い新型コロナの「5類移行」後、初めての夏を迎えている日本。8月も後半に入り、XBB系統の変異株によってもたらされた「第9波」も「そろそろピークアウトか......?」と思って
「BA.2.86系統」という変異株が検出される国が増えてきており、日本国内でも2023年9月7日に初症例が報告されました。 この新しい変異株「BA.2.86系統」はどういった特徴があり、どのようなことが懸念されるのでしょうか? すでに世界14カ国で100例以上が報告されているBA.2.86系統が検出されている国(GISAIDより) 「BA.2.86系統」は、「BA.2」という2022年に流行したオミクロン株から派生したものです。 現在、世界中で主流になっているのはXBB系統と呼ばれる組替え体から派生したものですので、それとは異なる変異株ということになります(いずれも同じオミクロン株系統ではあります)。 2023年9月9日までに14カ国(イスラエル、デンマーク、アメリカ、イギリス、南アフリカ、ポルトガル、スウェーデン、カナダ、フランス、スペイン、オーストラリア、韓国、日本、タイ)で100例以
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株が登場するたびにそれに対応したワクチンが開発されていますが、SARS-CoV-2はそれ以上の速度で変異を続けており、ウイルスの変異とワクチン開発はいたちごっことなっています。ケンブリッジ大学とバイオテクノロジー企業・Diosynvaxが、既知および将来のすべてのSARS-CoV-2変異株に対する免疫を獲得できる可能性を持つワクチンを開発し、動物での試験で有望な結果を得たと発表しました。 A computationally designed antigen eliciting broad humoral responses against SARS-CoV-2 and related sarbecoviruses | Nature Biomedical Engineering https://www.nature.com/articles/s
東京都は新型コロナウイルスオミクロン株の新たな変異株「BA.2.86系統」が国内で初めて確認されたと発表しました。 【動画】「人生が壊れた」コロナ後遺症 10人に1人の“なぜ” 東京都は、都内の医療機関で先月24日にPCR検査を行った検体1件をゲノム解析した結果、オミクロン株の新たな変異株「BA.2.86系統」だったと発表しました。 「BA.2.86系統」に感染した人は軽症だということです。 「BA.2.86系統」は今月6日までにデンマークやタイなどで42件の確認が報告されていますが、国内では初めて確認されました。 アメリカのCDC=疾病対策センターは「BA.2.86系統」について、病原性や感染力は不明だとしています。
これまでのコロナワクチンの多くはスパイクタンパク質を標的としてきた(写真はイメージです) Corona Borealis Studio-Shutterstock <英ケンブリッジ大と同大から生まれたバイオテクノロジー企業のDIOSynVax社が、あらゆるタイプの新型コロナ変異株に対して免疫を獲得できる可能性があるワクチンを開発した。その研究概要、現行ワクチンとの違いを紹介する> 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症が第5類に移行してから、まもなく5カ月になります。 政府や自治体は個人に対して緊急事態制限や入院措置などの行動制限ができなくなり、マスクの着用も個人の判断にゆだねられるようになりました。飲食店への営業自粛要請や第三者認証制度はなくなり、スポーツ観戦や音楽ライブでは収容率100%での開催と声出し応援が解禁されるなど、生活や娯楽は新型コロナ前の状況に戻ってきたと言えるでし
新変異株拡大、「第10波」か 専門家「感染対策続けて」―新型コロナ 2024年01月28日08時43分配信 【図解】新型コロナ感染者数と変異株「JN・1」の主な特徴 新型コロナウイルスの感染が再拡大している。厚生労働省によると、新規感染者数は9週連続で増え、流行の「第10波」が来たとの見方もある。感染力が高い新たな変異株も広がり、専門家は「油断せずに感染対策を続けて」と訴えている。 コロナ9週連続で増加 インフルも増―厚労省 新型コロナは昨年5月、感染症法上の位置付けがインフルエンザと同じ5類に移行。そのため患者数の把握方法は、全患者情報の収集から全国約5000の定点医療機関による報告に変わった。 厚労省によると、21日までの1週間に報告された感染者は1機関当たり12.23人。前週比約1.4倍で、昨年11月下旬から増加が続く。能登半島地震に伴い多くの人が避難生活を送る石川県は同約1.4倍の
2023年に入って新たに確認された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株「EG.5.1」が、北米や英国などで急速に感染者を増やしている。 ウイルスが公衆衛生に与える影響の大きさにより、それらを分類している世界保健機関(WHO)は7月19日、オミクロン株「XBB.1.9.2」系統の子孫株であるEG.5(特にEG.5.1)を「監視中の変異株(VUM)」のリストに追加した。 すでに数多く出現してきた変異株やその派生型の名前を覚えることは、いまや困難になっている。SNS上ではそれらにニックネームが付けられるようになっており、例えばオミクロン株から派生したXBB.1.16は「Arcturus(アークトゥルス)」、XBB.1.5は「Kraken(クラーケン)」と呼ばれている。 新たに確認されたEG.5は、質量が最も大きく、半径が2番目に大きい準惑星の名称から取った「Eris(エリス)」とい
新型コロナウイルスの患者数が増えています。都内にある病院では感染力が強いとされる新たな変異株、通称「エリス」の割合が増えて一般の医療にも影響が出ています。 新型コロナの感染者数が、いわゆる“第9波”を迎えています。先月28日から今月3日までの1週間に報告された感染者数は全国で10万1289人。医療機関1カ所あたりの平均は20.50人で、5月8日に「5類」に引き下げられて以降、最も多くなっています。 昭和大学病院 相良博典院長:「感染拡大していく強さというのは今、流行しているEG.5は強いんじゃないかなと思っています」 現在、感染が広まっているのは世界保健機関が先月、注目すべき変異株に指定したオミクロン株の新たな系統「EG.5」、通称「エリス」とみられています。 東京・品川区にある昭和大学病院です。コロナ患者が増えるなか、解析の結果、約6割がEG.5だということです。現在、コロナ病床12床に
新型コロナウイルスの新たなEG.5系統が急速に広がっている。またマスクを着用する時が来たのだろうか。医療関係者が新型コロナウイルス陽性患者からの感染を防ぐ上で欠かせないのが、このN95マスクで、ウイルスを含む飛沫とエアロゾル(空間に浮遊する微粒子)を吸い込むのを大幅に防げる点が、他のサージカルマスクとの最大の違いだ。(PHOTOGRAPH BY ROGER LEMOYNE/REDUX) 世界保健機関(WHO)が5月5日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急事態宣言の終了を発表してからまだ3カ月だが、強い感染力をもつ新たな新型コロナウイルス変異株が急速に拡大している。 オミクロン変異株XBB系統から派生したEG.5は、今年2月17日にインドネシアで初めて確認された後、徐々に広がり、6月中旬には感染者数が急増し始めた。夏の旅行を楽しもうと記録的な数の旅行客が飛行機などで移動する一方
新型コロナウイルス感染症変異株「エリス」が全国で猛威 新型コロナウイルス感染症変異株「エリス」が全国で猛威 依然日本でも猛威を振るう新型コロナウイルス感染症 5類になったから人数の発表がない 致死率が低いとわかると… 新たな変異株エリス… 【公式】ケアマネ介護福祉士的に日本もそろそろ… 増えてきている印象… 【公式】ケアマネ介護福祉士が地元で新規利用者さんを獲得 ココからはブログのお知らせ⇓⇓ アメリカで新たな変異株が広がる中、ニュージャージー州では老人介護施設が再び新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いに直面している。 州のデータによると、老人介護施設の約25%がここ1週間で急激に感染者が増加したと報告している。 アメリカではCOVID-19による入院や死亡が全国的に増加している。 アメリカで新たな変異株が広がる中、ニュージャージー州では高齢者が再びCOVID-19の脅威に
米中西部ネブラスカ州ダグラス郡で、同州でこれまで確認されたことのなかった狂犬病ウイルスの変異株に感染した子猫が見つかった。当局は、この変異株が定着すれば人間にも危険がおよぶとして、対策を急いでいる。 子猫が感染した変異株は通常、アライグマに関連しているもので、米国の南東部では一般的であるものの、アパラチア山脈以西ではあまり見られない。感染したのは、生後わずか数カ月とみられる野良猫だった。 連邦政府と州、地元の保健・野生生物管理当局は、ダグラス郡でアライグマの捕獲・検査・ワクチン接種を実施すると発表。当面の目標として、同地域の個体数の約60%に相当する1000匹のアライグマを捕獲する予定だ。この地域でこれほどの規模の狂犬病予防措置が取られたのは初めてだという。 アライグマは都市部に多く生息しており、猫や犬などのペットや家畜と接触する機会が多いことから、特に懸念される動物となっている。ただアラ
東京都内で新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が進んでいる。都が14日の感染症対策連絡会議で明らかにした。新型コロナの患者報告数は、第8波のピーク時の8割近くに達し、オミクロン株から派生した変異株「EG.5(通称・エリス)」が主流となりつつある。一方、インフルは季節外れの流行でこの時期としては過去最多の報告数になった。専門家は手洗いなど基本的な対策を講じるよう呼びかける。(渡辺真由子) 都によると、新型コロナの直近1週間(4~10日)の1定点医療機関当たりの患者報告数は16.36人。感染症法上の5類移行後で最多だった前週は17.01人で、専門家は「横ばい」と評価した。 昨年末~今年初めの第8波では医療機関当たりの報告数の最多は19.78人で、1日当たりの感染者数の最多が2万2063人に達した。都医師会の尾崎治夫会長は12日の会見で、現在の感染者数が「1万5000人規模と想定される」
東京都は新型コロナウイルスオミクロン株の新たな変異「BA.2.86系統」が国内で初めて確認されたと発表しました。 東京都は都内の医療機関で先月24日にPCR検査を行った検体1件をゲノム解析した結果、オミクロン株の新たな変異株「BA.2.86系統」だったと発表しました。 BA.2.86系統に感染した人は軽症だということです。 BA.2.86系統は今月6日までにデンマークやタイなどで42件の確認が報告されていますが、国内では初めて確認されました。 アメリカのCDC(疾病対策センター)はBA.2.86系統について、病原性や感染力は不明だとしています。 ▶【新型コロナ】東京都 1医療機関あたり定点把握17.01人「すべての年代で増加」 ▶コロナ感染拡大で学級閉鎖が全国で8月末から3倍超に 群馬はインフルも同時流行か
米国の一部の病院や教育機関が、マスクの着用義務を復活させている。米国では新型コロナウイルスの変異株「EG.5」(通称エリス)やその他「XBB」系統の派生型が広がり、足元では入院患者数も増えている。ただ、専門家からは、マスクの着用は本人の年齢や感染リスクの高さに応じて判断すべきとの見方も出ている。 ニューヨーク市のアシュウィン・バーサン保健・精神衛生局長は先週、多数の変異を起こした新たな変異株で、米国などで見つかっている「BA.2.86(通称ピロラ)」について、「ワクチン接種や以前の感染でできた免疫を回避しやすそうだ」と注意を促した。同局の報道担当者は先週、英紙デイリー・メールの取材に、4日の「レイバーデー」を含む3連休には、屋内の混雑した場所でマスクを着けるのが「いい考え」だと述べている。 ジョージア州アトランタにあり、伝統的に黒人の教育を目的としてきたモーリス・ブラウン大学は8月下旬、9
※ 1月19日、新しい記事を書きました。 knoa.hatenablog.com これまでとれからの感染状況について、ごく簡単にまとめておきます。 感染の波ができる仕組みについては、第9波が「ゆるやかな大波」になる懸念 を参照してください。(これを最初に読んでおかないと、ピンと来ないかも) 直近で ●JN.1 が週あたり約2倍のペースで増えています。 しかしグラフには記載していませんが絶対数としては少なく、年明けまで高い前週比をキープしても、感染者数全体として大きな波を作るほどではありません。 またその ●JN.1 も、おそらく11月までの環境下(人流量や免疫量)では1倍前後の前週比だったと思われます。前週比が1倍→2倍になった要因は、ひとえに年末の人流増(感染機会増)です。(免疫の減衰は、この短期間ではわずかです) 今後は、人流が2019年のような推移を繰り返すとすれば、年明けには人流は
週プレNEWS TOPニュースIT・科学ツギハギな変異株「XBB」の出現。新型コロナの「進化」の変遷(中編)【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】 遺伝子組換えを起こして生まれた変異株「XBB」が出現 連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第3話感染力を維持しながら、免疫から逃れるという進化を遂げ、「全とっかえ」で大流行した新型コロナ。しかし、2022年下半期からはウイルスが多様化し、そこからこれまでにないふたつのウイルスが合体した変異株が現れた。 前編はこちらから * * * ■「西半球」 vs 「東半球」という新たな構図前編では、2022年夏のオミクロンBA.5の出現と流行まで、つまり、変異株の「全とっかえ」の変遷についてまとめた。今回のコラムでは、2022年下半期から現在(2023年夏)までの変遷を追う。 2022年夏まで続いたこの「全とっかえ」の構図があやふやになってき
愛知県では、新型コロナの感染者数が全国平均を上回り感染が急拡大しています。 愛知県 大村秀章知事 「愛知県は新型コロナ感染症の第10波に入ったと認識せざるを得ない」 全国的にも去年夏の“第9波”の後、落ち着いていた感染者数が先月ごろから増加傾向にあります。 “第10波”の恐れは東京都にも及んでいます。 院長 「感染症をもらうような機会は?」 コロナ陽性患者(38) 「幼稚園かなと思う。上の子も下の子も幼稚園で」 院長 「お子様経由でね」 コロナ陽性患者 「子どものクラスの子は インフルエンザ、コロナ、RSウイルス」 院長 「インフル、コロナ、RSウイルス、はやっていると」 いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「我々の現場でも“第10波”に入ったと感じています」 新型コロナについては、新たな変異株「JN.1」の感染が世界的に拡大しています。 武見敬三厚労大臣 「(他と比べ)重症度
米CDCの最新の推計で全米の新型コロナ感染者の約17%がEG.5であることがわかった/Reginald Mathalone/NURPHO/AP/FILE (CNN) 米国で新型コロナウイルスの新たな変異株「EG.5」が主流になっている。米疾病対策センター(CDC)の最新の推計によると、全米の新型コロナ感染者の約17%がEG.5で、次いで「XBB.1.16」が16%となっている。 EG.5はオミクロン株の一種であるXBBの派生型。元々のオミクロン株のように大きく変異したものではなく、ウイルスが少しずつ変異したもの。 EG.5にはEG.5.1という派生型があり、こちらも急速に広がっている。 人間が持つ抗体に対する派生型の抵抗力を研究している米コロンビア大学のデビッド・ホー博士は、EG.5などの変異株はこれまでのウイルスと異なる症状、あるいは重篤な症状を引き起こしていないようだと指摘する。 EG
Meiji Seika ファルマ記者説明会資料より RNAを鋳型としてRNAの複製を誘引する酵素レプリカ―ゼにより、既存ワクチンの6分の1~12分の1の有効成分量で十分な効果を持続的に示す1価次世代mRNA(レプリコン)ワクチンARCT-154(商品名コスタイベ筋注用)は、過去の検討で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)起源株に対する有効性と安全性を示した。しかし、その後の流行状況が変化したことを受け新たな変異株に対応するワクチンの開発が待たれていた。Meiji Seika ファルマは3月19日に記者説明会を開催し、新たに開発した2価ワクチンARCT-2301が起源株、オミクロン株BA.4-5に同等の効果を示したと報告。ウイルスの変異にかかわらず発症予防効果を示すレプリコンワクチンのプラットフォーム化が完了したことを発表した。
新型コロナウイルスの新たな変異株「EG.5」(通称エリス)が、米国で最も流行している変異株になったことがわかった。EG.5はオミクロン株の派生型のひとつで、米国で感染者や入院患者の増加を招いている。ただ、専門家はオミクロン株系統の以前の変異株と比べ症状が重くなるわけではないとの見解を示している。 米疾病対策センター(CDC)の最新の推計によると、7月23日~8月5日の2週間に、EG.5感染者は米国の新型コロナウイルス感染者全体の17.3%にのぼり、同じくオミクロン株から派生した「XBB.1.16」(通称アークトゥルス)を上回って主流になった。EG.5感染者の割合は4月30日~5月13日の期間には0.4%にとどまっており、ここ3カ月弱で急速に広がった。 世界保健機関(WHO)は7月19日、EG.5を「監視下の変異株(VUM)」に指定。今月9日には、警戒度が一段階高い「注目すべき変異株(VOI
新しい変異株が生まれては流行の波を作り出してきた新型コロナ。 その主なコロナ変異株の変遷をたどると、武漢株・アルファ株・デルタ株・オミクロン株(BA.1株)・ステルスオミクロン株(BA.2株)・BA.5株・XBB株・XBB.1.5株、XBB.1.16株、EG株(エリス株)など多くの変異により人々の生活に多大な影響を与えてきました。 そして、今年度の冬に新しい変異株「JN.1株」が海外だけでなく日本でも主流株になっています。新しいコロナの変異株「JN.1株」とはどんな特徴があるのでしょうか? 国内外のさまざまなデータから、新型コロナ「JN.1株」の主な特徴や症状などについて、一緒に見ていきましょう。 コロナ変異株「JN.1株」とは? JN.1株は「突然変異株」として世界を騒がせていたBA.2.86株からの派生株です。 BA.2.86株は去年5月にBA.2株(ステルスオミクロン)として日本に流
米国で新型コロナウイルスのオミクロン株の変異株「BA.2.86(通称ピロラ)」が急速に広がっている。米疾病対策センター(CDC)によると米国内の感染者で3番目に多い変異株になった。最新の1価ワクチンはオミクロン株のXBB系統に対応しており、ピロラは系統が異なるが、CDCや製薬会社はピロラやその派生型に対してもある程度の防御効果があると説明している。 CDCの最新の見積もりによると、11月12〜25日の2週間に、米国内の感染者に占めるピロラの割合は8.8%と前の2週間から3倍近くに急増した。ピロラは前の2週間には上位5位にも入っていなかった。 ピロラはとくに米北東部で広がっており、この地域ではオミクロン株のXBB系統の「HV.1」に次いで2番目(13%)に多くなっている。 WHOは「注目すべき変異株」に指定世界保健機関(WHO)は先週、ピロラを「注目すべき変異株(VOI)」に指定し、8月に指
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
Published 2024/01/14 18:59 (JST) Updated 2024/01/14 19:15 (JST) 【北京共同】中国疾病予防コントロールセンターは14日、新型コロナウイルス感染が中国で今月に拡大する可能性があるとの予想を明らかにした。世界で広がっている新変異株「JN・1」が勢いを増し、中国でもコロナ感染の主流になるとの見通しを示した。 同センターの担当者は記者会見で中国のコロナ感染は「低いレベルにとどまっている」と強調した。監視ポイントの病院での陽性率は1%以下だと説明したが、感染者数は明らかにしなかった。 中国は昨年1月に厳格な「ゼロコロナ」政策を終了後、日ごとの感染状況の発表を取りやめ、最近は月に1度だけ発表している。足元の詳しい流行状況は不明だ。
昨年末から新型コロナの新変異株「JN.1」が全世界で大流行している。 連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第28話年末年始にかけて、全世界で流行が急拡大している新型コロナウイルスの変異株「JN.1」。実はその親株は、昨年8月に週プレNEWSでもいち早く取り上げた「BA.2.86」だという。では、なぜ親株が大流行せず、その子孫が感染を大きく広げることになったのか? また、その動向から見えてきた、大流行する変異株のある特徴とは? * * * ■年の瀬の新型コロナの進化のおさらい2023年の年の瀬。ビートルズの「Here Comes The Sun」などを聴きながら、ここ数年の年の瀬を振り返っていると、ふとあることに気づいた。 年の瀬には、新型コロナの流行に強く関連する、ウイルスの進化に大きなイベントがあることが多いようである。そもそも、「中国の武漢で、謎の肺炎が流行っている」という最
新型コロナの感染者が増えたことによって、全国で学級閉鎖の報告が相次いでいるといいます。患者が増えている原因と、新たな変異株「エリス」について、名古屋市衛生研究所に聞きました。 東海3県でも、岐阜県では31日、学級閉鎖が6クラスで確認されています。その背景にはコロナの感染者の増加があります。 愛知県のコロナ患者の定点観測状況を見ると、5月8日に「5類」に引き下げられた時は3.42でしたが、じわじわと増えていきました。夏休みに入ったころの7月24日からの1週間では20.82にまで増加しています。 さらに、お盆明けの夏休み終盤の8月21日からの1週間では、23.86とさらに増えています。 なぜ患者が増えているのか、名古屋市衛生研究所の微生物部長・柴田伸一郎さんに聞きました。 1.夏休み、お盆休みで人の動きが活発になった 2.猛暑による疲労の蓄積 夏バテからくる免疫力の低下もあるのではないかという
第10波の感染が拡大している新型コロナ。高知市の医師2人に現状を聞くと、従来株に加え新しい変異株が流行し、第10波の期間中2つの株に感染する可能性が出てきたという。 さらに様々な呼吸器感染症の患者も爆発的に増えている。第10波のさなかで戦う医療現場の今を取材した。 【画像】急増するコロナ感染者数 世界中で流行 新変異株「JN.1」1月21日までの1週間に報告されたコロナの感染者数は、1医療機関あたり13.95人で前の週の1.27倍に。今シーズン初めてインフルエンザの感染者数を上回った。 県は第10波の感染が拡大し、今後、医療逼迫(ひっぱく)のおそれがあるとしている。 この第10波の背景に、新しい変異株の存在を指摘する医師が、高知市の朝倉医療クリニックの武市牧子院長だ。 武市院長: 日本では12月末からJN.1が主流になってきて、現状、非常に拡大しているという(国立感染症研究所からの)報告が
産業医として超多忙なビジネスパーソンたちの心をプレッシャーから守る任を負い、多くの社員と面談をしてきた鈴木英孝医師。アマゾン ジャパンでのグローバルな産業保健活動を終えて独立、現在は開業産業医としてクライアント企業での産業保健のコンサルティング活動を行っている。 職域の感染症管理も専門とする鈴木氏に、5類感染症に移行するも、第9波の不安がささやかれる新型コロナの現在について、変異株「EG.5」にいかに備えるかを以下、ご寄稿いただいた*。 (*8月24日時点の情報に基づいている) 新型コロナウイルス感染症、流行の現況は? 2023年5月の5類感染症移行後の初めての夏が終わろうとしています。夏休みで人々の行動範囲が広がることもあり、この夏に感染が広がる要因になったと考えられます。 最近ではメディアが新型コロナウイルス感染症を取り上げることが少なくなった関係で、その流行状況に対する関心が低くなり
コロナの‟新変異株”ピロラが日本国内で初めて確認されました。 どのような特徴があるのでしょうか? また、新型コロナ・インフルエンザが同時流行する中、医療現場の状況と、我々が注意すべきことを、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に聞きます。 【写真を見る】コロナ“新変異株”ピロラ 国内で初確認 症状の特徴と感染の可能性を医師に聞く【ひるおび】 ■日本国内で初めて確認 新変異株ピロラ 新型コロナウイルスの新変異株が出てきています。 「BA2.86」通称“ピロラ”と呼ばれるものです。 PCR検査を行った検体をゲノム解析したところ、オミクロン株の新たな変異種「BA2.86」系統を確認したと東京都が発表しました。 ウイルスの表面にある突起状のスパイクタンパクが変異することで感染しやすくなる恐れがありますが、この「BA2.86(ピロラ)」は30か所以上とスパイク異変が多く、監視対象に認定され
こんにちは、よーたです。 先日、地下鉄の扉横に立ち目を閉じ音楽を聴いていた時の事。 肩を叩かれ目を開けると、優し気なお婆さんが私の頭の上を指さした。 その指の方向(よーたの頭上)を見てみると、よりかかっていた扉に・・・見た事のないデカい虫が・・・ 胴体は毛虫のように太くニョロっとしており、足は見当たらないがトンボのような大きな羽を備えた気色の悪い生物がいた。 思わず車内で『わぁっ!!』と叫び、お婆さんに礼を言って扉から離れた。 さらに職場では巨大化したハエらしき生物が飛び回る・・・ ゲノム編集食材や遺伝子組み換え穀物など・・変異を重ねる食材をエサにし、ケムで汚染される外気の中でも生き残った生物は、悍ましく変化し強靭に巨大に変異しているのか?!と本気で考えたよーた、今日も無邪気な46歳です。 さて、食材は遺伝子やゲノムをいじくり倒され、空気は汚染され、人〇的なウィルスがばら撒かれる昨今だが、
「これはヤバいかも......」。世界各国のウイルス研究者がそう声を漏らすほど、注視している新型コロナの変異株がある。 「BA.2.86」と呼ばれるその変異株は、世界保健機関(WHO)が「監視下の変異株」に分類し、アメリカ疾病対策センター(CDC)も追跡することを明らかにするなど、日に日に注目度が増しているが、日本のメディアではほとんど報じられていない。 BA.2.86は、なぜ今これほどまでに騒がれているのか? 新型コロナ変異株の動向に詳しい、東京大学医科学研究所の佐藤佳(さとう・けい)教授に聞いた。 * * * ■オミクロン株出現のときの空気感に近い 新型コロナの「5類移行」後、初めての夏を迎えている日本。8月も後半に入り、XBB系統の変異株によってもたらされた「第9波」も「そろそろピークアウトか......?」と思っていたら、海外から気がかりなニュースが飛び込んできた。 現在、世界各地
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く