日本共産党の大門実紀史前参院議員は1日、自身の偽ウェブサイトが作成され、政治家としての社会的評価と信用に傷がつき名誉を毀損(きそん)されたとして、警視庁原宿署に名誉毀損罪と偽計業務妨害罪の疑いで告訴状を提出しました。 告訴状によると、大門氏は前回参院選後の2022年8月、それまで開設していた自身の正規ウェブサイトを閉鎖。ところが同年11月から23年1月ごろに、何者かが大門氏に断りもなく、同じアドレスで、同氏になりすました偽サイトを開設したとしています。 偽サイトでは、オンラインカジノのブックメーカー(胴元)につながるリンクが設けられています。大門氏は現職当時、カジノ反対の政策を掲げ、国会論戦を展開してきました。 告訴状は、偽サイトは大門氏がカジノを推進しているかのような内容になっており、同氏の社会的評価を傷付けて名誉を毀損するとともに、業務を妨害したとしています。 同日、大門氏は都内で会見