兵庫県尼崎市の全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失したスキャンダルで、市から業務委託された情報サービス会社BIPROGY(ビプロジー)が大炎上している。 尼崎市「46万人個人情報USB紛失」見落としがちな問題と教訓にすべきネットリテラシー ■4月に日本ユニシスから社名変更したばかり ビプロジーは聞き慣れない社名だと首をかしげる向きがほとんどだったろうが、4月1日に日本ユニシスから社名変更したばかりの会社だ。新しい会社は発足ほやほやでの醜聞となった。 社名のBIPROGYは光が屈折・反射したときに見える7色(青、藍、紫、赤、橙、緑、黄)の英語の頭文字をとった造語。「さまざまなビジネスパートナーや多種多様な人々がもつ光彩を掛け合わせ、混沌とした社会の中で新たな道を照らし出す」といった意味を込めた。 今回の“事件”は7色の光が乱反射したようだ。 これまでの尼崎市などの説明に