告発したのは、神戸大学感染症内科教授で医師の岩田健太郎さん。18日に災害派遣医療チームとして船内に入ったが「どこが危なくてどこが危なくないのか全く区別がつかない」「常駐しているプロの感染対策の専門家が一人もいない」などとして、「これはもうCOVID-19に感染してもしょうがないんじゃないかと本気で思いました」と訴えた上で、「ぜひこの悲惨な現実を知っていただきたい」と結んでいる。
4月17日の会見で安倍総理が朝日新聞記者から布マスク配布政策を批判された際に「朝日新聞も3300円で布マスク販売しておられた」と指摘しましたが、これは泉大津市のマスクプロジェクトの製品だということが分かっています。 安倍総理「朝日新聞も3300円で布マスク販売されていた」 朝日新聞SHOPで3300円のマスクが販売⇒緊急事態宣言で休止 「繊維のまち」泉大津市マスクプロジェクトの大津産業株の製品 安倍総理は「ぼったくり」などと言っていない 朝日新聞はアベノマスクに「布マスク配布は意味が無い」 朝日新聞が地場産業支援ならなぜ泉大津市マスクプロジェクトに触れないのか? マスクは個人の感染予防効果が薄く、集団感染拡大防止効果が見込まれてる 繊維のまち泉大津市をよろしくお願いします 安倍総理「朝日新聞も3300円で布マスク販売されていた」 朝日新聞の布マスク配布批判に対して安倍総理の回答。 「御社の
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。 4000人近い乗客・乗員の間で、新型コロナウイルスの感染が急速に広がる未曽有の事態となった。3月1日現在、感染者は乗客・乗員の2割にのぼり、7人が死亡した。 政府の対応が「後手」に回ったと、国内外から厳しい批判にさらされている。 クルーズ船で何が起きていたのか。政府関係者や専門家に取材した。 (木下隆児、宮川友理子) 「そこまで広がらない」薄い危機感 当初、政府に危機感は薄かった。 ある政府関係者は取材に対し、「体調不良を訴えている人の検査が陰性であれば、船全体を陰性とみなせるようだ」と話していた。 こうした見立てを踏まえ、政府は当初、発熱やせきなどの症状がある人や、そうした人たちに濃厚接触した人に限り、ウイルス検査を行うこととした。ウイルス検査の1日の処理件数に限界があることも理由だった。 そして、体調が良好な乗客の下船は認める方向だった。 「ク
【新型コロナ】岩田健太郎氏「日本の感染対策はアフリカより劣悪、クルーズ船はCOVID-19製造機」クルーズ船内部の状況を告発 ★4 779 :名無しさん@1周年[sage]:2020/02/19(水) 03:44:41.95 ID:Eps1T5gm0 映像みて、「プロほんとにいるのかよ」と愕然としてたが、マジでいなかったのか・・・愕然。 これはマジで陰性者の非感染が担保出来なくなった。 イワケンのいう「検査無駄」は正しい。感度が十分でないからな。「陰性=非感染」と決めつけることに繋がる。 隔離が保証出来なくなった以上今日からの放流は・・・ 世界よごめん。もうダメだ。 マジで恐怖している。厚労省官僚が世界を壊す。 安倍さん、今動かせるのあなたしかいない。でも、ダメだろうな。 【新型コロナ】岩田健太郎氏「日本の感染対策はアフリカより劣悪、クルーズ船はCOVID-19製造機」クルーズ船内部の状況
賛否両論…岩田健太郎氏の言動 中国で発生し世界的に猛威をふるいつつあるコロナウイルス感染症について、日本における水際作戦が不適切だったのではないかという疑念が抱かれている。 特に、横浜港に停船を指示された大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号には、乗客と乗務員を合わせて約3700人が乗船していたが、その船内で行われていた感染症対策に不十分な点があり、感染の拡大を防止できないものであった可能性を、感染症の専門医である岩田健太郎氏が船内に入り、その様子についての動画を公開しつつ指摘したことは、世界中からの注目を集めることになった。 その動画は、「船内の感染対策がその後に改善され役割を果たした」という理由で、岩田氏自身の手によって削除された。一連の岩田氏の言動については賛否両論があるが、私は氏の言動を強く支持している。本稿では、その理由を説明していきたい。 日本社会の構造的問題を乗り越える 私
新型コロナ対策として、実際にコロナかどうかに限らず風邪をひいたらすぐに休むことが大切です。自分がまず休むこと、そして家族や同僚が風邪をひいたらちゃんと休ませてあげることが大切ですが、そのためには、「休むことができるシステム」を整備しないといけない。 それは工夫すれば容易にできることなんですが、日本の社会では、工夫することそのものが悪とされることがあります。 日本の病院はなぜ「無駄」が多い? 2018年に注目を集めた東京医科大学での女性差別問題なんかが典型ですよね。「男性医師がこんなに頑張って仕事をしているのに、女性がそこに入ってやれるわけがない」といって、差別を起こすわけです。 でも世界的に見たら、じつは医師の数は女性のほうが多いのです。ということは、女性の医師のほうが多い国が圧倒的に多い。にもかかわらず日本では男性医師じゃないとやっていけないというのは、男女の能力の問題というより、単なる
COVID-19 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は17日の記者会見で、新型コロナウイルスによる新型肺炎(COVID19)は「重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的なものではないとみられる」と述べ、致死率は比較的低いとの見解を示しました。 テドロス氏の情報によると中国が新型コロナウイルス感染者約4万4千人分のデータを提供し、約8割が軽症で、約14%は肺炎や息切れが起きる重症化する。 その中の約5%が呼吸困難や多臓器不全を起こし重体となり、致死率は約2%で、高齢者ほど危険性が増す可能性があります。 子どもの感染例は比較的少ないが、さらなる調査が必要だとしている。現在は、子ども場合は症状が軽いとされています。 https://www.google.co.jp/amp/s/www.sciencealert.com/this-is-what-the-cov
医療者やマスメディアによる発信 マスクと感染症防御のはなしです。 医療者やマスメディアなどが関連の記事を出し、それが反響や議論を呼びます。たとえば私が最近読んだのは、次の記事です。 kaigyou-turezure.hatenablog.jp ↑開業医のかたによる、新し目の知見を参照しながらマスクの予防効果を検討した記事。 https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/coronavirus-dr-iwatawww.buzzfeed.com ↑新型コロナウイルスに関する勉強会においての岩田健太郎氏(感染症内科医)による主張、の紹介。マスクへの言及あり。 www3.nhk.or.jp ↑NHKによる記事。色々の組織や機関による説明を引用しながら、マスクの感染予防効果を検討。 現在の知見 前節で紹介した記事で参照されているような研究含め、色々の知見を踏まえると、現
神戸大学大学院教授・医師 岩田健太郎 (c)朝日新聞社 相次ぐ不祥事、コロナ変異株拡大、届かぬワクチン。このままで本当に東京五輪は開催できるのか。神戸大学大学院教授で医師の岩田健太郎さんに話を聞いた。 テレビを見ていて信用できないと思う人1位は? * * * 現状を考えると、私は東京五輪を開催しないほうがいいと思います。 仮に開催する場合、日本に今存在しない新型コロナの変異株の海外からの流入と、その全国への拡散という二つのリスクにどう対処できるかがポイントです。 IOC委員やスポンサー、メディアなど海外から渡航する五輪関係者が、アスリートに課せられたのとまったく同じ条件で厳しい隔離対策や繰り返しのPCR検査をすべて順守するのであれば、外からの持ち込みはかなりの確率で防げるとは思います。ただ、フランスでPCR検査をすり抜ける新型コロナが出ているので、この影響がなければという留意点はありま
2月28日、テレビ朝日の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(平日・8:00)は新型コロナウイルスの特集を放送した。ゲストは元国立感染症研究所研究員の岡田晴恵・白鴎大教授。最近、彼女をテレビで見ない日はないが、この日は岡田教授がいきなり“爆弾発言”。スタジオが一瞬、凍りついたことをご存知だろうか。 【写真】クルーズ船から告発医師「岩田健太郎」が追い出された根本的な理由は *** 番組が始まると、最初はイベント自粛の問題を報道。次に安倍晋三首相(65)が全国の小中学校に臨時休校を要請したことについて、コメンテーターが活発な議論を交わした。 そして午前9時台から「苦言 新型コロナ PCR検査拒否 医師会 改善要求」という問題を取り上げた。 この「PCR検査」という言葉は、最近よく耳にする。だが、実際にどんな検査が行われているのかを知る人は少ない。 新型コロナウイルスに感染しているかを検査する方
「安倍氏は常に“経済第一主義(Economy First)”だ。緊急事態宣言をしたら、確実に、アベノミクス、“経済第一主義”は終わる」 4月2日付米紙ニューヨーク・タイムズ電子版やUS News and World Reportが掲載したロイター通信の記事「マスク2枚、ロックダウンせず:日本の首相の最新の新型コロナ対策がソーシャルメディアで怒りをかう」の中に、そんなコメントがある。 米メディアは、“経済第一主義”のため、ロックダウンを行わず、代わりに、2枚のマスクを配布するとした安倍政権の新型コロナ政策を批判しているのだ。 危機対応に対する不満 記事は安倍政権の危機管理能力も問題視している。 「緊急事態宣言を求められている安倍氏が、宣言をする代わりに、国民に布マスクを配布すると決めたことはソーシャル・メディアでバカにされ、安倍氏の危機対応に対する不満が高まっている」 また、初期対応の遅さも
兵庫県で新型コロナウイルスの感染が確認されてから1カ月が過ぎたが、全国的な拡大が止まらない。兵庫県内では、介護施設や医療機関などでクラスター(感染者集団)が多く発生した。行政や病院、市民が取るべき対応とは。神戸大病院感染症内科の岩田健太郎教授に詳しく聞いた。(聞き手・井川朋宏) 【写真】わざわざなぜ?休校中に「学級閉鎖」発表 新型コロナ -3月20日以降、連休を中心に大阪-兵庫間の往来自粛要請があった。 「両府県は感染者が多く、山陰地方などに感染を広げるリスクを考えて各府県で出入りをやめましょうというのなら分かる。2府県の行き来をやめるのは、意味不明だった。何らかのコミュニケーションエラーが起きたのではないか」 -兵庫はクラスターの発生が相次いだ。一方で、大半は感染経路をたどれる。 「全く別のこと。クラスターが多くなるのは問題だが、クラスターを追跡調査できるのは大事なことだ」 -感染が出て
アメリカの各州は、コロナ対策の実験場である。おおむね民主党の知事の州(青)はロックダウンなどのきびしい規制を行ない、共和党の知事の州(赤)は規制が少ない。ロックダウンで死亡率は下がっただろうか? Is containing COVID-19 a requirement for preserving the economy? My analysis suggests: probably not. In the US, there is no correlation between Covid deaths & changes in unemployment rates. However, blue states are much more likely to have higher increases in unemployment. 🧵 pic.twitter.com/JrikBtawE
岩田健太郎・神戸大学教授がYouTubeで告発した、ダイヤモンド・プリンセスのお粗末な新型コロナウイルス対策。アフリカや中国と比べてもひどいという感染対策そのものも大問題だが、意見を口にする者を現場から締め出すという、徹底した「言論統制」を敷いていることも明かされた。なぜ、エリート揃いの厚労省が、こんな暴走をしているのだろうか。(ノンフィクションライター 窪田順生) ● 感染対策の専門家も 呆れる惨状 「アフリカや中国と比べてもひどい感染対策、まさかここまでひどいとは…」 18日、感染対策の専門家である岩田健太郎・神戸大学教授がYouTubeにアップした「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか」という動画が、日本中に衝撃を与えている。 17日、ダイヤモンド・プリンセス号に乗船を許された岩田氏が見た光景は驚きの連続だった。 まず、感染対策の世界
《新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、「蔓延(まんえん)防止等重点措置」の適用自治体が拡大している》 重点措置の目的が見えなくなっている。重点措置をやるかやらないかではなく、何を目指すかが重要ではないか。 《猛威を振るうオミクロン株は強い感染力の半面、重症化リスクが低いとされる。医療逼迫(ひっぱく)を回避するため、対策を変え、診療は高齢者や基礎疾患のある人に限るべきだとの考えもある》 オミクロン株の重症化リスクが低いから対策を変えるというのは一つの側面でしかない。複雑・複合的な社会全体を見て、バランスの良い落としどころを探す必要があり、局面によって適切な対策は変わる。 新型コロナは(感染者が)増え始めたときであれば、ロックダウン(都市封鎖)のような強いやり方で押さえ込むのが一番痛みが少ない。オミクロン株も患者が少ない状況なら、強い対策を限られた規模でやるだけで済んだ。 感染対策が必
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 や 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 坂本史衣先生ご執筆の「J-IDEO」次号記事「新型コロナウイルス感染症の院内感染対策」を期間限定(〜2020年5月10日)で無料先行公開致します。 医療機関における院内感染が続発しておりますが、本記事が適切な院内感染対策実施の一助となれば幸いでございます。 ※本記事が掲載される「J-IDEO」5月号は5月10日刊行予定です。 泣く子も黙る感染対策(20) 第20回 新型コロナウイルス感染症の院内感染対策 坂本史衣 さかもと ふみえ 聖路加国際病院感染管理室マネジャー 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の国内感染者が今年1月中旬に初めて報告され
去年の大晦日に武漢で感染拡大した新型コロナウイルスの第一報をツイートして以来、 ▲本件には随分と深入りして、このブログ記事が多くの方々に読まれました。 その後、春節休みを香港・広東省で過ごそうとしたところ…武漢封鎖の時と重なり、 ▲緊迫した現地の状況を実際に見る機会を得られました。 …という諸事情で、最近はほぼ「新型コロナウイルス」の話題ばかりをツイートしているのですが、よく考えてみると、私は新型コロナウイルスについて、ネットで出ている情報以外、まとまった文章やら本を読んだことがありません。 あくまでも中国ニュースの延長でずっと追っかけていたのですが、私は全然ウイルスとかの専門知識はありません。ただ、現在では新型コロナウイルスに関する本はまだ少なく、あってもちょっと「アレ」な感じの本が多い…と思っていたところ、 ▲この筋の第一人者である岩田健太郎さんの新刊が発売されたので、早速入手してみま
2月3日から横浜港に停泊し大きな注目を集めたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」。神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授は同船に乗船し、その内情を告発した。 感染症対策のあり方と、現在進められている対策の有効性をどう考えるべきか。アフリカにおけるエボラウイルスや中国におけるSARS(重症急性呼吸器症候群)対策にあたった経験を持ち、日本では感染症について最も詳しい研究者の1人と言われている岩田教授に聞いた(インタビューは3月6日に実施)。 【写真】ダイヤモンド・プリンセス号の対応は失敗した ■クルーズ船での対応は失敗した ――日本政府は3月9日から、中国と韓国からの入国者に対する入国制限を強化し、2週間の検疫を開始しました。 流行している国からの入国を拒むというのは現段階でも有効だ。ただ、流行していない地域や、流行が終わりつつある地域からの入国も拒むのは有効性としてどうかと思う。現段階では、
イギリスの保健相および首相(2020年12月19日記者会見)が、この一か月ほどでイギリス内において、変異した新型コロナウイルスの感染者数が急速に拡大していることを発表しました。この発表は COG-UK Consortium という新型コロナウイルスの変異の監視と検証をしている科学者のグループからの提言を受けたものです。 これらを受けて様々な報道がなされ(BBC(日本語版)、CNN など)、公的機関などからの情報提供や解説記事なども多くでています(CDC(詳細)など)。また多くの国でイギリスとのフライトを取りやめるなどの対策がとられ始めています(CNN)。 まだ不明なことも多く、科学的な検証も十分であるとは言えないものの、この情報により様々な影響もでていることから、現状で判明していることを簡単にまとめてみたいと思います。 変異とはどういうことか ウイルスにおける変異というのは、ウイルスの設計
こんにちは、岩田健太郎です。 このごろは、会う人、会う人に「コロナウイルス怖いですねー、パニックになってますよ」と言われます。感染症は原因が目視できないため、危機の全貌が見えにくい。よって、他のリスクに比べても特にパニックを起こしやすいようです。感染者への偏見や差別が生じやすいのも昔からで、典型例はハンセン病やエイズですね。 本書『「感染症パニック」を防げ!――リスクコミュニケーション入門』は、ずいぶん前(2014年夏~秋)に書いたものですが、現在のコロナウイルス問題の「パニック」とまっとうに対峙するには十分な内容だと僭越ながら思っています。感染症リスクには「怖さ」はありますが、「パニック」を起こす根拠はどこにもありません。それをご理解いただけることと思います。 一般の方が読んでくださっても十分理解できるよう難しい表現は特に使っていませんし、公衆衛生や医療のプロが読んでも得るものは少なくな
神戸大の岩田健太郎教授が新型コロナウイルスの感染が拡大したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の検疫について、政府の対応をインターネット上に投稿した動画で批判した問題で、岩田氏は20日朝までに動画を削除した。これに先立ち、岩田氏の乗船に関して「助言した」とする医師が19日夜、岩田氏の事実誤認を指摘するメッセージをネット上に投稿していた。菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、動画の削除に政府が関与したかを問われ、「関与していません」と語った。 岩田氏とみられるツイッターのアカウントには20日朝に「動画は削除しました。ご迷惑をおかけした方には心よりお詫(わ)び申し上げます。これ以上この議論を続ける理由はなくなったと思います」とのメッセージが投稿された。 岩田氏は18日に「ダイヤモンド・プリセンス」に乗船した経験談として、「ウイルスが全くない安全なグリーンゾーンと、ウイルスがいるかもしれな
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内での新型コロナウイルス対策に不備があるなどと指摘する動画をインターネット上で公開した感染症専門医の岩田健太郎・神戸大教授が20日午前、日本外国特派員協会で記者会見を行った。岩田教授は動画を今朝取り下げた理由について、「動画はとても多く再生された。昨日(19日)、船内の状況が著しく改善されたと聞いた。また、私が懸念していた(感染可能性が高い箇所と安全箇所の)ゾーン分けも前進した」と説明した。 【ノーカット動画】クルーズ船の感染対策不備を指摘 神戸大・岩田教授が会見 会見で岩田教授は「あくまで個人的な見解であり、大学を代表した考えではない」と前置きした上で「クルーズ船内での感染防止策が不十分だった」と改めて訴えた。動画は日本語版と英語版があり、海外有力メディアの多くが19日のニュースで岩田教授の問題提起を取り上げていた。 動画内で岩田教授は、18日に災害
「ものすごい悲惨な状態で、心の底からこわいと思った」「(船内は)カオス」――。感染症を専門とする岩田健太郎・神戸大教授が、大型クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号内の様子を語る動画が波紋を呼んでいる。新型コロナウイルスの感染対策が不十分だと指摘する内容で、再生回数は英語版と合わせ半日で50万回を超えた。乗客の下船直前に降ってわいた「告発」に、厚生労働省側から反論も出ている。 【図表】その症状、風邪?新型肺炎? ウイルス感染の判定方法 「今からお話しする内容は神戸大学など所属する機関と一切関係なく、私個人の見解」。18日夜に公開されたユーチューブ上の約14分の動画はこのように始まる。視聴者に「今日、2月18日にプリンセス・ダイヤモンドに入ったのですが、1日で追い出されてしまいました。なぜそういうことが起きたのか、簡単にお話ししようと思います」と語りかける。 船内では、18日までに542人の
新型コロナウイルス対策で初動が遅れた感が否めない安倍政権。各社の世論調査でも支持率が下落、メディア上でも安倍政権の対応への疑問の声が相次いでいる。そんな中、自民党議員が「報道機関に指導できないか」と国会質疑で発言した。憲法で保障される「報道の自由」に対する、介入とも言える問題発言だ。 ◯罰則もちらつかせながら「指導」求める 問題の発言は、今月5日の参院予算委員会で飛び出した。自民党の小野田紀美参院議員は、その質疑の中で、NHKなどの報道機関が「日本国内感染者が一千人を超えた」が報じていることについて、「総務省さんに聞きたいんですけれども、こういう事実と違う報道に対して、指導をきちんとしていただけませんか」と質問。さらに「デマを流した人に罰則がある台湾みたいなのもありますし、いろいろちょっと考えていただきたいなと要望をいたします」と、罰則もちらつかせたかたちでメディアへの指導を総務省に求めた
感染症専門医の岩田健太郎氏が、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の検疫の実態を明らかにしたことにより、様々な反応があった。 感染症専門医、岩田氏からの動画による指摘が拡散(現在は削除) ダイヤモンド・プリンセス号に乗船した感染症専門医 「感染しても不思議じゃない悲惨な状況」 ちょっと短期的にいますが意思決定ができない。厚労省の言うことを聞くイエスマンだけが中にいることを許されます。 https://t.co/vAA3WFkZRf— 岩田健太郎 (@georgebest1969) 2020年2月18日 ダイヤモンド プリンセス号に乗り込んで、その余りにも酷い感染症対策を動画で知らせた岩田健太郎に対して、俺の許可を得ないで、勝手に乗り込んでけしからんといったことを、厚労省の橋本岳副大臣がいっていますが、国民の健康より自分の面子が大事な厚労省副大臣って何ですかね。— 池田清彦 (@IkedaKi
東京五輪が2021年夏までに延期される方針が固まるなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がり続けている。感染症専門医の岩田健太郎神戸大教授が25日、神戸新聞社の取材に応じ、政府の対応や今後の対策について語った。(聞き手・井川朋宏) -東京五輪の1年延期方針が明らかになった。 「1年というのは、選手たちのモチベーションやパフォーマンスの維持といった極めて政治的な判断。科学的、医学的な根拠でつくられたわけではないので、妥当なのかはわからない」 -国の対応をどう見るか。 「オーバーシュート(爆発的患者急増)を避けなさいとか、流行のピークをフラットにしましょうとかはスローガンであって、具体的な数字、データを伴わなければ目標にならない。目標を明確にしないと検証ができず、『よく頑張った』という感想しか残らない。2009年の新型インフルエンザ流行のときもまさにそうだった」 -兵庫県はクラスター(感染
産業医・内科医/ Preventive Room 株式会社代表 東海高校・神戸大学医学部医学科卒業。 研修後、年間約1万台の救急車を受け入れる藤田医科大学病院の救急総合内科にて救命救急・病棟で勤務。 救急現場で数えきれないほど「病状が悪化し、後悔の念に苦しむ患者や家族」と接する中で、「病院の外」での正しい医療情報発信に対する社会課題を痛感する。 そして、今や子どもから高齢者まで幅広く親しまれるようになったYouTubeでの情報発信を決意。2020 年2月より「すべての人に正しい予防医学を」という理念のもと、「予防医学 ch/ 医師監修」をスタート。「わかりやすい説明で参考になる」「怖いけど面白い」と評判になり、チャンネル登録者は27万人を突破し、総再生回数は2000万回を超える。 株式会社リコーの専属産業医として、「会社の健康プログラムの構成」「労災防止を目的とした作業環境の改善」など、社
無抵抗の黒人男性を白人警官が暴行死させた米国の事件をきっかけに人種差別に抗議するデモが世界中に広がる中、米有力紙のワシントン・ポストは、プロテニスの大坂なおみ選手の発言が日本国内で炎上していることを取り上げ、日本の内なる人種差別問題を世界に発信した。 ツイートに批判の嵐米国在住の大坂選手は、ミネソタ州で起きた黒人男性の暴行死事件の直後から、ツイッター上で「あなたの身に起きていなくても、それは何も起きていないということを意味しない」と事件に関心を持つよう呼びかけたり、人種差別を批判してアメリカンフットボールのプロリーグを事実上、追放された黒人選手の写真を載せたりして、人種差別に強く抗議してきた。 そうした中、激しい炎上を招いたのは、大阪市内で7日に開催された人種差別反対デモに関する4日のリツイート。大坂選手は日本語で「お願いしいます」(原文ママ)と書き込み、デモへの参加を呼び掛けた。 ところ
産業医・内科医/ Preventive Room 株式会社代表 東海高校・神戸大学医学部医学科卒業。 研修後、年間約1万台の救急車を受け入れる藤田医科大学病院の救急総合内科にて救命救急・病棟で勤務。 救急現場で数えきれないほど「病状が悪化し、後悔の念に苦しむ患者や家族」と接する中で、「病院の外」での正しい医療情報発信に対する社会課題を痛感する。 そして、今や子どもから高齢者まで幅広く親しまれるようになったYouTubeでの情報発信を決意。2020 年2月より「すべての人に正しい予防医学を」という理念のもと、「予防医学 ch/ 医師監修」をスタート。「わかりやすい説明で参考になる」「怖いけど面白い」と評判になり、チャンネル登録者は27万人を突破し、総再生回数は2000万回を超える。 株式会社リコーの専属産業医として、「会社の健康プログラムの構成」「労災防止を目的とした作業環境の改善」など、社
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