株高が続いている。日経平均が2万6000円を突破してバブル後高値をつけ、NYダウが史上初の3万ドルを突破。背景にはコロナウイルスの感染拡大を受けた超のつく金融緩和がある。 流動性供給で溢れかえったマネーが株式市場になだれ込んでおり、夏場の成長株人気のあとは、コロナワクチン開発の具体化を背景とした景気敏感株に物色の対象が広がっている。中でも低PBR銘柄など、主力のバリュー株の戻しが強い。 そんな中でも、依然として出遅れが顕著な銘柄も多い。代表的な指標が配当利回りで、PER、PBRとともに株価の割安度を図る。それが3%を超す高利回り銘柄も依然少なくない。決算期末が近づくにつれ、配当取りを狙った買いも本格化する。 そこで『会社四季報プロ500』2021年新春号では、高配当銘柄を多数掲載。関連ランキングも載せている。ここでは時価総額1000億円以上、ROE3%以上で、来期減配予想を除くなど、少し条