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斎藤公輔の検索結果1 - 40 件 / 41件

斎藤公輔に関するエントリは41件あります。 デイリーポータルZネタdpz などが関連タグです。 人気エントリには 『電子ペーパーを額装して飾るとやたらカッコいい』などがあります。
  • 電子ペーパーを額装して飾るとやたらカッコいい

    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:高速道路上にあるバス停が異世界 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 電子ペーパーを飾るということ 「電子ペーパー」は、どちらかといえば地味な存在だ。その多くがモノクロだし、応答速度(画面切り替え)も遅い。液晶と比べると華やかさに欠けるイメージがある。 しかし一方、目が疲れにくかったり、電源がなくても画面表示を保持する特性があったりで、電子書籍端末などに重宝されている。秀才の影に隠れて目立たない無口キャラだけど、「あいつ、実はすごいやつだよな」とクラスで噂されるような存在である。 そんな飾り気のない、質実剛健な電子ペーパーに強く惹かれている。 これは愛用している電子ペーパ

      電子ペーパーを額装して飾るとやたらカッコいい
    • 「神は細部に宿る」コレクション

      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:最新家電にカバーをかけて昭和感をだす > 個人サイト NEKOPLA Tumblr こだわりポイントを探す 人工物を作っているのは、言わずもがな人間である。その辺に存在するどんなに些細な物にだって、必ず制作者がいる。街の風景を形づくっているのは、各人が膨大な時間をかけて生み出してきた作品たちなのだ。 そのなかでも、特に制作者の思いが透けてみえる物件がある。私はそういう物件を愛している。 駐車禁止の看板を、ここまで作り込む必要は全くないだろう。「特に月木曜」という、蛇足にも思える追記が律儀さを加速させている 穴埋めクイズの正解はストリートビューを見れば分かるが、■と●の塗り分け方に

        「神は細部に宿る」コレクション
      • 写真を限界までJPEG圧縮すると見えてくる世界

        1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:「神は細部に宿る」コレクション > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 限界までJPEG圧縮したい ここに何の変哲もない写真がある まったく同じ写真でも、JPEGの圧縮率を高めるとこうなる。一枚目の写真と比較して、容量は約2/3にまで圧縮できた。スマホで見ると違いが分からないかもしれないので拡大してみると、 汚いノイズが目立っている JPEGという画像圧縮の規格がある。人間の目には感じにくい情報を削ることで、画質をほとんど変えずにファイル容量を小さくする技術である。 当然ながら、画質と容量はトレードオフの関係にある。高画質を維持すればするほど容量は減らないし、逆に画質劣化を

          写真を限界までJPEG圧縮すると見えてくる世界
        • 君は逆ポーランド電卓を知っているか? ~そして自作へ

          1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:タイムズパーキングの看板、でっぱってるか? でっぱってないか? > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 逆ポーランド記法とは 世の中には、大きく分けて2種類の電卓がある。ほとんどの人が使っている普通の電卓(「中置記法の電卓」という)と、入力方法の異なる「逆ポーランド記法の電卓」だ。 これが逆ポーランド電卓(HP-16C)。どこにも“=”キーがなく、反面デカデカと“ENTER”キーがあるのが特徴 電卓の紹介をする前に、まずは「逆ポーランド記法」ってなんだ? という点について説明する必要がある。めんどうだけど、少しお付き合い下さい。 言語にはいろんな語順がある。日本語だと「主語

            君は逆ポーランド電卓を知っているか? ~そして自作へ
          • レトロPCゲームみたいな写真が撮りたい

            1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:教室みたいなスピーカーを部屋につけてチャイムを鳴らすと最高 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr こんな写真を作ってみた この記事で作り出すのがどんな写真か、最初に完成形を見てもらおう。 人が行き交う駅の改札前 石垣を這うツタ よく晴れた日の川面 苔むす雑木林 これらの写真の特徴は、「8色」しか使ってないという点である。しかも任意の8色ではなく、どれも同じ8色(黒、白、赤、青、緑、水色、紫、黄色)だけで出来ている。 ドット絵のように見えて写実的でもあり、いまにもチープな音楽が聞こえてきそうな、心揺さぶる写真に仕上がった。ブラウン管モニタに映してじっくり鑑賞してみたい衝動に

              レトロPCゲームみたいな写真が撮りたい
            • USBメモリの大先輩! 紫外線を当ててデータ消去するメモリで遊ぶ

              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ > 個人サイト NEKOPLA Tumblr UV-EPROMって何? まずは身近なところから話を始めよう。現代において、ちょっとしたデータを記憶するときに使うのは「USBメモリ」や「SDカード」である。もはやないと困るレベルの生活必需品だ。 それを分解すると出てくるのが、「フラッシュメモリ」と呼ばれる記憶チップである。 この黒いICがフラッシュメモリ。電源を切っても記憶内容を保持できる「不揮発性メモリ」と呼ばれるものの一種だ 少し歴史を振り返ってみよう。 フラッシュメモリが最初に発表されたのは1984年。当時、東芝の研究者だった舛岡富士雄氏

                USBメモリの大先輩! 紫外線を当ててデータ消去するメモリで遊ぶ
              • ホテルでよく見るキーホルダーを挿すタイプのスイッチがある生活

                1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:ファミコンみたいにバグらせたい > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 埋込タブレットスイッチとは これのことです。個人的には、東横インでお馴染みのスイッチ 客室の鍵を開けたあと、ドア近くにある差込口にキーホルダーを挿入する。すると部屋の照明がONになり、ユニットバスの換気扇が回り始める。主にビジネスホテルで見かけるガスでいう元栓みたいなスイッチ、それが埋込タブレットスイッチである。 アレがあることで、室内にいるときは鍵を定位置で管理できるし、ドア横にあるので部屋を出るとき目に留まりやすい。そして外出時には電源を遮断して電気の無駄遣いを防ぐことができる。 「アイデアとは複数

                  ホテルでよく見るキーホルダーを挿すタイプのスイッチがある生活
                • 新しい携帯ゲーム機「風呂」

                  1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:停めにくい駐車場選手権 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 携帯ゲーム機に惹かれる たまたま手元に残っていた携帯ゲーム機(ちょっと種類が偏っているが)。いずれも「手にすっぽり収まるサイズ」「正方形に近い液晶」「各種ボタン」という構成が共通している 90年代の後半ごろ、こういった携帯ゲーム機がブームになって各社からいろいろと発売されていた。その頃はもちろんスマホなんてない時代。気軽に持ち運んでちょっとした時間に遊べる携帯ゲーム機は、当時学生だった私にとっても貴重な娯楽のひとつであった。 特に1998年に任天堂から発売された「ポケットピカチュウ」は衝撃的だった。ただのゲーム

                    新しい携帯ゲーム機「風呂」
                  • ファミコンみたいにバグらせたい

                    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:君は逆ポーランド電卓を知っているか? ~そして自作へ > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ファミコンのバグった画面とは ここでいうファミコンは、ゲーム機全般を指して何でもかんでも「ファミコン」と呼称するオカン的なワードではなくて、1983年に任天堂が発売したファミリーコンピュータのことである。 私はファミコンと同じ年に生まれ、リアルタイムにファミコンで遊んでいた世代。小学生の頃は、友だちの家に入り浸って「桃鉄」や「くにおくん」の対戦に明け暮れていた。当時の光景はいまでもたまに思い出す。純粋に毎日が楽しかった頃の記憶のひとつである。 そんなファミコンだけれど、うっかりして

                      ファミコンみたいにバグらせたい
                    • 入浴剤を薬の錠剤みたいなパッケージにすると、でっかくて楽しい

                      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:ラジオ体操を習慣化するのに必要なのは「専用機」だった > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 入浴剤はでっかい錠剤 今回話題にしている入浴剤は、こういう錠剤タイプのもの 入浴剤にもいろんな形状があるけれど、このタイプはもう見るからに「でっかい錠剤(薬)」である。実際の錠剤と比べてみよう。 すくすく育って、こんなにも大きくなりました もちろん性質はまったく違うものなので、完全に見た目だけの話である。錠剤が成長したら入浴剤になるんだよ、と言われたら、まあそんなもんかなぁと一瞬思ってしまうくらいのキレイな相似形をしている。 これだけ似てるんだから、ひょっとすると、入浴剤にも「アレ

                        入浴剤を薬の錠剤みたいなパッケージにすると、でっかくて楽しい
                      • マウスのボールで作れるか、ボールペン

                        1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:光れ! 蚊取り線香フィギュア > 個人サイト NEKOPLA Tumblr マウスの底にボールがあった時代 ここに昔のマウスがある。たぶん20年くらい前のもの ケーブル端子がUSBではなくPS/2なのも懐かしいが、裏返すとさらに当時の記憶がよみがえってくる。 ボールである。レーザー式マウスなどに取って代わられ、いまでは見かけなくなったボール式マウス そうそう、この部分に埃がたまるのだ。定期的に綿棒で掃除していたのも今は昔…… そしてこれが、マウスから取り出した「マウスのボール」。ひとつのマウスから一個しか採取できない希少部位である 久しぶりにマウスのボールを手に取ってみると、質感

                          マウスのボールで作れるか、ボールペン
                        • マウスポインタの移動距離は一日1.2km! 距離計を作って確かめる

                          1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:無言でアレクサを操作できるリモコンを作ったよ > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 働き者のマウスポインタ 岸辺露伴は動かないというが、動かないことに関しては私だって負けてない。昨年から在宅勤務になった影響もあり、仕事中は自宅のパソコン前から動かない。パソコンを触ってないと死んでしまうタイプの人間なので、仕事が終わってからも食事や風呂以外の時間はパソコン前が定位置である。 ある一週間の歩数グラフを見てみる。一日1万歩が目標と言われているが、平均2123歩しか歩いてなかった。特に平日が酷い この週はたまたま外出が少なかったというのもあるが、それにしても健康のためにはもう少し

                            マウスポインタの移動距離は一日1.2km! 距離計を作って確かめる
                          • やったかどうか忘れてしまう問題を防止する自作ガジェット

                            1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:大阪・京橋駅前にあった異世界みたいな公衆電話置き場 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 最後に行動した日時を記録する装置 机の上に、こういう装置を置いて使っている。 画面があって、ボタンが一個だけ付いているシンプルなガジェット これは自分が使いたくて、自分で作って、自分だけが使っているもので、どこにも売っていない。機能はいたってシンプルで、「ボタンを押した日時を画面に表示し続ける」という、ただそれだけ! ボタンを押すと、 画面の表示が切り替わり、最後に押した瞬間の日時が表示される いわばタイムスタンパーの簡易版みたいなものだ。 こんなものを一体何に使うのかというと、 「

                              やったかどうか忘れてしまう問題を防止する自作ガジェット
                            • 無言でアレクサを操作できるリモコンを作ったよ

                              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:どんな風景も絶景に変わる?「下灘駅メソッド」 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr Alexaを無言で操作するには スマートスピーカーを持っているのだが、あまり活用できていない。いま使っているのはAmazonの「Echo Dot」で、音声アシスタントのAlexa(アレクサ)が搭載されている。話しかけるといろんなことに答えてくれるし、スマートリモコンと連動させているので、部屋の照明のON/OFFもできる。 たしかに便利である。でも何か馴染めないのだ。それはたぶん、自分は声を出すのが苦手だからだろう。 うちのEcho Dot。「アレクサ」って話しかけると、こんな風にボワっと青

                                無言でアレクサを操作できるリモコンを作ったよ
                              • 共感が得られにくい趣味「JR全線完乗・防衛戦」の話をしよう

                                1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:阪急西院駅・配管天国の記憶 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 「JR全線完乗・防衛戦」という趣味 JR全線乗りつぶし(全線完乗)、要は「JRのすべての路線に乗りましょう」という趣味である。私は7年間ひたすら旅に出て、列車に揺られて、2010年にすべて乗り終えた。 詳細は以前、記事にしたのでそちらを読んでもらうとして。そこにも少し書いたのだけど、この趣味が終わると「防衛戦」というエピローグみたいな新しい趣味が始まる。 当然ながら、たまに新しい路線が開業する 新しい路線ができたり、線路を移設したりというイベントが発生すると、その瞬間に全線完乗ではなくなる。なので、全線完乗

                                  共感が得られにくい趣味「JR全線完乗・防衛戦」の話をしよう
                                • タイムズパーキングの看板、でっぱってるか? でっぱってないか?

                                  1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:街で発見! ゲームっぽい風景 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr でっぱってるタイムズ看板の存在 「タイムズ」といえば、言わずと知れた時間貸駐車場界のパイオニアである。1991年に1号物件「タイムズ上野」をオープンしてから約30年。目立つ黄色い看板の効果も相まって、街でおなじみの存在になっている。 いたるところで見られるこの光景。もはや日常の一部である 散歩を趣味にしていると、本当にタイムズだらけなのが実感できる。あそこにタイムズがあったかと思えば、そのすぐ隣にも、さらに向かい側にもタイムズがあったりする。歌手の森山直太朗氏は、このような状況を『どこもかしこも駐車場』と

                                    タイムズパーキングの看板、でっぱってるか? でっぱってないか?
                                  • 阪急西院駅・配管天国の記憶

                                    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 西院駅の白い壁の内側に 京都市内にある阪急電鉄・西院駅。なんの変哲もない駅なんだけど、少しだけ気になるところがある。「何かを隠しているような壁」が、駅構内のところどころにあるのだ。 ホームへ続く階段の脇、明らかに後付けされた、ついたてみたいな白い壁がある 天井も、同じように白いパネル状のものが後付けされている これを見ると、白い壁の内側の景色に思いを馳せてしまう。さかのぼること数年前……この駅は、配管天国だったのだ。 ホームへと降りる階段。現在は白を基調とした明るい空間だけど 5年前の同じ

                                      阪急西院駅・配管天国の記憶
                                    • どんな風景も絶景に変わる?「下灘駅メソッド」

                                      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:物にぜんまいをつけると命が宿る > 個人サイト NEKOPLA Tumblr そもそも下灘駅とは 下灘駅は、愛媛県の西の方、瀬戸内海に面した海沿いの駅である。 有名な構図がこれ。ホームから見えるのは青い海! そして青い空!(写真ACより) 私が訪れたのは2004年。JR全線乗りつぶしを目指して日本中を旅していたので、その途中でフラッと立ち寄った。当時は特に「青春18きっぷ」ユーザーや、鉄道ファンの間で人気のスポットだったのだ。 2004年頃のデジカメ(300万画素)はまだ広角が弱く、自分の撮った写真の中にはあまり見栄えのするものがなかった なのでフリー写真の力を借りる。これが下灘

                                        どんな風景も絶景に変わる?「下灘駅メソッド」
                                      • 非接触ICカードで戦う「バーコードバトラー」風ゲーム機を即興で作ってみた

                                        1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:絶滅危惧種? 「ご当地公衆電話」を巡る > 個人サイト NEKOPLA Tumblr バーコードバトラー+非接触ICカード いまから30年近く前のこと、「バーコードバトラー」というゲーム機が大ブームとなった。バーコードを読み込ませると、それに応じてプレイヤーのステータス(生命力・攻撃力・守備力)が決まるのだ。強いバーコードを見つけたい一心で、全国の小学生たちが家じゅうのバーコードをかき集めていた(もちろん私も)。 このゲームの一番のポイントは、「バーコード」というありふれた日常アイテムを媒介として、現実とゲームがリンクするところだろう。「ふりかけのバーコード使ったら、めっちゃ攻撃

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                                        • 停めにくい駐車場選手権

                                          1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:腕木通信で遊ぼう > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 白線一本で変わる印象 ここにアスファルトで舗装された土地があるとする。これは何か? と問われれば、「ただの空き地だ」と答えるだろう。 じゃあそこに直線的な白線が引かれたらどうか。きっと「駐車場だ」と思う人が多数を占めるに違いない。 これから分かるのは、駐車場の本質は「白線」にあるということだ。なにもなかった土地に意味を生むのは白線である。逆に考えると、白線には強い意味が与えられてしまうので、一本たりとも気の抜けない存在だといえる。 次の写真を見てほしい。 明らかに一本余計である。この白線のありなしで印象がずいぶん違っ

                                            停めにくい駐車場選手権
                                          • 腕木通信で遊ぼう

                                            1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:網戸越しに景色を撮ると自分ちの庭みたいに見える > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 腕木通信とは 腕木通信は、1793年にクロード・シャップによって発明された通信手段である。今でもよく知られているモールス信号(電信)が登場するよりも前の話だ。 どんな感じで情報を送るのか、自作の腕木通信機で試してみた。例として「我が輩は猫である、名前はまだない(WAGAHAI HA NEKO DEARU NAMAE HA MADA NAI)」というのを送ってみよう。 このクネクネした動きが「猫である(NEKODEARU)」を表している 全文は動画でどうぞ モールス信号はトン(・)とツー(

                                              腕木通信で遊ぼう
                                            • 教室みたいなスピーカーを部屋につけてチャイムを鳴らすと最高

                                              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:USBメモリの大先輩! 紫外線を当ててデータ消去するメモリで遊ぶ > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 教室のスピーカーという共通認識 教室にあるスピーカーって、こんな感じじゃなかっただろうか。 四角くて、真ん中に丸い穴が空いていて、黒板の上に設置されている 形は決まって、こんな台形型だ。これを見ると「教室だな~」って思いますよね ステレオタイプな教室のスピーカー像って、完全にこれである。統計を取ったわけではないので、もしかしたら世代差や地域差があるかもしれない。けど写真やイラストのフリー素材を調べてもだいたい同じものばかりだったので、かなりの人にとっての共通認識だろう。

                                                教室みたいなスピーカーを部屋につけてチャイムを鳴らすと最高
                                              • 日焼けしたポスターみたいな写真を撮る

                                                1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:ポケベル打ちでTwitterしたい > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 日焼けポスターから感じる夏の日差し 街を歩いていると、青っぽいポスターをよく見かける。 肌が青くなった人。ありえない色なのに、見慣れているせいか特に変には思わない 長きにわたり太陽光にさらされた結果、赤のインクが退色して全体的に青くなっているのだ。これを見て、「皮膚が青い人の写真だ!」って思う人はいないだろう。脳が勝手に、「これは日に焼けたポスターだ」(なので青くて当然)と認識している。それだけ日常的に見慣れた光景とも言える。 似たようなものに、セピア色の写真がある。モノクロ印画紙が経年劣化すると、

                                                  日焼けしたポスターみたいな写真を撮る
                                                • ラジオ体操を習慣化するのに必要なのは「専用機」だった

                                                  1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:バスが列車にトランスフォーム! 世界初の公共交通DMVに乗ってきた > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 運動不足解消にラジオ体操 仕事がテレワークになって約2年が経った。その間に私の体重は増加し続け、(いや正確にはテレワーク開始前から増加していたが……)、標準体重よりも10kg以上重い身体になっていた。 こりゃいかんと、一念発起してダイエットを開始。カロリー制限と「リングフィットアドベンチャー」をやることで、半年で10kgの減量に成功した。 と、これはこれで良かったのだけど、そもそもが運動不足なのである。肩こりも酷いし、もっと定期的に身体を動かさないといけない。なにかい

                                                    ラジオ体操を習慣化するのに必要なのは「専用機」だった
                                                  • ポケベル打ちでTwitterしたい

                                                    1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:雨の日の濡れエスカレーター > 個人サイト NEKOPLA Tumblr Twitter専用端末を使ってみよう スマホなんて影も形もなく、携帯電話さえ高嶺の花だった30年前。みんなどうやってTwitterをしていたかというと、ご家庭にある専用端末を使っていた。 これが当時のTwitter専用端末である。愛称はたしか「つぶやき二郎」 電話機みたいなプッシュボタンが付いていて、いわゆる「ポケベル打ち」で文字が入力できる。入力した文章が液晶でプレビューできるのは当時画期的であった。 とその前に、初回起動時にはWiFiのSSIDとパスワードを入力する必要がある。いつの時代も面倒だ 無事に

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                                                    • バスが列車にトランスフォーム! 世界初の公共交通DMVに乗ってきた

                                                      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:マウスポインタの移動距離は一日1.2km! 距離計を作って確かめる > 個人サイト NEKOPLA Tumblr DMVって何だ? DMVは「Dual Mode Vehicle」の略で、日本語にすると「2つのモードを持つ乗り物」。2つのモードとは、「バス」と「列車」のことである。 こちらがDMVの車両。かわいいボンネットが目を引くが、これだけなら誰が見てもバスだ 車内からの光景を見ても、やはりただのバスだけど…… なんとこの車両、線路の上も走れてしまう! 車体や運転席はバスなのに、窓からの風景は鉄道である。脳が混乱する このように、バスであり列車でもある、道路と線路の両方を走行可

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                                                      • 物にぜんまいをつけると命が宿る

                                                        1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:新しい携帯ゲーム機「風呂」 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ぜんまい仕掛けの静と動 ぜんまい仕掛けのロボットの動きを考えてみる。ぜんまいを巻くとロボットは動き出す。その間、ぜんまいは巻いた方とは逆の向きに回り続ける。 ぜんまいが回っているあいだロボットは生きているように動く やがて、ぜんまいの回転が止まる。止まった途端、ロボットはまるで魂が抜けたようにその動作を停止する。 ぜんまいが止まっているときは、ロボットも死んだように動かなくなる この動き方の認識は万国共通で、多くの人類が無意識に ・ぜんまいが回っている=動(生) ・ぜんまいが止まっている=静(死) と理解し

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                                                        • 最新家電にカバーをかけて昭和感をだす

                                                          1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:歩けない息子のために「発明」を続ける父の思い > 個人サイト NEKOPLA Tumblr カバーをかけて個性を出す文化 そのむかし、電話機に服を着せる(布のカバーをかける)文化があった。 特に黒電話は、こういうカバーかけるのが一般的であった。柄が妙にファンシーなのもポイント 黒電話は見た目も地味だったため、「自分の好きなカバーをかけることで個性を出す」というファッション的な側面もあったのだろう。その点は、現代における「スマホカバー」と一緒である。 とはいえ……。画像検索でもヒットするけれど、いま見ると「昭和っぽいなぁ」というステレオタイプな感想を抱いてしまう。布のカバーから、「

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                                                          • 街で発見! ゲームっぽい風景

                                                            1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:日焼けしたポスターみたいな写真を撮る > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ゲームっぽい風景とは テレビゲームの世界では、現実にはない光景が繰り広げられることが多い。それなのに、どこかで見たことのあるシチュエーションもしばしば登場する。ゲームの中でしか見られないのに、みんな知っている、いわばゲーム内の共通言語みたいなものだ。 主人公が真ん中に立つと、それぞれの動物から光が出てきてパワーを授けられるシーン たとえばこのシーン。具体的に何のゲームに出てきたか? と言われるとよく思い出せないのだけど、ゲームをやる人なら「真ん中に立ったら謎の光が出てくるな」と何となく想像できるだ

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                                                            • 「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た

                                                              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:入浴剤を薬の錠剤みたいなパッケージにすると、でっかくて楽しい > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 三洋電機の工場跡地に建設されたショッピングモール、それが「イオンモール大日」。こういった大型施設には、見応えのある非常階段が付随する場合が多い。 それにしたって、格好よすぎじゃないですか 階段につぐ階段。普通の階段と違って動線が複数あるうえに、それが整然と並んでいるという「反復の美」を堪能することができる もしこれをグルスキー(写真家)が撮影したら、どんな世界になるのだろう。そんなことを考えながらシャッターを切った。 別の場所には、高さのある非常階段。XXXXX……とひたす

                                                                「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た
                                                              • 丸い窓で風景を切り取ると、絶景に見えるか?

                                                                1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:レトロPCゲームみたいな写真が撮りたい > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 源光庵「迷いの窓」と「悟りの窓」 京都が好きで、月一回は京都に行っている。これだけ通っていても、まだ行ってない場所がたくさんある。この日は金閣寺の少し北にある、「源光庵」という禅寺を訪れた。 バス停を降りてすぐの場所にある。少し移動しただけでも汗がふき出してくる、蒸し風呂のような夏の日。涼を求めて、そそくさと中に入る 緑が多く、落ち着く空間が広がっていた。こんな暑い日には、縁側で庭を眺めながら涼むのが最高に気持ちいい そんな源光庵の見所は、この丸と四角の窓 丸い窓は「悟りの窓」、四角い窓は「迷い

                                                                  丸い窓で風景を切り取ると、絶景に見えるか?
                                                                • 盆踊り愛好家「盆オドラー」の暑い夏

                                                                  1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:やったかどうか忘れてしまう問題を防止する自作ガジェット > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 今日はどこの盆踊りに行こう? 「7月、8月は盆踊りシーズンなので、本当にいろんなところで盆踊りをやっていて。踊り子さんも『マリオのスターを取ったときみたいな状態』(無敵状態)なんですよ」 「毎日どっかに行って、夏は大変で! ほんとうに大変なんです!」 大変大変! と連呼しながらも、ものすごく楽しそうに語ってくれるのは、関西在住の盆オドラー・宮原さん(仮名)。彼女は2017年頃から盆踊りにハマり、夏になると毎日どこかの盆踊りに行っているらしい。そんなに!? って私なんかは思ってしま

                                                                    盆踊り愛好家「盆オドラー」の暑い夏
                                                                  • 人類すげえなあ、と改めて思う~斎藤公輔さんインタビュー

                                                                    一般にはあまり知られていない「逆ポーランド電卓」(「RPN電卓」)というものがある。気軽に使える逆ポーランド電卓がほしいのだけど、ないのでもう自作するしかない! 逆ポーランド電卓がなんなのかはこれから順番に説明させて下さい。 ことし最初の通常記事がMVPに 藤原 : なんとことし一発目の記事が人気の記事としてMVPに輝きました。おめでとうございます! 斎藤 : MVPでビックリしました。ありがとうございます! かなりマニアックな内容だと思っていたので、たくさんの方に読んでいただけて反応もらえたのもビックリでした。 藤原 : そうなんですよね。テーマはマニアックなんですが、丁寧に解説されていたのでなるほどそういうものがあるのかと思わされました。 斎藤 : ありがとうございます。いままで逆ポ(略称)を知らなかった方にも興味をもっていただけてうれしいです。 藤原 : 逆ポ! 今まで全く知りません

                                                                      人類すげえなあ、と改めて思う~斎藤公輔さんインタビュー
                                                                    • 大阪・京橋駅前にあった異世界みたいな公衆電話置き場

                                                                      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:丸い窓で風景を切り取ると、絶景に見えるか? > 個人サイト NEKOPLA Tumblr オーラがあり過ぎる公衆電話置き場 大阪にあるJRの京橋駅。北口改札を抜けてすぐのところに、それはあった。 そこだけまるで異世界から転送されてきたかのような、異質な空間 すぐ横には商店街のアーケードが伸びていて、全体的にゴチャッとした場所ではある。ただその中にあっても、この公衆電話置き場は異彩を放ちまくっていた。 「ボロい」という一言では言い表せない。この場所が歩んできた歴史の重みが伝わってくるような気がして、前を通るたびに何らかの力で吸い寄せられるような感覚を覚えた。 公衆電話が3台並んでる

                                                                        大阪・京橋駅前にあった異世界みたいな公衆電話置き場
                                                                      • 街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える

                                                                        1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:盆踊り愛好家「盆オドラー」の暑い夏 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 探して楽しい街区表示板 住所が書かれている細長いプレート、それが「街区表示板」。 典型的な街区表示板。街に溶け込みすぎているこの様式美 その辺を歩くだけで嫌というほど目にするため、散歩趣味の人にとっては超顔なじみの存在だ。でも一口に街区表示板と言っても、色や素材、サイズや設置場所などが多岐にわたっている。だから見ていて飽きないし、どんどん探し歩きたくなってくる。たとえば…… 標識のように独立して立っているやつや、 お腹を空かせた大食漢が囓っていったのか? と思うようなもの、 もはやどういう経緯で生ま

                                                                          街区表示板が2つ並んでいると街の境界が見える
                                                                        • Windowsのウィンドウみたいな窓をDIYしたら… | となりのカインズさん

                                                                          斎藤公輔 散歩が趣味の組込エンジニア兼ライター。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。『デイリーポータルZ』でなどで記事を執筆中。

                                                                            Windowsのウィンドウみたいな窓をDIYしたら… | となりのカインズさん
                                                                          • 大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板

                                                                            1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:共感が得られにくい趣味「JR全線完乗・防衛戦」の話をしよう > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 違和感がすごい看板 矢印の場所に、その看板はある。場所は「アニメイト梅田店」や、サウナの「大東洋」がある辺り 少し近づいてみる。どうなってるんだ、この看板 3Dのプログラムがバグって、変な座標に出力されてしまったやつ? 最初に見つけたとき、なんだこれ!? っていう素直すぎる感想が口から出た。狙って突飛な看板を作ったわけではなく、素でこうなっていると思われるあたり好感度が高い。 高い位置にあって見上げないと発見できないし、スマホのカメラだと遠すぎて撮影が難しい。よってSNSでも

                                                                              大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板
                                                                            • 大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ

                                                                              1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ジュンク堂書店 大阪本店があることでおなじみ「堂島アバンザ」の南側に、そのスポットは静かに存在している 近づいてみると、ただならぬ雰囲気をまとった壁面が見えてきた シュッとしたビルが建ち並ぶ一角。その隙間に差し込む光が照らし出すのは、まるでツタのように張り巡らされた「エアコン配管」だ。 「もののけ姫」の祟り神を彷彿とさせる、配管の束! 下の方に目を向けると、配管だけでなく電気配線も混じっている。たまらない景色である おそらく昔は隣接するビルがあり、この配管群は誰にも見られることのない影の

                                                                                大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ
                                                                              • 絶滅危惧種? 「ご当地公衆電話」を巡る

                                                                                1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:写真を限界までJPEG圧縮すると見えてくる世界 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 消えゆく公衆電話 携帯電話がなかった頃、外出先から電話をかけるには公衆電話を使うしかなかった。あの独特な折り戸を開けて電話ボックスに収まり、積み上げた10円玉を投入しながら電話をかける。次に並んでいる人からのプレッシャーもあった。 しかしそんな日常も、90年代後半ごろから急速に姿を消していった。 公衆電話の設置数は、この通り右肩下がり(平成11年版 通信白書、平成15年版 情報通信白書、令和元年版 情報通信白書を元に作成) 設置数のピークは1990年で、当時は全国に約83.3万台あったと

                                                                                  絶滅危惧種? 「ご当地公衆電話」を巡る
                                                                                • 工事現場にある旗振りLED看板になりたい

                                                                                  1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:木ではなく家電にとまって鳴き出す「セミのおもちゃ」をつくる > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 工事現場にある旗振りLED看板の魅力 車やバイクに乗っている人は、一度は目にしたことがあるのではないだろうか。この看板のことである。 警備員が無限に旗を振り続ける看板たち(セフテック株式会社の画像素材データより) セフテック株式会社が発売しているLED看板で、サイズやアニメーションの違いでいろんなバリエーションがあるようだ。本当は動画があればいいんだけど、私が見かけるのはほとんどがバイクに乗っているときなので、まだ撮影する機会に恵まれていない。 お辞儀をするだけの看板も見たこ

                                                                                    工事現場にある旗振りLED看板になりたい

                                                                                  新着記事