売り場の直営を減らし、テナント誘致を進めることで収益の改善を目指す総合スーパー「イズミヤ」(京都市左京区・イズミヤ高野店) エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは今春から、傘下の総合スーパー「イズミヤ」の事業モデル改革に着手する。直営売り場を減らし、アパレルや家具、家電といった小売専門店のテナント誘致によって収益力の改善を図る。京都府内では、高野店(京都市左京区)や六地蔵店(伏見区)など5店舗が対象になる。 H2Oは2020年度に、事業会社イズミヤをスーパーマーケット運営、日用品販売、商業施設運営の3会社に分ける。イズミヤはスーパー運営会社として食料品販売に集中。一方、これまで直営だった日用品売り場は、ドラッグストア大手のココカラファインと連携。ココカラの美容や健康関連の商品を展開し、品ぞろえの充実で顧客へのアピールを強める。 家電や家具などその他の売り場は、テナントに順次切り替えてい