【読売新聞】 競技かるたに青春をかける高校生たちを描いた漫画「ちはやふる」。かるた人気を爆発させた不朽の名作が、掲載誌「BE・LOVE」(講談社)の9月号で最終話を迎えました。全247話、連載期間は実に15年! 筆を置いたばかりの作
皆さんこんにちは。 これから先に出る単行本のために何点かイラストが必要になり、何を描こうかなと考えていた最近です。 イラストを描くということをいつも一生懸命考えてはいるけど「なんとなく」の域を出ないままできました。 でも、やっぱり思うんです。もうちょっと確かなスキルが欲しい。 そんな思いでデザインの本をいろいろ読んでいました。 ライン、シェイプ、明度、色、光、カメラ、構図・・・どの章も「真面目に考えたことなかった」と手に汗握りながら読み進めました。どの角度からもハッとさせられる重要な要素が切れ味よく並んでいます。 「言わんとすることが『響く』のは、伝えようとする内容と、その伝え方が一致したときだ」 その通り過ぎて呼吸ができません。 どの要素も大事だとわかるのに、じゃあどうすればいいのかがわからないんですヴィジョン先生(仮名)。 真面目に学ぼうとするわたしに、ヴィジョン先生(仮名)のアドバイ
保育園時代から連絡帳というものがあり、多いときは3人が一斉に在園するので三冊も連絡帳を書いていました。文字なんか書いても決して見返さないので、一コマ漫画みたいなのをずっと書いていました。 一コマ漫画で収まらない子供たちとの日々も、家族と友達に見せるためだけにチョコチョコ描きためていました。 流れていってしまう日々の澪標みたいに、noteにひみつの記録。 男子あるあるを駆け抜ける次男Sくんの話。 だいたい4歳くらいでこの瞬間が訪れます。 それまで「ママ死ぬー?死ぬー?」と無邪気に笑って口にしていた言葉を、恐ろしい言葉だと知る瞬間。 親といる毎日が永遠じゃないと言うことを知る瞬間はいつも、夜一緒に寝ているベットの上でやって来ます。 それを上から3人の子供が順々に教えてくれました。 世界と自分が分離される痛みは、こんなにもどうしようもなくて、こんなにも涙が出てきて、こんなに愛しさで溢れている。
コミチで文章を書かせて頂くことになりました。末次由紀です。はじめまして。 思いの整理としての散文になると思うのですが、お時間ある時に読んでもらえたらうれしいです。 そう、うれしいです。 読んでもらえるとうれしいんです。なんならそれに「いいね」がついたり、コメントがもらえたりすると、うれしいんです。 その「うれしい」は、社会性のある生物にかけられた大いなる呪いだと思っています。 「人は『反応』をもらうためならなんでもする」 これはおそらく内田樹さんの本で読んだ言葉で、わたしは読んだ瞬間自分にもかけられているその呪いを自覚しました。 話しかけたら返事をして欲しい。 文章を書いたら「読んだよ」と言って欲しい。 ドジをしたら笑って欲しい。 その気持ちが行き過ぎると、人は コンビニの冷蔵庫に入って笑う自分の写真を友達に送ってしまう・・・ その友達は「ウケる」と思ってまた違う友達に送ってしまう・・・・
大小の爆弾を飲み込まされたような1月です。みなさんお変わりありませんか。「お変わりありませんか」なんて、こんな呑気な言葉だってもう言えないくらい、ほんとうは泣き出したい。そんな思いの皆さん、あなたの肩をさすりたい。 今日はとても忙しい日で、私にしては珍しく三件も予定があり、3時間ごとに電車を使って街を移動する火曜日でした。 昨日一旦書き終わったアナログのイラストを出版社に持っていかなければならなくて、なのに大きなイラストを入れる書類ボックスが見つかりません。 折れ曲がったら困るものを持ち歩くために、サイズの合わない紙袋と段ボールをどうにか探して手に持って歩きます。人とぶつからないように、ドアに挟まれないように、化粧室に忘れてこないように、大切に持ち歩く紙袋。 出版社に着いて、編集さんに絵を一旦受け取ってもらおうと顔を上げた時に「末次さん、大丈夫ですか」 と言われ、ぐわっと泣きそうになりまし
2008年に「BE・LOVE」で連載をスタート。2022年に50巻で幕を閉じた青春漫画の金字塔『ちはやふる』。競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの成長や友情、恋愛、瑞々しい感性は多くの人を魅了し、現在までに累計2800万部を突破するヒットとなりました。 完結から1年後の、2023年12月からスタートした続編が『ちはやふる plus きみがため』です。主人公は、千早(ちはや)たちが卒業した後の瑞沢高校かるた部の新入部員、長良 凛月(ながら りつ)。前作と同じ題材でありながら、まったく違う角度から競技かるたの世界を描いた新連載をスタートした経緯や、作品に込めた思いについて作者の末次由紀先生にお話を伺いました。 ▼『ちはやふる plus きみがため』あらすじ 『ちはやふる』待望の続編ストーリー、開幕!! 舞台は千早たちが卒業したあとの瑞沢かるた部。競技かるたの高校全国大会優勝を目指す長良凛月(なが
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