「インターネットの父」村井純氏、未来のモノづくり《ファブ地球》構想を語る 2014/07/15公開 今年、2014年はインターネット(ARPANET)ができて45年目、Web(HTML)ができて25年目になる。総務省が2014年6月27日に発表した「通信利用動向調査」によると、平成25年末時点での日本の13歳~59歳のインターネットの人口普及率は9割を超え、インターネットは今、疑う余地なく生活の一部になっている。 ネットが普及し、多くのことが時間的・効率的に便利になった。通信手段が手紙からメールに、情報収集が紙からWebに、商品の購入が店舗からECサイトに…などと、例を挙げればきりがない。 「日本のインターネットの父」としても知られている慶應義塾大学教授の村井純氏は、2014年7月11日に明治大学で開催された『COI-T「感性に基づく個別化循環型社会の創造」シンポジウム』の中で、このような
2010年10月6日は今年のノーベル化学賞を受賞した北海道大学の鈴木章名誉教授と米パデュー大学の根岸英一特別教授のニュースで沸き返っていた。ノーベル賞の発表は午後6時で、日本の午後7時のニュースは準備もそこそこな慌ただしい報道が、ニュース性の高さを物語っていた。実はその時に私は不思議な連絡を受けた。10月7日の文学賞に続き、10月8日の日本時間午後6時にノーベル平和賞が発表されるので、午後7時のニュースのために待機できないかということだった。下馬評としてノーベル平和賞は、中国の民主活動家、劉暁波氏が候補だとしか聞いていなかったので、この依頼は寝耳に水だった。ノーベル平和賞は、全世界的な平和に貢献した人や組織に与えられる賞であり、とりわけ近年は、戦争の終結、人権や環境への貢献が評価され、受賞の理由となっていると思っていた。劉暁波氏の受賞は、1991年の同賞をアウンサンスーチーさんが受賞したよ
日本におけるインターネットの普及に大きく貢献した、慶應大学・環境情報学部の村井純教授が定年を迎え、1月16日に最終講義を行った(朝日新聞)。 村井教授は学術情報ネットワーク「JUNET」の構築やインターネット関連の研究・運用プロジェクトである「WIDEプロジェクト」の設立などで大きな役割を果たし、「日本のインターネットの父」などとも称されることがある。 なお、退任は3月になるとのことで、3月28日には村井純教授 慶應義塾大学SFC退任記念講演会が開催される。
インターネット協会(ISOC)は6月26日(現地時間)、今年で2回目になる「Internet Hall of Fame(インターネットの殿堂)」受賞者32人を発表した。日本からは、慶應義塾大学環境情報学部長の村井純氏と、情報工学者の故石田晴久氏が殿堂入りした。 この他、Mosaicを共同開発したNetscapeの共同創業者、マーク・アンドリーセン氏、Free Software Foundation創設者のリチャード・ストールマン氏、今年1月に自殺したネット活動家の故アーロン・シュワルツ氏(享年26)などが名を連ねる。 授賞式は8月3日にドイツのベルリンで開催される予定だ。 昨年の第1回では、ロバート・カーン氏、ヴィントン・サーフ氏、ティム・バーナーズ・リー氏、フィル・ジマーマン氏、リーナス・トーバルズ氏、ミッチェル・ベイカー氏、高橋徹氏など33人が選ばれた。 関連記事 ネット活動家のアーロ
展示会初日となる11日に開かれた基調講演では、慶應義塾大学環境情報学部の村井純教授が登壇。「地球とインターネット~人と社会と科学技術のイノベーション~」というテーマで講演を行なった。 村井氏は、伝送、多重化、交換、経路制御などのネットワーク機能を、光技術だけで行なう「フォトニックネットワーク」について、「光のじゅうたん」という言葉を使って紹介。Interopの会場では、「光のじゅうたん」の進化を前提とした展示に気づくことも多いだろうと話した。 フォトニックネットワークについて村井氏は、港区などの一部地域では実現に近い状況にあると指摘。フォトニックネットワークを最大点活用すれば、首都圏で増加するトラフィックを効果的に処理できるとの見方を示した。 「光のじゅうたんが全体に敷かれれば、データセンターを分散することも可能、IXの考え方も変わってくる。テレビやセンサー経由など、今後増えることが予想さ
achika_j_kuonji曰く、"Internet Watch の記事によると、慶応大学教授の村井純氏がWinny開発者である金子勇氏の裁判に出廷し、弁護側証人として出廷を行った。村井氏はWinnyについては「中央のサーバーを持たない純粋のP2P型ソフト」「洗練された技術が用いられていると思った」と好意的な評価を行い、「著作権法違反行為を助長する目的で開発」とする検察側の主張に対して異議をとなえている。 また同氏は、今回の事件に関して「情報通信の基盤を開発することと、それがどう利用されたかを結び付けて考えられるべきではない。開発すること、運用すること、それがどのように利用されるかということは、分けて考えるべきだ」と語った。 "
――先生は「ブログは何である」とお考えでしょうか? ブログは、個人表現を支えるためのメカニズムですね。 日本とアメリカでは、Web上での個人の表現というのはずいぶんと違うところからスタートしています。日本での個人表現は、はWebの日記とか、2ちゃんねるといったユニークなところから出発しています。その中で個人の考えや生活の一部を少しずつ広い範囲に公開していきながら、上手にインターネットを使いこなしていて、そこにはひとつの文化ができあがっていたといえます。対して、アメリカではもっと厳しい、個人のジャーナリズムのようなものがブログを基盤として急激に発展してきました。強い競争意識があり、批評や議論が激しく行われている中で、それまで無名だったサイトがある日突然ドカンとヒットする、というメカニズムがブログにはあります。そこで一攫千金を狙う、有名人への登竜門としてブログをしている人が多いです。日本でのブ
【前編】ブロックチェーンがインターネットから学ぶべきこと〜村井純・松尾真一郎対談 TOP Blockchain 【前編】ブロックチェーンがインターネットから学ぶべきこと〜村井純・松尾真一郎対談 本年3月10日に開催された「Blockchain Global Governance Conference (BG2C)」において、ブロックチェーンに関する新しい国際的なネットワークである「Blockchain Governance Initiative Network(BGIN)」の設立が発表された。「オープンかつグローバルで中立的なマルチステークホルダー間の対話形成」「各ステークホルダーの多様な視点を踏まえた共通な言語と理解の醸成」「オープンソース型のアプローチに基づいた信頼できる文書とのコードを通じた学術的基盤の構築」の3点を目的として創設されたこのネットワークがブロックチェーンのさらなる発展
平成と共に発達したインターネットという技術が暮らしや社会を大きく変えたのは、誰もが認めるところだろう。ネットの登場と浸透によって、平成の「政治」がいかに変化したのかを月1回の連載で描く。5月からの本編開始に先立って、ネットにゆかりの深い2人にインタビューした。最初に「日本のインターネットの父」と呼ばれる慶応大教授の村井純さん(63)を訪ねた。 --慶応の大学院生だった村井さんが1980年にマンホールの下に潜って研究室同士のコンピューターをケーブルで結んだ時から日本のコンピューターネットワークは始まったと言われますが、その後、世界のインターネットと日本のネットワークは平成と同時に結ばれたのですね。
慶応義塾大学の村井純教授やMITメディアラボの伊藤穰一所長ら7人の研究者は2017年7月24日、ブロックチェーン研究の産学連携組織「BASE(Blockchain Academic Synergized Environment)アライアンス」を設立したと発表した。「オープンな分散型台帳としてのブロックチェーンは、透明性の高い行政システムの構築など様々な用途に使える可能性がある。ブロックチェーンの研究開発や応用への検証をオープンな環境で実施したい」(村井氏)。 BASEアライアンスでは、ブロックチェーン技術とそのアプリケーションの研究開発、ブロックチェーン技術の実証実験を行うテストベッドの構築と運用、国際産学連携コミュニティの醸成を目指す。実証用テストベッドは、参加大学がブロックチェーンのノードを運営する学術研究用ネットワーク「BSafe.network」を活用する。 各メンバーの興味に応じ
インターネット技術の研究で有名な村井純研究室。その中でも、インターネットの思想で社会の仕組みをデザインしようとしているNECO研究グループはとりわけ異彩を放っている。今回は、リーダーの前嶋陽一さん(経4)にインタビューし、ユニークな研究コンセプト、研究内容・活動内容や今後の方針などについて伺った。 はじめに、NECO研究グループのコンセプトを教えてください。 私たちは「日本のインターネットの父」と呼ばれる、村井純教授の研究室に所属するグループです。研究内容を一言にまとめると、「インターネットの構造から社会の構造を考え直す」ということです。 インターネットは「自律したコンピュータ同士が協調してネットワークを動かしている」という構造になっています。インターネットには中央管理機関がなく、一部のコンピュータが不具合を起こしても全体として問題なく機能します。この構造を「自律分散」構造と言います。 逆
昨今のKindleの合本キャンペーンはとんでもないなぁ、と思うわけです。まとめて90%オフとか。プロモーションも兼ねた、Kindleならではの売り方だなぁ、と思うのですが、読者にとっては大変にありがたい話です。きんどうさんに凄い情報として掲載されていたのが、この「角川インターネット講座」の全15巻合本で、なんと21,600円が87%オフの2,700円で販売されているのです。さらに、ポイント還元が20%で540ポイントも付きます。実質2,000円ちょいで購入可能です。 全貌をつかみにくい巨大なネット社会を、設計と思想、文化、ビジネス、最新技術など15のテーマで概説。過去に類のない画期的なシリーズ! こんなシリーズが出ていたのですねぇ。1995年くらいから始まった第一次インターネットブームの頃からインターネットは見ていますが、やはりこういうシリーズには興味津々ですね。特に若い人たちは、インター
「インターネット×ブロックチェーンの先にあるものとは?」慶大・村井純教授から学ぶ“テクノロジーの大局観” 「インターネットの父」とも評される慶應義塾大学環境情報学部の村井純教授は、ブロックチェーン技術をどう捉えているのか。本稿は『ブロックチェーン白書2019』(発行:N.Avenue株式会社)の巻頭インタビューより、一部を抜粋して掲載しております。(CoinDesk Japan編集部) 村井純/慶應義塾大学環境情報学部教授、大学院政策・メディア研究科委員長 工学博士(慶應義塾大学・1987年取得)。1984年日本初のネットワーク間接続「JUNET」を設立。1988年インターネット研究コンソーシアムWIDEプロジェクトを発足させ、インターネット網の整備、普及に尽力。初期インターネットを、日本語をはじめとする多言語対応へと導く。内閣高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)有
2012.09.24 既存の仕組みとオープンソースの組み合せは、摩擦を生むのではなく、補完・共存できるはずだ IT業界のスタートアップ経営者と業界の先輩との対談を通して、サービスの改善ポイントや戦略的転換のための気づきを提供し、よりよいサービスへの発展をめざす「START UP MEETING」。『スタートアップ経営者が話を聞きたい先輩を指名』『先輩が注目しているスタートアップを指名』を、交互に紹介する月1回の対談企画である。 第2回目は、インターネット上でエンジニアやデザイナーと発注者をマッチングさせるサービスを手がける株式会社クラウドワークス代表取締役社長兼CEO吉田浩一郎氏の指名により、慶應義塾大学環境情報学部長 教授 村井純氏を迎えて、クラウドワークスのサービス概要、また国内の受発注モデルに関する問題点などを議論した。クラウドワークスは、国内最大級のインターネット関連カンファレ
行って返ってきても400ミリ秒 神様は地球をこのサイズに作ったのはなぜか。展示会が7日から開催されているネットワーク関連の技術や製品・サービスのイベント、“Interop Tokyo 2006”の基調講演で、およそ技術的イベントに似つかわしくないナゾナゾのような話題が聴衆に投げかけられた。 黎明期から日本のインターネットを作ってきた技術者の1人、村井純氏(慶應義塾大学教授)は続けた。地球が円周約4万kmのサイズである理由――、「それは光ケーブルを使って人類すべてがコミュニケーションできるようにするために、神様が、ちょうどいいこのサイズにしたんじゃないかとすら、私は思う」。カミナリは光だけが先に届いて音は後からやってくる。光は音に比べて文字通り桁違いに速い。しかし、インターネットでは光と音が同時に届く。音声も、光の速度で地表を駆けめぐる時代がやってきた。光なら133ミリ秒で地球を一周する。大
「SFC Open Research Forum 2005」では22日、慶應義塾常任理事・慶應義塾大学環境情報学部教授の村井純氏と、経営コンサルタント・UCLA教授の大前研一氏による対談が行なわれた。対談では、インターネットの技術と経営の関係や、インターネットの普及により世界各国が今後どのように変化していくかといった話題について、議論が交わされた。 ● 10年で大きく進んだ日本のインターネット 村井氏は、今年で10回目の開催となるSFC Open Research Forumを振り返り、「湘南藤沢キャンパス(SFC)は1990年に出来て15年経った。SFCでは当時から学生はインターネットが使える環境にあった。その後、インターネットが一般化して、普通の人がインターネットを使うようになったのが1995年頃なので、その意味ではSFCは5年先取りしていた」と語った。 大前氏も「SFCの状況は当時か
わが街は映画のスタジオがいくつかある街で、今年大きなスタジオが閉鎖された。これは景気とは関係ないと信じたい。日本映画は世界でも好調だもの。 スタジオの街だから、昔はあちこちの街角でよく映画やテレビのロケをしていた。あの頃、今の学生には「20世紀少年」の時代のちょっと前、(良く考えてみるとあの舞台より10年ぐらい前だ、恐ろしい)「3丁目の夕日」の映画のちょっと後ぐらいだと説明すべき時代。とにかく、俳優や監督が多く住む街に住んでいると、よく羨ましがられたりする。が、実はあまり羨ましくない。その理由、当時青少年に言えなかったことがそろそろ言えるので、忘れる前に経験を書いておこう。 ミラクルボイス(注)でブラックデビル(注)を倒す正義の味方(注)少年ジェット(注)はシェーンという賢いシェパード犬と一緒に沢山の回の撮影を私の家の前でやっていた。少年ジェットは黄色いマフラー(画面は白黒だったけれど)な
http://www.soi.wide.ad.jp/ この授業はインターネットをキャンパス環境として試験的に運用し情報社会への大きな貢献をしてきた湘南藤沢キャンパスにおいて、次の世代の情報社会を構築するために必要な理念、技術、社会制度、マーケットなど広範囲に学ぶことを目的としている。 インターネットとそのサービスを構成する技術とその仕組み、および運用方法について学習し、インターネットが現在のように「接続するモノ」と「接続する方法」両面に対する多様性と「地球全体をカバーする」規模に対する許容性を持った理由と過程を理解することを目的とする。 誰でも、どこでも、いつでも、インターネットが使える社会を創るためには、洗練された技術、優れた制度、自由な発想、先端的なセンス、そして、やりとげる根性を持ち合わせていなければならない。「次の社会は私が創る」「次の世代のためのインフラは俺にまかせろ」という気持
保守的な人が訳のわからんことをいろいろ言ってくるのも含めて“重要な環境” 田中邦裕氏(以下、田中):もう1つ、ラップアップの中でお話をしたかったのが、そういう人たちをどうやって生み出していくのかという話。 「世界を変えていく人が生まれていくために必要なこと」というテーマで、お話をいただきつつ締めに入っていきたいんですけれども。 ノーリスクだとか、なにかやろうとしたら叩かれるだとか、逆説的にそれらをなくせば生まれてくるものなのか。このあたり、どう思われますか? 登大遊氏(以下、登):保守的な方々が制約をかけてくるということを含めて、重要な環境だと思います。完全にそういううるさいことは言わない、自由にやってくださいという環境Aがあるとします。環境Bは、今の日本みたいに、訳のわからんことをいろいろな人が言ってくる環境です。 AとBで両方成功したとした時、その成功の価値はどっちが大きいかと考えると
「インターネットの父」と言われ、日本におけるインターネット環境を作り上げた村井純氏。現在、慶應義塾大学環境情報学部長の村井氏が、インターネット環境の現在と未来をどう見ているのか。インターネット黎明期で目指したものを振り返りつつ、その軌跡を辿ってもらった。 前編はこちらから 「インターネットの父」と言われ、日本におけるインターネット環境を作り上げた村井純氏。現在、慶應義塾大学環境情報学部長の村井氏が、インターネット環境の現在と未来をどう見ているのか。インターネット黎明期で目指したものを振り返りつつ、その軌跡を辿ってもらった。 前編はこちらから 何かやるごとに、抵抗だらけ 僕が何かやるごとに、抵抗だらけですよ。問題を見つけるのが好きだから、いつでもやりにくいことしかやってない。これは、趣味みたいなものだね(笑)。これから取り組まなくてはならない、という使命感は、永遠に消えることがないんじゃない
「地球を光ファイバーのじゅうたんに」。「Interop Tokyo 2008」にて行われた慶應義塾大学環境情報学部教授の村井純氏による基調講演「地球とインターネット〜人と社会と科学技術のイノベーション〜」での言葉だ。 ●地球を光ファイバーのじゅうたんに 同氏が「極論の話として」として語ったのが、「首都圏は光のじゅうたんだ」というものだ。今のところどこを掘っても光ファイバーが出てくるわけではないが、この光のじゅうたんを誰でも通信ができるようになると「ものすごく効率が良くなり、iDCやIXの考え方が変わってくる。IXやiDCがどこにあるのかは気にしなくてもいいようになる」と示した。 このような考えが進んでいるのは、「特に日本とヨーロッパ。ヨーロッパは全土でできないかという研究開発が進んでいる。これが地球を包むとなると課題が出てくるが、これを前提にするとできる技術だ」と述べた。 このように地球規
政府は、近く初会合を開く「デジタル臨時行政調査会」のメンバーに、IT大手ディー・エヌ・エー会長の南場智子氏らを起用することになりました。 政府は、デジタル改革や規制改革、それに行政改革を一体的に進めるため「デジタル臨時行政調査会」を設置することにしていて、その体制を固めました。 会長は岸田総理大臣が務め、民間の有識者として、 ▼IT大手ディー・エヌ・エー会長の南場智子氏や、 ▼出版や映画などを手がける「KADOKAWA」社長の夏野剛氏、 ▼デジタル政策に詳しい慶應義塾大学教授の村井純氏ら、 8人を起用します。 調査会は来週にも初会合を開き、自治体が持つデータを緊急時などに国が円滑に利用できるようにするための規制やシステムの見直しなどをめぐって意見を交わすことにしています。 そして、議論を重ねたうえで、来年6月をめどに検討結果を取りまとめる方針です。
ファイル共有ソフト「ウィニー」開発者の金子勇氏が2013年7月6日、死去した。慶應義塾大学環境情報学部長の村井純教授は、日経コンピュータ誌電子版に追悼のコメントを寄せ、7日付で公開された。 村井教授は、「金子勇さんはソフトウェア開発者として極めて貴重なパイオニアでありヒーローでもありました」と故人を称えた。続けて「私たちとしては金子勇さんの残された技術と背景となっていた精神と勇気を理解し、発展させ伝えていくことが使命」「金子勇さんが受け止めた困難の社会的要因を追求し、金子勇さんのスピリットが健全に羽ばたける世に治すことは、金子勇さんとのお別れに際し私たちの硬い約束とさせていただきたいと思います」と決意を述べている。
j63774kmixiさん 慶応大学の「村井純」氏って、情報工学の専門家で昔、確か、東工大と慶応大が日本で初めてネット接続 をしたらしくたらしくて、「日本のインターネットの父」 「インターネット・サムライ」見たく言われているそうですが、学内では何をやっているのでしょうか? 普通に教えているだけなのですか? Wikipediaは、既に見ましたが。
1962年東京生まれ。東京電機大学工学部卒業。産業用ロボットメーカーの研究所にて、サーボモーターやセンサーなどの研究開発に4年ほど携わる。その後、アスキー入社。週刊アスキー編集部、副編集長などを経て、2002年にフリーランスライターとして独立。おもにロボット、ネットワーク、エンタープライズ分野を中心として、Webや雑誌で記事を執筆。主な著書に『キカイはどこまで人の代わりができるか?』など。 教育とテクノロジーの祭典「EDU×TECH Fes2015」に登壇した慶應義塾大学の村井 純教授は冒頭で「いま、インターネット前提社会の先にあるものが一番面白い。CPU、ストレージ、ネットワークなど、コンピュータの能力は指数関数的に飛躍し、そのパフォーマンスは無限にあると思ってもよいだろう。これからは性能を気にせずに、何ができるのかを考えるべきだ。そして創造性を養うことが重要になる」と述べて、会場に訪れ
優れたイノベーションを生み出すクリエイターを発掘・育成する「未踏事業」。その成果を報告するとともに、これから必要とされる環境づくりについて考える「未踏会議」にて、東京大学の村井純氏と慶應大学の坂村健氏が、未踏統括プロジェクトマネージャーの竹内郁雄氏をモデレーターに、未来をつくる異端力について語った。 日本のインターネットには母がいない 竹内郁雄氏(以下、竹内):マイク入っているね。さっきまで盗聴されるんじゃないかと思って心配だったんですけれども。これから対談をやります。対談と言いながら対談をなさる方は私の昔からのお知り合いなので「あんた、3人だろう」と「鼎談だろう」とおっしゃるんだけれども、私はモデレーターに徹しますので。 お題は「IoT時代を切り拓く創造的人材 未来を創る異端力!」です。ご紹介しないといけないですね。ステージに立たれるのは、今ほとんど全世界のデバイスに入っていると言われて
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