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東洋経済の検索結果321 - 360 件 / 1050件

  • 寿司テロで浮き彫りになった迷惑客の「世代交代」

    このところ、飲食店内での客による迷惑行為が、SNS上で「炎上」している。 ネットスラングで「バカッター」「客テロ」と称される、これらの事案が立て続けに起き、ネットユーザーの動揺も大きい。ツイッターでは「回転寿司」がトレンド1位になったほか、「スシロー」「資(すけ)さんうどん」「CoCo壱」といった被害店舗の名前も、連日トレンド入りしている。 そんななか、ネット上で頻繁に見られるのが「世代交代」といった言い回し。約10年前に相次いだ、SNSを通した迷惑行為の教訓が、次世代に共有されていないのではーーとの指摘があがっているのだ。 「バカッター」や「世代交代」というキャッチーなワードに、ついニヤリとする人もいるだろう。しかし、ネットメディアの編集者として、10年以上SNSを見てきた筆者は、事態を深刻に受け止めている。迷惑客の行為が社会に与える影響は大きく、場合によっては犯罪にあたる可能性もあり、

      寿司テロで浮き彫りになった迷惑客の「世代交代」
    • 統一教会以外の宗教団体名を伏せる大手メディア

      「カルト問題」をめぐるメディアの空白 2022年7月、安倍晋三元首相への銃撃事件が起きるまで、大手メディアや政治が統一教会の問題を見過ごしてきたことを指す、「空白の30年」という言葉がある。その「空白」を埋めるかのように、大手メディアが統一教会問題を報道し、政治が動き、「宗教2世」も含め、被害当事者や支援者たちの声も頻繁に取り上げられるようになった。 統一教会に関して、1980~90年代から声を上げ続けてきた人々からすれば、隔世の感だろう。しかし一方で、身近な宗教2世の間で「なぜメディアは統一教会問題しか報じないのか」という声が上がる。統一教会以外でも宗教2世について、社会的に放置すべきでない深刻な被害が起きている。しかし大手メディアでは、正面切ってそれを報じることがない。 つまり「カルト問題」をめぐるメディアの空白は、まだ終わっていないのだ。このままでは今の「統一教会を論ずる(報じる)ブ

        統一教会以外の宗教団体名を伏せる大手メディア
      • 毎日フラッシュバックする「宗教虐待」の心の傷

        ーー被害者救済法は統一教会を念頭に置き、悪質な寄付の勧誘を規制するといった経済的な被害を防止することに主眼が置かれています。 経済的な被害、または宗教2世の被害は統一教会だけの問題ではありません。私が主催している宗教2世当事者たちの自助グループ参加者数で言うと、最も多いのはエホバの証人(以下、エホバ)で、次いで創価学会、統一教会という状況です。 エホバの場合、統一教会のような高額献金はないと言われていますが、長時間に及ぶ奉仕活動を強いられるため大学進学がかなわず、学歴のために正社員になれない人も多い。そうした人は経済的自立も難しい。献げるものが現金ではないだけで、実際には「時間の献金」をしています。 ガスホースで殴打 ーーエホバの2世は体罰に苦しむ人がいますが、横道さんはどうでしたか。 エホバは聖書の言葉に忠実に従う教育をします。聖書にはムチをもって懲らしめなさいと書いてあるため、それに基

          毎日フラッシュバックする「宗教虐待」の心の傷
        • 「FRBは年内に利下げする」と決めつける人の死角

          いよいよ今年最初の金融政策会合であるアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される(1月31~2月1日)。結果は日本時間2月2日の早朝に明らかになるが、市場関係者の間では連邦準備制度理事会(FRB)が利上げのペースを一段と減速、0.25%にするとの見方が確定的だ。 FRB高官は「利下げ」については誰も予想せず すでにブラックアウト期間(政策決定会合のメンバーが金融政策について発言できなくなる期間)直前までの間で、多くのFRB高官は利上げのペースを0.25%に緩めることを支持する発言をしている。 セントルイス連銀のジェームス・ブラード総裁のように、「可能な限り迅速に5%を超えるに水準まで政策金利を引き上げるべきだ」という、タカ派的な意見もまだわずかながら残っている。また肝心のジェローム・パウエルFRB議長からは具体的な発言が出てこなかったこともあり、0.5%の利上げを継続する可能性もゼロ

            「FRBは年内に利下げする」と決めつける人の死角
          • ついに韓国以下、あまりに惨めな日本の賃金水準

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            • 脱会した宗教2世が「母に会えない」過酷な現実

              14年もの間会えない母と娘 14年間、一度も会えていない母と娘がいる。 「親孝行がしたい。それだけです。歳をとってきた母のことが心配なんです」 神奈川県在住の久美子さん(41歳、仮名)は、63歳になる母親への思いを募らせている。久美子さんは14年もの間、母親と会うことはおろか電話やメールすらできていない。久美子さんが「エホバの証人」(以下、エホバ)から排斥(組織から除名処分)されたからだ。 キリスト教を母体とするエホバは、アメリカに本部を置く新宗教だ。日本支部は「ものみの塔聖書冊子協会」という名称で政府から宗教法人として認可されている。日本支部によれば、国内で約21万人が伝道(布教)活動をしているという。 久美子さんの母親はエホバの信者。娘の久美子さんはいわゆる「宗教2世」だ。母親は久美子さんが3歳のときに入信し、久美子さんが物心つく頃には母親と一緒に集会に参加し、布教活動に同行するように

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              • 前澤友作氏「シンママ婚活アプリ」炎上の重大盲点

                3に関しては、1、2とも裏表だが、「まともな男性が登録するのか?」「母子を支える資質(経済力、包容力)を備えた男性がどれくらい参加するのか?」という意見が見られた。 4については、「『コアリー』(子あり)というネーミングにセンスがない」という意見が目立った。また、「(女性が男性に経済的支援を求める)パパ活アプリのようなものではないか?」という意見も複数あった。 5はサービスを提供する前澤氏の資質や人間性に対する批判だが、好き嫌いに関するものが大半で、建設的な提案に結び付く意見は少なかった。 一方で、擁護意見も一定数見られたが、 ・シングルマザーに出会いの場を提供したことへの評価 ・前澤氏らが迅速に対応したことを評価する声 といったところが目立っていた。 たしかに、出会いの機会を見つけることが困難なシングルマザーを支援しようという理念は素晴らしいものであるし、批判を真摯に受けて迅速に対応を行

                  前澤友作氏「シンママ婚活アプリ」炎上の重大盲点
                • 前澤友作氏「シンママ婚活アプリ」炎上の重大盲点

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                  • 金融資産が8674億円もあるのに税負担がないNHK

                    NHKの「貯め込み」が加速している。 1月23日発売の『週刊東洋経済』の特集「NHKの正体」では、公共放送という衣をまとって「受信料ビジネス」を展開するこの組織を解剖した。 受信料収入は減収も… 2022年9月末時点のNHKの連結剰余金残高は5135億円。 営利を目的としない特殊法人でこの数字というだけでも貯め込みすぎの観があるが、それより注視すべきは8674億円もの金融資産残高だ。剰余金残高の1.7倍近くに上る。 受信料収入は2018年度(2019年3月期)に過去最高の7235億円を計上したが、営業スタッフによる戸別訪問を段階的に廃止した影響で、2021年度の受信料収入は6896億円へと約340億円減った。

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                    • 相鉄・東急新横浜線開業「安くなる」区間はどこか

                      都営三田線は新横浜線直通運転の本数が多いが、実は三田線各駅から二俣川へは、JR線を利用して横浜で相鉄に乗り換えたり、メトロ各線から東急線に入ったほうが安かったりと、運賃面ではかなり不利である。 とくに東京(大手町)からの場合、JRと相鉄を横浜で乗り継ぐ場合(現行672円)との差は185円。バリアフリー料金加算によってJRと相鉄2社で計20円が加算されると692円となるため多少は差が縮まるが、それでも三田線・新横浜線ルートは間にもう1社挟んでいるのではないかと思うほどの運賃差だ。焼け石に水かもしれないが、都営地下鉄は京成線を挟んで北総線まで乗り通すときに適用される割引制度を相鉄とも検討したほうがいいのではないか。 小田急との競合では、相鉄の海老名・大和・湘南台など小田急が乗り入れる駅の場合、新宿へは1本で行ける小田急に運賃面で歯が立たないのは仕方ない。ならばどの経路でも最低2社線経由となる渋

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                      • 専門医「コロナ5類移行の"開放感"が最も怖い」

                        ──岸田首相も述べていた「5類感染症」への変更、岡さんはどう思いますか。 岡:まず誤解してほしくないのは、現在、新型コロナの死亡率は減っていますが、それはオミクロン株の病原性が下がったからだけではない、ということです。肺炎を起こす確率が高かったデルタ株に比べれば重症化のリスクは下がっていますが、実は病原性はそれほど変わっていません。 それにもかかわらず、死亡率が減っているのはなぜかというと、ワクチンです。さらに治療薬の登場や、皆さんの感染予防意識という複合要因によって、ようやくここまで死亡率を下げることができました。 5類の議論が出てきたからといって、新型コロナは大した病気ではないといった誤った解釈や、5類になったから病原性が低くなったなどと誤解しないことが大切です。 ──新型コロナは季節性インフルエンザと同等、あるいはそれ以下だと言う人もいます。 岡:死亡率は同等かもしれませんが、新型コ

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                        • 運動が脳を鍛え、うつ退け、集中力上げるカラクリ

                          運動は最強の“うつ予防薬”であり、記憶力、創造力、注意力、そして集中力を高める――。そう語るのは『運動脳』(サンマーク出版)の著者でスウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン氏だ。脳はかつて大人になったら衰えると考えられてきたが、その後の研究で年をとっても脳細胞は増えることがわかってきた。1月21日(土)19時から放送予定の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)に登場し、日本でも話題となっているハンセン氏に、運動がもたらす驚くべき脳への多様な効果について話を聞いた。 運動はうつ病に効く ――精神科医のハンセンさんが運動に興味を持ったきっかけは、クリニックで診ていた患者さんだったと聞いています。 その通りです。うつ病や不安神経症の患者さんをたくさん診ていると、運動をしている人は、半年や1年経っても診療に戻ってこないことがわかりました。それをきっかけに、運動はうつ病を予防するのではないか?

                            運動が脳を鍛え、うつ退け、集中力上げるカラクリ
                          • コロナ「5類移行」をここまで引っ張らせた真犯人

                            私は、毎朝、全国紙5紙と神戸新聞・東京新聞・福島民友など自らが関係する地域の地方紙、さらにいくつかの海外媒体に目を通すことにしている。 1月19日、毎日新聞以外の全国紙は、一面で感染症法上のコロナの扱いに関する記事を掲載した。毎日新聞も翌20日の一面で、この件に関する記事を報じた。朝日新聞の「コロナ5類緩和検討」から産経新聞の「コロナ『5類』4月移行」まで、論調に若干の差があるものの、全紙が一斉に報じるのだから、官邸が強い意志でコロナを2類相当から5類へ変更しようとしていることが分かる。 そして、翌20日の午前、岸田総理は、加藤厚労大臣に今春を目処に5類に変更することを指示し、ようやく、5類変更のプロセスが始まった。 専門家は2類への留め置きを求める これまで、官邸は何度も2類から5類への見直しを提起してきた。その度に、専門家たちが、危険性を指摘し、2類に留め置くように求めてきた。たとえば

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                            • 「家族解体」で教団依存を狙うカルトの悪質手口

                              最近「毒親」という言葉がよく聞かれるようになっているが、それもまた同様の心理である。確かに、毒親と言われても仕方ない親はいるし、悲惨な家庭環境で育った人もいる。しかし、過去の親を責めても、現在自分が抱える問題の解決にならないことは明白である。 このように心理的に親や家族を敵視させることに加えて、カルトが行うことは金銭の収奪である。金銭を差し出すことを忠誠の証しだと教え込み、信者は無理をしてでも財産をカルトに捧げるようになる。すると、信者はもう社会的には無力な存在となってしまい、カルトに庇護されないと社会的に生きていけなくなってしまうという悪循環が生まれるのだ。 家族を悪魔化させたり、教団や教祖を絶対視させたりするような心理的プロセスは、マインドコントロール、あるいは洗脳と呼ばれる。これには、心理学だけでなく生理学的なプロセスも大きな影響力を持つ。 極限状態に置いて言いなりにさせる すなわち

                                「家族解体」で教団依存を狙うカルトの悪質手口
                              • 「値上げDAZNと終了GYAO!」、明暗分かれたワケ

                                Zホールディングス、ヤフー、GYAOは1月16日、無料動画配信サービス「GYAO!」を3月31日に終了すると発表した(筆者撮影) 18年続いたGYAO!が2023年3月末をもって終焉を迎える一方で、スポーツ特化のDAZN(ダゾーン)は現在の月額料金より700円アップの3700円に値上げし、攻勢をかけます。悲報続きの動画配信サービスの中でいま何が起こっているのでしょうか。明暗が分かれた2つのサービスから必死の業界構造が見えてきます。 1番手から遠のいたGYAO!の終焉 インターネットに繋がったパソコンから見るしか手段がなかった動画配信サービス黎明期に始まったGYAO!終了の告知は、1つの時代が終わったようなそんな物悲しささえあります。GYAO!と言えば、地上波テレビ番組の無料見逃しサービスが売りです。アイドルグループ櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」など、なかでもテレ東ローカル番組が

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                                • 「家族解体」で教団依存を狙うカルトの悪質手口

                                  昨年、安倍元首相の暗殺事件を起こした山上徹也容疑者が、1月13日、殺人罪で起訴された。山上容疑者の動機や背景が明らかになるにつれ、旧統一教会と政治のつながりや、旧統一教会で家族崩壊にまで至った人々の存在などが明らかになり、カルトの闇に対する関心が高まっている。ここでは、カルトに対する比較的最近の論文を手掛かりにしながら、カルトとその信者の心理を分析してみたい。 もっとも敵視される家族 カルトはその定義も曖昧であるうえ、さまざまなものが乱立しているが、いくつか共通点がある。特に過激で反社会的なカルトには際立った特徴がある。それは、家族の解体を通して、教団や教祖への忠誠心を強めるという点である。 カルトは当然、集団であるから、集団のリーダーである教祖と信者の結びつきを強め、集団全体の凝集性を強めたいという思惑が働く。その際、信者が別の重要な集団に属していると、それが邪魔になってくる。このときも

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                                  • 「風邪化するコロナ」死者500人超をどう捉えるか

                                    新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の国内初確認から3年。第8波の到来により高齢者施設では相次いでクラスターが発生するなどで、死者数は過去最多水準になっている。 人流が増え、経済活動も正常化に向かって加速する中、この状況をいったいどう見たらいいのか。コロナ禍で政策提言を精力的に続けてきた国際医療福祉大大学院教授の高橋泰氏に聞いた。 ――厚生労働省の集計によると、年明け以来、多い日には20万人を超える新規感染者が出ています。感染者数は過去最多を記録した第7波の26万人は超えていないものの、1日の死亡者数は500人を上回る日もあります。1月に入ってからの死者数は5967人(16日まで)で、現時点での新型コロナによる死者数6万2963人の約1割弱になります。 高橋:死亡者の大半は後期高齢者です。また、高血圧や糖尿病などの基礎疾患のある人が感染し、それらの基礎疾患が悪化して亡くなっている例

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                                    • 「ホワイトなのに若手が辞める」企業の残念な盲点

                                      ※外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください 最近、「職場がゆるすぎて離職する若者」が増えているそうです。企業が長時間労働やパワハラなどの職場環境の改善をした結果、上司に叱られたり、いきすぎた指導をされたりすることがなくなり、「何をしても怒らない」「ミスをしても勝手にフォローしてくれる」「経験やスキルを得る機会がない」など、そういった「ゆるい職場」に危機感を感じた若者が会社を辞めていくのだとか……。 私が会社員だったころと比較すると、ずいぶんホワイトな環境になったものだと感心するのですが、大企業が倒産したり大量解雇がニュースになったり、会社が永続するとは限らない昨今では、そうした環境の中でぬくぬくと甘えることに慣れ、なんの経験もスキルも身につかないまま時間が過ぎていくのは不安かもしれません。 なぜ「ゆるい職場」になってしまったのでし

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                                      • Z世代が「瓶のポカリスエット」に惹かれる納得理由

                                        こんにちは。Z世代の研究を行っている原田曜平です。 先日より、2022年にZ世代の間で流行ったトレンドについてご紹介しています。 若者たちはいつの時代も最先端にいるものです。2022年にZ世代の間で流行ったさまざまな現象やトレンドが今後、ほかの世代にも流行っていく可能性はおおいにあります。 今回は、「サステイナブル」ではなく、Z世代の間で流行っている新しい「サステナレトロ」についてです。現役大学生たちがレポートしてくれます。 「サステナレトロ」という新しい潮流 写真左上から時計回りに、中山拓樹(早稲田大学商学部2年)、石田華子(清泉女子大学文学部4年)、矢追耕太郎(早稲田大学政治経済学部4年)、西脇真宙(立教大学社会学部2年)(写真:筆者提供) タレントのローラさんや水原希子さんなどのインフルエンサーの影響もあって、今の若者にはサステイナブル意識が高い人に憧れを抱く人も少なくない。 しかし

                                          Z世代が「瓶のポカリスエット」に惹かれる納得理由
                                        • 採用面接で「邪悪」な素性を見逃さないプロの極意

                                          ──人の内面を地上1階から地下3階まで、4つの階層に分けて探っていく方法を初めて知りました。 筋トレにおける正しいフォームや食事の知識と同様、人を見る際も型と知識を持っておくとより深く見極められます。地下へと潜る逆ピラミッド型で、地上1階が「経験・知識・スキル」、地下1階が「コンピテンシー」、地下2階が「ポテンシャル」、最深部の地下3階は人を駆り立て確変させる「ソース・オブ・エナジー」としました。下へ行くほど外から見えにくく、変化しにくい。現状多くの中途採用面接では、地上1階のわかりやすいファクトをさらっておしまい、というケースが多い。 どう行動を取ったかの事実がすべて ──地下1階から下の階層こそが人を見るうえでより本質的だと。 コンピテンシーはどの状況下でどんな行動を取りがちかの行動特性。ここで重要なのはエピソードベースで話を聞くこと。当人の意見は無意味。とうとうと模範解答を述べている

                                            採用面接で「邪悪」な素性を見逃さないプロの極意
                                          • 日銀が「黒田退場」で直面する異次元緩和の後始末

                                            2013年4月に就任した黒田総裁が始めた「異次元緩和」。その要諦は、日本経済低迷の原因はデフレだという認識の下、目標達成のために「日銀としてできる施策は何でもやる」ことだった。 日銀は、国債を大規模に購入し、本来は市場原理で決まる長期金利を超低位にさせ、設備投資の刺激を図った。短期金利をマイナスにし、円高を反転させた。また日本株の購入量を大幅に増やした。株購入を正当化するために日銀は小難しい理屈をつけるが、「正直な話、事実上の市況対策」(日銀関係者)だった。 それは確かに金融市場の風向きを変えた。企業業績を圧迫していた超円高は円安に転じ、1万円を割りこんでいた日経平均株価は過去10年で2.5倍へと上昇した。が、実体経済への効果は微々たるものだった。金利を低位に固定しても設備投資は伸び悩んだ。 望まぬ形のインフレ 肝心要の2%目標も達成できないまま9年が過ぎた。10年目の2022年、消費者物

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                                            • 母親が失踪し妹弟と6人で暮らした18歳少女の現実

                                              コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                母親が失踪し妹弟と6人で暮らした18歳少女の現実
                                              • お金に困りたくない人に読んでほしいお薦め3冊

                                                思考法、勉強法、マネジメント、チーム力、営業力などの仕事術からマナー、話し方などのコミュニケーション、ビジネス教養から健康法――。書店に行けばたくさんの本が並び、Amazonで検索しても無数に見つかる。その中から一体何を選べばいいかわからないと日々思っている人は少なくないはず。 年間1000冊、10年間で1万冊以上のビジネス書を読んでいるプロ書評家の印南敦史氏が「本当に役立つ本」を厳選した『いま自分に必要なビジネススキルが1テーマ3冊で身につく本』から、「マネーリテラシー」のお薦め3冊に関する部分を一部抜粋、再構成してお届けする。 お金は「感謝のしるし」 「お金はあくまでも手段にすぎない」「お金は淡々と合理的に扱う」「お金の運用は自分で行う方が簡単で安心」、このようなお金に関するシンプルな結論を導くのが本書です。著者は資産運用を専門とした著名な経済評論家。まず興味深いのは、お金を「感謝のし

                                                  お金に困りたくない人に読んでほしいお薦め3冊
                                                • 日銀「10年の異次元緩和」が金融市場に残した禍根

                                                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                    日銀「10年の異次元緩和」が金融市場に残した禍根
                                                  • データが示す「団塊ジュニア」悲劇の世代の4苦難

                                                    退職金は年々減少の一途をたどっている。その他にこれから訪れる「3つの苦難」とは?(グラフ出所:厚生労働省「就労条件総合調査」退職給付(一時金・年金)の支給実態) 最近、50代のホワイトカラーのサラリーマン、特に1971~1974年生まれである「団塊ジュニア世代」についての「悲惨な末路」についての記事がとても多くなっています。 「給料が上がらない」から始まって、「会社に居場所がない」とか「転職できない」とか「年金、老後の資金がやばい」、そしてきわめつきは「そもそも仕事のやる気が出ない」。これでもかと団塊ジュニア世代の悲惨な行く末の話が出てきます。 こんな風潮は、著者である私たちもまったく他人事ではありません。というのも私たちは団塊ジュニア世代ど真ん中だからです。私たちの世代は、振り返れば人生の節目節目で受験戦争、就職氷河期、景気低迷と、不運に見舞われ続けた「悲劇の世代」なのです。 ただし状況

                                                      データが示す「団塊ジュニア」悲劇の世代の4苦難
                                                    • スマホ普及で私たちの「孤立」と「孤独」が失われた

                                                      〈孤立〉の喪失 メディア論では、「人の感覚がテクノロジーによって書き換えられていく」という考え方をすることがよくあります。「技術は中立的なものだ」と語る人がたまにいますが、これは実状に反しています。実際には、新たなテクノロジーは普及するにつれて、行動様式、感じ方や捉え方、ものの見方を具体的に変えていくのです。 技術が感性のあり方を左右していくのだとすれば、スマホを手にした私たちはどう変わってしまったのでしょうか。問題点について考えるわけなので、この変化によって失われたものにフォーカスしてみましょう。 技術について考える中で、私たちは原理的な問い、平たく言えば「そもそも論」に巻き込まれていくと心理学者のシェリー・タークルは言います。「私たちは本当に重要なものは何かという疑問に立ち返っていく」ことになるのだと。スマホの先にある「本当に重要なもの」とは何でしょうか。 常時接続の世界で失われたもの

                                                        スマホ普及で私たちの「孤立」と「孤独」が失われた
                                                      • 話題の「気象病」を改善するもっとも簡単な方法

                                                        コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                          話題の「気象病」を改善するもっとも簡単な方法
                                                        • 「今年こそ!」婚活成就目指す人に送る成功の秘訣

                                                          まずは、生活圏内での自然な出会い(職場、習いごと、趣味のサークル、友達の紹介など)と婚活の出会いは、性質が違うことを最初に認識したほうがいい。 普通の出会いと婚活の出会いは違う 生活圏内の自然な出会いは、男女として付き合うことなど最初は意識をせずに、“人と人”として知り合って、コミュニケーションを取っていく。そのなかで人柄を知っていくうちに恋愛感情が芽生え、恋人同士となり、さらに関係を築いて結婚へとつながっていく。 こちらは気持ち先行型で、気持ちができあがったときに“恋人”になり、お互いが結婚したいという気持ちになったときに、“結婚”する。 しかし、婚活では “結婚”という目的のために、それまでまったく違った環境で生活をしていた男女が出会う。出会いのきっかけは、婚活サイトに載せられたプロフィールだ。“この相手とだったら、結婚してもよさそう”という、自分が結婚する条件に合致した人に、申し込み

                                                            「今年こそ!」婚活成就目指す人に送る成功の秘訣
                                                          • 働かないおじさんが即戦力になる一石二鳥の真実

                                                            多くの企業にとって「お荷物」的存在になっているのが「働かないおじさん」だ。アップスキリングをしようともせず、定年までのほほんと企業に居座っているように見える中高年社員の存在は、多くの若手の士気を下げている。 もっとも、働かないおじさんたちもかつてはバリバリと仕事をし、成果を出していたのも事実。この埋もれた人材を活性化させれば、企業の生産性が大きく上昇するのは間違いない。 日本でもベストセラーとなっている『リデザイン・ワーク 新しい働き方』の著者であるリンダ・グラットン氏は、中高年と若手の両方にプラスになる方法を提案する。

                                                              働かないおじさんが即戦力になる一石二鳥の真実
                                                            • 見た目は高級フレンチ、実は「介護食」驚きの正体

                                                              病気や加齢によって、咀嚼(そしゃく:食べ物を嚙むこと)や嚥下(えんげ:飲み込むこと)などが低下していく。 とくに飲み込みがうまくいかないと窒息や誤嚥性肺炎を起こし、死亡することもある。このため、病院や介護施設では、厨房などで調理済みの料理を、1人ひとりの嚥下レベルに合わせた食形態(ミキサー食、ソフト食など)に作り直す。最近は、介護食や嚥下食の既製品も増え、家族の調理負担が軽減されるようにもなった。 介護食が広がった背景とは 介護食や嚥下食が広がってきた背景には、言うまでもなく、食事には体の健康を維持したり、病気から回復させたりする栄養学的な役割があるからだ。その点を重要視した関係者の熱意によって、工夫が重ねられている。今回紹介する歯科医師とシェフもそうだ。 東京医科歯科大学大学院(摂食嚥下リハビリテーション学分野)講師の山口浩平歯科医師(36)は、高齢者や障害のある人の自宅や施設へ訪問歯科

                                                                見た目は高級フレンチ、実は「介護食」驚きの正体
                                                              • iPS細胞を駆使、実用化は近い?再生医療の最前線

                                                                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                  iPS細胞を駆使、実用化は近い?再生医療の最前線
                                                                • 「めんどくさい仕事」はどう考えても朝やるといい

                                                                  その日一番やりたいことを最初にやる めんどくさい気持ちを消すには、できるだけめんどくさくない時間帯に作業するのがコツです。めんどくさい作業を目にしたときパッと手を出せる反応速度は、時間帯によって異なります。 画面にシグナルが出て、被検者にできるだけ速く反応するように指示した実験で、10時、12時、14時、16時と同じテストを行うと、10時の反応速度が最も速く、時間が経過するほど遅くなっていき、16時の時点では10時に比べて約5倍遅くなっていました。 このように、私たちの脳は、目覚めてすぐが一番行動力が高く、夜眠る前が一番「めんどくさい」と感じるリズムを持っています。 ところで、企業での働き方改革で、この脳のリズムをもとに業務を改善していただくことがあるのですが、最もインパクトが大きいと言われることがあります。 それは「朝イチのメールチェックをやめること」です。 朝イチは、仕事時間の中で最も

                                                                    「めんどくさい仕事」はどう考えても朝やるといい
                                                                  • 統一教会の事件で宗教を蔑視してはならない

                                                                    政府は2022年12月13日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を受けて臨時国会で同10日に成立した「被害者救済新法」を同16日に公布することを閣議決定した。一部の規定を除き、23年1月5日に施行される。 新法では、「霊感」を用いて相手の不安をあおって困惑させるなどの寄付勧誘行為を禁止し、こうした勧誘行為に基づいて行われた寄付は取り消しが可能になる。取り消しの対象となる六つの禁止行為のうち二つは、今(22)年5月の消費者契約法の改正で盛り込まれた内容を援用しており、施行は来(23)年6月1日となる。 (中略)臨時国会では、壺(つぼ)や印鑑などを法外な値段で売りつける「霊感商法」への対策を強化した改正消費者契約法も成立した。来年1月5日に施行される。(12月14日、朝日新聞朝刊) 旧統一教会に限らず、宗教団体、企業、労働組合、学校、NPO(民間の非営利組織)などの法人や団体が違法行為を

                                                                      統一教会の事件で宗教を蔑視してはならない
                                                                    • 60歳を過ぎたら要注意の「金融サービス」教えます

                                                                      コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

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                                                                      • 歳をとっても老けない人が50代で「やらないこと」

                                                                        コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                                                          歳をとっても老けない人が50代で「やらないこと」
                                                                        • 日本にも存在「破局噴火」で壊滅リスクある火山6つ

                                                                          日本国内では、巨大カルデラ噴火を起こした火山は7つあり、そのうちの4つが九州に集中している。なかでも最大のものが、熊本地震で活発化が懸念される、阿蘇カルデラだ。神戸大学教授の巽好幸は『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』のなかで、阿蘇山が破局噴火した場合、2時間ほどで火砕流が700万の人々が暮らす領域を焼き尽くす、火山灰が日本列島を覆い、北海道東部と沖縄を除く全国のライフラインは完全に停止する、と断言する。 日本列島では、これまで何度も富士山の宝永噴火の1000倍以上のエネルギーを放出する巨大カルデラ噴火を経験してきた。国内で最後に起きた巨大カルデラの鬼界噴火は、7300年前の縄文時代に遡る。 プリニー式噴火であるこのカルデラ噴火は、数十キロの高さにまで巨大な噴煙柱が上がり、周囲から取り込んだ空気が熱で膨張するため噴煙はさらに勢いを増していく。大量のマグマが噴出したことで空洞ができ、それが陥没して

                                                                            日本にも存在「破局噴火」で壊滅リスクある火山6つ
                                                                          • 今年をいい年にしたい人に伝えたい「3つの心得」

                                                                            コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

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                                                                            • 冷静に見て、ウクライナ戦争は来年どうなるのか

                                                                              2022年2月24日のロシア軍による東部ウクライナ・ドンバス地域への侵攻からほぼ1年近くがたった。この戦争はどうなるのだろうか。西側の大手メディアは第2次世界大戦中と同じように、都合のいい情報しか流していない。もちろん、東側のメディアもその点では同じだ。戦争状態は、かくも人間を異常にする。それは「飢えたガチョウは食べ物の夢を見る」のたとえ通りだ。 太平洋戦争末期、毎夜の空襲警報の最中、人々はラジオから流れる「わが軍大勝利」の報を聞きながら、本当に勝利を確信していたのだろうか。今、キーウ(キエフ)は大量のミサイル攻撃でインフラが壊滅的状況にある。その中で、彼らはウクライナ戦争の継続と勝利を本当に信じているのだろうか。 ロシアの猛攻で戦線崩壊も 西側でも、冷静に物事を見ている人々はいる。もちろんあえてこうした情報を客観的だとはいわない。ただし、一方的見解を修正するには、意外にいい情報だ。要する

                                                                                冷静に見て、ウクライナ戦争は来年どうなるのか
                                                                              • 「デキる人」だけが知る「自分を変える」意外な手段

                                                                                コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

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                                                                                • 「めんどくさい沼」から抜けられない2つの理由

                                                                                  ① 出来栄えは気にしない 「めんどくさい」を解消することとは、脳に新しい神経回路をつくることです。逆に、新しい回路さえつくることができれば、その回路が不十分なものでもまったく問題ありません。 「めんどくさい」がクリアできない理由の1つに、最初から「高い完成度で」完璧にやろうとすることがあります。本書では、「高い完成度で」やることは気にしません。 高い完成度でできている人の真似をしたくなるかもしれませんが、現代は生活スタイルが多様なので、仕事も環境も使う道具も人それぞれ違います。 ですから、そもそも目指すべき動作の完成形というものがありません。それよりも、めんどくさいと思ったことができるという目的のほうが大切です。 まずは手を動かして作業をする 目的は、あくまでも脳に新しい神経回路をつくることです。上手下手、失敗や成功は関係なく、堂々とその作業に手をつけましょう。手をつけて、後のことは脳に任

                                                                                    「めんどくさい沼」から抜けられない2つの理由