ただし官房機密費は聖域です https://t.co/SffqiQ5Ssk
Published 2024/02/13 12:23 (JST) Updated 2024/02/13 12:39 (JST) 林芳正官房長官は13日の衆院予算委員会で、松野博一前官房長官が昨年12月1日から辞任した14日までの間に、使途が公表されない内閣官房報償費(機密費)を4660万円支出したと明らかにした。官房長官の判断で機動的に使用する政策推進費だと説明し「松野氏個人に支出したかのように受け取られているとすれば、そうした事実はない」と述べた。 質問した立憲民主党の山岸一生氏は、松野氏が所属する自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で事実上更迭された経緯に触れ「渦中の人物が辞任直前に多額の現金を引き出している。おかしいと思わないのか」と批判した。
自民党の松野博一前官房長官を巡り、野党が昨年12月、松野氏が内閣官房報償費(官房機密費)を辞任までの2週間で4660万円使用したことを問題視している。官房機密費は官房長官が取扱責任者となる決まりがあるが、立憲民主党議員は「仮に松野氏が懐に入れていたら問題だ」と追及する。ただ、旧民主党政権も3年3カ月で34億8000万円の官房機密費を使用した事情があり、2週間換算では約4070万円となる。今回の松野氏のケースと大差がなくなる形だ。 蓮舫氏「自身の裏金語らず、更迭前に支出か」「官房機密費の支出先は官房長官で処理することが決まっている。歴代内閣が同じ形で法律にのっとっている。在任中の2年2カ月、月初めに受け渡しが行われていた。受け渡しの行為は内閣官房職員で行われていた。恐らく全ての内閣で同様だろう」 松野氏は13日、辞任直前の官房機密費の使用について、国会内で記者団にこう説明した。 官房機密費は
Published 2023/11/18 13:29 (JST) Updated 2023/11/18 14:35 (JST) 石川県の馳浩知事は18日、2013年に開催が決定した東京五輪の招致活動で国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を渡したとした自身の発言について「私自身の事実誤認もある発言だった。多くの方にご心配いただきおわび申し上げたい」と謝罪した。金沢市で記者団の取材に語った。 馳氏は、事実誤認に当たる部分について「五輪招致に関わることで、文科省やスポーツ庁にも報告している。これ以上コメントは控えたい」と明言を避けた。同時に「IOCの規約を踏まえて五輪招致活動に対応した」と強調し、IOCの倫理規定違反はなかったとの考えを示した。
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菅内閣、機密費支出5億円 加藤官房長官が会見で明らかに 2021年01月29日19時31分 記者会見する加藤勝信官房長官=29日、首相官邸 加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、菅内閣が国庫から支出した官房機密費(内閣官房報償費)が、昨年9月の発足から4カ月半で5億円に上ることを明らかにした。このうち、官房長官が政策的判断で使用する政策推進費は約3億6000万円。 【点描・永田町】不安と不信の「緊急事態再宣言」 加藤氏は「官房長官の判断と責任の下、厳正で効果的な執行を行っている」と強調。将来的に使途を明らかにするかを問われると、「関係者との信頼が失われ、政策に関する事務の遂行に支障を生じる恐れがある」と否定した。 政治 菅内閣 緊急事態宣言 「桜を見る会」問題
菅義偉前内閣が支出した官房機密費(報償費)のうち当時の加藤勝信官房長官しか使途を知らない領収書不要の“つかみ金”である「政策推進費」が12億4000万円にのぼることが2日、本紙が情報公開請求で入手した資料で分かりました。加藤氏は退任直前の会見で、2021年9月末時点の支出額を約11億6000万円と説明していましたが、会見当日に新たに多額の政策推進費を支出していました。(矢野昌弘) (写真)政策推進費の出入りを記録した「政策推進費受払簿」。昨年10月1日に加藤氏が8500万円の政策推進費を金庫に移したことが記録されています(右) 加藤氏は、菅内閣が総辞職する3日前の昨年10月1日に記者会見をしました。 会見では菅内閣が発足した2020年9月16日から21年9月末までに加藤氏の裁量で自由に使える政策推進費の支出額を明らかにしていました。 政策推進費は、官房機密費の金庫から、官房長官自身が管理す
馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し「官房機密費を使ってアルバムを1冊20万円で作成して渡した」と語った問題。馳氏は批判を受けて「発言を撤回する」と述べたきり説明を拒んでいる。官房機密費(正確には内閣官房報償費)は、官房長官が管理していて使途が明かされない“ブラックボックス”だとされてきただけに、馳氏の発言は注目された。 そうした中、麻生太郎内閣で官房長官を務めた河村建夫氏(81)が官房機密費について取材に応じた。官房長官経験者が機密費について詳細に語るのは異例のことだ。河村氏は、森友学園問題をスクープし安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏のインタビューに答え、馳氏の発言などについて詳細に語った。その模様は、12月4日(月)発売の週刊ポストが詳しく報じる。 相澤氏の取材に対し河村氏は「馳さんは当たり前のことという軽い感覚で話したんだと思うよ」と語
物価高騰や年金引き下げで庶民が苦しむなか、岸田文雄内閣が内閣官房機密費(報償費)のうち領収書不要のつかみ金をわずか半年で6億5700万円も使っていることが6日、本紙が情報公開請求で入手した資料で判明しました。(矢野昌弘) (写真)岸田文雄内閣が支出した官房機密費の1類型「政策推進費」の受払簿。2月に金庫に入れた1億1580万円が月内に使い尽くされ(左)、3月1日に補充した1億8930万円が年度末にはなくなっていました 岸田文雄内閣は昨年10月4日に発足しました。年度末の今年3月31日までに、官房機密費6億7000万円余を使っていました。 官房機密費の3類型ある支出のうち、使途を松野博一官房長官しか知らず、最も闇ガネの要素が強い「政策推進費」は6億5730万円となっていました。 自身に向け支出 松野官房長官は、前任の加藤勝信前官房長官が政策推進費用の金庫に残した8000万円を自身の手元に移し
菅義偉首相が官房長官時代に受け取った内閣官房機密費(報償費)のうち、領収証不要の“つかみ金”である「政策推進費」が年間11億円超だったことが22日、本紙が入手した資料でわかりました。日本学術会議の会員候補6人の任命拒否で、菅首相は「(日本学術会議は)年間約10億円を使っている。国民に理解される存在でなければ」と攻撃していますが、菅氏にその資格があるのでしょうか。(矢野昌弘) 菅氏は2012年12月から今年9月半ばまでの7年10カ月にわたり、官房長官でした。 本紙は情報公開で今年半ばまでの官房機密費の使途文書を入手。その結果、13年度からの7年間分で総額86億1100万円余の官房機密費を使っていました。 領収書不要“つかみ金” 官房機密費は、会計検査院にも領収書や支払先を明らかにする必要がない“ヤミ金”です。その中でも最も深いヤミの金が「政策推進費」と呼ばれる費用です。 菅氏自身が管理し、菅
官房機密費を4660万円使用 松野前長官、辞任前の2週間で 2024年02月13日17時55分配信 松野博一前官房長官=1月26日、国会内 林芳正官房長官は13日の衆院予算委員会で、松野博一前官房長官が昨年12月1日から辞任した同月14日までの間に、官房機密費(内閣官房報償費)4660万円を使用していたことを明らかにした。林氏は具体的な使途の回答を拒んだ上で、「松野氏個人に支出した事実はない」と述べた。立憲民主党の山岸一生氏への答弁。 五輪機密費発言、火種に 野党、馳氏の参考人要求 松野氏は13日、国会内で記者団に「法律で、報償費の支出先は官房長官で処理すると決まっている。公益、国益にのっとった使用がされている」と説明し、不適切な支出はないとの認識を示した。 林氏は同日の記者会見で、「(松野氏の)判断と責任の下、適切に執行されたと認識している」と強調。支出の規模やタイミングについて「今年度
金庫カラにし自民下野 機密費、突出の2.5億円支出2009年11月21日1時41分 印刷 ソーシャルブックマーク 平野博文官房長官は20日の記者会見で、04〜09年度の内閣官房報償費(官房機密費)の国庫からの支出記録を公表した。政権交代が決まった衆院選2日後の9月1日、当時の河村建夫官房長官が2億5千万円を内閣府に請求し、引き出していた。約半月後に平野氏が河村氏から引き継ぎを受けたときに、この引き出し分はすべて使われており、官邸内の残高はゼロになっていたという。 平野氏が公表したのは、機密費を管理する内閣府に歴代の官房長官が支出を請求した日付と金額の一覧。受け取った機密費をいつ何の目的で使ったかについては明らかにしなかった。 記録によると、自公政権時代には、年度末の調整を除いてほぼ毎月1億円、年間12億円前後が国庫から引き出されていた。ところが今年度は、河村氏が9月1日付で通常の2.5倍に
松野前官房長官が、昨年12月14日に退任する直前の2週間に内閣官房機密費4660万円を使用していたことが明らかになった。「しんぶん赤旗」が情報公開で入手した「政策推進費受払簿」で判明したとして、11日に「“闇金”抱え退任」と報道。13日の衆院予算委で、この件について野党から質問された林官房長官が事実と認めた。 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) 松野氏は昨年12月1日に機密費9660万円を自身が管理する「政策推進費」に振り分けたが、14日に後任の官房長官に就いた林氏が金庫を確認したところ、残っていたのは5000万円だったという。差額の4660万円は何に使われたのか。 当時は自民党派閥の政治資金パーティーの裏金化が問題になり、松野氏が直近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受けていたことが新聞などに報じられた時期だ。松野氏は会見でもロクに説明できずヨレヨレで事実上、更迭さ
馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し「官房機密費を使ってアルバムを1冊20万円で作成して渡した」と語った問題。馳氏は批判を受けて「発言を撤回する」と述べたきり説明を拒んでいる。官房機密費(正確には内閣官房報償費)は、官房長官が管理していて使途が明かされない“ブラックボックス”だとされてきただけに、馳氏の発言は注目された。 【写真】マイクを向けられた馳浩氏。他、プーチン大統領と握手する河村建夫氏、アルゼンチンでジャケパンスタイルで万歳する安倍晋三氏・森喜朗氏・猪瀬直樹氏 そうした中、麻生太郎内閣で官房長官を務めた河村建夫氏(81)が官房機密費について取材に応じた。官房長官経験者が機密費について詳細に語るのは異例のことだ。河村氏は、森友学園問題をスクープし安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏のインタビューに答え、馳氏の発言などについて詳細に語った。そ
加藤勝信官房長官は1日の記者会見で、昨年9月の菅内閣の発足以降、内閣官房報償費(官房機密費)として9月末までに国庫から約13億3千万円を支出したことを明らかにした。このうち官房長官が管理し、領収書も不要な「政策推進費」は約11億6千万円だった。 支出された機密費のうち、2020年度分として使い切らずに21年3月末に国庫返納したのは約13万円、21年度分は「精算を終了していない」と述べた。機密費の使途については「明らかにすることが適当でない性格の経費」として説明を避けた上で、「官房長官の責任と判断のもと、適正で厳正に効果的な執行を行っている」と述べた。 約7年8カ月にわたった第2次安倍政権下では、約95億4千万円の機密費が支出され、そのうち政策推進費は約86億9千万円だった。(菊地直己)
加藤勝信官房長官が、菅義偉政権が発足した昨年9月に官房長官となってから、今年3月末までに7億円超の内閣官房機密費(報償費)を支出したことが分かりました。このうち6億6800万円(93%)が、長官が自由に使える領収書不要の「政策推進費」でした。本紙が入手した情報公開資料で判明したもの。その手法からは3月に多額の「政策推進費」を使う点など、前任の官房長官だった菅首相との共通点がみえてきました。(矢野昌弘) 官房機密費は会計検査院にも支出先を明らかにしない“使途秘匿金”です。機密費には、3類型(図参照)があります。このうち「政策推進費」は、官房長官に渡した時点で“支出完了”となります。加藤氏しか使い道を知らない最もヤミ金の要素が大きい金です。 加藤氏は昨年9月16日に官房長官に就任。菅氏が「政策推進費」の金庫に残した4200万円を同月中に使い切ったのを皮切りに、毎月9000万円前後を支出していま
にわかに注目を集めている官房機密費(正確には内閣官房報償費)。“機密”というベールに包まれたカネは一体何のために存在し、何に使われてきたのか。これまで幾度となくこの問題を追及してきた本誌・週刊ポストだから書ける真実を、白日の下に晒す。【前後編の後編。前編から読む】 【写真】機密費を出されてもその場で返してきた田原総一朗氏。その理由は「貰ったら借りになるから」 1億円を持ち帰った首相 野党工作にも多額の機密費がアメとして使われてきた。1989年、竹下登内閣は「消費税」を導入するために、ひそかに機密費を大幅に増額した。国対経験豊富な自民党OBの証言だ。 「国民の猛批判の中で消費税法案を国会で成立させるには巨額の国会対策費が必要だったが、機密費予算を増額すると言えば野党が反発する。そこで外交機密費を増額し、官邸に上納させる仕組みを編み出した。20億円くらい上納させたと聞いている。 そのカネを使っ
菅義偉前内閣が約1年間の任期中に支出した内閣官房機密費(報償費)は約13億3000万円に上ることがわかりました。このうち加藤勝信官房長官(当時)が自由に使える領収書不要の「政策推進費」が約11億6000万円と87%を占めました。(矢野昌弘) (写真)本紙が情報公開請求で入手した資料。加藤官房長官(当時)は年度末の今年3月に政策推進費に1億8630万円(右上)を支出し、わずか13万6371円しか使い残しませんでした 機密費の総額は、菅内閣の総辞職(4日)を目前にした今月1日の定例会見で加藤官房長官が明らかにしました。 会見によると、昨年9月16日の菅内閣発足から今年9月末までに支出した官房機密費は13億3000万円といいます。 3類型ある官房機密費の支出のうち、使途を官房長官しか知らず、最もヤミ金の要素が強い「政策推進費」は約11億6000万円としています。 発足から先月末までの380日間に
松野博一前官房長官が、自民党安倍派の政治資金パーティー裏金問題を受けて辞任する2023年12月14日までの14日間に、領収書不要の「内閣官房報償費」(官房機密費)4660万円の支出を受けていたと、林芳正官房長官が13日の衆院予算委員会で明らかにした。林氏は「支出先が一律に官房長官となる」とし、「松野氏個人に支出した事実はない」と説明したが、立憲民主党などは追及姿勢を強めている。 立憲の山岸一生氏に対する答弁。林氏は、官房報償費の中でも官房長官が自ら管理する「政策推進費」として支出されたと説明した。この期間は松野氏が所属する安倍派からパーティー収入のキックバック(還流)を受けた疑惑が報じられ、進退が取り沙汰された時期と合致する。
菅義偉前政権が発足した2020年9月から退陣までの約1年に支出された内閣官房機密費(報償費)13億円超のうち、官房長官が自由勝手に使える「政策推進費」は12億4000万円にのぼることが本紙調査(3日付)で分かりました。政策推進費は、領収書が不要の“つかみ金”です。菅政権時代の支出先は当時の加藤勝信官房長官しか知りません。政策推進費をはじめとする官房機密費は過去に国会対策やマスメディア対策などに使われたことが判明し、問題になってきました。使途を隠した税金の使い方に批判は絶えません。メスを入れることが必要です。 1日平均313万円使う 官房機密費は国庫から支出されています。政策推進費の他に「活動関係費」「調査情報対策費」があります。ほとんどを占める政策推進費は、官房長官の管理する金庫に入金された時点で支出完了とされます。使い道は官房長官の裁量次第です。 加藤官房長官は菅首相退陣直前の21年10
これまで語られてこなかった“ブラックボックス”である「官房機密費」について思わぬところから重大発言が飛びだし、大きな注目を集めている。その渦中、麻生太郎政権時の官房長官として機密費のすべてを知る人物が、「機密費と五輪」の疑惑について口を開いた──。森友学園問題をスクープし、安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏がレポートする。【全文公開】 【写真】マイクを向けられる馳浩・石川県知事。他、プーチン大統領と握手する光沢あるスーツ姿の河村建夫氏なども 「語らないものなんだ」 秘密のベールに包まれた「官房機密費」(正確には内閣官房報償費)。その実態を垣間見せる発言が、世間を騒がせている。 馳浩石川県知事が講演で、2013年に開催が決まった東京五輪の招致活動に自民党の招致推進本部長としてあたった経験を語った。その場で国際オリンピック委員会(IOC)委員の現役選手時代の活躍を載せたアル
裁判に「勝ち目」が無いと気が付いたか? それとも、「二階」に言われたか? いや、「菅」の「官房機密費」がらみか? www.jiji.com 2019年7月の参院選広島選挙区をめぐる公職選挙法違反(買収など)事件で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(47)=自民離党=が3日、秘書を通じて山東昭子参院議長宛てに辞職願を提出し、参院本会議で許可された。案里被告は控訴せず、有罪が確定する運びで、4月25日に同区再選挙が実施される。 「辞職願」くらいは、自分で持っていけ! それが、「責任ある態度」というものだ! まあ、そう言う自覚を持ち合わせていない人だから、このような事象を引き起こすんでしょうね。 www.jiji.com 有権者の皆さんは、もっと、怒っていい。何の説明もないんでしょ? ほとぼりが冷めた頃(執行猶予期間が満了した後)ひょっこり出てきても相手にしないように! 「節分」ー「立春」と
五輪機密費発言、火種に 野党、馳氏の参考人要求 2023年11月22日07時11分 東京五輪の開会式でともされた聖火=2021年7月、東京・国立競技場 東京五輪招致で、石川県の馳浩知事が官房機密費(内閣官房報償費)を使って国際オリンピック委員会(IOC)委員に贈答品を渡したという発言は、岸田政権にとって新たな火種となりそうだ。馳氏は「事実誤認」だったとして撤回したが、野党は21日、同氏の参考人招致を要求。政府を厳しく追及する方針だ。 馳氏の機密費発言「聞いてない」 IOCバッハ会長 馳氏は17日に東京都内で講演した。機密費を使い、IOC委員に贈答品を渡したとの趣旨を発言。安倍晋三首相から「必ず勝ち取れ。機密費もあるから」と指示を受け、委員に20万円のアルバムを配ったと言及したとされる。馳氏は2013年当時、自民党五輪招致推進本部長を務めていた。18日に発言を全面撤回したが、詳細な事実関係に
7日首都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言が発令され、多くの国民が先行きに不安を感じている。 【写真】“反社おじさん”菅長官KO寸前 側近の公金不倫旅行まで発覚 夜8時までの時短営業に応じる飲食店も、1日6万円の協力金だけでは持ちこたえられない事業者は少なくない。倒産や廃業、失業が相次げば生活に困窮する労働者も増える。それなのに、十分な補償を示そうとせず、罰則強化にシャカリキな政府・与党には不信感が募る一方だ。しかも、国民には出し渋るのに、菅首相自身は巨額の税金を好き勝手に使っていたことが分かった。 「しんぶん赤旗」(1月4日付)によると、菅首相が第2次安倍政権で官房長官を務めた7年8カ月(2822日)で支出した官房機密費は95億4200万円超。その約91%にあたる86億8000万円を領収書なしで菅首相が自由に使える「政策推進費」に振り分けていたことが、情報公開で判明したという。単純計算
石川県の馳浩知事は17日、東京都内で講演した際、2013年に招致が決まった東京五輪をめぐり、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)の委員に対し、内閣官房報償費(機密費)で贈答品を渡したという趣旨の発言をした。馳知事は同日夜、「誤解を与えかねない不適切な発言だった」として、全面的に撤回する談話を出した。 関係者によると、馳知事は贈答品としてIOC委員の選手時代の写真などをアルバムにして、一冊20万円で作成したなどと発言したという。 馳知事はロサンゼルス五輪(1984年)にレスリング選手として出場。国会議員時代には、自民党の招致推進本部長として東京大会の招致に関わった。馳知事は18日に金沢市で取材に応じ、発言について釈明するとしている。(土井良典)
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