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浅田彰の検索結果41 - 51 件 / 51件

  • 寄稿:坂本龍一さんを悼む 音楽とエコロジー、起点は1968年=浅田彰(批評家、京都芸術大教授) | 毎日新聞

    坂本龍一の逝去からはや一月半。追悼の声は国境を越えジャンルの壁を超えて広がるばかりで、われわれの失ったのがいかに巨大で多面的な存在だったのか改めて痛感させられる。 だが、各自にとってかけがえのない坂本像が語られるうち、共通の坂本像が雲散霧消してしまうことにならないように、坂本龍一の軌跡の大筋を確認しておく必要があるだろう。その場合、1978年のYMO結成から出発するのではなく、その10年前に遡(さかのぼ)る必要がある。 子どもの頃から前衛音楽のスターだった高橋悠治に憧れ、68年の若者の反乱に刺激されて高校で学生運動に熱中した坂本は、70年に東京藝術大学に入り、77年に修士課程を修了する。70年大阪万博でシュトックハウゼンらの難解な電子音楽がフィーチャーされたように、それは音楽を含むモダニズムの前衛がピークに達し、またそれゆえに袋小路に入る時期だった。高橋のような先達が前衛を突き抜けたとして

      寄稿:坂本龍一さんを悼む 音楽とエコロジー、起点は1968年=浅田彰(批評家、京都芸術大教授) | 毎日新聞
    • 浅田彰が語る、あの映画のサントラが坂本龍一のピークだった ハラキリを求めたベルトルッチとピストル自殺を望んだ坂本龍一 | JBpress (ジェイビープレス)

      3月28日、音楽家の坂本龍一が亡くなった(享年71歳)。音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」でデビューし、自身も出演した映画「戦場のメリークリスマス」(日本公開1983年)のサウンドトラック「Merry Christmas, Mr. Lawrence」をはじめ、ソロ活動に転じてからも数多くの名作映画の音楽を手掛けてきた。音楽界、映画界、そして広く芸術界に多大な影響を与えてきた稀代の表現者は何を考え、何をなしたのか。坂本龍一を最もよく知る批評家で京都芸術大学教授・ICA京都(Institute of Contemporary Arts Kyoto)所長の浅田 彰氏に話を聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト) ※3回目以降は明日以降、公開します ◎1回目:浅田彰が語る、完璧な演奏マシンから最後にヒトになった坂本龍一 ◎2回目:浅田彰が語る、あの映画のサントラが坂

        浅田彰が語る、あの映画のサントラが坂本龍一のピークだった ハラキリを求めたベルトルッチとピストル自殺を望んだ坂本龍一 | JBpress (ジェイビープレス)
      • 柄谷行人、浅田彰『全対話』 - 備忘録

        柄谷行人浅田彰全対話 (講談社文芸文庫) 作者:柄谷行人,浅田彰発売日: 2019/10/11メディア: Kindle版 1980年代から90年代にかけての対話を集約しており、以前、何処かで読んだことのある文章がほとんど*1。バブル崩壊・金融危機以前の時代性が色濃く感じられ、長期停滞期を経た今とは文脈が異なる。加えて、経済学的な視点からみると、現在の論壇水準から乖離した「稚拙」さがある*2。「グローバリズム」という概念は未だなく(もしくは意味合いが異なっており)、それが現れる直前の極限点に思考を進めるが、現在の視点からすれば日本的「ポスト資本主義」といったものにリアリティは感じない。 日本的「コーポラティズム」批判にしても、そもそも、日本には「主体」がなく関係主義的なので「コーポラティズム」も容易なのだ、といった物言い自体、唯物的ではない。日本の雇用システムは、幾度かの批判の反復を繰り返し

          柄谷行人、浅田彰『全対話』 - 備忘録
        • (耕論)逃げる、その先に ヨシダナギさん、今井紀明さん、浅田彰さん:朝日新聞デジタル

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            (耕論)逃げる、その先に ヨシダナギさん、今井紀明さん、浅田彰さん:朝日新聞デジタル
          • 対談 大江健三郎+浅田彰 平成2年5月1日朝日新聞夕刊

            平成2年5月1日朝日新聞夕刊 対談 大江健三郎氏&浅田彰氏 近代批評について 大江:僕は浅田さんのお仕事をずっと読んできましたが、小説についての発言に良い感情を抱いています。それは、なにより理解可能だからです。文学を始めたころ、たまたま浅田さんが生まれられた年ですが、つねに不安だったのは、文芸批評がよく理解できないことでした。「季刊思潮」で、浅田さん、柄谷さんらが日本の批評を回顧された座談会も気持ちが良かった。難しいが理解はできるので。 浅田:あそこではいろいろ放言しちゃって(笑い)。 大江:浅田さんにも理解可能な人間とそうでないタイプとがあるようですね。理解可能なタイプが、以前、山口昌男さんについていわれた「ヘルメス型」じゃないか。日本人によくある、暗い心のひだにこだわって考えこむのとは違い暗い所も明るい所も自由に行き来する知識人。逆に、遺恨というものが文章を書く動機になっている人間をあ

              対談 大江健三郎+浅田彰 平成2年5月1日朝日新聞夕刊
            • 【年末回顧】中間選挙の敗北後、「トランプ」の予備選挙勝利は本当にあるのか…田中康夫・浅田彰が2022年の国際情勢を一挙に総括!《憂国呆談 第6回 Part1》(田中康夫×浅田 彰) @gendai_biz

              【年末回顧】中間選挙の敗北後、「トランプ」の予備選挙勝利は本当にあるのか…田中康夫・浅田彰が2022年の国際情勢を一挙に総括!《憂国呆談 第6回 Part1》 続々落選したトランプ支持者たち 浅田 アメリカの中間選挙はつねに与党が敗北するし、今年は激しいインフレーションもあって、野党である共和党の大勝利が予想されていたにもかかわらず、民主党が思いのほか踏ん張って軽微な敗北にとどまった。下院では多数を失ったものの、50対50だった(副大統領=上院議長のカマラ・ハリスがタイ・ブレイキング・ヴォートを投じてはじめて勝てた)上院でジョージア州の決選投票に勝ち1議席増やして多数を獲得したのは大きい──と思ったら、保守派のカーステン・シネマが離党して無所属になり、50に戻っちゃったけど。 また、中間選挙後に2024年の大統領選挙への再出馬を表明したドナルド・トランプ前大統領は、中間選挙前から「2020

                【年末回顧】中間選挙の敗北後、「トランプ」の予備選挙勝利は本当にあるのか…田中康夫・浅田彰が2022年の国際情勢を一挙に総括!《憂国呆談 第6回 Part1》(田中康夫×浅田 彰) @gendai_biz
              • 「坂本龍一さんはコレクティブの先駆」 浅田彰さん - 日本経済新聞

                批評家の浅田彰は、3月に死去した音楽家の坂本龍一と深い親交があった。長らく創作活動を支え続けたその目に映る坂本像は、孤高の天才ではなく「他者との交流を楽しむ人」だった。浅田は坂本について「あらゆる音楽を精密にシミュレートするポストモダンな音楽機械」と表現したことがあるそうだ。幅広い業績は職人的な音楽家だからこそなし得たといえる。「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)では細野晴臣さんの呼

                  「坂本龍一さんはコレクティブの先駆」 浅田彰さん - 日本経済新聞
                • 現代アートに今、必要なこと 浅田彰さん×片岡真実・森美術館館長 | 毎日新聞

                  現代アートをとりまく現状について語り合う「ICA京都」所長の浅田彰・京都芸術大教授(左)と顧問の片岡真実・森美術館館長=京都市中京区で2022年3月4日午後3時ごろ、山脇新一郎撮影 現代アートをとりまく昨今の動向について、批評家で京都芸術大教授の浅田彰さんと、東京・森美術館の館長で同大客員教授の片岡真実さんが3月4日、京都市内で語り合った。「今はどのような時代か」という大きな問いから始まった2人のトークは、グローバル化に伴う現代アートの状況、批評の困難さ、さらには京都という場の可能性まで幅広い話題に及んだ。 京都芸術大(京都市左京区)による現代アートの研究機関「ICA京都」の開設記者発表会とあわせて行われた。ICA京都は2020年4月、現代アートを中心にさまざまな領域や人の交流を促す「芸術文化の交換台」として設置された。主な活動は国際シンポジウムの開催やアーティストのレジデンス支援、批評や

                    現代アートに今、必要なこと 浅田彰さん×片岡真実・森美術館館長 | 毎日新聞
                  • 浅田彰が語る、完璧な演奏マシンから最後にヒトになった坂本龍一

                    3月28日、音楽家の坂本龍一が亡くなった(享年71歳)。音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」でデビューし、自身も出演した映画「戦場のメリークリスマス」(日本公開1983年)のサウンドトラック「Merry Christmas, Mr. Lawrence」をはじめ、ソロ活動に転じてからも数多くの名作映画の音楽を手掛けてきた。音楽界、映画界、そして広く芸術界に多大な影響を与えてきた稀代の表現者は何を考え、何をなしたのか。坂本龍一を最もよく知る批評家で京都芸術大学教授・ICA京都(Institute of Contemporary Arts Kyoto)所長の浅田 彰氏に話を聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト) 【続編】 浅田彰が語る、印象的だった坂本龍一のコラボレーション https://youtu.be/F_FmozFsXvk 浅田彰が語る、ディカプリオ

                      浅田彰が語る、完璧な演奏マシンから最後にヒトになった坂本龍一
                    • ウクライナ侵攻の本質…プーチン氏の「ユーラシア主義」とは? 浅田彰氏・先﨑彰容氏と既存秩序が崩壊する時代を考える(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

                      ロシアによるウクライナへの軍事侵攻では緊迫した情勢が続く。BSフジLIVE「プライムニュース」では、批評家・浅田彰氏と気鋭の思想史家・先崎彰容氏を迎え、ウクライナ侵攻の本質と日本がとるべき姿勢について徹底議論した。 【画像】プーチン大統領の要求 プーチン氏が本気の「ネオ・ユーラシア主義」なら妥協の余地がない新美有加キャスター: プーチン大統領は、ウクライナの中立化・非武装化などを要求。今回の事態の本質について、まず何を考えたらよいでしょう。 浅田彰 京都芸術大学教授 批評家: ロシアは、NATO(北大西洋条約機構)の国と国境を接してしまうと困る。2007年ごろからそれを言い続けついに爆発したことは、わからなくはない。だが不思議なのは、2021年頃から政治的・地政学的でない非常に散文的なものが出ている。かなりトンデモの歴史だが、プーチン大統領が『ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について』

                        ウクライナ侵攻の本質…プーチン氏の「ユーラシア主義」とは? 浅田彰氏・先﨑彰容氏と既存秩序が崩壊する時代を考える(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
                      • ニューアカブームから40年、浅田彰『構造と力』文庫化で再ヒット 紀伊國屋書店店長「千葉雅也さんの解説で理解が深まる」

                        ニューアカブームから40年、浅田彰『構造と力』文庫化で再ヒット 紀伊國屋書店店長「千葉雅也さんの解説で理解が深まる」 40年越しの文庫化で大ヒット 浅田彰の現代思想書『構造と力』が、昨年初めて中公文庫から文庫化され、売れに売れている。初版は1983年に勁草書房から出版されてベストセラーとなり、ニュー・アカデミズムと呼ばれるブームを牽引。構造主義やポスト構造主義などのフランス現代思想を解説した名著として知られていた。出版後、約1ヶ月で「紀伊國屋書店新宿本店」では約500〜600冊を売っているという。購買層は往年の読者だけでなく、20〜40代の読者が6〜7割を占めているそうだ。 さて、紀伊國屋書店新宿本店では、レジ前の目立つ位置に『構造と力』が平積みされるなど、大々的に売り出されている状況だ。綾辻行人や東野圭吾といった人気小説家の文庫本とともに思想書が並ぶのは独特な光景だが、店長・星真一さんに

                          ニューアカブームから40年、浅田彰『構造と力』文庫化で再ヒット 紀伊國屋書店店長「千葉雅也さんの解説で理解が深まる」