2021年8月16日(月)、第71期王将戦 二次予選 決勝で、藤井聡太二冠が稲葉陽八段と対局し、106手で勝利しました。前期陥落した挑戦者決定リーグ戦に即復帰を果たしました。 この対局で、まずリードを奪ったのは藤井二冠でした。藤井二冠の優勢で進みましたが、稲葉八段は辛抱をしたあと、強く反撃に出て、形勢が逆転しました。稲葉八段は王手をかけて藤井玉に迫り、対戦成績2勝3敗と苦手にしている稲葉八段がそのまま勝利すると感じましたが、いつしか互角の形勢となりました。最後は粘る藤井二冠が優勢となり、きれいに稲葉玉を詰ませませました。決して楽勝ではない、粘った末の見事な勝利でした。 挑戦者決定リーグ戦での活躍、さらには王将戦のタイトル獲得を期待しています。 ※ 藤井聡太二冠のタイトル戦の対局結果はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦の対局結果2021~目指せ八冠!~ 1.第71期王将戦 二次予選 決勝第71