自民党総裁選に立候補を表明している高市氏が 金融所得の税率を現状の20%から30%に引き上げることによって、おおむね3000億円の税収増が見込める との発言をしていますが、そんなことをせずとも、 日本にある預金・現金の10%を投資に振り分けることで、1兆円の増収税が見込める わけなので、そちらを検討するべきではないのでしょうか? 日銀によると、日本の預金・現金はおよそ1000兆円あるとされており、例えば、 預金・現金のうち(たった)10%が投資に回されたとする 投資によって年間5%のリターンが得られたとする 金融所得の税率は、いまのまま20%とする のであれば、 1000兆円 × 10% × 5% × 20% = 1兆円 と、年間1兆円も税収が増えることになります。 増税してたった3000億円の税収増を狙うよりも、 投資を後押しして1兆円の税収増を狙うほうが、私は賢い方法だと思います。 『