並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

161 - 200 件 / 263件

新着順 人気順

筒井康隆の検索結果161 - 200 件 / 263件

  • みんなのレビュー:ジャックポット/筒井康隆 - 小説:honto電子書籍ストア

    • 串刺しにされた教授を目にした青年が最初にしたこととは?『串刺し教授』筒井康隆

      僕は自分の相棒ともいえるカメラを、思いきり床に叩きつけた。レンズが割れ、キャップが弾け、砕けた黒い箱の中からカメラのいわゆる内臓が辺りに散らばる。その胃袋に詰まっていたのは、僕が正義だと思い込んでいた罪の記録だ。 僕はとある出版社に勤める雑誌記者である。いや、だった、と言った方が正しいだろう。もう僕は二度と取材なんてできないのだから。 僕が記者になったのは、あの恐ろしい震災の記憶がきっかけだった。当時、記者を勤めていた父とともに、僕たち家族は震災に巻き込まれた。 幸いにも命は助かったが、多くの命が失われた。街も、生活も、すべて津波に呑まれた。もう二度と会うことができなくなった知り合いも、何人もいる。 父は記者の使命として、震災の被害を受けた彼らを取材し、撮り続けた。その活動は多くの支援を被災地に呼び込んだ。みんなのために彼らの生きる真実の姿を撮り続ける父の姿に、僕は憧れたのはその時だった。

        串刺しにされた教授を目にした青年が最初にしたこととは?『串刺し教授』筒井康隆
      • カルカッタ植物園にわざわざベンガルボダイジュを見に行ったのは、『地球の長い午後』を読んだからだが>筒井康隆さんともなれば、 | mixiユーザー(id:3472200)の日記

        地球上で最大、最強の樹木 ベンガルボダイジュ ベンガルボダイジュはクワ科イチジク属。インドで聖樹とされるのは、ベンガルボダイジュ、ウドンゲノキ(優曇華)、インドボダイジュなどで、いずれもイチジク属の樹木である。インド平原全域でごくふつうに見られるが一風変わった樹木だ。コルカタでもよく見かける。横に伸びた枝から多くの気根を出しているので、すぐそれと分かる。 気根を垂らす特異な樹形のベンガルボダイジュ 古代にはその樹下で聖者たちが座し、瞑想に耽っていたという。今も貴重な緑陰を人々に提供している。そこで人々はバザールを開き、あるいは休憩をとっている。店や小屋が寄り添い、人々はベンガルボダイジュと「共に暮らしている」。 広く緑陰をつくるベンガルボダイジュ(コルカタ市外) 2012年12月3日、念願のカルカッタ植物園を訪ねた。入口から15分ほど歩くと森が広がっている。森の頂上部はそれほどデコボコがな

          カルカッタ植物園にわざわざベンガルボダイジュを見に行ったのは、『地球の長い午後』を読んだからだが>筒井康隆さんともなれば、 | mixiユーザー(id:3472200)の日記
        • 筒井康隆の世界(石川喬司、かんべむさし、横田順彌、高信太郎、矢野徹、星新一、小松左京、半村良、眉村卓、高斎正、浅川マキ、相倉久人、荒巻義雄、伊藤典夫、栗本薫、権田萬治、豊田有恒、中野久夫、平井和正、川又千秋、長谷邦夫、平岡正明、堀晃) / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」

          著者 石川喬司、かんべむさし、横田順彌、高信太郎、矢野徹、星新一、小松左京、半村良、眉村卓、高斎正、浅川マキ、相倉久人、荒巻義雄、伊藤典夫、栗本薫、権田萬治、豊田有恒、中野久夫、平井和正、川又千秋、長谷邦夫、平岡正明、堀晃 出版社 新評社 刊行年 昭和56年 冊数 1冊 解説 新本、美本、A5判変型、三刷、カバー、帯、204頁 在庫 在庫切れ(伊東古本店)

            筒井康隆の世界(石川喬司、かんべむさし、横田順彌、高信太郎、矢野徹、星新一、小松左京、半村良、眉村卓、高斎正、浅川マキ、相倉久人、荒巻義雄、伊藤典夫、栗本薫、権田萬治、豊田有恒、中野久夫、平井和正、川又千秋、長谷邦夫、平岡正明、堀晃) / 古本、中古本、古書籍の通販は「日本の古本屋」
          • 『ロートレック荘事件』あらすじとネタバレ感想!筒井康隆が放つメタミステリ|よなよな書房

            夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か?アリバイを持たぬ者は?動機は?推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。 「BOOK」データベースより あまりミステリのイメージがなかった筒井康隆さんですが、メタ・ミステリものとしてよく本書の名前を聞いていたので、ようやく読む決心がつきました。 1990年に発表されたこともあり、設定や価値観など平成以前の古さがあります。 また本書最大の魅力であるトリックについて賛否両論ありますが、僕が後から読み返しても大きな破綻は見られず、非常にうまく出来ていると思います。 二百ページちょっとというボリュームで種が明かされれば単純な話

            • 小説『痴人の愛』×川道さら! 筒井康隆の『虚人たち』を読書中!? グラビア界の新星が明かすディープな読書遍歴(週刊現代) @gendai_biz

              今を時めく美女たちが名作文学に挑むグラビアシリーズ「グラビア文学館」。 1月12日発売の『週刊現代』では、谷崎潤一郎『痴人の愛』の世界観を、「クラビア界の新人王」の呼び声も高い川道さらが表現している。 今回は撮影終わりの彼女に、その意外な読書遍歴についてガチトークしてもらった!

                小説『痴人の愛』×川道さら! 筒井康隆の『虚人たち』を読書中!? グラビア界の新星が明かすディープな読書遍歴(週刊現代) @gendai_biz
              • 筒井康隆「最後の小説集」25の楽しめる掌編 - 日本経済新聞

                60年以上にわたって奇想に満ちた小説を世に送り出してきた89歳。「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と語る掌編集「カーテンコール」(新潮社)が11月1日に刊行される。「前回の短編集(『ジャックポット』)は実験的作品ばかりを集めたが、今回はエンターテインメント性を大切にした。読者にも楽しんでもらえるはずです」収録した25編はサービス精神に満ちている。「プレイバック」では「時をかける少女

                  筒井康隆「最後の小説集」25の楽しめる掌編 - 日本経済新聞
                • 文化UP・TO・DATE:文学の可能性に挑み続け 「最後の」作品集出した筒井康隆さん | 毎日新聞

                  <カルチャー> 本人が「これがわが最後の作品集となるだろう」と宣言している作家・筒井康隆さん(89)の掌編小説集「カーテンコール」(新潮社、1870円)が1日に発売された。半世紀以上にわたり文学の新たな地平を切り開いてきた筒井さん。作家人生のカーテンコールを迎えた今、その心境を語ってくれた。 筆力全く衰えず 取材は10月下旬、東京都内の筒井さんの自宅で行われた。「(原稿用紙)10枚前後の小説ばかりで、これだけそろうというのは思いがけなかった。10枚前後しか書けなくなってきている。それでも他の短編に負けない良さはあるという自信はあります」。和服姿でいろりの前に座った筒井さんはしみじみと口にした。 「カーテンコール」は、2020年末から執筆した掌編小説25編を収めた。旧石器時代の人々を現代へ連れてきて現代の料理を食べるか実験する「美食禍」や、総理と記者の会話劇「官邸前」など、ウイットとユーモア

                    文化UP・TO・DATE:文学の可能性に挑み続け 「最後の」作品集出した筒井康隆さん | 毎日新聞
                  • <著者は語る>常識捨て何でも書く 『カーテンコール』 作家・筒井康隆さん(89):東京新聞 TOKYO Web

                    「書いている最中から、『もうこれ以上ないな』と思った」。60年以上にわたり名作・話題作を世に送り出してきた巨匠が「最後の作品集」と語る。タイトルは“幕切れのあいさつ”を意味するが、25の掌編はSFやブラックユーモア、ドタバタ劇など、多彩な“筒井ワールド”がギュッと詰め込まれている。 2020年末~23年の執筆順に並ぶ。現代にタイムリープした古代人が美食に目覚めた顚末(てんまつ)を描く「美食禍」は、作家の代名詞たるSF作品。「手を振る娘」は2階にある自身の書斎の窓を開けたら、向かいのビルにマネキンがあったのがきっかけという。「プレイバック」は『時をかける少女』など代表作の主人公たちが登場する。自身を投影したような語り手の独白「コロナ追分」からは作家としての姿勢がうかがえる。<文学やるなら常識捨てて、世間の糾弾身に引き受けて、何でも書くのがまともな作家>と言い放ち、不謹慎を恐れて口をつぐんだコ

                      <著者は語る>常識捨て何でも書く 『カーテンコール』 作家・筒井康隆さん(89):東京新聞 TOKYO Web
                    • 没後20年 真鍋博2020関連イベント「筒井康隆氏スペシャルトーク」 - YouTube

                      YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

                      • 今週の本棚:三浦雅士・評 『活劇映画と家族』=筒井康隆・著 | 毎日新聞

                        (講談社現代新書・924円) 名作生んだチームワークの秘密 素晴らしい家族のなかにありながら、さらに理想の家族に憧れる心情は誰もが持っている。序「家族と疑似家族」で著者はそう断言する。家族というのは人間の発明品だと述べているに等しい。家族は天から与えられるが、人はそれを作り直す。だからこそ義理の親子も兄弟もある。著者はヤクザやギャングの例を挙げているが、逆に人間以外の動物に義理の関係は存在しない事実を挙げることもできる。むろん、人間が介在すると同時に動物にも疑似家族が成立する。それこそ家畜の起源。人はそれほどまでに馬や犬や猫を愛してきた。彼らもそれに応えた。騎乗は人類史を変えた。 ここには人類形成の秘密のみならず、現代世界の秘密さえ潜んでいる。アメリカの富豪であれ、中国共産党の幹部であれ、銀行に数兆円の資産を有しているものに潜むのは「階級」への愛情ではない、「家族」への愛情である。いかに愚

                          今週の本棚:三浦雅士・評 『活劇映画と家族』=筒井康隆・著 | 毎日新聞
                        • 《「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい?》断筆宣言の筒井康隆氏が考える現代の“言葉狩り”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                          30年以上も前に出した『残像に口紅を』という私の小説が、いま話題になっているそうです。20代の若者が動画投稿サイトで話題にしたところ、急に売れ出して、4ヶ月で11万5000部も増刷されました。 【写真】表現の自由を守って戦った筒井康隆氏 4年くらい前には同志社大の後輩、タレントのカズレーザー君がテレビ番組で紹介してくれたのですが、あのときも10万部くらい売れました。若い人が紹介してくれることで、これまで僕の作品など読んだこともないような中高生が手に取ってくれていると聞きました。時代を超えて読みつがれることは、作者冥利につきますね。 この小説は日本語の音が消えていく「文字落とし」という、和歌などで古来より使われている手法で書いています。「あ」という音がなくなれば「愛」という言葉は消えるし、「あなた」と呼びかけることもできなくなる。「ぱ」という音が消えると「パン」という言葉もなくなり、「香ばし

                            《「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい?》断筆宣言の筒井康隆氏が考える現代の“言葉狩り”(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                          • 筒井康隆著『誰にもわかるハイデガー』を読んだ感想 - ブドウ糖の浪費

                            この記事では、筒井康隆著『誰にもわかるハイデガー』を読んだ感想を書いていきます。 ぜひ参考にしてみてください。 『誰にもわかるハイデガー』の感想 口語文で読みやすい 『存在と時間』は難解 現存在とか実存とか 『存在と時間』はどんな内容? 専門家の解説付き まとめ 頭に負荷をかける読書 『誰にもわかるハイデガー』の感想 本書の内容は、ハイデガーの『存在と時間』について作家・筒井康隆氏が解説する、というものです。 ハイデガーは20世紀最大の思想家。 彼が残した『存在と時間』は20世紀最大の哲学書。 詰まるところ『存在と時間』は、とんでもなく頭のいい人が書いた、とんでもなく難解な本なわけです。 真っ向勝負を挑んでもまったく歯が立たないので、筒井先生による解説書を手にとってみました。 「誰にもわかる」という心強いタイトルですし。 口語文で読みやすい 本書は、1990年5月に筒井氏によって行われた講

                              筒井康隆著『誰にもわかるハイデガー』を読んだ感想 - ブドウ糖の浪費
                            • 筒井康隆原作『富豪刑事』がノイタミナでTVアニメ化! | アニメイトタイムズ

                              筒井康隆氏のベストセラー小説『富豪刑事』がTVアニメ化! 出演声優は大貫勇輔さん・宮野真守さんで、2020年4月フジテレビ“ノイタミナ”ほかで放送 筒井康隆氏による、累計発行部数111万部突破の伝説のベストセラー『富豪刑事』(新潮文庫刊)。小説が世に出てから45年の時を経て、アニメ化決定となりました! 2020年4月よりフジテレビ“ノイタミナ” ほか各局にて、TVアニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』が放送開始予定です。 気になる出演声優は、大貫勇輔さんと宮野真守さん! 豪華スタッフ、キービジュアル第1弾、PV第1弾も公開されたので、あわせてご紹介しましょう。 イントロダクション ケタ外れの資産をもつ神戸家の御曹司・大助が赴任したのは、 警視庁で問題を起こした人間だけが送り込まれる「現代犯罪対策本部準備室」、 通称「現対本部」。 そこで大助は情に厚い男・加藤 春とバディを組

                                筒井康隆原作『富豪刑事』がノイタミナでTVアニメ化! | アニメイトタイムズ
                              • 日本を守るために戦う変人たち『歌と饒舌の戦記』筒井康隆

                                わははは! 平和万歳! 平和万歳! 親爺が高らかにグラスを掲げ、笑い声を響かせた。親族一同踊り狂い、踊っていないのは私と、まだ何も知らない乳飲み子の弟だけであった。 戦争は終わった。憲法によって平和主義が示され、日本はもう軍隊を持つことはない。徴兵されることもないし、防衛はアメリカが結ばれた条約のもとに担ってくれている。 「もし戦争になってもアメリカ様が守ってくれるから安心だねェ」 しかも日本人は直接戦わないから危険な目に遭うこともない。こんなにイイコトはないよねぇ。ほんとほんと、アメリカ様万歳、アメリカ様万歳。 みんなが口々にそう言っている中で、私は内心の疑問を拭い去ることができないでいた。首を傾げるものの、それをみんなの前で口に出すこともできず、みんなと一緒に笑おうとして顔を歪めた奇妙な表情になってしまった。 日本は平和主義を掲げているわけだけれど、他の国はそうじゃない。今も停戦してい

                                  日本を守るために戦う変人たち『歌と饒舌の戦記』筒井康隆
                                • 筒井康隆「定年食」と藤子・F・不二雄「定年退食」は、二人のSF作家の類似点と共通点を明確に表している - 特撮は大人の嗜みです。

                                  こんにちは! 皆さんは、筒井康隆・藤子・F・不二雄、この二人の作家が非常によく似た設定のお話を書いたこと知っていますか? rimokongetao.hatenablog.com まずそれぞれを簡単に紹介しますね。 筒井康隆「定年食」 人口増加による食料不足のため、定年退職をした人間は、食料として一族郎党に食べられてしまうというお話。 後半では延々、足だの腹だのの解体・食事シーンが続き、非常に気色が悪いお話。 こちらで読めます↓ メタモルフォセス群島(新潮文庫) 作者: 筒井康隆 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/02/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 藤子・F・不二雄「定年退食」 こちらも、人口増加による食料不足のため、定年となった人間は食料の配給停止など、サービスを受けられなくなる世界。 今日で定年となる主人公が、街の景色などを見て、自分の人生の

                                    筒井康隆「定年食」と藤子・F・不二雄「定年退食」は、二人のSF作家の類似点と共通点を明確に表している - 特撮は大人の嗜みです。
                                  • 筒井 康隆: books, biography, latest update

                                    1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。 1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。 略歴全文を読む

                                      筒井 康隆: books, biography, latest update
                                    • SF小説「七瀬ふたたび」筒井康隆 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

                                      七瀬ふたたび 著者:筒井康隆 装画:真鍋博 解説:平岡正明 発行日:昭和53(1978)年 初版 発行所:新潮社 「家族八景」に続く、七瀬三部作の第二作。 家族、人の心の裏側の醜さをこれでもかと暴いた前作の連作短篇から、一変してエスパーを抹殺せんとする特殊警察との戦闘を描く長編作品です。 【内容紹介】 「生まれながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生まれてはじめて、同じテレパシー能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持ち主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する。」 (カバー裏より) 【目 次】 邂逅 邪悪の視線 七瀬 時をのぼる ヘニーデ姫 七瀬 森を走る

                                        SF小説「七瀬ふたたび」筒井康隆 - 嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2
                                      • 筒井康隆と林真理子が“作家として困ること”で共感 その中身は? | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)

                                        筒井:困るよねえ。「自分が書いたものを出版したいから、出版社を紹介してくれ」という手紙が来たりね。「書いたから読んでくれ」ならまだわかるんだけど。「紹介してくれ」だからね。 林:作家の方でも、昔は売れてるときもあったけど、今は誰も知らないという人がいらっしゃるじゃないですか。ああいうのも見ててつらいですよね。 筒井:われわれにとっては絶大な権力を持っていたはずの老大家が、しばらく名前を聞かないなと思って、編集の人に「あの方はどうなさってますか?」って聞いたら、「税務署に行って、これだけしか収入がありませんと言ったら、生活保護を受けられたらどうですかと言われたそうです」って。 林:えっ、ほんとですか……。 筒井:その話を聞いてショックを受けましたよ。 林:有名な女性の作家がお亡くなりになったとき、住んでいた市が市民葬をしようとしたら、身寄りの方がいなくて、誰に連絡していいかわからないし、担当

                                          筒井康隆と林真理子が“作家として困ること”で共感 その中身は? | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)
                                        • 筒井康隆さん、怒濤の言葉の洪水の作品群は「『枯淡の境地』でもあり、自分のパワーを試す作品」…単独インタビュー<2> - スポーツ報知

                                          筒井康隆さん、怒濤の言葉の洪水の作品群は「『枯淡の境地』でもあり、自分のパワーを試す作品」…単独インタビュー<2> 今年で作家デビュー61年目を迎えた筒井康隆さん(86)の最新作「ジャックポット」(新潮社刊)が17日、刊行された。収録された14本の短編は、言葉の洪水が続く超実験小説「漸然山脈」や自身が20歳だった時からの時代をノスタルジックに振り返る「一九五五年二十歳」など話題作がずらり。中でも出版前から大きな話題となっていたのが、昨年2月に食道がんのため急逝した長男で画家の筒井伸輔さん(享年51)への思いをつづった私小説的作品「川のほとり」。日本文学界の巨星が熱狂的ファン「ツツイスト」待望の新刊に込めた思いを聞いた。(構成・中村 健吾) <1>から続く 冒頭の3編、「漸然山脈」「コロキタイマイ」「白笑疑」の言葉の洪水、ある意味、言葉の暴走とも言える作品群は「バブリング創世記」「フル・ネル

                                            筒井康隆さん、怒濤の言葉の洪水の作品群は「『枯淡の境地』でもあり、自分のパワーを試す作品」…単独インタビュー<2> - スポーツ報知
                                          • 伊坂幸太郎、吉本ばなな、筒井康隆の小説を印字したメルカリ「読むレジ袋」 | CINRA

                                            メルカリ「読むレジ袋」が6月24日から全国のナチュラルローソン138店舗で無料配布される。 今回の企画は、7月1日からのレジ袋有料化を前に、通常は捨てられてしまうレジ袋に「小説を読む」という付加価値を与えるために実施。「読むレジ袋」には、「モノガタリ by mercari」に寄稿している伊坂幸太郎、吉本ばなな、筒井康隆による「モノ」にまつわる小説が印字される。 配布は6月24日から6月26日の各日14:00からスタート。配布数は各店舗、各日100枚となる。配布スケジュールは6月24日から伊坂幸太郎「いい人の手に渡れ!」、6月25日から吉本ばなな「珊瑚のリング」。作品公開に先行して配布される筒井康隆「花魁櫛」は、26日にナチュラルローソン芝浦海岸通店限定配布となる。 なお「読むレジ袋」は環境に配慮して、石油ではなく再生可能資源である生物資源を原料とするバイオマスプラスチックを50%以上配合し

                                              伊坂幸太郎、吉本ばなな、筒井康隆の小説を印字したメルカリ「読むレジ袋」 | CINRA
                                            • 今年89歳の筒井康隆。「最後の作品集」を11月に発表 『カーテンコール』 | BOOKウォッチ

                                              2023年9月24日に89歳の誕生日を迎える筒井康隆さんが、「最後の作品集」となるかもしれない掌編小説集を11月1日に発表する。タイトルは『カーテンコール』(新潮社)だ。 筒井さんが「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」(編集者いわく「信じていません!」)と言う本書は、この3年ほどで書いた25篇の掌編(ショートショート)を収録している。前作の短編集『ジャックポット』(新潮社)は実験的な作品が多かったのに対し、今回はエンターテインメント性が強い作品が中心で、まさに読者への最後の挨拶のような一冊になっているという。 収録作品の一つ「プレイバック」は、『時をかける少女』『文学部唯野教授』『パプリカ』など筒井さんの代表作の主人公たちが、病床の筒井さんを訪れるというストーリー。このほか、深夜に総理大臣をインタビューする「官邸前」、大蛇に育てられた美少女を描く「白蛇姫」、小さな人魚とのキュート

                                                今年89歳の筒井康隆。「最後の作品集」を11月に発表 『カーテンコール』 | BOOKウォッチ
                                              • 写真・図版(3枚目)| 小松左京は「親分肌でロマンチスト」 盟友・筒井康隆が明かす素顔 | AERA dot. (アエラドット)

                                                筒井康隆 1934年、大阪府生まれ。(撮影/写真部・小黒冴夏) 小松左京 (c)朝日新聞社 (週刊朝日2021年8月6日号より) 関連記事

                                                  写真・図版(3枚目)| 小松左京は「親分肌でロマンチスト」 盟友・筒井康隆が明かす素顔 | AERA dot. (アエラドット)
                                                • 筒井康隆の古い短編で,旧国鉄の事を強くパロディ化したもののタイトルと収録された本をどなたか知りませんか? - 思いついたものに、... - Yahoo!知恵袋

                                                  筒井康隆の古い短編で,旧国鉄の事を強くパロディ化したもののタイトルと収録された本をどなたか知りませんか?

                                                    筒井康隆の古い短編で,旧国鉄の事を強くパロディ化したもののタイトルと収録された本をどなたか知りませんか? - 思いついたものに、... - Yahoo!知恵袋
                                                  • 筒井康隆フォロワーとしての古谷経衡|石井和良

                                                    古谷経衡氏は筒井康隆を耽読していた時期があるそうだ。確かに氏の小説には筒井作品の影響が感じられる。 『愛国商売』の冒頭、主人公の南部照一が目を覚ますところから物語は始まる。目の前にいる愛猫の肛門からはドライフードが染み出ている。 この冒頭部分からどこか既視感がある。 筒井作品なら、ラジオが大阪と東京が戦争を始めたと伝えたり、脱走と追跡のドタバタ劇が始まったり、狂人が病院のベッドで正気を取り戻したり、競走馬になっていたり、電車内で超能力者たちと居合わせたり、顔面が畳に貼りついていたりするところである。しかも「肛門からドライフード」も筒井的なジャブというべき描写だ。 『愛国商売』第十七章で、篠崎がよもぎチャンネルのビルを襲撃し爆破させると、社長の杉坂が腹部から小腸を「だらーん」と飛び出させたまま這い出して来る。そして、その小腸を手でつかんでは何度も腹の中に戻す。(それも夢の中の出来事) 筒井フ

                                                      筒井康隆フォロワーとしての古谷経衡|石井和良
                                                    • 筒井康隆「経理課長の放送」

                                                      筒井康隆の短篇集「農協月へ行く」を、突然どうしてももう一度読みたくなった。 アマゾンで探したら、絶版になっている。絶版になってはいても全集には収録されているらしい。念には念を入れて探し続けたら、文庫版では「夜を走る トラブル短篇集」という新しい短篇集にも収録されていた。これはKindle版も出ている。つまり、わたしの大好きな「経理課長の放送」は、他のドタバタ短編と一緒に新しいグループ入りを果たしたのである。 本の場合は、音楽アルバムのように予めひとつの構想をもとに曲をバランスよくまとめるのではないらしく、筒井康隆の場合はかなりこうした「再編成」がある。 そんなわけで、バンコクの本棚をもう一度ひっくり返して探したら、あった。角川文庫の懐かしい表紙だ。古本で手に入る版でさえこの表紙ではないから、ずいぶん古いものだといえる。 以前日本で友達に勧められて買い、そのまま電車に乗って読んで「ぶは」と吹

                                                        筒井康隆「経理課長の放送」
                                                      • 『「炎上を怖がっちゃいけない。電源を抜いたら消えてしまう世界です」――筒井康隆85歳が語る「表現の自由」 - Yahoo!ニュース』へのコメント

                                                        ラノベ書いたの?ジュブナイルかな?子供の頃ジュブナイルで読んで心的外傷受けてから(ネタです)ちと苦手だが、SFファンはこの人好きな人多いよね。インタビュアーもめちゃくちゃファンじゃん 小説 表現 SF

                                                          『「炎上を怖がっちゃいけない。電源を抜いたら消えてしまう世界です」――筒井康隆85歳が語る「表現の自由」 - Yahoo!ニュース』へのコメント
                                                        • 【ビックリ】筒井康隆(86)ってエゴサするんだ ツイ民の間で話題になる「筒井康隆を驚かせたのが我が人生の頂点だったかも知れん」 : まとめダネ!

                                                          【ビックリ】筒井康隆(86)ってエゴサするんだ ツイ民の間で話題になる「筒井康隆を驚かせたのが我が人生の頂点だったかも知れん」 SF界の巨匠 筒井康隆(86)氏がネットで話題になりトレンド入りしています。 更新日:2021年09月13日

                                                            【ビックリ】筒井康隆(86)ってエゴサするんだ ツイ民の間で話題になる「筒井康隆を驚かせたのが我が人生の頂点だったかも知れん」 : まとめダネ!
                                                          • 筒井康隆論(序)|石井和良

                                                            はじめに このテキストは「筒井康隆論」の序章にあたる部分です。 ミステリーのネタバレなど、ストーリーに触れている部分が数多くあります。その点諒解の上、ご覧ください。 ※ストーリーに触れた部分があまりに多いので全体はkindle版として公開中です。 「筒井康隆論」 諜報 「コレラ」と『家族八景』自分の意志でやっていると思っていることが実は操られているだけなのではないかという感覚が筒井作品を貫いている。 筒井作品の登場人物たちは、時として操る側であり、時として操られる方である。操り、操られるという関係性のドラマが筒井作品の中核を為し物語を駆動させていく。 「七瀬シリーズ」(『家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』)の主人公火田七瀬はスパイである。といっても、無論社会的な地位としてのスパイだと言うのではない。彼女は精神感応者、テレパス(相手の心を読む能力を持つ人間)である。彼女は、その能

                                                              筒井康隆論(序)|石井和良
                                                            • 刑務所帰りのお爺ちゃんがカッコよすぎる! 筒井康隆のSFでもブラックユーモアでもない、王道&感動ジュブナイル小説 | ダ・ヴィンチWeb

                                                              トップレビュー刑務所帰りのお爺ちゃんがカッコよすぎる! 筒井康隆のSFでもブラックユーモアでもない、王道&感動ジュブナイル小説 『わたしのグランパ(文春文庫)』(筒井康隆/文藝春秋) 筒井康隆といえば、SF。そうでないなら、ブラックユーモアの作家だと思い込んでいる人は多いだろう。だが、実は、筒井康隆の作品の幅はかなり広い。たとえば『わたしのグランパ(文春文庫)』(筒井康隆/文藝春秋)は、SF小説でもなければ、シニカルな物語でもない。描かれるのは、祖父と孫娘の心の交流。感涙必至の王道ジュブナイル小説だ。 主人公は、中学生の五代珠子。ある時、父親の日記を盗み見た彼女は、そこに「囹圄の人」という言葉を見つけた。それは、海外で暮らしていると聞かされてきた祖父・謙三に関する記述。「囹圄」が「牢屋」という意味だと知った珠子は、本当は謙三が刑務所に入っていることを初めて知ることになる。そして、刑期を終え

                                                                刑務所帰りのお爺ちゃんがカッコよすぎる! 筒井康隆のSFでもブラックユーモアでもない、王道&感動ジュブナイル小説 | ダ・ヴィンチWeb
                                                              • 極上の至福を味わった、今子青佳書道展/筒井康隆『残像に口紅を』トークイベント - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

                                                                今子青佳書道展/筒井康隆『残像に口紅を』の素晴らしさについては、昨日のエントリーで詳しく紹介させていただいた。 僕が展示会場を訪れたのは、一昨日の日曜日。この日は、会場で特別なイベントが開催される日でもあった。 それは、筒井康隆先生と今子青佳先生による、何とも豪華なトークイベントだ。 イベントについては、筒井康隆先生の公式Twitterアカウントでも、紹介されている。 今子青佳 書道展 #筒井康隆『残像に口紅を』開催中。一冊全てが書となって展示されています。本日はトークイベントが行われ、執筆秘話と朗読(28章および、56章(残り10音)から最終章)、そして今子氏との対談という盛り沢山の内容でした。この書道展は光村印刷ギャラリーにて6月5日まで。(管理人) pic.twitter.com/P3ZUPgEb72 — 筒井康隆 (@TsutsuiYasutaka) 2022年5月15日 そう。

                                                                  極上の至福を味わった、今子青佳書道展/筒井康隆『残像に口紅を』トークイベント - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?
                                                                • 筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』の感想 - 何か読めば、何がしか生まれる

                                                                  2019年9月読了 以前から気になっていた作品である。ふと手に取ったので、そのまま読むこととした。 題名の「脱走」という言葉からは、村上龍氏の『希望の国のエクソダス』(当該記事)を思い出す。が、社会システムとしての日本からの「脱出」を描いた『エクソダス』と、本作の「脱走」はいささか異なる。まずは概要を示そう。 概要 カスタネットによるプロローグ 以前いた世界から異なる世界に移動してしまったと感じている「おれ」は、以前の世界の自由さを好ましく思っており、今いる世界から抜け出して帰りたいと考えている。 「おれ」は一体いつから違う世界に迷い込んでしまったのか。心当たりは幾つかある。一つは、正子と一緒に公園でボートに乗り、雨に遭って排水口から下水道に入り込んだ時。一つは、やはり正子に連れられて職業適性所なる施設に行き、SF作家にのための奇妙なテストを受けた時。そしてもう一つは、正子が何者かに誘拐さ

                                                                    筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』の感想 - 何か読めば、何がしか生まれる
                                                                  • 『時をかける少女』筒井康隆 時間モノのド定番 - ネコショカ(猫の書架)

                                                                    56年前に書かれた作品! 『時をかける少女』の初出は1965年の「中三コース」(←今はもう亡い)の十一月号。なんと50年以上も前の作品なのだ。昔の記録を調べてみたところ、自分がこの作品を初めて読んだのは1983年の6月13日。1983年の映画版(大林宣彦監督)『時をかける少女』がブームになっていたころで、おそらく実家には原田知世表紙バージョンの角川文庫がどこに眠っていた筈だ。 既に持っている作品を改めて買い直す気になったきっかけは言うまでもなく細田版『時をかける少女』にハマったせいで、上映が終わった映画館で思わず再購入してしまった次第。入手したのは2006年の5月に出た版。こちらは細田版に合わせて表紙絵のイラストレータに貞本義行が起用されている。 2006年のアニメ版『時をかける少女』は大ヒットし、細田守監督のステータスは格段に高まった。この細田版も世の中にすっかり定着して、テレビで放映さ

                                                                      『時をかける少女』筒井康隆 時間モノのド定番 - ネコショカ(猫の書架)
                                                                    • 筒井康隆「全集7」(新潮社)-1969年前半の短編「走る男」「チョウ」 - odd_hatchの読書ノート

                                                                      1969年上半期のの短編。東大闘争が安田講堂の「落城」で終焉に向かう。 断末魔酔狂地獄 1969.02 ・・・ 平均寿命が140‐160歳になった21世紀。100歳の若者(書かれた時代の若者で、著者の同世代)が葬式で大暴れ。「からだはしっかりしているが、ぼけてしまって無茶苦茶」をするタイプがほとんどで活動的であると想像した(「恍惚の人」はこの数年後)が、21世紀にそんな金を持っている老人はまずいない。作家の誤算。 ホンキイ・トンク 1969.03 ・・・ 格安のコンピュータをカジノと観光の小国に納入した。発注主のプリンセスはコンピュータを狂った回答をするように調整したいと言い出す。実際、前後矛盾する政策を発表するようになった。これは「ファースト・コンタクト」のひとつ。あとさかさまの「ローマの休日」。20代の独身なので、作家も主人公も元気で鬱屈しない。 団欒の危機 1969.03 ・・・ テ

                                                                        筒井康隆「全集7」(新潮社)-1969年前半の短編「走る男」「チョウ」 - odd_hatchの読書ノート
                                                                      • ■ - 筒井康隆氏についての…

                                                                        筒井康隆コレクション発刊記念 『日本SFの幼年期を語ろう』 2014.11.23 19:00〜21:00 新宿文化センター 小ホール 出演/筒井康隆 日下三蔵 Live Wire 300回記念・日下三蔵の昭和SF&ミステリ秘宝館スペシャル というわけで行ってきました、新宿文化センター。新宿駅から歩いて15分ほど、会場に着いたのは18時頃。小ホールのある3階に上がると既に列が出来ていました。とりあえず最後尾に並んでしばらくするとエレベーターで筒井さんがご登場。これには座っていた人たちもみな起立(笑)。それに手を挙げて応える筒井さん。かっこいいです。 開場18:30。分厚い『筒井康隆コレクション I 48億の妄想』(署名入!)を受け取って、ポスターを買って、扉前でしばらく待って、18:45頃席につきました。人によってはネット予約だったり、当日支払いだったり、また受付と物販が隣り合ってたりで、全

                                                                          ■ - 筒井康隆氏についての…
                                                                        • 犯人は誰? 言葉に隠されたメタフィクション・ミステリ『ロートレック荘事件』筒井康隆

                                                                            犯人は誰? 言葉に隠されたメタフィクション・ミステリ『ロートレック荘事件』筒井康隆
                                                                          • 筒井康隆おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ | ネイネイの喜怒哀楽

                                                                            ブラックユーモアあふれる作風で、社会風刺から実験的な作品まで、幅広いジャンルを手掛ける、日本を代表するSF作家。 今回はそんな、筒井康隆さんの本の中から『おすすめ小説』をジャンル別にてご紹介します。 まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

                                                                              筒井康隆おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ | ネイネイの喜怒哀楽
                                                                            • 筒井康隆 『ジャックポット』 | 新潮社

                                                                              片や狂瀾怒濤の超=私小説集『ジャックポット』、此方は極上の蠱惑に満ちた散文集『私が行ったさびしい町』をそれぞれ刊行した作家による、芳醇無類の往復書簡――。 筒井康隆様 ご無沙汰しております。 昨年3月にはあるイベントでご一緒できるはずで、楽しみにしておりましたのに、コロナ禍で中止になり、お目にかかれずに終わったのは残念でした。 ともかく2020年は大変な年でした……というのが、誰に会ってもつい口にしてしまう紋切り型の挨拶のようになってしまいました。 筒井さんと「新潮」で対談をさせていただいたのは、たしか2017年2月のことでした。あのとき、なぜかハインラインの傑作短篇SF「大当たりの年」の話が出ましたね。筒井さんがもう長篇は書かないとおっしゃっているのを寂しく思っていたわたしが、どうですか、筒井版「大当たりの年」みたいなのを長篇でやりませんか、2020年の東京オリンピックにぶつけたら面白い

                                                                                筒井康隆 『ジャックポット』 | 新潮社
                                                                              • 筒井康隆の続編を無断執筆してデビューした筒城灯士郎、待望の新作『世界樹の棺』

                                                                                POPなポイントを3行で 筒城灯士郎の最新作『世界樹の棺』刊行 ファンタジー×SF×ミステリー巨編 日本を代表するSF作家・筒井康隆が認めた才能 小説家・筒城灯士郎さんの最新作『世界樹の棺』が11月15日(金)に刊行される。 本作は小国の王城でメイドとして仕える少女が、城内町の巨木「世界樹の苗木」の調査に出向いた際に謎の棺を洋館へ運び込む少女たちと出会い、密室殺人に巻き込まれていくファンタジー×SF×ミステリー巨篇となる。 異例のデビューを果たした小説家・筒城灯士郎 筒城灯士郎さんは、小説家としては“異質”な経歴を持っている。 2016年、『時をかける少女』などの有名作を生み出してきたSF作家・筒井康隆さんが執筆した初のライトノベル『ビアンカ・オーバースタディ』の続編を、本人に許可をとらずに無断で書き上げて「第18回星海社FICTIONS新人賞」に投稿。 筒井康隆さんはもともと『ビアンカ・

                                                                                  筒井康隆の続編を無断執筆してデビューした筒城灯士郎、待望の新作『世界樹の棺』
                                                                                • 筒井康隆さん「これが最後の作品集」…コロナ・美食・タイムリープ、新作掌編小説集にタブーなし

                                                                                  【読売新聞】 日本を代表するSF作家で旺盛な執筆活動を続けてきた筒井康隆さん(89)が、掌編小説集『カーテンコール』(新潮社)を刊行した。得意とする不謹慎ギャグやドタバタ劇など、多種多彩な25編を収めた。自宅で取材に応じた作家は「こ

                                                                                    筒井康隆さん「これが最後の作品集」…コロナ・美食・タイムリープ、新作掌編小説集にタブーなし