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経済学の検索結果361 - 400 件 / 745件

  • 効果検証入門 ~正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎

    2020年1月18日紙版発売 2019年12月27日電子版発売 安井翔太 著,株式会社ホクソエム 監修 A5判/240ページ 定価2,948円(本体2,680円+税10%) ISBN 978-4-297-11117-5 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto この本の概要 ビジネスで利用されるデータの多くは,その施策の意思決定を行う人物や組織の目的にそった活動の延長上で作られています。具体的には,DM送付などの広告施策であれば,担当者はユーザの反応率を上げるために,反応しやすいであろうユーザに対してのみDMを発送します。ここで発生したデータでDMの効果を計る場合,単純にDMを受け取っているか否かで結果を比較することは,DMの効果以外に

      効果検証入門 ~正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎
    • (経済季評)経済学における人種主義 制度的差別の解消へ、挑め 竹内幹:朝日新聞デジタル

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        (経済季評)経済学における人種主義 制度的差別の解消へ、挑め 竹内幹:朝日新聞デジタル
      • 普段運行する列車までSLにしたら… 蒸気機関車の経済学 鉄道の達人 鉄道ジャーナリスト 梅原淳 - 日本経済新聞

        観光列車は鉄道会社の経営に貢献するありがたい存在だ。運賃や料金を高めに設定しても観光客やファンが喜んで利用してくれるし、グッズの売り上げも期待できる。乗車ついでに沿線の宿泊施設や観光スポットに立ち寄る人が多く、地域の活性化にもつながる。利用客にとっては車窓に広がる絶景を楽しめて、乗ること自体が目的になる例もある。代表的なのはクルーズ客船の鉄道版とも言うべき豪華列車。今回取り上げたい蒸気機関車を

          普段運行する列車までSLにしたら… 蒸気機関車の経済学 鉄道の達人 鉄道ジャーナリスト 梅原淳 - 日本経済新聞
        • 「死せる経済学者」と、経済学のアイディアの利用について - himaginary’s diary

          というSSRN論文(原題は「On 'Defunct Economists' and the Use of Economic Ideas」)をMostly Economicsが紹介している。著者はデューク大のSteven G. Medema(cf. ここ、ここ)。以下は論文の引用。 Any number of those who advocate re-centering the history of economic thought in the economics curriculum, particularly at the graduate level, do so because they believe that, “If only economists would read (pick your preferred unjustly neglected figure from

            「死せる経済学者」と、経済学のアイディアの利用について - himaginary’s diary
          • キミのお金はどこに消えるのか第2部 最終回「経済学で幸福になる方法」|井上純一

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              キミのお金はどこに消えるのか第2部 最終回「経済学で幸福になる方法」|井上純一
            • 【要約/書評】『行動経済学が最強の学問である』著:相良奈美香 - めんと~れ

              こんにちは! 今回は相良奈美香さんが書かれた『行動経済学が最強の学問である』という本を紹介します。 この本を一言であらわすと「人間の行動原理」を教えてくれる本です。 人間の行動に一度でも「なぜ?」。 そう思ったことがある人は楽しめる本です! 本書では行動経済学コンサルタントの相良奈美香さんが「人間の行動」というキーワードで解説してくれます。 記事の内容 ▶結論とかんたんな要約:『行動経済学が最強の学問である』 ▶『行動経済学が最強の学問である』:本書のポイント3つ ▶認知のクセ、状況、感情が複雑に絡み合っている ▶行動経済学のリアル(オバマ、ネトフリ、スタバ) ▶書籍情報:『行動経済学が最強の学問である』 この記事を読めば「人間の行動」を知ることができます。 行動経済学はビジネスだけでなく、あなたの日常生活にも大いに役立つでしょう。 それではスタート! 結論とかんたんな要約:『行動経済学が

                【要約/書評】『行動経済学が最強の学問である』著:相良奈美香 - めんと~れ
              • Amazon.co.jp: 「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実 (光文社新書): 山口慎太郎: 本

                  Amazon.co.jp: 「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実 (光文社新書): 山口慎太郎: 本
                • 日本語で学べる構造推定の文献リスト[適宜更新] - 構造と識別~構造推定と計量経済学に関するトピックを紹介する

                  Updated. 2021.Oct 17 ノーベル経済学賞がAngrist, Card, Imbensに渡ったのを記念に更新。 www.jstage.jst.go.jp Updated.2020Jan02 最近twitterで構造推定の日本語文献についてつぶやいていた人がいたと記憶していますが、私が知る限り今早稲田の上田貴子先生が筑波大学の(元)社会工学のDPで90年代に出していたのが日本語の一番最初の文献だと思います。上田先生はもとSEでWisconsin時代Rustの講義をとったとおっしゃっていました。 — 澤田康幸 (@yasusawada) October 22, 2019 こちら確認したのですが、 動学モデルと数値解法 上田貴子 University of Tsukuba, Institute of Policy and Planning Sciences, Discussion

                    日本語で学べる構造推定の文献リスト[適宜更新] - 構造と識別~構造推定と計量経済学に関するトピックを紹介する
                  • 490円の弁当を売るなら690円と450円の弁当も売ったほうがいい理由 世界一わかりやすい行動経済学

                    予想できない消費者の「非合理な判断」 ここから、生活者の「非合理的な判断」の典型的なケースをいくつかご紹介します。本書で活用する理論については、本章の参考編にてご説明しますが、まずはここで少しだけイメージを持って頂きましょう。 前述のダン・アリエリー教授の名著『予想どおりに不合理』で紹介されている事例が非常にわかりやすいので、そこからいくつか引用し、ケース1~4としてご紹介します。 ケース1:比較対象によって、判断が変わる ある家電商品のメーカーが、今まで世になかった、家電商品を発売しました。当時としては大変斬新な商品であり、期待も大きかったのですが、それとは裏腹に売れ行きは鈍いものでした。 そこで同社は、ある賭けに出ました。それは、その商品よりも50%以上高価な高級版の製品を投入するということでした。元々売れていない商品のさらに高級版を出すという判断は、マーケティング戦略の常識では発想し

                      490円の弁当を売るなら690円と450円の弁当も売ったほうがいい理由 世界一わかりやすい行動経済学
                    • Zoomで経済学 | Yuichiro Kamada

                      Zoomで経済学 日本人経済学者が、情報発信の一環として、自身の最新論文について一般向けにレクチャーするシリーズです。 この会の情報は、Twitterにも五月雨式に更新されます。 第24回 日時未定 次回! 発表者:未定 演題:未定 8月から、また豪華ラインナップでお届けします! 第23回 2021年 6月9日(水)21:30〜 終了 発表者:野田俊也(ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授) 演題:『仮想通貨システムのマーケットデザイン: ビットコインが抱える弱点とその解決策』 レクチャーは、"An Economic Analysis of Difficulty Adjustment Algorithms in Proof-of-Work Blockchain Systems" (joint with Kyohei Okumura and Yoshinori Hashimoto)に基

                      • 坂本慎一 on X: "以前に理論経済学の人とパリコレの話になった際、「あの奇妙な服はどこで着るんだ?」と、不快感を示すような言い方をしていたので、「いやあ、それはマズいですよ、先生」という話になりまして。"

                        • 黒川博文 Hirofumi Kurokawa - 因果推論のための計量経済学

                          畑農 鋭矢・水落 正明(2022)データ分析をマスターする12のレッスン〔新版〕 サポートサイトでは、練習問題の解説や、データ、StataやEviewsによる分析コードが提供されています。 今井耕介(2018)社会科学のためのデータ分析入門 上・下 原著:Kousuke Imai (2017) Quantitative Social Science: An Introduction サポートサイトでは、Rのコード等が提供されています。Rで実践しながら学ぶにも最適な書籍です。 Jeffrey B. Arnold: Quantatitive Social Science: The R Tidyverse Codeのサイトでは、 モダンなRパッケージTidyverseを使って、同書のコードを提供しています。 公式のTidyverse版もでました→ Kosuke Imai, Nora Webb W

                          • 問うべきは雇用契約、本質を突く慰安婦新論文に秘められた価値  田中秀臣の超経済学

                            今こそ歪められた慰安婦問題をただすとき 慰安婦問題は未だ「性奴隷」という史実に反する認識が払拭されていない。こうした中、性奴隷説を合理的に否定する米大教授の新論文は注目に値する。韓国側の反発は相変わらずだが、経済学的視点を加えた論は理にかなう。無意味な論争に終止符を打つ契機にすべきではないだろうか。(写真は共同)

                              問うべきは雇用契約、本質を突く慰安婦新論文に秘められた価値  田中秀臣の超経済学
                            • No.325 電力需給ひっ迫「注意報」で注意すべきこと - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座

                              2022年7月7日 京都大学大学院経済学研究科 特任教授・安田 陽 2022年6月27日から30日にかけて、東京電力パワーグリッド管内で日本初の「電力需給ひっ迫注意報」が発令されました。この注意報は「日本初」だったため、メディアでも連日大きく取り上げられました。本稿では、この電力需給ひっ迫「注意報」を取り巻く背景や影響について、分析していきます。 注意報は「史上初」だが…、 電力需給ひっ迫注意報の発令は「史上初」ということもあり、メディアやインターネットでも大いに注目されました。何故史上初だったかというと、理由はとても簡単で、「電力需給ひっ迫注意報」というルールができたのは今年5月とたった1ヶ月前だったからです。 5月27日に開催された第50回 電力・ガス基本政策小委員会では、『2022 年 3 月の東日本における電力需給ひっ迫に係る検証 取りまとめ(案)』において「前日段階で警報発令の基

                              • Amazon.co.jp: 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか (日本経済新聞出版): アビジット・V・バナジー (著), エステル・デュフロ (著), 村井章子 (翻訳): Digital Ebook Purchas

                                  Amazon.co.jp: 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか (日本経済新聞出版): アビジット・V・バナジー (著), エステル・デュフロ (著), 村井章子 (翻訳): Digital Ebook Purchas
                                • 世界的危機でも能天気、腐敗した「官僚制度」の先にある日本の末路 田中秀臣の超経済学

                                  サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが保有する石油施設へのドローンを利用した攻撃は、世界経済にも大きな衝撃を与えた。イエメンの親イラン武装勢力が攻撃を行ったと声明を発表したが、他方でポンペオ米国務長官はイランの直接の関与を示唆した。ただしトランプ大統領自身は、確証を得ているものの「犯人」を敢えて特定せずに、サウジアラビアの対応待ちの姿勢をツイッターで表明している。 イランのハッサン・ロウハニ大統領との対談を模索し、同時に対イラン強硬派と目されたボルトン補佐官の解任という政治的事件が起きた直後なだけに、幾重にもきな臭さを感じさせる出来事だ。あたかも安倍晋三総理がイランの最高指導部と会見を重ねた直後に、日本の海運会社が保有するタンカーがホルムズ海峡で攻撃されたことを想起させる。

                                    世界的危機でも能天気、腐敗した「官僚制度」の先にある日本の末路 田中秀臣の超経済学
                                  • 民族弾圧助長する中国投資、日本の経営者はこれを直視しているか 田中秀臣の超経済学

                                    朝日新聞では見えにくい学生の苦悩と救い方 「コロナ禍で休退学5千人超」。今年4月以降、休学や退学した大学生らに関する朝日新聞の報道に疑問の声が相次いだ。全体で見れば昨年度より減少したにもかかわらず、コロナ禍を機に増加したかのような印象を与えかねない「見出し」だったからだ。学生の悩みの本質を読み解くとともに、有効な救済策を提言する。

                                      民族弾圧助長する中国投資、日本の経営者はこれを直視しているか 田中秀臣の超経済学
                                    • 行動経済学で攻撃誘導? 切実な声から警察官が考えた「便利グッズ」 | 毎日新聞

                                      青色のターゲットマークを付けた盾。「的があると狙いたくなる」という行動経済学の理論をヒントに開発した=福岡市博多区の福岡県警本部で2023年7月11日午後2時17分、近松仁太郎撮影 襲われた時に相手の攻撃を防ぐ「ターゲットマーク入りの盾」、風で飛散する小石やガラス片から目を守る「アイガード内蔵型ヘルメット」……。一体どこで売られている便利グッズかと思いきや、実はこれ全て福岡県警の警察官が、警察官のために考案した新たな装備品の数々だ。アイデアの源泉は「現場で悩む同僚の切実な声」だという。 「的があると、人はそこに狙いを定める」――。2017年にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大のリチャード・セイラー教授らが提唱した行動経済学に基づく「ナッジ理論」。この理論を利用して相手の動きを誘導できれば、警察官の身を守りやすいのではないか。そう考え、県警刑事総務課の課員たちが考案したのが「受傷事故防止対

                                        行動経済学で攻撃誘導? 切実な声から警察官が考えた「便利グッズ」 | 毎日新聞
                                      • タイラー・コーエン「ダイアモンド=ディビッグ・モデル/ベン・バーナンキの経済学的功績」(2022年10月10日)

                                        タイラー・コーエン「ダイアモンド=ディビッグ・モデル」 Tyler Cowen “The Diamond and Dybvig model” Marginal Revolution, October 10, 2022 ダイアモンド=ディビッグ・モデルの概略が最初に示されたのは、1983年にJournal of Political Economyに掲載されたダグラス・W・ダイアモンドとフィリップ・H・ディビッグによる有名かつ独創的な論文「銀行取り付け、預金保険及び流動性」においてだ。このモデルは、金融仲介機能に関する僕らの一番基本的なところの理解をモデルの形にしたものだと思ってもらっていい。これは預金保険とFEDの最後の貸し手機能について、経済学者がどのように考えるかの基礎となっている。 ダイアモンドが2007年に出したこのモデルの解説はこちら。まずは基本的な認識からはじめよう。銀行の資産は

                                          タイラー・コーエン「ダイアモンド=ディビッグ・モデル/ベン・バーナンキの経済学的功績」(2022年10月10日)
                                        • この期に及んで緊縮思想、薄っぺらい「民主党的なる」懲りない面々 田中秀臣の超経済学

                                          2度目の緊急事態でも見える「光明」 コロナ禍による経済悪化懸念は払拭できない。ただ、いまだ続く2度目の緊急事態宣言は、昨春のものとは質が異なるだけに悲観論ばかりではないようだ。これまでにも繰り返してきたように、財政緊縮派を封じ込め、補正予算の予備費の有効活用やさらなる財政出動があれば、説得力のある「コロナ不況回避シナリオ」は成立する。

                                            この期に及んで緊縮思想、薄っぺらい「民主党的なる」懲りない面々 田中秀臣の超経済学
                                          • プロスペクト理論とは? 行動経済学を身近な例でわかりやすく解説! - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                            プロスペクト理論とは、利益や損失に関わる意思決定のメカニズムをモデル化した、行動経済学の理論です。 A案とB案のどちらを選ぶか、宝くじを買うかどうかなど、私たちは普段から多くの意思決定を行なっています。意思決定のプロセスを理解できれば、顧客などの心理を把握し、動かすのに役立つはずです。 今回は、プロスペクト理論の概要をわかりやすく説明したうえで、セールスや交渉、マーケティングでの活用法をご紹介します。 プロスペクト理論とは プロスペクト理論の例 賞金がもらえるくじ 罰金を払わされるくじ プロスペクト理論の柱1:価値関数 「得」よりも「損」が重視される 感情は金額の大きさに比例しない 勝っていると安定志向、負けているとリスク志向になりやすい 「くじ問題」の分析 プロスペクト理論の柱2:確率加重関数 高い確率は低く、低い確率は高く感じられる 「くじ問題」の分析 プロスペクト理論から学べる5つの

                                              プロスペクト理論とは? 行動経済学を身近な例でわかりやすく解説! - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                            • ウイグルと中国、日本とGHQ…優生思想でゆがんだ人口政策の「影」 田中秀臣の超経済学

                                              総務省接待の追及がなんとも情けない 総務省幹部への接待問題の質問が相次いだ参院予算委員会。相変わらず、野党の追及や一部マスコミの報道は、菅義偉首相への「口撃」が目立つ。むろん、今回の問題には看過できない面があり、解明が必要だ。だが、「口撃」に終始する姿勢は、問題の核心を突くのではなく、悪印象を与えたい下心満載で、なんとも情けない。

                                                ウイグルと中国、日本とGHQ…優生思想でゆがんだ人口政策の「影」 田中秀臣の超経済学
                                              • Amazon.co.jp: 経済学を味わう -- 東大1、2年生に大人気の授業: 市村英彦, 岡崎哲二, 佐藤泰裕, 松井彰彦: 本

                                                  Amazon.co.jp: 経済学を味わう -- 東大1、2年生に大人気の授業: 市村英彦, 岡崎哲二, 佐藤泰裕, 松井彰彦: 本
                                                • 異次元緩和を問う:経済学のおきて破りの今は維持不能 齊藤誠/12 | 週刊エコノミスト Online

                                                  齊藤誠(名古屋大学大学院経済学研究科教授) 日本銀行が“異次元”金融緩和に踏み出して9年半。齊藤誠・名古屋大学教授は、予想に反して持ちこたえる現状とその先を捉えようと、あえて標準理論の前提を外して分析した。壮大な実験的政策の帰結をもとに、日本から経済学をどうアップデートできるのか。>>これまでの「異次元緩和を問う」はこちら 齊藤 「こんな政策をやったら、大変なことになる」。そう思い始めたのは異次元金融緩和のはるか前、1990年代末にゼロ金利政策が始まった頃だった。「いずれ物価や長期金利がはね上がり、経済体系が混乱するのは当然」と経済学者としての常識と直感から発言していた。 しかし四半世紀、金利が低いなかで物価が安定した状態が続いてきた。政府債務が膨らんだのに、財政学者が唱える財政破綻の気配もない。僕のようなスタンスはオオカミ少年になってしまった。 「ちょっと待てよ」と思ったのは2014、1

                                                    異次元緩和を問う:経済学のおきて破りの今は維持不能 齊藤誠/12 | 週刊エコノミスト Online
                                                  • 【著者に聞く】柿埜真吾『自由と成長の経済学』|飯田泰之

                                                    柿埜真吾『自由と成長の経済学』(PHP新書)のエッセンスを著者自身に聞きました. 「脱成長コミュニズム」の危険性,なぜ資本主義の方が環境にやさしいのか!?クリアカットな論理を知ることができます. 読む前&読んだ後にぜひ♪

                                                      【著者に聞く】柿埜真吾『自由と成長の経済学』|飯田泰之
                                                    • 経済学における実証戦略:原因から結果への経路の解明 - himaginary’s diary

                                                      MITのヨシュア・アングリスト(Joshua Angrist)が表題(原題は「Empirical Strategies in Economics: Illuminating the Path from Cause to Effect」)の昨年のノーベル賞記念講演をNBER論文として上げている。以下はその要旨。 The view that empirical strategies in economics should be transparent and credible now goes almost without saying. The local average treatment effects (LATE) framework for causal inference helped make this so. The LATE theorem tells us for whom

                                                        経済学における実証戦略:原因から結果への経路の解明 - himaginary’s diary
                                                      • 「数字の恐怖」に騙されない!経済と両立できるコロナ第2波への良薬  田中秀臣の超経済学

                                                        人命を危険に晒すコロナ危機と「経済失政」 芸能人の相次ぐ訃報に懸念が広がる中、因果関係はさておき、新型コロナ危機下で自殺者数の増加が顕在化している。特に女性に対しては、働きたくても働けない状況に罪悪感を抱きやすい傾向があるという。こうした「生命の危機」には適切な経済対策が必要だが、果たして為政者はどう対処すべきか。

                                                          「数字の恐怖」に騙されない!経済と両立できるコロナ第2波への良薬  田中秀臣の超経済学
                                                        • 金融から感染症、格差まで、すべては人の繋がり・ネットワークが関係している──『ヒューマン・ネットワーク 人づきあいの経済学』 - 基本読書

                                                          ヒューマン・ネットワーク 人づきあいの経済学 作者:マシュー O ジャクソン発売日: 2020/11/19メディア: Kindle版2020年はひときわネットワークが意識される年だった。インターネットのことではなくて、人と人とのネットワークの話だ。人付き合いが多く、より多く食事に出かける人ほど新型コロナウィルスに感染する可能性が高くなる。この言葉にしてみるとあたりまえすぎる事実が、まざまざと証明され続ける一年だったといえるだろう。 というわけでこの『ヒューマン・ネットワーク』はそうした一見当たり前にみえる人と人との繋がり、ネットワークを科学していこう、という一冊である。たとえば、より多くの人と飲みに行けば感染症にかかりやすいのは当然だが、そのリスクは人付き合いの数にたいして、どのように増えていくのか。我々は文化的、教育的、職業的に似たもの同士で集まりやすい傾向を持っているが、これが社会にど

                                                            金融から感染症、格差まで、すべては人の繋がり・ネットワークが関係している──『ヒューマン・ネットワーク 人づきあいの経済学』 - 基本読書
                                                          • 大竹文雄『行動経済学の使い方』(岩波新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

                                                            10月21 大竹文雄『行動経済学の使い方』(岩波新書) 8点 カテゴリ:政治・経済8点 『経済学的思考のセンス』、『競争と公平感』、『競争社会の歩き方』(いずれも中公新書)と、新書で良質の経済学的エッセイを出してきた著者が、岩波新書から送り出したのは行動経済学の入門書。 中公新書のシリーズと少し違うのは、本書が行動経済学の簡単な教科書といった使い方もできる点です。第1章でプロスペクト理論、現在バイアス、ヒューリスティックなどの行動経済学の基本的な道具立てを説明した上で、働き方や医療現場、税制をはじめとする公共政策のあり方などについて論じており、行動経済学の基礎と応用を理解することができます。 紹介されているエピソードの面白さは、今までの著者の本や、あるいはEテレの「オイコノミア」を知っている人にはおなじみのもので期待通りなのですが、「行動経済学の使い方」というタイトルにふさわしく、非常に「

                                                            • (経済季評)経済学における人種主義 制度的差別の解消へ、挑め 竹内幹:朝日新聞デジタル

                                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                (経済季評)経済学における人種主義 制度的差別の解消へ、挑め 竹内幹:朝日新聞デジタル
                                                              • 経済学の重鎮・野口悠紀雄氏「日銀は利上げにカジを切る時、悪影響のない政策はない」|注目の人 直撃インタビュー

                                                                急速な円安と物価高が日本経済を侵食している。円相場は1ドル=145円を突破し、政府・日銀は為替介入に追い込まれた。実は、アベノミクスのはるか前から円安誘導は一貫して進められてきた。それは、日本経済に何をもたらしたのか。この先、展望はあるのか──。経済学の大御所に聞いた。 …

                                                                  経済学の重鎮・野口悠紀雄氏「日銀は利上げにカジを切る時、悪影響のない政策はない」|注目の人 直撃インタビュー
                                                                • 現代貨幣論(MMT)はどこが間違っているのか<ゼロから始める経済学・第7回> « ハーバー・ビジネス・オンライン « ページ 2

                                                                  以上のように、MMTは貨幣論に未解決な矛盾を抱えていますが、それにもかかわらず、3つの理論的メリットをもっています。 (1)現代の貨幣を説明しやすい。 (2)主流派経済学の金融論の不備を指摘しやすい。 (3)アベノミクスの金融政策の問題点を指摘しやすい。 現代のお金はお札(銀行券)と預金です。ミクロ・マクロ経済学に代表される現代の主流派経済学は、現代のお金を適切に説明することに成功していません。この問題に正面から切り込んでいる点でMMTの研究姿勢は真摯であり、評価できます。しかし、どうして主流派経済学は現代の貨幣をうまく説明できないのでしょうか。そして、それにもかかわらず、なぜ現代の貨幣をうまく説明できない経済学が主流の地位に収まっているのでしょうか。このことを理解するためには、なぜMMTなる貨幣論が考案されたのか、その経緯を理解する必要があります。 長い間、私たちが使用しているお金の価値

                                                                    現代貨幣論(MMT)はどこが間違っているのか<ゼロから始める経済学・第7回> « ハーバー・ビジネス・オンライン « ページ 2
                                                                  • 他社からの乗り換えで30万円分を進呈…携帯キャリアが大盤振る舞いできる理由を、経済学で解説する 強い企業は「顧客生涯価値」を計算している

                                                                    日本では「顧客関係管理」が誤解され、乱用されている 私がここでビジネスパーソンに提供したい学知のツールは、世界標準の「顧客関係管理」(CRM : Customer Relationship Management)の方法です。 国内ではCRMという言葉が誤解され、乱用されているのは大変残念です。例えば、 ①顧客データを使ったデータベースの話だから、オフラインの事業とは関係ない ②「お客様にいかにファンになってもらうか」といった話で、コモディティ化された業種(である自社)とは縁遠い ③BtoBの自社には関係ない など。しかし、いずれも大きな間違いです。 新規顧客開拓と既存顧客維持のどちらにどの程度、経営資源を投下すべきか、BtoB業種での営業活動の効率化、BtoC業種での広告費と販促費の配分、さらにはメーカーの新製品開発、サービス業の新規サービス開始などは、それぞれ重要な戦略判断です。 このよ

                                                                      他社からの乗り換えで30万円分を進呈…携帯キャリアが大盤振る舞いできる理由を、経済学で解説する 強い企業は「顧客生涯価値」を計算している
                                                                    • ノア・スミス「実際のところ日本はどれくらい同質なの?(再投稿)」(2023年8月1日)|経済学101

                                                                      再投稿のまえおき――日本に(また)向かう空の便で,今日はトランジットにいる.そこで,このサブスタック初期に書いた日本関連の記事をひとつ再投稿しよう.移民流入ブームから観光ブームのあいだに,近年,日本はずっと国際的になっている.とくに東京と京都がそうだ.ただ,世の中の人たちが思っているほど日本が同質だったことは一度もない.「日本はなんらかの意味で人種的に純粋で,外国人嫌いで,閉鎖的な国だ」という考えに立脚して日本は同質だと捉える見解は,どれもずいぶんな戯言だ.今回も,そういう考えを抱いている人を見かけても訂正してあげない方がいいかもしれない.ホントのことを知っちゃったら,日本に行きたがる人がさらに増えちゃうかもしれないからね! それは「同質」の定義しだいだね.もうね,あともう一度でも「日本は同質な社会だ」とか聞かされたら,憤慨するままに一本記事を書いちゃうよ.というか,これがその記事か. ア

                                                                        ノア・スミス「実際のところ日本はどれくらい同質なの?(再投稿)」(2023年8月1日)|経済学101
                                                                      • 「日本経済の病」~金融緩和などの日本の経済政策について、オーストリア経済学の視点からの評価|自由主義研究所

                                                                        昨年12月4日のニュースで「日銀 25年間の金融政策分析で外部有識者の討論会を初開催へ」という記事がありました。 以下、記事から一部抜粋しますが、金融緩和などの日本の政策について効果・副作用を分析するとのことです。 日銀は、大規模な金融緩和策など過去25年間の金融政策を分析する「多角的レビュー」の一環として、4日、初めて外部の有識者を招いた討論会を開きます。 日銀はことし4月、日本経済がデフレに陥ってから過去25年間にわたって続けてきたいわゆる非伝統的な金融政策について、その効果と副作用を分析する「多角的レビュー」を実施することを決め、これに沿ってさまざまな分析を続けています。 また、12月19日には「日銀、マイナス金利解除見送り 大規模緩和を継続」という記事がでました。 そこで今回は、自由主義の経済学であるオーストリア経済学者のヘスース・ウエルタ・デ・ソト氏による日本の経済政策についての

                                                                          「日本経済の病」~金融緩和などの日本の経済政策について、オーストリア経済学の視点からの評価|自由主義研究所
                                                                        • 鈴村興太郎さんが死去 一橋大名誉教授、厚生経済学 - 日本経済新聞

                                                                          望ましい意思決定ルールを設計する「社会的選択理論」の第一人者で、一橋大名誉教授の鈴村興太郎(すずむら・こうたろう)さんが1月15日午前4時27分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去した。76歳だった。告別式は1月20日正午から東京都中野区本町1の25の8のシティホール中野坂上。喪主は妻、彰子さん。一

                                                                            鈴村興太郎さんが死去 一橋大名誉教授、厚生経済学 - 日本経済新聞
                                                                          • 「経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88」飯田泰之 井上智洋 松尾匡 - 手探り、手作り

                                                                            「経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88」 飯田泰之 井上智洋 松尾匡 亜紀書房 2020 こういう本はありがたい。「景気」「格差・貧困」「雇用・教育」など12のトピックについて各分野の専門家がその概要と論点を示し、読みべき本を紹介してくれてゐる。さっそく3冊ほど図書館に予約をした。 冒頭の三者の対談で議論されてゐる「経済学的発想」と「反経済学的発想」の違いは重要だと思った。 「反経済学的発想」というのは経済活動をパイの奪い合い、領土の取り合いの戦国ゲームみたいなイメージで考える発想のこと。誰かが得をしたら、誰かが損をしてゐるはずだという「ゼロサムゲーム」的な考えかた。すべてを勝ち負けの視点でとらえる。 それに対して「経済学的発想」は世の中全体の連関を考える。交換は双方向で行われてゐるのだから本来的に両方が得をするウィン・ウィンのものだ。様々な主体がそのような

                                                                              「経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88」飯田泰之 井上智洋 松尾匡 - 手探り、手作り
                                                                            • アダム・トゥーズ「財政から読み解く『世界史の轟き』:大衆に配慮する権威主義の政治経済学」(2023年1月7日)

                                                                              (諸国家の財政状態と財政政策が、一般に国民経済の発展と、それと同時に、すべての生活形態と文化内容にたいしておよぼす直接形成的な影響は、)多くの歴史時期に、事物の大きな特徴のほとんどすべてを説明することができるのであって、大多数のばあいに、そのきわめて多くのものを説明する…しかし、財政史の原因的意義にもまして、はるかに重要なのは、その徴候的意義である。ある国民がどのような精神の持主であるか、どのような文化段階にあるか、その社会構造はどのような様相をしめしているか、その政策が企業に対して何を準備することができるか—これら、その他多くのことが財政史のうちに見出されるといっても過言ではない。財政史の告げるところを聴くことのできるものは、他のどこでよりもはっきりと、そこに世界史の轟き(the thunder of world history)を聴くのである。 私のニュースレターの読者なら、私がこの引

                                                                                アダム・トゥーズ「財政から読み解く『世界史の轟き』:大衆に配慮する権威主義の政治経済学」(2023年1月7日)
                                                                              • 感想OUTPUT:経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88 を読んだ感想 - Be financial freedom. 経済的自由の探求

                                                                                こんにちは、株もっちーです。 金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。 要するに読書感想文的な活動ですね。 読んだ本:経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88, 飯田 泰之 (著, 編集), 井上 智洋 (著, 編集), 松尾 匡 (著, 編集), 北條 雅一 (著), 小田巻 友子 (著), 佐藤 綾野 (著), 中田 大悟 (著), 朴 勝俊 (著), 奥山 雅之 (著), 増田 幹人 (著), 矢野 浩一 (著) 気づいたこと 行動したこと ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール 「学力」の経済学 反貧困: 「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書) 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える 格差社会: 何が問題なのか (岩波新書) ベーシック・インカム入門 (光文社新書) 経済は地

                                                                                  感想OUTPUT:経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88 を読んだ感想 - Be financial freedom. 経済的自由の探求
                                                                                • 【行動経済学】人が間違った判断をしてしまう心理的原因

                                                                                  行動経済学を人生に利用する方法 今回は行動経済学の解説の続きをしていきます。 行動経済学を理解することは、人間の行動の動機をより深く理解するだけでなく、自制心を高め、健康的な習慣を身につけるのに役立ちます。 例えば、運動量を増やしたり、飲酒量を減らしたりするといった個人の目標を達成しやすくなるのです。 また、将来の自分や長期的な目標に対して用いることで、より良い判断ができるようになり、有害な衝動や依存症に陥らずに済み、やるべきことをできるようにもなります。 行動経済学は、私たちの人生に多大な影響を与えることができる可能性があるので近年重要視されているのですね。実際に行動経済学者がノーベル賞を獲得する傾向があります。 行動を変えるためにお金で釣ることは効果があるのか? 多くの組織は、従業員の行動を変えたり目標を達成させるためにお金を使った経済的インセンティブを用います。 これらのインセンティ

                                                                                    【行動経済学】人が間違った判断をしてしまう心理的原因