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考古の検索結果361 - 400 件 / 932件

  • 先史時代の彗星衝突が狩猟採集社会から農業への移行をもたらしたという研究結果が報告される

    かつて、あらゆる人類は動植物の狩猟や採集を生活基盤とする狩猟採集社会を築いていましたが、新石器時代における新石器革命(農耕革命)によって、一部の社会は農耕を基盤とする農耕社会へと移行しました。この狩猟採集から農耕への移行について、「約1万2800年前に起きた彗星(すいせい)の衝突」が原因だとする研究結果が報告されています。 A prehistoric cosmic airburst preceded the advent of agriculture in the Levant | ScienceDaily https://www.sciencedaily.com/releases/2023/10/231003173447.htm Abu Hureyra, Syria, Part 3: Comet airbursts triggered major climate change 12,80

      先史時代の彗星衝突が狩猟採集社会から農業への移行をもたらしたという研究結果が報告される
    • ポンペイ遺跡で馬車発掘、イタリアで「類がない発見」

      イタリアの古代ローマ都市ポンペイ付近で発掘された馬車(2021年2月27日、ポンペイ考古学公園提供)。(c)AFP PHOTO / POMPEII ARCHAELOGICAL PARK / HANDOUT 【2月28日 AFP】イタリア南部の古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)の近くで、装飾を施した馬車が「ほぼ完全な形で」発掘された。ポンペイ考古学公園(Archaeological Park of Pompeii)が27日、発表した。国内では「類がない」発見だという。 出土した馬車は四輪のもので、厩舎(きゅうしゃ)に面したポルチコ(柱で支えられた屋根つきの玄関)で見つかった。厩舎からは2018年に馬3頭の骨が発掘され、うち1頭は馬具を装着した状態だった。 考古学公園は「儀礼で用いられた四輪馬車が、鉄の部品や、手の込んだ青銅やスズの装飾物、石化した木の残骸、有機物(縄から花飾りまで)の痕

        ポンペイ遺跡で馬車発掘、イタリアで「類がない発見」
      • ロンドンの古代遺跡から“中国人”の骨が出土! 古代ローマ世界の通説を覆す発見に衝撃広がる (2016年10月4日) - エキサイトニュース

        ロンドンにあるローマ時代の墓地から、22体の人骨が発掘された。それらを分析したところ、その中の2体の骨は何と中国人らしい。マルコポーロがアジア文化を初めて西欧に持ち込んだといわれていたが、この発見によれば、それよりもはるか1000年も前に古代ローマには中国人が住んでいたことを示しているのだ。 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/10/post_11081.html】 ■古代ローマ帝国と漢王朝 古代ローマ帝国と漢王朝は8000キロ以上離れた場所に存在していたが、共に強力な古代帝国であった。エジプトを制圧したローマの征服者は、中国との交易が盛んな様子を目の当たりにした。その後も漢王朝は、かの有名なシルクロードを使い、絹、スパイス、その他の贅沢品を西洋に送り、裕福なローマ人たちを喜ばせていた。 ローマ人にとってその時代の中国は東に位置する神秘的な文明、かつ競争相手

          ロンドンの古代遺跡から“中国人”の骨が出土! 古代ローマ世界の通説を覆す発見に衝撃広がる (2016年10月4日) - エキサイトニュース
        • うるう年の最古の記録は2200年前、微妙な違いをどう知ったのか

          紀元前3世紀に記された「カノプス勅令」の複製。エジプト語のヒエログリフ(象形文字)とデモティック(民衆文字)の下に、古代ギリシャ語が併記されている。うるう年に関する世界最古の記録だ。(PHOTOGRAPH BY G. DAGLI ORTI, NPL - DEA PICTURE LIBRARY/ BRIDGEMAN IMAGES) 太陽暦の1年は、正確には365日ではなく、およそ365と4分の1日だ。これを考慮して、暦には4年ごとに1日が追加されている。ではこのうるう年はいつからあったのだろう? エジプトの砂漠での大発見によれば、少なくとも2262年前にはあったようだ。 1866年、ナイル川デルタに存在した古代エジプトの都市タニスを訪れたドイツの学者たちが石碑を発見した。高さ2メートル超、幅1メートル近い石灰岩の厚い板だ。有名なロゼッタ・ストーンと同様、古代エジプト語(象形文字のヒエログリフ

            うるう年の最古の記録は2200年前、微妙な違いをどう知ったのか
          • 「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー

            約3700年前の古代バビロニアの粘土板に、世界最古とされる幾何学の実用例が発見されました。 この粘土板は、19世紀後半に現在のイラク中部で見つかり、それ以来、イスタンブールの博物館に保管されていたものです。 研究をおこなったニューサウスウェールズ大学(UNSW・豪)の数学者、ダニエル・マンスフィールド氏によると、粘土板に記載されていたのは、のちに「ピタゴラスの定理」として知られる三角関数の原始的な形とのこと。 ピタゴラスより1000年以上も早く、数学史的に非常に重要なものと考えられます。 研究は、8月4日付けで学術誌『Foundations of Science』に掲載されました。 This 3,700-Year-Old Tablet Shows The Oldest Known Example of Applied Geometry https://www.sciencealert.co

              「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー
            • 猫ファン必見! 猫と縄文|縄文ZINE_note

              縄文時代にいわゆる猫はいなかった(ヤマネコはいました)。というのは定説で、もしかしたらいたんじゃないかとは言わない。 のですが、こんなものがあるってことは……もしかしてオーパーツ!ということで、一部SNSで話題になっていた福島県の猫形土製品とあわせて、縄文時代の猫のモチーフを紹介してみよう。 福島県立博物館の企画展「あにまるず ANIMAL × Zoo ―どうぶつの考古学―」2019/11/17まで。動物モチーフの考古資料を集めた展示、猫以外にもカエル(縄文人はけっこうカエル好きだ※地域差があります)とかコウモリとか、楽しそうな展示です。 次はこの土器。まるで塗りたてのコンクリに残った猫の足跡のようでなんだかほっこり。裏側は見れなかったけど、多分4隅に足跡が。

                猫ファン必見! 猫と縄文|縄文ZINE_note
              • ネアンデルタール人、現生人類到達前に描写的手法獲得か 研究

                ドイツ中部アインホルンヘーレの洞窟で見つかった、模様が刻み込まれているシカの骨。NLD提供(2021年7月5日公開)。(c)AFP PHOTO/NLD/ VOLKER MINKUS 【7月6日 AFP】山形の模様を刻み込んだ5万1000年前のシカの骨がドイツで見つかり、現生人類(ホモ・サピエンス)が中欧にたどり着くよりも早い時期に、ネアンデルタール人は独自の描写的手法を獲得していた可能性が出てきた。研究論文が5日、発表された。 模様が刻まれたシカの骨が発見されたのは、ネアンデルタール人が住んでいたドイツ中部アインホルンヘーレ(Einhornhoehle)の洞窟。英科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に論文を掲載した研究者らは、この模様に明らかな実用性はないが、絶滅したネアンデルタール人の創造性に新たな光を投げ

                  ネアンデルタール人、現生人類到達前に描写的手法獲得か 研究
                • 帝国滅亡から500年、アステカ人とは何者だったのか?

                  15世紀から16世紀にかけて繁栄したメソアメリカ文明の国家アステカ。その都テノチティトランの遺跡は、メキシコの首都メキシコシティーの地下にある。近代的な建築物に囲まれた「テンプロ・マヨール(大神殿)」遺跡の調査が進み、アステカの都市とその住民の姿が次々と明らかになっている。 スペインによるアステカ征服は1521年のこと。これまで、ヨーロッパ人による記録の多くは征服者であるエルナン・コルテスを主役にしていたが、近年は、征服された側であるアステカ人の記録が注目されるようになってきている。そこには、メソアメリカの都市国家間の同盟が、いかにして急速に力をつけ、失われたかという、複雑で魅力的な物語が展開されている。 テノチティトランの大神殿跡「テンプロ・マヨール」の、羽毛のある蛇の像。ここは雨の神トラロックと戦争の神ウィツィロポチトリを祀った巨大な神殿群だった。(PHOTOGRAPH BY KENN

                    帝国滅亡から500年、アステカ人とは何者だったのか?
                  • 地中海に「失われた大陸」があった 最新研究

                    雲の中からそびえ立つイタリア、アペニン山脈の最高峰コルノ・グランデ。イタリア中部に位置するアペニン山脈は、古代大陸である大アドリア大陸が削り取られた残骸の一部だということが地質構造の調査で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY GUIDO PARADISI, ALAMY STOCK PHOTO) ヨーロッパのアドリア海を取り巻く山岳地帯は、太古に失われた大陸の痕跡かもしれない。 9月3日付けで学術誌「Gondwana Research」に発表された論文によると、これらの山々は、太古に崩壊した、グリーンランドほどの大きさの大陸の残骸だという。研究では、過去2億4000万年にわたる地中海のプレート変動の歴史を詳しく再現することに成功した。 研究チームはこの大陸を「大アドリア大陸」と名付けた。大アドリア大陸は、まず超大陸から分離して形成された。しかし、複数のプレートが容赦なくぶつかり合うな

                      地中海に「失われた大陸」があった 最新研究
                    • 6200年前の大量虐殺、犠牲者38人のDNAを分析、深まる謎

                      クロアチアのポトチャニで見つかった古代の大量虐殺の犠牲者。数人は、頭蓋骨に複数の致命傷を負っていた。(PHOTOGRAPH BY M. NOVAK)(COURTESY OF THE INSTITUTE FOR ANTHROPOLOGICAL RESEARCH) 約6200年前、現在のクロアチア東部にあたる場所で41人以上の男女と子どが虐殺され、大きな墓穴に投げ込まれた。2007年にこの墓を発見した考古学者たちは当初、血縁関係にあるコミュニティの全員が処刑されたのだろうと考えた。 しかし、3月10日付けで学術誌「PLOS ONE」で発表された新たな分析結果によれば、ほとんどの犠牲者たちには血縁関係がなかったことが明らかになった。この分析では、古代の大量虐殺の調査としてはかつてない規模の遺伝子研究が行われた。 この意外な発見からは、さらなる疑問が浮かび上がる。最も重要なのは、なぜ犠牲者たちが殺

                        6200年前の大量虐殺、犠牲者38人のDNAを分析、深まる謎
                      • 伊ポンペイで新たなフレスコ画出土 神話の場面を描写

                        イタリア・ポンペイ遺跡で出土した、黄金の羊に乗ったプリクソスと海に落ちるヘレーを描いたフレスコ画。ポンペイ考古学公園提供(2024年3月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / Parco Archeologico di Pompei press office 【3月2日 AFP】2000年近く前の西暦79年のベスビオ山(Mount Vesuvius)の噴火によって消滅したイタリア・ポンペイ(Pompeii)の遺跡で1日、神話の一場面を描いた色鮮やかなフレスコ画が出土した。 フレスコ画は、「レダの家(House of Leda)」と呼ばれる邸宅周辺の修復作業中に発掘された。 最も目を引くのは、ギリシャ神話に登場するプリクソス(Phrixus)と双子の妹ヘレー(Helle)が、黄金の羊に乗って継母イーノー(Ino)から逃げる場面の描写だ。プリクソスは雄羊にまたがっているが、ヘレーは海に落ちて

                          伊ポンペイで新たなフレスコ画出土 神話の場面を描写
                        • モンテプラマの巨像、地中海の島に埋もれていた3千年前の巨人たち

                          「ボクサー」と呼ばれる像。完璧な同心円をした目とT字形の眉と鼻は、サルデーニャ島の巨像の特徴だ。カリアリ国立考古学博物館にて。(PAUL WILIAMS/ALAMY/ACI) 1974年の春、地中海に浮かぶイタリアのサルデーニャ島で畑を耕していた農夫たちが、作業の手を止めた。どうやら大きな岩に突き当たったらしい。でもそれは岩ではなく石像の頭部だった。この遭遇は、地中海の鉄器時代に関する重要な発見となった。(参考記事:「食べてみたい世界のパン8選、文化と歴史も」) 石灰岩でできた頭部は、サルデーニャ島の西岸にある肥沃な土地モンテプラマで発掘された。その後、考古学者らが数十年かけて数千点の破片を収集し、数十体の巨大な石像を復元した。 石灰岩から彫り出されたモンテプラマの巨像には、高さ2メートルほどのものもある。顔は三角形で、眉と鼻はT字になっているなど、定型化された顔立ちが特徴だ。まず目につく

                            モンテプラマの巨像、地中海の島に埋もれていた3千年前の巨人たち
                          • 「ストーンヘンジの世界」展 大英博物館

                            英イングランド南部にある古代遺跡「ストーンヘンジ」(2022年1月19日撮影)。(c)Daniel LEAL / AFP 【2月13日 AFP】考古学者のサラ・グリーニー(Sarah Greaney)氏は、英イングランド南西部のソールズベリー平原(Salisbury Plain)に昇る太陽を眺めながら、古代遺跡「ストーンヘンジ(Stonehenge)」を造った人々の姿を思い浮かべた。 この巨大な環状列石を英国各地や欧州大陸から集まった人々が設置して、約4500年がたつ。 「建造したのは農民で、作物を育てながら家畜を飼っていました。年の変わり目は生活の中で重要な意味を持っていたはずです」。歴史的建造物の保全機関「イングリッシュ・ヘリテージ(English Heritage)」に所属するグリーニー氏はAFPにこう語った。 ストーンヘンジは、夏至と冬至の太陽の出没方位に合わせて石が門のように配置

                              「ストーンヘンジの世界」展 大英博物館
                            • 「世界最古」のビール醸造所、古代エジプトの遺跡で発見

                              エジプト南部アビドス遺跡で発掘された、古代エジプトのビール醸造所の土器(2021年2月13日、観光・考古省提供)。(c)AFP PHOTO / HO / EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIES 【2月14日 AFP】エジプト観光・考古省は13日、古代エジプトの墓所だった南部アビドス(Abydos)の遺跡で、「世界最古」とみられる大量生産型のビール醸造所が発掘されたと発表した。 同省はフェイスブック(Facebook)に、「ニューヨーク大学(New York University)のマシュー・アダムズ(Matthew Adams)博士とプリンストン大学(Princeton University)のデボラ・ビシャック(Deborah Vischak)博士が率いるエジプトと米国の合同考古学調査団は、ソハーグ(Sohag)県北アビドス(North Abydos)の調査で、

                                「世界最古」のビール醸造所、古代エジプトの遺跡で発見
                              • 後蜀の出土品、まじめに検索してるけどこういうのしか出て来ない「すごい造形やね…」「ちょっと微笑んでるのが逆に不安になる」

                                氷厘亭氷泉 @hyousen ■絵をかいたり。ものつくったり。■pixiv.net/users/427591■明治の脳神経■画像 百鬼夜行絵巻の赤い妖怪(だっちょ)■ #和漢百魅缶 #妖界東西新聞 毎日更新中■13日と29日は妖怪仝友会『大佐用』公開■『日本怪異妖怪事典 関東』/『列伝体 妖怪学前史』本屋さんで探して買ってね www10.plala.or.jp/cotton-candy/

                                  後蜀の出土品、まじめに検索してるけどこういうのしか出て来ない「すごい造形やね…」「ちょっと微笑んでるのが逆に不安になる」
                                • 古代の人類がどのような交配を行っていたかがシミュレーションから明らかになる

                                  古代に存在したネアンデルタール人やデニソワ人などが、過去にどのような交配を行い、遺伝子が変異してきたかのシミュレーションが、ユタ大学の集団遺伝学研究者であるアラン・ロジャース氏の研究チームによって発表されています。また、シミュレーションの結果から過去に未知の人類が存在していたことも示唆されました。 Neanderthal-Denisovan ancestors interbred with a distantly related hominin | Science Advances https://advances.sciencemag.org/content/6/8/eaay5483 もともと、研究者たちは古代人の化石からDNAの塩基配列を抽出し、現代人のゲノムから同等の配列を探すことで、古代人の交配について分析していました。この手法で、20万年前までのネアンデルタール人とデニソワ人の交

                                    古代の人類がどのような交配を行っていたかがシミュレーションから明らかになる
                                  • 「デンマークの誉れ」 バイキング女王の権力を解明する新たなカギ

                                    デンマークのイェリング石碑は、今から1000年ほど前にバイキングの王だった父子がそれぞれ建立した。この写真の大イェリング石碑は息子のハーラル青歯王が建てたもので、碑文は965年のキリスト教への改宗が記され、母チューラにも言及している。そのため、この石碑は「デンマークの出生証明書」と呼ばれ、石碑のデザインの一部がデンマークのパスポートに使用されている。(PHOTOGRAPH BY ROBERTO FORTUNA, NATIONAL MUSEUM OF DENMARK) 1000年前の碑文に関する新たな論文が発表され、バイキングの2人の王の妻であり母であった女性が自らも強大な権力を持っていた可能性が示された。彼女自身が、初期のデンマーク王国を導いたリーダーであったかもしれない。 2023年10月11日付で考古学の学術誌「アンティクイティ」に掲載された論文で、デンマークのユトランド半島東部にある

                                      「デンマークの誉れ」 バイキング女王の権力を解明する新たなカギ
                                    • 火山噴火で黒焦げの巻物の文字をAIで解読することに成功(ヴェスヴィオ・チャレンジ) : カラパイア

                                      西暦79年に発生した壊滅的なベスビオ(ヴェスヴィオ)火山噴火により、失われた古代ローマの都市はポンペイ以外にもいくつかある。ヘルクラネウムもその1つだ。 約2000年前のヘルクラネウムの炭化した巻物に書かれている内容を解読するため、ケンタッキー大学はコンピューター科学者たちを総動員した。 さらに巻物から判読可能な文字を見つけ出した研究者に賞金を出す「ヴェスヴィオ・チャレンジ」を実施した。 その結果、巻物の中の文書の1つから最初の単語を解読することに成功したそうだ。

                                        火山噴火で黒焦げの巻物の文字をAIで解読することに成功(ヴェスヴィオ・チャレンジ) : カラパイア
                                      • アジア北東部集団の形成の学際的研究(追記有)

                                        アジア北東部集団の形成の学際的研究に関する研究(Robbeets et al., 2021)が公表されました。日本語の解説記事もあります。この研究はオンライン版での先行公開となります。トランスユーラシア語族、つまり日本語と朝鮮語とツングース語族とモンゴル語族とテュルク語族の起源と初期の拡散は、ユーラシア人口史の最も論争となっている問題の一つです。重要な問題は、言語拡散と農耕拡大と人口移動との間の関係です。 本論文は、統一的観点で遺伝学と考古学と言語学を「三角測量」することにより、この問題に取り組みます。本論文は、包括的なトランスユーラシア言語の農耕牧畜および基礎語彙を含む、これらの分野からの広範なデータセットを報告します。その内訳は、アジア北東部の255ヶ所の新石器時代から青銅器時代の遺跡の考古学的データベースと、韓国と琉球諸島と日本の初期穀物農耕民の古代ゲノム回収で、アジア東部からの既知

                                        • 人類は2万年以上前に北米到達、従来説覆す足跡を発見=米研究チーム - BBCニュース

                                          米ニューメキシコ州の研究チームはこのほど、北米大陸の内陸部で、2万3000年前から2万1000年前の人類の足跡を発見したと発表した。これまでは、人類の北米大陸への到達時期は1万6000年前とされており、これより少なくとも7000年も早くに到達していたこととなる。この研究結果は米科学誌「サイエンス」に掲載された。

                                            人類は2万年以上前に北米到達、従来説覆す足跡を発見=米研究チーム - BBCニュース
                                          • 古代の「ゴミ捨て場」から感染症の流行と気候変動が文明をどう崩壊させたのかをひもとく

                                            新型コロナウイルス感染症の対策は、スペインかぜなど過去のパンデミックからの知見が大いに役立っています。人類はスペインかぜ以外にも多くのパンデミックを経験しており、その最初の1つが西暦541年から広まった「ユスティニアヌスのペスト」だといわれています。当時の状況を推測する証拠が限られている中で、新たにイスラエルの考古学者チームが「古代のゴミ捨て場」で得た手がかりから、パンデミックを引き起こした「疫病」と「気候変動」が社会をどのように崩壊させたのかが明らかになってきています。 The rise and fall of viticulture in the Late Antique Negev Highlands reconstructed from archaeobotanical and ceramic data | PNAS https://www.pnas.org/content/ear

                                              古代の「ゴミ捨て場」から感染症の流行と気候変動が文明をどう崩壊させたのかをひもとく
                                            • 国内最多、100面以上の銅鏡を副葬か 奈良・桜井茶臼山古墳:朝日新聞デジタル

                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                国内最多、100面以上の銅鏡を副葬か 奈良・桜井茶臼山古墳:朝日新聞デジタル
                                              • なにこれ図録? 特別展「オホーツク文化ーあなたの知らない古代ー」展示作品612点、学芸員による全点解説!

                                                横浜ユーラシア文化館で開催中の「オホーツク文化 あなたの知らない古代」の展示作品を、担当学芸員が全点解説。展覧会は2022年1月15日〜3月13日は、大阪府立近つ飛鳥資料館へ巡回します。

                                                  なにこれ図録? 特別展「オホーツク文化ーあなたの知らない古代ー」展示作品612点、学芸員による全点解説!
                                                • 博物館に展示されていた縄文時代の土製品がまさかの猫形「この時代にネコっていたっけ!?」

                                                  リンク 産経ニュース ネコの渡来は弥生時代だった 歴博展示室が36年ぶり刷新 日本唯一の国立歴史博物館である千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(歴博)。同館で先史時代および古代を扱う常設の第1展示室が、昭和58年の開館以来、初めてリニューア… 19 users 996

                                                    博物館に展示されていた縄文時代の土製品がまさかの猫形「この時代にネコっていたっけ!?」
                                                  • 古代カルタゴ人は子どもを神への供物として殺していた

                                                    by Suzanne 紀元前800年ごろから紀元前146年まで存在した古代カルタゴは、アフリカ北部で栄えたフェニキア人の国家で、一時はローマ帝国と覇を競い合うほど優れた文化と巨万の富を誇った大国でした。洗練された国家だったカルタゴですが、人々の間には子どもを生贄(いけにえ)として神にささげる風習があったとされています。 Cemetery or sacrifice? Infant burials at the Carthage Tophet | Antiquity | Cambridge Core https://www.cambridge.org/core/journals/antiquity/article/abs/cemetery-or-sacrifice-infant-burials-at-the-carthage-tophet/DAC7C386CD20F5C280C9DB41E51

                                                      古代カルタゴ人は子どもを神への供物として殺していた
                                                    • 砂漠で見つかったモノリスの彫刻が近隣の巨大遺跡と一致することが判明、世界最古の建築計画図だった可能性

                                                      ヨルダンとサウジアラビアで発見された一枚岩に刻まれた彫刻が、上空から見た砂漠の巨大遺跡の形状と正確に一致することが分かったと、考古学者の研究チームが発表しました。 The oldest plans to scale of humanmade mega-structures | PLOS ONE https://doi.org/10.1371/journal.pone.0277927 Desert Monoliths Reveal Stone Age Architectural Blueprints - The New York Times https://www.nytimes.com/2023/05/17/science/ancient-architecture-desert-kites.html World’s oldest architectural plans date from

                                                        砂漠で見つかったモノリスの彫刻が近隣の巨大遺跡と一致することが判明、世界最古の建築計画図だった可能性
                                                      • https://twitter.com/paikuhan2011/status/1516845472756903941

                                                          https://twitter.com/paikuhan2011/status/1516845472756903941
                                                        • イエス・キリストはキノコの幻覚であると主張して自身の経歴を全て台無しにした英国の考古学者 : カラパイア

                                                          1960年代、英国の著名な学者が、とてつもなくワイルドな理論を提唱し、自分のキャリアを台無しにした。 考古学者であり死海文書の研究者でもある、ジョン・マルコ・アレグロ氏が、イエスキリストは生きている人間ではなく、キノコによる幻覚だったと主張したのだ。 イエス・キリストがキリスト教を創始した人物である意を有するのは事実だが、その存在自体を否定したこの主張は、当時多くの人々の反感を買った。

                                                            イエス・キリストはキノコの幻覚であると主張して自身の経歴を全て台無しにした英国の考古学者 : カラパイア
                                                          • 日本人 鎌倉時代が最も短命…戦乱・災害の影響か : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン

                                                            聖マリ医大など研究 15~34歳で死亡5割 若年の中世人骨(長岡准教授提供) 中世の日本人は、他の時代に比べて短命だった可能性が高いことが、聖マリアンナ医科大の長岡朋人准教授(形質人類学)らのグループの研究でわかった。短命のピークは、中世前期の鎌倉時代にあたる12~14世紀頃とみられ、弥生時代や戦国時代に比べても短命なことがわかった。 長岡准教授らは、弥生時代から江戸時代までの各地の遺跡から出土した人骨810体を調べ、骨盤の関節にある「腸骨耳状面」と呼ばれる部分を分析した。腸骨耳状面は、若いうちは滑らかだが、加齢とともにトゲ状の突起や穴が増える特徴があるため、死亡年齢を推定する有力な根拠になるという。分析には統計的手法も使い、子供は除き、死者の年齢を「若年」(15~34歳)、「中年」(35~54歳)、「老年」(55歳以上)に分類して構成を調べた。 その結果、弥生時代(紀元前5~後3世紀)は

                                                              日本人 鎌倉時代が最も短命…戦乱・災害の影響か : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン
                                                            • 3000年前にあったサメの襲撃 -岡山県の縄文貝塚から世界最古の記録-

                                                              中務真人 理学研究科教授らの研究グループは、津雲貝塚(岡山県)から発掘された人骨の1体(約3000年前)について、骨格に残された無数の傷の成因をサメの襲撃と特定しました。 漁撈・航海の開始以来、サメによる被害は、稀であっても続いてきたと考えられます。サメによる被害は古代ギリシアより記録にありますが、先史時代の考古学的証拠は非常に限られます。これまでプエルトリコで発掘された1000年前の人骨が世界最古の直接証拠でした。 1919年に津雲貝塚から発掘され本学に保管されている人骨のうち、1体(約3000年前)の骨格に無数の傷が残されています。傷の性状分析、全身に及ぶ損傷の位置分析から、成因をサメの襲撃と特定しました。骨の残存状況は良好ですが、右下肢、左手など複数要素は完全に欠落し、周囲の残存部位には咬痕も観察されます。襲撃によりほぼ瞬時に死亡したはずですが、死体は回収されて埋葬されています。縄文

                                                                3000年前にあったサメの襲撃 -岡山県の縄文貝塚から世界最古の記録-
                                                              • ヒエログリフとヒエラティック。東京大学・永井正勝先生に聞いた、謎多き古代エジプト文字の読み解き方 | ほとんど0円大学

                                                                筑波大学大学院修了。博士(言語学)。日本学術振興会特別研究員、筑波大学人文社会系助教を経て東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)特任研究員に着任。2018年より、U-PARL副部門長(特任准教授)。専門は言語学・人文情報学で、ヒエログリフ、ヒエラティックをはじめとした古代エジプト文字の言語研究およびデータベース構築に取り組んでいる。 漫画や映画といったポップカルチャーを見渡してもわかるように、古代エジプトほど現代人に愛されている古代文明はないだろう。中でも、神秘的なヒエログリフ――絵物語のようにも見える独特の文字に想像力が掻き立てられる人は多いのではないだろうか。 ヒエログリフの他にも古代エジプトを知る上で欠かせない文字がある。そのひとつが神官文字、ヒエラティックだ。ふたつの文字はどのように使われていたのか? 解読する方法とは? 東京大学の永井正勝先生(

                                                                  ヒエログリフとヒエラティック。東京大学・永井正勝先生に聞いた、謎多き古代エジプト文字の読み解き方 | ほとんど0円大学
                                                                • ネアンデルタール人は「死者に花を供える文化があった」は勘違いだった - ナゾロジー

                                                                  約4万年前に絶滅してしまったヒト族ネアンデルタール人には死者を弔う文化があったと言われています。 さらに彼らには埋葬した死者たちに花が供える文化もあったと言われています。 ところが今回、英リヴァプール・ジョン・ムーア大学(LJMU)の研究により、埋葬地に見つかっていた花の痕跡はどうやら彼ら自身の手で置かれたものではなかったことが明らかになりました。 研究者たちに長年「ネアンデルタール人に花葬文化がある」と信じ込ませていた真の犯人は、”土に巣を掘るハチ”だったようです。 研究の詳細は、2023年8月28日付で学術誌『Journal of Archaeological Science』に掲載されています。 Neanderthals did not bury dead with flowers – research https://www.ljmu.ac.uk/about-us/news/art

                                                                    ネアンデルタール人は「死者に花を供える文化があった」は勘違いだった - ナゾロジー
                                                                  • 畑からビザンツ帝国時代のモザイク画発見 ガザ地区

                                                                    パレスチナ自治区ガザ地区で、ビザンツ帝国時代のモザイク画を清掃する発見者の男性の息子(2022年9月18日撮影)。(c)MOHAMMED ABED / AFP 【9月19日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)中部でこのほど、5~7世紀ごろのビザンツ(Byzantine)帝国時代のモザイク画が公開された。自分の畑を耕していた農家が発見したという。 発見場所は、緊張した状態となることが多いイスラエルとの境界線から1キロ未満にある。 モザイク画を鑑定したエルサレム・フランス聖書考古学研究所(French Biblical and Archaeological School of Jerusalem)のフランス人考古学者ルネ・エルテール(Rene Elter)氏は、モザイクの保存状態は「完璧」だとしている。 同氏は「極めて質が高い作品で、比較的高級な材料が使われているのは間違

                                                                      畑からビザンツ帝国時代のモザイク画発見 ガザ地区
                                                                    • 約3800年前の古代メソポタミア時代のレシピを大学教授が再現、そのお味は?(イギリス) : カラパイア

                                                                      コロナによるロックダウン中は、家でパン作りやお菓子作りに精を出したという人も少なくないだろう。イギリスにおいては、何か月もの間スーパーの食品棚から粉類が消えた。 ケンブリッジ大学の保全生物学の教授も料理にチャレンジしたようだ。しかし、彼がトライしたのはそんじょそこらの料理ではない。 なんと、今から約3800年前の古代メソポタミア文明時代の最古のレシピを再現し、現世に送り出すという、壮大なロマンあふれる料理だったのだ。

                                                                        約3800年前の古代メソポタミア時代のレシピを大学教授が再現、そのお味は?(イギリス) : カラパイア
                                                                      • ネアンデルタール人、巨大ゾウを倒して2500食をゲットする生活

                                                                        ネアンデルタール人、巨大ゾウを倒して2500食をゲットする生活2023.02.18 22:0023,329 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( Akane Ueno/Word Connection JAPAN ) これまでゾウの骨と石器がいっしょに見つかるたびに、研究者の間では「初期人類やヒト族が大型の哺乳類を食糧としていたんではないか」という憶測が広がっていました。 今回、研究チームにより、ヨーロッパに生息していたネアンデルタール人がゾウを狩猟し組織的に解体したあと、集団の数カ月分の食糧として保管していたという新事実が判明。2月1日号のScience Advancesに掲載されました。 Photo: Wil Roebroeks, ライデン大学発見された骨は絶滅したアンティクースゾウ(Palaeoloxodon antiquus)のもので、その大きさはなんと

                                                                          ネアンデルタール人、巨大ゾウを倒して2500食をゲットする生活
                                                                        • カリブ最初の民はほぼ絶滅していた、南米から侵入者

                                                                          カリブの交易商人たちがバハマ諸島に近づく。スペイン人が到来する以前、こうした古代の交流システムが島々を結んでいた。(PAINTING BY MERALD CLARK, STONE INTERCHANGES IN THE BAHAMA ARCHIPELAGO) 700以上の島々が点在するカリブ海。人類は、いつからどのようにしてこの島々に住むようになったのか。考古学者たちは長年にわたり、大胆な航海者たちの起源と移動ルートを解明しようと苦心してきた。そして今、古代人のDNAから、島々の秘められた歴史が明らかになりつつある。 驚くべき発見のひとつは、スペイン人の侵略が始まる1492年より1000年以上前に、南米からの新参者たちがカリブ諸島の先住民をほぼ絶滅させていたかもしれないということだ。さらに、スペイン人が到来した時代の島民も数は、これまでの推定よりかなり少なかった可能性も浮かび上がった。 数

                                                                            カリブ最初の民はほぼ絶滅していた、南米から侵入者
                                                                          • 第6回 海部陽介(人類学):人類はどのように日本列島にやって来たのか?(提言編)

                                                                            ぼくらとサルの違いのひとつは、生息地域です。霊長類は200~300種いますが、どれも限られた地域にしかいません。でも、ホモ・サピエンスは1種で全世界にいます。ぼくらは世界中に人間がいるのはあたり前だと思っているけれど、生物学的にいうと全然あたり前じゃないんです。なぜそうなったかというのが、ぼくのひとつの大きな疑問です。 15万年前の世界を見てみると、ホモ・サピエンスはアフリカだけにいて、ユーラシアにネアンデルタール人(旧人)がいて、中国に旧人がいて、インドネシアには原人がまだ存在していました。その時人類は多様だったんです。これは生きものとしては普通の状態です。では、どのようにして今のような地理分布になったのでしょうか。 185万年ぐらい前に、原人のグループがアフリカの外に出たことがわかっています。この人たちがジャワ原人や北京原人になっていき、またフローレス島などにも到達しました。こうして人

                                                                              第6回 海部陽介(人類学):人類はどのように日本列島にやって来たのか?(提言編)
                                                                            • 政治力の陰に幻覚剤入りの酒、痕跡を発見、古代ペルー

                                                                              西暦600年から1000年にかけてペルー沿岸部の大部分を支配していたワリ族の人々は、チチャというビールに似た飲料を多彩な酒器で楽しんでいた。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRETT, MUSEO NACIONAL DE ARQUELOGIA ANTROPOLOGIA E HISTORIA PERU) 幻覚剤を混ぜたアルコール飲料が生む友好的でくつろいだ感情が、1000年以上前の南米に栄えた帝国を支えていたかもしれない。そんな論文が1月12日付けで学術誌「Antiquity」に発表された。 南米のアンデス地方には、今に伝わる「チチャ」というビールに似た飲み物がある。このチチャがワリ帝国の文化で果たした役割は、以前から考古学界で認識されていた。ワリ帝国は、西暦600年から1000年頃まで、ペルー沿岸部とアンデス山脈南部の大半を支配していた国家だ。この国の権力者たちは、近隣の

                                                                                政治力の陰に幻覚剤入りの酒、痕跡を発見、古代ペルー
                                                                              • 2千年前のシベリアに暴力の時代、犠牲者の遺骨が続々出土

                                                                                シベリアの草原地帯(ステップ)にある約2000年前の墳墓で発掘された若い男性の頭骨。矢じりを受けた跡なのか、ひし形の穴が開いている。(PHOTOGRAPH BY TREVOR WALLACE) ユーラシア大陸の草原地帯(ステップ)にかつて存在した遊牧国家。その崩壊が、数百年に及ぶ激しい闘争の時代をもたらしたのではないか。 シベリア南部でこの時代の遊牧民の墓を掘り起こした考古学者たちは、そう考えた。墳墓から、暴力の犠牲者と見られる遺骨が多数発見されたのだ。 ロシアとスイスの考古学チームは4年前から、ロシアのトゥバ共和国で埋葬のための墳墓(クルガンと呼ばれる)を発掘していた。「トゥンヌグ1」と名付けられたその墳墓は、遊牧民族スキタイが築いた初期の大規模なものだった。スキタイは、紀元前1100年ごろからヨーロッパとアジアの間にある広大なステップの大部分を支配していた。 墳墓の南端を発掘していたチ

                                                                                  2千年前のシベリアに暴力の時代、犠牲者の遺骨が続々出土
                                                                                • 鳥の家畜化 最古の事例か 約7000年前の遺跡で発見 | NHK

                                                                                  中国東部のおよそ7000年前の遺跡で、渡り鳥のガンの仲間が飼育されていたことを示す痕跡を発見したと北海道大学などの研究グループが発表し、人類が鳥を家畜化していたもっとも古い事例だとしています。 人類が鳥を家畜化してきた歴史は解明されていないことが多く、およそ4000年前に南アジアでニワトリが飼育されていたと考えられていますが、それ以前は明確になっていません。 北海道大学の江田真毅准教授などの研究グループは、中国東部の浙江省にあるおよそ7000年前の新石器時代の集落の遺跡から出土した大量のガンの仲間の骨を分析しました。 ガンの仲間は北に渡って卵を産んでひなを育てるため、この地域に幼い鳥はいないはずでしたが、骨の中から生後2か月以下の幼いひなの骨が1点見つかったということです。 また、動物の骨には地域ごとに水に含まれる同位体の比率のわずかな違いが反映されることを利用して、このガンの仲間の生育し

                                                                                    鳥の家畜化 最古の事例か 約7000年前の遺跡で発見 | NHK