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脱原発の検索結果1 - 40 件 / 160件

  • 「核のごみ」を困窮する自治体に…まるで「悪徳商法」 脱原発依存を貫く元札幌市長、「国のやり方」に警鐘:東京新聞 TOKYO Web

    原発が出す高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」を巡り、佐賀県玄海町が第1段階の「文献調査」を受け入れる考えを表明するなど、フェーズが変わりつつある。地域の問題にとどまらない命題をどう捉えたらいいか。他地域に先駆けて調査が進む北海道で「脱原発依存」の旗印となってきた元札幌市長の上田文雄さん(75)に話を聞いた。(木原育子)

      「核のごみ」を困窮する自治体に…まるで「悪徳商法」 脱原発依存を貫く元札幌市長、「国のやり方」に警鐘:東京新聞 TOKYO Web
    • 元裁判長が脱原発を主張する講演を行ったという記事。しかし陰謀論まみれ。この裁判官は、かつて「地裁ガチャ」で反原発勢力に都合のいい判決を出していた判事だという指摘

      毎日新聞 @mainichi 「原発安全」は思い込み、耐震性も低い 元裁判長、樋口氏が講演 mainichi.jp/articles/20240… 関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟で、2014年に再稼働を認めない判決を出した元福井地裁裁判長が講演し、「日本の原発はそれなりに安全だろうという先入観が脱原発を妨げる」と主張しました。 2024-04-24 12:30:00 リンク 毎日新聞 「原発安全」は思い込み、耐震性も低い 元裁判長、樋口氏が講演 | 毎日新聞 関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の運転差し止め訴訟で、2014年に再稼働を認めない判決を出した元福井地裁裁判長、樋口英明氏(71)が新潟県柏崎市で講演した。樋口氏は能登半島地震(M7・6)発生時の北陸電力志賀原発の例から、原発の耐震性の低さを指摘。「日本の原発はそれなりに安全だろうという先入観 31 users 24

        元裁判長が脱原発を主張する講演を行ったという記事。しかし陰謀論まみれ。この裁判官は、かつて「地裁ガチャ」で反原発勢力に都合のいい判決を出していた判事だという指摘
      • 「NO原発、YES風車」で経済はマヒ状態…日本を抜いた「経済大国ドイツ」で企業脱出が相次いでいる理由 脱原発、脱石炭の次は「脱産業」が始まる

        21年12月に、現在の社民党、緑の党、自民党の連立政権が成立した後は、その主張がさらに強調され、緑の党のたっての要求で、「理想としては30年に脱石炭」という文言が政府の連立協定に組み込まれた。つまり、現在、ハーベック氏はその方針に従って、脱石炭を進めているわけだ。 ただ、現実問題として、ドイツは昨年の4月に原発が無くなって以来、電気代の高騰と供給不安で、そうでなくても経済が急激に傾き始めている。3月6日にifo経済研究所が発表した景気予測によれば、ドイツ経済は「麻痺した状態」で、その他の欧州の大きな国々と比べても明確に下落中。「他国では国民のあいだの雰囲気も良く、先行きに対する不安感が少なく、すでに23年秋頃より、当該の指数なども上向き傾向を示している」という。ドイツだけが完全に落ちこぼれている。 脱原発、脱石炭の次は「脱産業」が始まる ところが、ドイツのハーベック経済相は馬耳東風。昨年、

          「NO原発、YES風車」で経済はマヒ状態…日本を抜いた「経済大国ドイツ」で企業脱出が相次いでいる理由 脱原発、脱石炭の次は「脱産業」が始まる
        • 脱原発の株主提案②(昨日の補足) - 「がんに効く生活」とか

          北陸電力は志賀原発を持っている。 志賀原発の下には活断層が走っている。 志賀原発の下で、もしくは、近くで地震が起きると、志賀原発は爆発する。 そうすると、日本は壊滅するだろう(北海道の東の方と沖縄は大丈夫かな)。 この危険な志賀原発を廃炉にして欲しい。 北陸電力の株主が株主総会でそう提案する。 これが昨日の話の主旨。 (北陸電力と自公政権は志賀原発を再稼働させたいみたいだ。) 証券会社へ支払う手数料。 事務局の人の話だと、ゼロのところが多いようだ。1000円のところもある。2000円のところもある。最高は3000円。 私はGMOクリック証券というインターネット証券で北陸電力を保有している。 GMOクリック証券は、4400円(税込)でかかる、とのこと。 再度、事務局の人に電話をし、共同提案者になるのを止めることにした。 (30000株あれば、株主提案できる。去年は100000株集まった、との

            脱原発の株主提案②(昨日の補足) - 「がんに効く生活」とか
          • 脱原発の株主提案 - 「がんに効く生活」とか

            脱原発の株主提案を、共同提案者の一人として、北陸電力に提出する(提出をトライする)ことにした。 お金を儲ける目的で、北陸電力の株主をしていたところ、共同提案者になってくれないか、と手紙が来た。 「いいですよ」と返事をした。 今日、具体的な書類が来た。 手続きが煩雑なので、出来るかどうか分からないが、取り敢えずやってみることにした。 家族に具合が悪い者がいるので、共同提案者になれるかどうか分からない(北陸電力に提出できるところまで行けるかどうか分からない)旨、事務局の方に電話で伝えた。 無理のない範囲でやってみるつもりだ。 15:36追記。 GMOクリック証券から返事が来た(お問い合わせ欄で遣り取りをする)。 手数料4400円(税込)でかかる、と。 完全にボランティア活動。 4400円支払いますと返事をした。 15:57追記。 事務局の方に電話。 4400円は高過ぎる、と。 お気持ちだけで結

              脱原発の株主提案 - 「がんに効く生活」とか
            • 坂本龍一さんも大江健三郎さんもいないけど…「事故から13年、脱原発をあきらめない」代々木公園で集会:東京新聞 TOKYO Web

              昨年亡くなった作家の大江健三郎さんや音楽家の坂本龍一さんらが呼びかけた「さようなら原発」運動の全国集会が20日、東京・代々木公園で開かれた。主催者発表で約6000人が集まり、一時雨が降る中、脱原発を訴え、集会後は周辺をデモ行進した。

                坂本龍一さんも大江健三郎さんもいないけど…「事故から13年、脱原発をあきらめない」代々木公園で集会:東京新聞 TOKYO Web
              • 「脱原発」から1年、廃炉が粛々と進むドイツ…日本も抱える共通の課題はどうなっている?:東京新聞 TOKYO Web

                ドイツが国内全ての原発の運転を止める「脱原発」を達成し4月15日で1年になる。2011年3月の東京電力福島第1原発事故からは13年。今年1月の能登半島地震で安全・防災面に不安が生じても、日本は原発を最大限活用する方針を変えないが、ドイツでは廃炉作業が粛々と進行。稼働に向けた新たな動きもみられない。(佐久間博康)

                  「脱原発」から1年、廃炉が粛々と進むドイツ…日本も抱える共通の課題はどうなっている?:東京新聞 TOKYO Web
                • フジロック初出演を果たすクラフトワークとは? 坂本龍一の呼びかけで日本の脱原発フェスにも出演 | AERA dot. (アエラドット)

                  フジロックフェスティバル2023の会場(新潟県湯沢町) フジロック第一弾ラインナップが発表され話題になった「クラフトワーク」。YMOやサカナクションなど、日本のアーティストにも多大なる影響を与えてきたクラフトワークとは? フジロック2023のレポートはこちら * * * この時期、音楽ファン(特に洋楽リスナー)の関心事は「今年のフェスにはどんなアーティストが出演するか」。特にフジロックとサマーソニックのメインアクトは、毎年大きな注目を集めている。 2月9日には「FUJI ROCK FESTIVAL‘24」の出演アーティスト第1弾が発表された。1組目のヘッドライナーとしてアナウンスされたのは、ドイツのバンド「KRAFTWERK」(クラフトワーク)。2021年にロックの殿堂入りを果たした、テクノ・ミュージックのパイオニア的な存在だ。 デュッセルドルフ音楽院でクラシック音楽を学んでいたラルフ・ヒ

                    フジロック初出演を果たすクラフトワークとは? 坂本龍一の呼びかけで日本の脱原発フェスにも出演 | AERA dot. (アエラドット)
                  • 脱原発コラボ街宣 @京都タワー前|日本中学生新聞

                    この街頭演説を文字起こししたのは、原発のこと、防災のことなど、ぼくたちの命に関わることを話していて、多くの方に共有したい内容だったからです。 一番下にYouTubeも貼り付けています。 京都タワーは、京都駅前にあります。京都はバスが多く、駅前だったこともあり、動画では頻繁にバス止まり、バスのアップ画面になります。京都あるあるです。音もこもった感じになりますが聴き取れます。ご理解ください。 2024年1月28日(日) 京都市長候補 弁護士 福山和人 原発を止めた元裁判官 樋口英明 環境ジャーナリスト アイリーン・美緒子・スミス 司会(ジャーナリスト守田敏也氏):今日、ゲストにお招きしているのは、環境ジャーナリストのアイリーン・スミスさん、そして、大井原発の運転差し止め命令を出してくださった、元福井地裁裁判長の樋口英明さんです。樋口英明さんは、こうした街宣車からお話するのは人生で初めての体験だ

                      脱原発コラボ街宣 @京都タワー前|日本中学生新聞
                    • 頓挫するフランスの脱原発 日本も直面するはずの教訓とは | 毎日新聞

                      フランス東部のフェッセンハイム原発は、2011年の東京電力福島第1原発事故を契機に、フランス政府が唯一、国内で廃炉を決めた原発だ。現在は解体に向けた準備作業が進むが、周辺自治体の経済転換は大きな困難に直面している。原発廃炉と地域経済の転換のあり方について、エネルギー政策に詳しい尾松亮・東洋大客員研究員に聞いた。【聞き手・宮川裕章】 この連載は全4回です。以下のラインアップでお届けします。 ①政治に翻弄されたフランスの原発ムラ ②なぜフランスで脱原発が進まないのか ③フランスの脱原発が最後にすがるのは ④日本も直面するはずの教訓とは

                        頓挫するフランスの脱原発 日本も直面するはずの教訓とは | 毎日新聞
                      • 廃炉を決めた理念に逆行 進まぬ仏の脱原発が最後にすがるのは | 毎日新聞

                        ランブリザック市町村連合のジェラール・ユッグ首長=フランス東部フェッセンハイムで2023年11月29日、宮川裕章撮影 フランス東部にあるフェッセンハイム原発は、2011年の東京電力福島第1原発事故を契機に、フランス政府が国内で唯一、廃炉を決めた原発だ。地元自治体は廃炉後に向け経済構造の転換を目指すが、長年しみついた原発依存の体質を払拭(ふっしょく)するのは難しく、新型原発を誘致する案まで浮上している。 この連載は全4回です。以下のラインアップでお届けします。 ①政治に翻弄されたフランスの原発ムラ ②なぜフランスで脱原発が進まないのか ③フランスの脱原発が最後にすがるのは ④日本も直面するはずの教訓とは 「原発の中でずっと働いてきたフランス電力(EDF)の職員たちは、安全面で何の心配もしていなかった。私にはなぜ、原発が閉鎖されたのか分からない」。原発近くの娯楽施設でボウリングを楽しんでいた元

                          廃炉を決めた理念に逆行 進まぬ仏の脱原発が最後にすがるのは | 毎日新聞
                        • 独、脱原発に恨み節 電力割高で経済不調:時事ドットコム

                          独、脱原発に恨み節 電力割高で経済不調 2023年11月06日07時08分 稼働を停止したドイツ南部バイエルン州のイーザル原発=4月、エッシェンバッハ 【ベルリン時事】景気が冷え込むドイツで、4月に完了した脱原発政策に対する恨み節が漏れている。政府の目指す再生可能エネルギーの普及は遅れ気味で、産業界からは「(脱原発による)発電容量の減少で電力価格が上がり、独経済の競争力が損なわれている」(経済専門家)と不満が出ている。 脱石炭、日本の残り時間少ない 合成燃料、超高級車向け「ニッチ」―独次官インタビュー 7~9月期には昨年以後で、四半期ベースとして3度目のマイナス成長を記録した独経済。不調の要因は物価高や金利上昇、輸出低迷など複合的だ。さらに日米と比べて割高な電力価格が、中長期的な産業の空洞化につながらないか危惧されている。 ドイツ経済研究所(IW)のミハエル・ヒューター所長は「原発を止め、

                            独、脱原発に恨み節 電力割高で経済不調:時事ドットコム
                          • 保守ならば脱原発へ踏み出せ 原発止めた裁判官が語る「先入観」とは:朝日新聞デジタル

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                            • 特集ワイド:「処理水」海洋放出 亀井静香氏の悲憤 脱原発しかない日本 新規建設「狂気の沙汰」 岸田政権はおしまい | 毎日新聞

                              東京電力福島第1原発から2回目の「処理水」海洋放出が始まった。かつて与党の重鎮として原発を推進する立場だった亀井静香・元自民党政調会長(86)は、やるせなさを抱いていた。今や自然エネルギー分野で日本有数の実業家となり、「脱原発しかない」と力説する。政界から引退したと思いきや、時の政権にもエネルギー政策にも思いがあふれ出る。 「石原慎太郎が昔、ホーキング博士から聞いたと言っていました。高度な文明を持つ地球は自然の循環が壊されて100年で消滅してしまうと。それから既に50年。残り半分しかない」

                                特集ワイド:「処理水」海洋放出 亀井静香氏の悲憤 脱原発しかない日本 新規建設「狂気の沙汰」 岸田政権はおしまい | 毎日新聞
                              • 「脱原発」への信念は本物だったのか…逮捕された秋本真利衆院議員を長年取材した記者が振り返る:東京新聞 TOKYO Web

                                洋上風力発電事業を巡り受託収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋本真利容疑者(自民党を離党)は、河野太郎デジタル相と並び、原発活用を進める自民にありながら明確に「脱原発」を掲げる数少ない存在だった。記者は彼が2012年12月にいわゆる「安倍チルドレン」の一人として初当選して以来、その特異な立ち位置に注目して取材を重ねてきた。(宮尾幹成)

                                  「脱原発」への信念は本物だったのか…逮捕された秋本真利衆院議員を長年取材した記者が振り返る:東京新聞 TOKYO Web
                                • スタグフレーションに直面するドイツ、EU経済も本格的な景気後退に陥るか? 「脱炭素」「脱原発」「脱ロシア」の「三兎」を追うドイツが震源地となる日 | JBpress (ジェイビープレス)

                                  消費者物価の高止まりが続くユーロ圏だが、その中でもドイツの物価上昇は伸びが続いている。 その背景にあるのは構造的な労働力不足と、それに伴う賃金上昇圧力の高まりだ。 ドイツの景気がさらに下振れした場合、EU経済が本格的な景気後退に陥る可能性がある。 (土田 陽介:三菱UFJリサーチ&コンサルティング・副主任研究員) 欧州中央銀行(ECB)は7月27日に定例の政策理事会を開催し、3種類ある政策金利をそれぞれ0.25%ずつ引き上げた。利上げは9会合連続であり、主要な政策金利である主要リファイナンス・オペ金利は4.25%となり、欧州連合(EU)の統一通貨ユーロが誕生(1999年1月)した直後の2000年8月以来の高水準となった(図表1)。

                                    スタグフレーションに直面するドイツ、EU経済も本格的な景気後退に陥るか? 「脱炭素」「脱原発」「脱ロシア」の「三兎」を追うドイツが震源地となる日 | JBpress (ジェイビープレス)
                                  • ドイツの「脱原発」は失敗か?完了3カ月後に起こった2つの“異変”とは

                                    早稲田大学政治経済学部卒。ドイツ留学などを経て、日本における再生可能エネルギーの拡大、地域脱炭素の実現などに関する執筆、セミナー、また企業や自治体へのコンサルティングを行う。最近は、脱炭素先行地域選定のアドバイスや、地域経済循環や地域活性化との連動を主たるテーマとする。埼玉大学工学部非常勤講師。 1960年代末から始まったドイツの原発の廃止運動 ロシアのウクライナ侵略による電気代高騰の余波で4カ月半ずれたとはいえ、4月15日の24時ちょうど、原発の電気は送電線へと流れなくなった。 写真にある原発へ照射されたメッセージは、「原発?二度といらない!」の意味だが、これは、原発“最後の日”用である。これまでは、「ATOMKRAFT? NEIN, DANKE!(原発?いりません!)」が使われ、ドイツ国民なら誰もが知っているフレーズであった。 1960年代末から始まった原発建設への反対は、市民運動とし

                                      ドイツの「脱原発」は失敗か?完了3カ月後に起こった2つの“異変”とは
                                    • 小泉元総理「憲法改正より脱原発を」岸田総理にアドバイス | TBS NEWS DIG

                                      岸田総理が東京都内の日本料理屋で偶然、遭遇した重鎮から「憲法改正よりも脱原発を」とアドバイスを受けました。岸田総理は東京・赤坂の日本料理屋で、自民党の遠藤総務会長と会食しました。この料理屋に30分ほど…

                                        小泉元総理「憲法改正より脱原発を」岸田総理にアドバイス | TBS NEWS DIG
                                      • 【風を読む】ドイツの脱原発が抱える矛盾 論説副委員長・井伊重之

                                        ドイツが4月中旬、3基の原発の運転を停止し、2011年3月の東京電力福島第1原発事故を受けて進めてきた「脱原発」が完了した。ロシアのウクライナ侵略に伴う世界的なエネルギー危機で原発の停止を一時先送りしたものの、中道左派のショルツ政権は約60年にわたった原発利用に幕を下ろした。 メルケル前首相が主導したこの政治決断をめぐり、ドイツ世論は割れている。最近の世論調査では原発の稼働継続に65%が賛成し、即時停止を支持する26%を大きく上回った。稼働継続に賛成する人の約半数は無期限での稼働延長を求めている。電気料金のさらなる高騰や電力不足を懸念しているからだ。 与党内にも異論が根強い。脱原発は連立を組む「緑の党」も主張してきたが、産業界と近い「自由民主党」(FDP)は電力安定供給のために稼働継続を訴えていた。稼働を止めた原発は解体せず、予備電源として当面残すことも要望している。 ただ、脱原発を果たし

                                          【風を読む】ドイツの脱原発が抱える矛盾 論説副委員長・井伊重之
                                        • 「脱原発のドイツ」はフランスから電力輸入は本当か | 青野由利の「時を駆ける科学」 | 青野由利 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                          ドイツの原発が全基停止した日、放射能のマークが風車に変わっていく様子を「進歩」と表現する市民=ドイツ・ベルリンで2023年4月15日、AP ここは書かないわけにはいかない。ドイツが4月15日に脱原発を達成した。「とうとうその日がきたのか」と感慨深い。 思い出すのは2015年、ドイツに「エネルギーベンデ(大転換)」の取材に出かけた時のことだ。国内最大の電力会社「エーオン」のエネルギー政策担当者が淡々と語っていた。 「個人的には原発はクリーンなエネルギーとして優れていると思います。でも、そういう意見を言う段階は過ぎたのです」。誰が政権を取ろうと脱原発は変わらない。電力業界の諦めにも似た認識が覆されることはなかったわけだ。 東京電力の福島第1原発事故をきっかけに業界がなんと言おうと脱原発を進めたドイツ。事故の当事者でありながら開き直りのように「原発回帰」にかじを切る日本の政府。いったい何が違うの

                                            「脱原発のドイツ」はフランスから電力輸入は本当か | 青野由利の「時を駆ける科学」 | 青野由利 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                          • 脱原発完了のドイツで、90歳の大物左翼政治家が「エネルギー政策再考」を呼びかける異常事態…一体どうなっているのか?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

                                            オットー・シリー氏の警告 最近、かつて左派政治家として名を馳せた社民党のオットー・シリー氏(90歳)が、現在のドイツのエネルギー政策について声を上げている。 若き日のシリー氏はバリバリの左翼で、60年代の終わりから70年代の終わりにかけて、ドイツ赤軍の犯罪を裁く裁判でテロリストらの弁護士を務めたことで有名になった。 日本ではあまり知られていないが、ドイツ赤軍はマルクス主義による世界革命を目指した極左グループで、最初は強盗や放火から始まり、次第に殺人へとエスカレート。ピークは77年で、誘拐した産業界の重鎮を殺害したり、ルフトハンザ機のハイジャック事件を起こしたりで、ドイツ中を恐怖に陥れた。戦後ドイツの一番暗い歴史と言える。 そのテロリストの弁護士を務めた往年のシリー氏は、また、緑の党の結党の際のメンバーでもあった。当時の緑の党もニューレフトの流れを引いたかなりの極左だったが、氏はその後、90

                                              脱原発完了のドイツで、90歳の大物左翼政治家が「エネルギー政策再考」を呼びかける異常事態…一体どうなっているのか?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
                                            • 「脱原発のドイツ」は特殊例にすぎない。「日本の電力問題」議論の何がすれ違っているかを解説します|FINDERS

                                              BUSINESS | 2023/05/04 「脱原発のドイツ」は特殊例にすぎない。「日本の電力問題」議論の何がすれ違っているかを解説します 【連載】あたらしい意識高い系をはじめよう(41) Photo by Shutterstock 【連載】あたらしい意識高い系をはじめよう(41) 今日から3回に分けて、日本の電力問題が混乱を続け、電気代の高騰や時々電力不足の節電要請などがなされるようになってしまっている理由について、初心者にもわかりやすく解説し、今後どうしていけばいいのか?を考える連続記事を書きます。 2023月4月15日に、 ドイツで稼働していた最後の原発3基が停止されて、「脱原発」が実現したことが話題になっていました。 SNSでは「ドイツはすごい。日本は時代遅れの原発にしがみついて、世界から取り残されていく!」というような反原発派のコメントも多く見られました。 しかし、少し調べればわ

                                                「脱原発のドイツ」は特殊例にすぎない。「日本の電力問題」議論の何がすれ違っているかを解説します|FINDERS
                                              • 環境左翼に翻弄されて国内産業はボロボロ…「脱原発」を達成してしまったドイツから日本が学ぶべきこと 電気代は上がり、CO2排出量も増加

                                                環境左翼に翻弄されて国内産業はボロボロ…「脱原発」を達成してしまったドイツから日本が学ぶべきこと 電気代は上がり、CO2排出量も増加 60余年の歴史を持つドイツの原発はゼロに 4月15日22時、ドイツで最後に残った3基の原子力発電所が停止モードに切り替えられた。これにより原子炉の温度が徐々に下がり、最終的に発電機が送電網から切り離されたのが、法律で定められたリミットであった零時の少し前。こうして、何が何でも原発をドイツの地から駆逐したかった緑の党の宿願がついに叶い、60余年続いたドイツの原発の歴史に(一応の)終止符が打たれた。 反原発派によれば、この日は「歴史的な日」。ただし、ドイツの脱原発は政策ではなく、すでに宗教である。 その5日前の10日、ハーベック経済・気候保護相(緑の党)はわざわざ、ドイツのエネルギー供給は保障されていると発信した。「この困難な冬もわが国のエネルギー供給は保証され

                                                  環境左翼に翻弄されて国内産業はボロボロ…「脱原発」を達成してしまったドイツから日本が学ぶべきこと 電気代は上がり、CO2排出量も増加
                                                • 脱原発のドイツが問う「日本はなぜ原発回帰なのか」 | 経済プレミア・トピックス | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                  この日で運転を停止するイザール2原発の前で「原子力? いりません」と書かれた旗を掲げて脱原発を祝う市民たち=ドイツ南部で2023年4月15日、AP ドイツの脱原発は何をもたらすか(上) 「アジアはフクシマを経験したにもかかわらず、中国やインドで原発が復権している。原発は二酸化炭素(CO2)を排出しないとよく言われるが、地震で原発事故が起きた日本でさえも、原発に回帰しようとしている」 ドイツ国内で最後まで稼働していた原発3基が4月15日に停止し、ドイツは長年の公約だった脱原発を実現した。冒頭の記事は、ドイツの公共国際放送「ドイチェ・ベレ」が全基停止を世界に伝える報道の中で、日本について触れた部分だ。 ドイツの脱原発をめぐっては、電力の安定供給や価格などをめぐり国内外でさまざまな論争があった。それでも最終的に原発を全基停止したことについて、レムケ環境相は「原発のリスクは計り知れない。脱原発は自

                                                    脱原発のドイツが問う「日本はなぜ原発回帰なのか」 | 経済プレミア・トピックス | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                  • ドイツ高官が語る「脱原発」とG7交渉の舞台裏 石炭、EVの行方は!?(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

                                                    今月15~16日に札幌で開かれたG7気候エネルギー環境大臣会合は、排出削減対策が講じられていない全ての化石燃料の段階的廃止を加速させることなどで合意した。 この閣僚会合中にドイツは、国内に残っていた原発3基を停止させ脱原発を達成。事務方トップとしてG7の交渉に参加したドイツ経済気候保護省のパトリック・グライヒェン次官に、交渉の舞台裏、脱原発を達成したドイツのエネルギー政策、EVの行方、日独の再生可能エネルギーなどについて聞いた。 そのインタビュー要旨を2回にわたり掲載する。聞き手は、日本やドイツの再生可能エネルギーの取材を続けている、テレビ朝日アナウンサーの山口豊。 東京・広尾の坂の途中に建つ、重厚なつくりのドイツ大使館。窓越しに有栖川宮記念公園の美しい新緑が映える一室でインタビューは行われた。 日本では、「ドイツは、送電網がつながっているフランスなどから電力を融通できるので脱原発が実現で

                                                      ドイツ高官が語る「脱原発」とG7交渉の舞台裏 石炭、EVの行方は!?(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
                                                    • ドイツ高官が語る「脱原発」とG7交渉の舞台裏 石炭、EVの行方は!?

                                                      ドイツ高官が語る「脱原発」とG7交渉の舞台裏 石炭、EVの行方は!?[2023/04/23 11:00] 今月15〜16日に札幌で開かれたG7気候エネルギー環境大臣会合は、排出削減対策が講じられていない全ての化石燃料の段階的廃止を加速させることなどで合意した。 この閣僚会合中にドイツは、国内に残っていた原発3基を停止させ脱原発を達成。事務方トップとしてG7の交渉に参加したドイツ経済気候保護省のパトリック・グライヒェン次官に、交渉の舞台裏、脱原発を達成したドイツのエネルギー政策、EVの行方、日独の再生可能エネルギーなどについて聞いた。 そのインタビュー要旨を2回にわたり掲載する。聞き手は、日本やドイツの再生可能エネルギーの取材を続けている、テレビ朝日アナウンサーの山口豊。 ■ 石炭火力発電の廃止時期「日本から反対あった」 東京・広尾の坂の途中に建つ、重厚なつくりのドイツ大使館。窓越しに有栖川

                                                        ドイツ高官が語る「脱原発」とG7交渉の舞台裏 石炭、EVの行方は!?
                                                      • 「日本は再エネで自立できる」脱原発を達成した独政府高官が指摘

                                                        「脱原発」を達成したドイツの政府高官がANNの取材に応じ、日本は再生可能エネルギーで自立できると指摘しました。 ドイツ経済気候保護省、パトリック・グライヒェン次官:「再生エネルギーこそ未来の資源になる」 先日、札幌市で開催されたエネルギー問題を話し合うG7(主要7カ国)閣僚会合のために来日したドイツの経済気候保護省のグライヒェン次官は再生可能エネルギーの可能性を指摘しました。 ドイツは現在、電力の約5割を再生可能エネルギーで賄い、フランスにも電力を輸出しました。 さらに、2030年までに電力の8割を再エネで賄う計画です。 日本は原発の再稼働だけでなく次世代原発の新設など原子力の利用に大きくかじを切りましたが、ドイツは先日すべての原発を停止し、脱原発を達成しました。 ドイツ経済気候保護省、パトリック・グライヒェン次官:「新しい原発を作るのは高くつきますし、建設に非常に時間がかかります。(急激

                                                          「日本は再エネで自立できる」脱原発を達成した独政府高官が指摘
                                                        • ドイツ「脱原発」を祝うのは環境活動家のみ…自己陶酔から覚めた国民は「自国の衰亡」を案じはじめている(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

                                                          活動家たちのから騒ぎ 2023年4月15日、ドイツの「脱原発」が完成した。この日のために数日前から環境NGOなどが、あちこちで脱原発を祝うパーティーを企画し、参加を呼びかけていた。 緑の党、および左翼系の環境NGOがデモをするとき、幼稚なハリボテを作ったり、自分たちが着ぐるみを着たりして、ヘンテコな演出をするのはいつものことだが、この日も、たとえばベルリンのブランデンブルク門の前で、グリーンピースによるそういうシーンが繰り広げられた。 黄色い恐竜のハリボテが四肢を上に突き出して仰向けに横たわり、その上に赤い人形(何を擬人化してるのかよくわからない)が乗って、段ボールで作った剣と盾を手にニコニコ笑っている。盾には「原発? ノー・サンキュー」という反原発派の活動家が50年間使い続けたロゴが入っており、恐竜のお腹には「ドイツの原子力、2023年4月15日に打倒される」。 そしてその横で、活動家の

                                                            ドイツ「脱原発」を祝うのは環境活動家のみ…自己陶酔から覚めた国民は「自国の衰亡」を案じはじめている(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
                                                          • ドイツが脱原発出来たのは『フランスの原発のおかげ!』と、大昔の情報がアップデートされてない皆さんに『ドイツの電力の真実』をお伝えします!

                                                            海辺の部屋 | デジタルと波の音 |デジタルマーケティング @umibenoheya よく「ドイツはフランスの原子力発電の電気を輸入している」と言われますが、これ 「正反対の間違い」 です。 ドイツは電気輸出国で、フランスにも輸出しています。… twitter.com/i/web/status/1… 2023-04-17 18:09:14 海辺の部屋 | デジタルと波の音 |デジタルマーケティング @umibenoheya 【原子力発電が無敵!】的な勘違いを正す! フランスは、原子力発電の「電力削減量」が、ドイツの2倍以上! なぜか? ・原子力発電所、フツーに壊れます。 ・古いから錆びたり割れたりして止まります。 ・新しい原子力発電所、なかなか動きません。 ・夏が熱いと、冷却水も熱くなり冷やせません。… twitter.com/i/web/status/1… 2023-04-17 18:0

                                                              ドイツが脱原発出来たのは『フランスの原発のおかげ!』と、大昔の情報がアップデートされてない皆さんに『ドイツの電力の真実』をお伝えします!
                                                            • 産業用電気代は日本の3.5倍…!「脱原発」の完了を当のドイツ国民が喜べないこれだけの理由(朝香 豊) @gendai_biz

                                                              民意とは明らかに違う選択 ドイツが4月15日(日本時間では4月16日)、最後まで動いていた3基の原発を停止させ、脱原発を完了させた。この出来事を東京新聞は「ドイツ脱原発、市民祝う」との表題で報じ、約60年続いた原子力発電の終幕を祝う集会やデモがドイツ各地で行われたことを紹介していた。 しかし、ドイツ国民が今回の決定を本当に前向きに受け止めていたのかというと、実情はだいぶ違うということも指摘しておかなければならない。 調査会社ユーガブによると、原発の稼働継続に賛成の回答は65%に達している。要するにドイツ国民の3分の2が原発稼働に賛成で、即時停止の支持は26%にとどまっていた。つまり、民意とは明らかに違う選択を、今回、ドイツ政府は行ったのである。原子力発電の終幕を祝ったのは、少数派の「市民」にすぎなかったと見るべきだろう。 現在のショルツ政権は、中道左派の社会民主党(SPD)、環境政党の緑の

                                                                産業用電気代は日本の3.5倍…!「脱原発」の完了を当のドイツ国民が喜べないこれだけの理由(朝香 豊) @gendai_biz
                                                              • 安田 陽 @YohYasuda 先日の独の脱原発完了を契機に独仏間電力輸入に関して大臣から冷笑芸人までテキトーな主張が後を絶たないのでファクト投下。2022年の独の設備容量と年間最大需要、最大輸出入電力のグラフ。独←仏最大輸入電力は独最大需要の約6%。このグラフや数値が頭に入ってないと極論や妄想を膨らませがちかも。→

                                                                • 【解説】 ドイツが脱原発を実現 国民の意見は今も割れている - BBCニュース

                                                                  ベルリンのブランデンブルグ門の片側では15日、パーティーが開かれていた。反原子力発電活動家が、60年にわたる闘いの勝利を祝っていた。

                                                                    【解説】 ドイツが脱原発を実現 国民の意見は今も割れている - BBCニュース
                                                                  • 脱原発のドイツ、産業用電気代は日本の3.5倍 - 日本経済新聞

                                                                    ドイツでは電気料金が高騰している。ドイツ政府は再生可能エネルギーへの転換を進めて中長期的に料金は下がるとしているが、欧州の中でも再生エネのコストが高い。電気代の高騰が続けば、産業競争力の低下を招く可能性がある。米グローバル・ペトロール・プライシズによると、2022年9月のドイツの産業用の電力料金は日本の3.5倍に達した。ロシアからパイプラインで輸入していた天然ガスを液化天然ガス(LNG)に切り

                                                                      脱原発のドイツ、産業用電気代は日本の3.5倍 - 日本経済新聞
                                                                    • 【原子力資料情報室声明】ドイツが脱原発達成! 歴史の転換点だ | 原子力資料情報室(CNIC)

                                                                      2023年4月15日 NPO法人原子力資料情報室 2023年4月15日、ついにドイツ連邦共和国が脱原発を実現させた。世界に向けて原子力時代の終焉を告げる出来事である。そして世界中の脱原発を目指す人々に湧き上がる勇気を与えている。 かつては商業原発37基を運転させていたドイツだったが、98年に電力業界と脱原発合意に漕ぎ着け、脱原発法を制定させた。その後、一時、運転延長の議論もあったが、福島第一原発事故が、その議論を吹き飛ばした。ロシアのウクライナ侵略への反対から、ガス供給を止められたが、原発停止の路線を変えることはなかった。 それを可能にしたのは、ドイツが再生可能エネルギーの分野で、世界をリードする国となっているからだ。エネルギー危機のさなかにあっても、安易な原発回帰に戻らなかったことは、将来の世界の趨勢を見据えたドイツの政治選択だった。 一方、かつては再生可能エネルギー分野で優れた技術を誇

                                                                        【原子力資料情報室声明】ドイツが脱原発達成! 歴史の転換点だ | 原子力資料情報室(CNIC)
                                                                      • ドイツ脱原発、グリーンピースが祝賀集会

                                                                        ドイツの首都ベルリン中心部のブランデンブルク門前で、グリーンピースが開いた脱原発祝賀集会(2023年4月15日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【4月16日 AFP】国際環境NGOグリーンピース(Greenpeace)が15日、首都ベルリン中心部のブランデンブルク門(Brandenburg Gate)前で、ドイツの脱原発を祝う集会を開いた。 集会では、原発の終わりを象徴する恐竜のオブジェが登場し、グリーンピースのメンバーが「進展」と書かれたプラカードを掲げた。緑の党のユルゲン・トリッティン(Juergen Trittin)氏の姿も見られた。 ドイツではこの日、南部の「イザール2(Isar II)」と「ネッカーベストハイム2(Neckarwestheim II)」、西部の「エムスラント(Emsland)」の3原発が運転を停止し、脱原発が完了した。(c)AFP

                                                                          ドイツ脱原発、グリーンピースが祝賀集会
                                                                        • 独で脱原発完了、最後の3基運転停止

                                                                          15日で稼働を止めたドイツ南部エッシェンバッハのイーザル原子力発電所(2023年4月14日撮影)。(c)Christof STACHE / AFP 【4月16日 AFP】ドイツで15日深夜、同国最後の原子力発電所3基の稼働が停止した。エネルギー大手RWEが16日未明に確認した。 ドイツは2002年、脱原発を法制化。2011年には東京電力(TEPCO)福島第1原発の事故を受け、当時のアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)政権が脱原発を前倒しすることを決めた。 2022年末までにすべての原発の運転を停止する予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻に伴いロシア産ガスの供給が減少したことなどから、3基の停止は延期されていた。 シュテフィ・レムケ(Steffi Lemke)独環境相は先週、福島を訪れ、「原発のリスクは最終的には管理できない」と語っていた。反原発運動で中心的な役割を担ってきた国際

                                                                            独で脱原発完了、最後の3基運転停止
                                                                          • ドイツで「脱原発」が実現 稼働していた最後の原発3基が停止 | NHK

                                                                            国内すべての原子力発電所の停止を目指してきたドイツでは、15日、稼働していた最後の3基の原発が送電網から切り離され「脱原発」が実現しました。今後、再生可能エネルギーを柱に電力の安定供給を続けられるかなどが課題となります。 ドイツは2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて当時のメルケル政権が「脱原発」の方針を打ち出し、17基の原発を段階的に停止してきました。 「脱原発」の期限は去年末まででしたが、ウクライナに侵攻したロシアがドイツへの天然ガスの供給を大幅に削減したことで、エネルギー危機への懸念が強まり政府は稼働が続いていた最後の3基の原発について停止させる期限を4月15日まで延期していました。 3基のそれぞれの事業者がいずれの原発も15日に発電のための稼働を終え、送電網から切り離されたことを明らかにし、「脱原発」が実現しました。 南部のネッカーウェストハイム原発の近くでは「脱原

                                                                              ドイツで「脱原発」が実現 稼働していた最後の原発3基が停止 | NHK
                                                                            • ドイツ「脱原発」15日完了 再生エネ普及推進、60年超の歴史に幕 | 毎日新聞

                                                                              ドイツで稼働中の最後の原子力発電所3基が15日に停止する。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で一時的に延期された「脱原発」が完了し、60年以上続いたドイツの原発の歴史に幕が下りる。 ドイツではメルケル前政権が2011年、東京電力福島第1原発事故を受けて22年末までの「脱原発」を決めた。その後、当時17基あった原発の稼働を順次、止めてきた。並行して気候変動対策として「脱石炭火力」も進め、発電量に占める原発と化石燃料の割合がそれぞれ10年の23%と60%から、20年は11%と4…

                                                                                ドイツ「脱原発」15日完了 再生エネ普及推進、60年超の歴史に幕 | 毎日新聞
                                                                              • ドイツ、15日に脱原発が完了 福島事故後、G7で初 | 共同通信

                                                                                Published 2023/04/14 18:21 (JST) Updated 2023/04/14 18:31 (JST) 【ベルリン共同】ドイツで15日、東京電力福島第1原発事故を受けて決めた脱原発が完了する。稼働中の最後の原子炉3基が同日夜(日本時間16日朝)、送電網から外れて運転を停止し、国内の原子力発電量はゼロになる。同事故後に脱原発が実現するのは先進7カ国(G7)で初めて。原発推進の日本と一線を画し、今後は再生可能エネルギーをさらに拡大する。 ただ、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定は進まず、数十年かかる廃炉作業とともに重い課題として残る。当初は2022年末の脱原発を予定していたが、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギーの供給不安や価格高騰に直面し、先送りしていた。

                                                                                  ドイツ、15日に脱原発が完了 福島事故後、G7で初 | 共同通信
                                                                                • ドイツの脱原発15日に完了 残る3基停止、最終処分場課題 | 共同通信

                                                                                  【ベルリン共同】東京電力福島第1原発事故を受け脱原発を決めたドイツで15日、残る3基の原発が停止し脱原発が完了する。2022年末の予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で先送りしていた。既に停止した原発の廃炉が段階的に進められているが、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定が進んでおらず将来に大きな課題を残している。 欧州では、新設や稼働延長など原発回帰の流れが強まっている。脱原発に踏み切った経済大国ドイツの今後のエネルギー情勢は、各国の政策判断に影響を与えそうだ。 レムケ環境相は3月30日の記者会見で「ドイツのエネルギー供給は確保されている」と強調した。

                                                                                    ドイツの脱原発15日に完了 残る3基停止、最終処分場課題 | 共同通信